こいつぁ・・・・

切り札その2であるバルカンでザイナーハを下したカッツ。次はお前の番だ、と意気込む彼だったが、

何をはしゃいでいるカッツよ? 

と、ある意味、予想通り起き上がるザイナーハ。

つくづく、魅力的な奴だ、さすがに本腰入れないとまずいかもなあ、とマントを脱ぎ捨て、その下から、強化スーツを纏った姿が出てくるのですが、

そのショルダーアーマーと背中の角どこに隠していたんですか!?

と突っ込みいれるのは野暮ですね、そうですね。ひょっとして、これもアトモスツールの類ですか?

まあ、ロボットから腕輪のようなものにダウンサイジングできるのですから、全身タイツみたいなアトモスツールがあってはいけないという決まりはありませんよね。
ファンタジーだと思ったらSFという作品だって、最近は珍しくはないというか、本文はsfだけど、ファンタジー作家として、認識されてる人だっていますし。

ひょっとして、あれでしょうか、ワンダーのあの格好も、この類のアトモスツールを改造したか、手を加えたかで原形をとどめていないとか言うことでしょうかね?

でまあ、ザイナーハは、さあ、本番だ、とほくそえむわけですが、八戦聖とか、英雄とか言われている奴が、ここまで本気を出している、それも本来なら、勝って当たり前の側が、という時点で、すでに英雄の風格、どっかに飛んで言ってると思うのは、私だけでしょうか?

実力で、そう簡単には勝てなくても、別の意味でかませ犬になっているような。

まあ、最初から、そんな風格なかったといわれれば、それまでですが。

しかしまあ、全身タイツ、アメコミヒーロー風のアトモスツールがあるのであれば、ボン太くん見たいなタイプのアトモスツールも存在するということでしょうかねえ?
もしあったら、それはそれで見てみたいとは思いますけど。

こちらは対アルト用の切り札を二つも使ったというのに、向こうは、まだまだ余裕綽々。本気を出しても射なかったということで、舐めるな!!
となぐりかかるも、あっさりとカウンターを食らわされ、地面に叩きつけられるカッツ。そのカッツの胸倉をつかんで、アルトはどこだ、と問いただすザイナーハ。

カッツのことは気に入っている、手荒なことはしたくはないということですが、強くなろうとして、八戦聖である自分に立ち向かってきたことと、そいつがどこまで強くなるかを見てみたい、そして、戦ってみたいということでしょうかねえ?

しかし、カッツは応える気はなく、無言を通す。まあ、自分が追いかけていた相手を横取りするような奴というか、アルトを倒すための通過点に過ぎないと思っている相手に言うつもりはないということなのでしょうかね?

初対面のお前に失敬だったかなとサキに応えるザイナーハ。

彼が語るには、500年前、この世にあらわれ、世界を壊滅させた冥府の王が再び目覚めんとしているということで、謎の球体、暗黒の胎衣(ヴォルウォール)というそうですが、時を経ると、卵は成長し、死神は再臨する。この世は500年前と同じく、死の世界になるだろう、と。

そして、ザイナーハは語る、アルトはその鍵を握る重要人物だと。

さらにアルトに行動を起こされると都合の悪くなる者もいると語り、本国に連れ帰り、抹殺するということで、これまで語られたこと、語られなかったことを景気よく喋るザイナーハ。

あの巨大な球体は死神の卵なのだそうですが、死神が復活すれば、500年前の大虐殺、大破壊ガ繰り返されると説くザイナーハ。
まあ、当時でさえ、世界の半分が亡き者にされてしまったわけですが、あの巨大な球体がミルキィ似の死神になるということなのでしょうかねえ?
しかし、現状でも、バリアフィールドとかいわれるものであたりの生命を奪っているわけですし、ゼルロット博士はミルキィを死神として、目覚めさせることで、海に眠っている死神が、何がしかのリアクションを起こすようなことを期待していたようなことを言っていたわけですから、神降ろしみたいな形で、死神を宿らせ、もしくは、それによって、自らの行動端末みたいにするということでしょうかねえ。
ひょっとして、生体コアみたいな形で、あの球体を操る生命体を選んで、その起動のために、大量の生命エネルギーを必要として、過去、世界の半分が犠牲になったということでしょうかね?

でまあ、勇者と呼ばれた存在も、その一員だったか、あるいは、壮剣カーヴィナルが、緊急用の停止キーを司るとか言うことなのでしょうかね?
同族であれば、エネルギーアブそーブも通用しないというのは、分からないでもないですし。

普通であれば、二度と目を覚ましてはいけないわけですが、平和だったら、その存在意義を疑われるもの、たとえば、戦うものたち、あるいは、そういう力を持った者たちの存在意義を疑われるとか言うことは珍しくはなく、戦いが起こらないで、己らが役立たずと思われていた方がマダマシだ、と思うような人間ばかりではないということで、戦いを起こそうと考える本末転倒ナ人たちもいるでしょうからねえ。ついでにいうなら、起動させて、ある程度は会させた後は、何食わぬ顔で対峙して、英雄扱いを受けようとか、考える人もいたりするわけですが。
あるいは、それよりも、性質の悪い人種、学問的探究心から、実物を見てみたい人間という理由で目覚めさせようなんて考える馬鹿もいそうですしね。特にサンサディアは、死神に関する文献は豊富なのだそうですし。
そういう状況で、しかも実物のある場所をしっていたら、実物を見てみたいとか言う理由で、何が起こるかも考えもせずに起動させようと考えるはた迷惑な人種が、世の中にはいますからねえ。ひょっとすると、ゼルロット博士は、こういう人種で、何者かに利用されていたのかもしれませんが、特に前者のようなタイプに。

平和というのは、ある間は、それが当たり前で、それを維持するためにどれだけの努力や手間隙が注ぎ込まれているか、などと考える人間はそういないでしょうからねえ。
その結果、軍人とか、たとえば、死神学者などは、死神を目覚めさせないために存在する職業ですが、その使命を遂行していればいるほど、傍目には、その存在が、無意味みたいに思われてしまう存在の典型みたいなものですし、時間が経てば、経つほど、死神は過去の存在どころか、その真偽も疑わしい御伽噺と成り果ててしまうわけですからねえ。その使命を守って、死神を復活させないでいれば、いるほど、無用の長物みたいな目で見られるし、平和を守るための努力は、傍は知りようがないわけですから、場合によっては、その存在の抹消すら、世間が考えることだってあるわけですし。
そこまではいかなくても、死神の事実とかを知らないでいて、平和をむさぼっている、あるいは、500年前の大虐殺の結果、ゆがんだ平和を教授していて、そのこと事態にも気がつかない人々に、思うところがあるとか、世の破壊や滅亡を望まなくても、死神を動かす動機というのには、意外と事欠かない場合が少なくはなさそうです。

アルトにさっさと、死神をどうにかするのが困るというのは、こういった死神を使ったデモンストレーションの邪魔をされるのが、いやな人たちなのかもしれませんね。

ザイナーハは、おそらくはこの状況にかこつけて、強い奴と戦いたいということでしょう。グロセオはひょっとしたら、そういった力を利用して、なにかしら、状況を自分に有利に持っていこう、ある意味では、現状維持派だと思いますが、その中でも、得られる利益は得てしまおうということを考えているのでしょうかねえ。ザイナーハには、好きにして構わないみたいなことを言っておりましたが、彼にそういったところで、顔見世だけで済ませたり、叩きのめしただけですませるとは思えませんので、たたきのめして、つれてくるのを確信して、自分手元において、ことを有利に進める算段をしていることを、少なくとも考えていそうですけど。
同じ現状維持派でもスキは、そういう計算めいたものより、世界というか、ルウォールを守るためには手段は選ばないとは思いますが、逆にいえば、ルウォールの人々や、その暮らしを守れれば、構わないとも取れますからねえ。

ある意味、一番危険なのは、ウォーゼルで、最短距離でサンサディアに誘導しようとしている節もありますし、世界を変える、それにまつわる人々の考え方を変えるだけか、あるいは、それにまつわる全てを変える気か?
一歩間違えれば、今の世界を否定しかねない、危険な考え方ですから、現状維持派のスキと相容れないというのは当然といえば当然なのですよねえ・・・・。
ザイナーハの話では、本国に連れて行って、抹殺みたいなことになっているということですが、風のアトモスツールで一気にサンサディアにいけば、黙っていても、自分の所に飛び込んでくるわけですからねえ。
まあ、確実に自分たちの手元に置いておきたいということもあるのかもしれませんけど、場合によっては、アルトの母親がそういう連中たちが手出しが出来ない立場の人間か、それにかかわりのある存在ということも考えていた方がいいのかもしれませんね。
それともサンサディアは中立勢力、今の世界をよしとする体制派と、それをひっくり返そうとする反体制派(死神を蘇らせ用と考えている人たち)の間に立っていて、八戦聖はそういう連中に対して、にらみを聞かせるために存在しているとか? 

アルトにまつわる事実を聞かされてもなお、だからこそ、関係大有りだ!! と叫ぶカッツは、ザイナーハに指で鼻フックをかまして、エクスプロードをぶちかます。

そして、叫ぶ、アルトは俺の獲物だ!! 横からやってきて、掻っ攫うような真似するな、と。

しかし、戦いのダメージを受け、足元がぐらついているところを畳み掛けるように攻撃され、アトモスツールの全身タイツの胸の部分にある獅子(それともクマって、幻想水滸伝のビクトールかいっ!?)から放たれた攻撃を受け、カッツは吹っ飛ばされるのですが、撃沈したのか、それとも、来週立ち上がるのか? このまま、撃沈したままで終わっては欲しくはないので、立ち上がって欲しいですが・・・・。
[PR]
by kwanp | 2009-01-08 21:36 | コミックス
<< ジョブ 猛獣使い フリーダムというより >>