どっちもまあ

まあ、改めて考えると、ハヤテが過去の時間に行った仕掛に関しては、明言されていないわけだが、番外編でハヤテが、過去へ行く少し前のシーンでは、ハヤテが番外編で言った、「過去でも、未来でも・・・」というセリフを思い出し、帽子を握る手を強く握り締めている。

結果的に、ではあるけど電王のタイムスリップに近いやり方なのかもしれませんね。

電王の場合は、

お前の望みを言えとイマジン(砂)が近付いてきて、たいていは、一方的に契約を取り付ける。

             ↓

勝手な解釈で、相手の願いをかなえる

             ↓

契約者が、契約にまつわる過去を強く思った時に、その時間への通路が開く

という風になるわけで、ハヤテの時間跳躍に似ていると感じた、クレヨンしんちゃんの「嵐を呼ぶ、アッパレ! 戦国大合戦」では、

野原一家が、不思議な夢を見る。シロが庭を掘り出し、それをしんのすけが手に取った瞬間、戦国時代に行き、春日の国の城で、自分を過去にいざなった小道具の手紙を書くわけですが、自分が手にとった手紙の内容を強く思い出し、その手紙を書いて、何百年後かに野原家の家が建つ場所に、埋められて、何百年も、そのときを待つことになるという卵が先か、鶏が先かのループになるわけですが、その手紙を書いたときには、頭の中で、手紙の文面とともに、それを手にとって、過去に飛ばされた瞬間というのが、強く思い出されているわけでして、その精神状態で、手紙を書いているわけです。
それもただの手紙じゃなくて、何百年も先にいて、本来、その時代にいないはずの人間が、何百年も過去の時代にいるということを書き記した手紙が。
それが何百年も、地中不覚に埋まっていて、しかも、この作品のゲストヒロイン・廉姫は、その場所がお気に入りで、しかも、野原一家が関わった春日の合戦にまつわる出来事というのは、彼女に又兵衛を強く想い、生涯結婚しないというようなことを誓うという言ってみれば、人生の重大事件でも在るわけですが、そういう思いを、おそらくは、その後も何十年も、寿命が尽きるまで大事に、その思いを抱えて生きたことは想像に難くはありません。

その土地に、強い思いが宿って、何百年も、これまた地中に埋まっていた手紙が、これも本来ありえないはずの出来事をつづり、強い思いがこめられた手紙がうまっている、これも、強い思いが、ある意味、廉姫のそれ以上に強く、思いが残るというふうにも受け取れる。
つまり、土地や手紙にこめられた思いが何百年も強く残るわけで、野原しんのすけが手紙を手に取ったことで、手紙にこめられた思いが、それを再現した、ということなのでしょうし、ましてや、それを書いているのは、ほかならぬしんのすけ自身。
これまた、過去にまつわるアイテムが、過去へいざなうという意味では、電王の時間移動のそれとシステムが、よく似ている。

でまあ、ハヤテはというと、

一見すると、過去と今をつなぐアイテムはないのですが、先週のサンデーの91ページの4~6こま目のシーンでは、帽子というアイテムに、強い思いがこめられているという風に解釈できるシーンで、その後、ハヤテが風に飛ばされた帽子をキャッチすると同時に、ハヤテが過去の時代へ飛ぶわけで、が身につけているペンダント、あれは人の負の念を吸収するシロモノらしいわけですが、お嬢は昔、疾風に人相風袋が良く似た人間に、ミコノス島で助けられたわけで、今でも、置いてきぼりにされて、ウソツキとか思っているにしても、強い感情で、その相手を思っていることには違いないし、ミコノス島に残るお嬢の感情というのは殺し屋に追いかけられたところを、通りすがりの人間にたすけられたという感情とかが強く残っているわけですから、あのペンダントが、過去のお嬢の情念を吸収したか、触れたかで、近くにあった帽子と同調するのでしょうし、あのペンダント、伊澄が念をこめているわけですからね。前にも、彼女、下田でお嬢が昔書いた絵を、お嬢の母親の霊が姿を真似るのに、力を貸したような描写が在るわけですからねえ。

って、結局、伊澄がからんでいたってオチですか・・・・。まあ、伊澄はそういう不思議担当だから、ああいうポジションでしょうけど。

しかし、仮にこういう仕掛があって、仮面ライダー電王とか、参考に為りうるねたが、ある意味メジャーではあっても、ミコノス島のエピソードの場合は、既に発表されていて、しかも、それにつじつまが合うように、話をつなげるのを、必要以上に意識していて、話が無難に纏まってしまっている部分が、ミコノス島の旅行の時期が近づくに従って、強くなっていましたから、仕掛めいた部分があっても、素直に頷けないのですよね・・・・。
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by kwanp | 2009-02-20 15:27 | コミックス
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