水と炎の詩

年に一度、潮の流れが巨大な砂州を作るとき、何千と集った海蛮が海の覇権をかけて、大会の主に挑む
それを銀鯨狩りとよぶって、死神が蘇るときに悠長な(汗)

確か、八戦聖って、英雄なのですよね? この状況で、海蛮相手に大立ち回りって・・・・。それとも、銀鯨海に死神同様、抑えておかないといけない存在でも眠っているのでしょうか?
そういう理由があるなら、まだ、納得は出来ますが・・・・。

負ける気がしないという海蛮たちに、バルハークは、自分もだ、と頷く。
アルトたち紅鮫団は出遅れたのですが、そうしている間にもいくつもの海蛮が、次々とやられていき、イレイスブルー、蒼き消滅とでも訳せばいいのでしょうか、必殺技で多くの海蛮が撃沈させられていくのですが、アルト達も巻き込まれるわけですが、

辻の手品にしか見えないのは私だけでしょうか?

きっと、あれだ、辻の子孫で、代を重ねていくうちに、超常現象じみた手品に磨きがかかっていったのじゃないかと思えてしょうがないです(汗)

アルトとはぐれるミルキィ。

圧倒的な差を思い知らされる海蛮たち。それに対し、バルハークは、気ままに漂う海の虫は、ほうっておくと増え続け、海を汚す。しかし、いずれはより大きいものによって、淘汰されるとか、私はお前たちを残すつもりは無いとかいうわけですが、

だったら、年に一度なんて、そういうことを言わずに最初からそうしてください。

この物語の開始時から、アルトの父親がいってた、狩りに関する論理に通じるものが在るのですが、ある意味、今のアルトに近いキャラというか、アルトがもう少し大きくなったら、こうなるんじゃないか、というようなキャラに思えてしまいます。
というのも、アルトは、「自然の一部始終二手を出すな」という言葉を、自分が何もしないことの正当化というか、その意味合いを理解し切れていないのではないか、と思える部分が在るのですが、自分に挑んでくる海蛮はやっつけるけど、彼のやっていることは、今拾える情報からだと、それ以外、何もしていない。まあ、銀鯨海にかつての死神のかけらとか、壮剣やシーマが戦っていた何かが眠っていて、それが目覚めないよう二番をしているとか言うのであれば、まだしも。それに、海で番人めいたことをするなら、死神のほうが優先度高いと思いますしねえ・・・・・・。それとも、かつて、彼が戦った相手が封印されているということなのでしょうか?

年に一度、襲ってくる海蛮は返り討ちにするけど、海蛮に襲われている漁村の人たちのことなどはお構いなしに放置しているわけですから、海の守護者をやっているとしても、守りきれていないのが現状じゃないのか、と思いますし(行政の手が及びにくいというのに、それですからねえ)。
しかも、そのセリフ、逆にいえば、より強いものがナにやっていようと、それを強いという理由だけで従うといっているようなものですから、ある意味、ウォーゼル(現状に問題が在るが、少しずつ変えていく)やグロゼオ(現状に問題が在るので、強力な力で変える)とも違い、スキの現状維持派に近いけど、強い相手に無条件で従うというようなニュアンスなので、八戦聖の中では、ある意味、たちが悪い人間なのかもしれません(汗)

弱肉強食ということなんだろうけど、力とカリスマで海の荒くれ者たちを統率していて、海賊が暴れまわっているはずの海に、ある種の秩序をもたらしているというより、ただ単に力と恐怖で押さえつけていて、押さえつけられた側は、さらに下のものを痛めつけたり、彼らから奪ったりしているだけなので、ある種の地獄になっているというべきでしょうか。

ある意味、無敵看板娘の花見町の治安と構図は同じなのかもしれませんが、年に一度、海蛮相手に暴れる以外は何もしないということで、起きている弊害というのは、唯一にして、最大の違いなのかもしれません。
すくなくとも、美輝は、まだ、暴れるためではあったものの、目の前で行われているひどいことには、首を突っ込んでいましたし。

力は在るけど、何もしないで、事態を悪化させかねないことばかりしているという意味では、アルトにそっくりといえますが、この人。

力の論理を信じる人には、そういう側面が在るのも確かですし、そういう連中が好き勝手するのも確かですが、ヘタに孤高の王者気取っているから、そのとばっちりが、漁村の人たちにまで、及んでいるというのは、やっていることが片手落ちという風に思えてしまいますが・・・・。
生き残りが、一年の間に戦力を整えるということで、そういうことでハクをつけているのが船長とかをやっているから、たいしたのが残らないで、無秩序状態になっているということなのかもしれませんが、いずれにしても、近隣で暮らしている人たちからすれば、はた迷惑な話以外の何者でもないですが・・・・。

っていうか、死神が幅を利かせている海ではなくて、それに比べれば、安全な海域で、暴れても、説得力が無いような・・・・・・。

まあ、死神が復活したから、海蛮たちも生かしておく気は無いということなのかもしれませんが・・・・・。

そこに、

「さっきから聞いていりゃ、てめえ、何様だ? いけ好かねえな」

と氷を砕いき乱入してきて、

「この中で、いてつかず、震えもせず、何者だ」と、バルハークの投げた大きな氷を拳で砕いて、名乗りを上げるカッツ・ファイヤボウル。

彼の腕に在る炎のアトモスツールに気が付き、「見たところ、海蛮ではないようだが」と問うバルハーク。

「だから、何だ? お前のこだわりは関係ねえ、オレがお前に挑戦するんだ。何もしなけりゃ、ただ、なぐられる、そんだけの話だぜ」と一蹴するカッツ。

まあ、どっかから、銀鯨狩りのことを聞きつけたか、アルトを追いかけて、泳いできたところに偶然出くわしたか(笑 ザイナーハにしてやられたので、八戦聖相手に戦って、レベルを上げようということなのでしょうね・・・・。アルトやミルキィと同じで自分のためと言うことは確かですが、あの二人と違って、まだ、ヘタに取り繕わない分、多少は好感が持てますからねえ、カッツは。

っていうか、本気の八戦聖相手に、何度も戦っているのはカッツだけで、アルトは主役補正で、戦いを避けているというのが実状ですから、見方によっては、カッツの方がメインともいえますが・・・・。

近くに転がっていた黒タコ連合(って、そのネーミング(汗))のバンダナを奪って、自分の頭に巻いて、強引に参加するのを見て、「まだだ、銀鯨狩りはまだおわっていない」とか立ち上がるのですが、カッツの勇姿に奮い立たせられる海蛮達というより、虎の伊を借る狐にしか見えません(汗)
アルトやミルキィにあっさりと取り押さえられる紅鮫団がヘタレな連中ナだけか、と思ったら、どの海蛮も似たり寄ったりの連中だったようで・・・・・。

バルハークは、カッツに対して、どうなっても知らないぞとかいうのですが、また、アルトの引き立て役みたいに描かれるのは、ともかくとして、アルトが戦う段になると、あれこれと理由をつけて、戦いが終わるのだけは勘弁してください・・・・・・。
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by kwanp | 2009-03-12 15:35 | コミックス
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