場所が場所だけに

ミノア文明のことを連想してしまいますねえ。エバンズに発見されるまでは、空想上の話だと思われていたみたいですからねえ。

お嬢の提案で、服を脱いで、水溜りの中を探りに潜る西沢。しかし、安易なお色気とか批判されているからか、一応は、お色気を出すのに必然性を出そうとしているのでしょうかね、このシチュエーションは。
まあ、長いこと、萌えやお色気に力を注いで、ほかの要素は疎かになっていましたから、それ以外で、受けを取るのも難しくなっているでしょうし、路線変更して、立て直すなんて、冒険をサンデーが許可するわけはないですからねえ・・・・。

西沢が潜った後、自分たちがいる地下の遺跡のことに関して、ボタンを押しては駄目と書いているから母親は知っていたみたいだけど、と考えますが、ああいう書き方をしたら、一層興味を持ってしまうような気はしますが。
ああいうタイプは、無意識に人の痛いところをつくというば、聞こえはいいわけですが、無神経といったほうが近いですから、逆に遠ざけるつもりが、興味を持たせてしまうという場合が殆どですし。

お嬢はミノタウロスのようなバケモノを連想してしまうのですが、遺跡に限らず、水が流れている地下というのは、何が居ても不思議ではないですからねえ・・・。
というか、お嬢の三千院家でも大蛇が居たり、得体の知れない喋る木が居たりするのだから、ギリシャの別荘の地下に何が居ても不思議じゃあないような。お嬢もここによく来ているみたいですし。

よくよく考えると暗闇で目が利かないからこそ、伊澄の力というのがストレートに伝わりやすいのかもしれませんし。暗闇が怖くなったのは伊澄があの世からお嬢の母親を呼び出そうとしたからですが、そのアクシデントが起こったときに、パニック状態になっているであろうお嬢が正確に状況を把握し切れていたとは思えませんから、場合によってはお嬢には、伊澄が怖く見えていた可能性もあるのではないかと。
記憶は忘れたように処理されても、体は覚えていると思うので、本能的に恐怖を感じて、逃げ出したんかもしれません。本編でも、お嬢の後ろから暗闇をまとって、恐ろしい存在が現れるような演出と取れなくもない構図ですし。

暗闇の中、何かの気配を感じて、悲鳴をあげるお嬢。タダでさえ、苦手な暗闇、それも西沢が泳いでいってしまったので、ひとりですし、見えないだけになおのこと恐怖感は増幅されてしまいますからね。

その悲鳴を聞いて、お嬢を探すために二手に分かれるハヤテと桂妹。

何かの気配から、必死で逃げるお嬢。桂妹と運良く合流でき、桂妹が、「うちの生徒を傷つける気なら、たとえバケモノでも」と正宗を振るおうとしますが、その正体は伊澄で、「誰がバケモノかー」と起こるのですが、

あなた、紛れもなくバケモノです。

そもそも、お嬢のご機嫌を取るために死者を呼び出すことを行ったあげく、お嬢は、今逃げ惑っているように、暗闇が苦手というトラウマを抱えてしまう羽目になったわけですし、ハヤテ欲しさにお嬢からハヤテを奪うような行動をとったり、力が強大な割には精神面が伴っていないような行動が目立つわけで、それは十分、バケモノと呼ばれるだけのことはしているのですよね。

桂妹も、クイズ大会の時には、西沢を勝たせるために、彼女に有利な真似をしているわけで、力は在るけど、心が伴わないバケモノに囲まれているという意味では、ミノタウロスが現れるよりも在る意味、恐ろしい状況といえるわけですけどね。まあ、お嬢も人の人生を左右するような発言を、考えなしにポンポン口にするわけですから、大差はありませんが。
このエピソードに関しては、西沢もそれにハヤテも、大差はないか、そういう意味じゃあ・・・・。

しかも、この作品、そういうバケモノの行動を無理やり正当化して、賛美しているわけですからね。ミノタウロスが現れたほうが、ある意味、マシだったのかもしれません。

ハヤテと連絡を取ろうとするも、電波状況が良くなくて、連絡が取れないうえに、水の中から出てきた西沢とハヤテが鉢合わせするという状況になってしまうアクシデントが起きて、お嬢の側との連絡が切れてしまいました。

ハヤテと合流しようとする桂妹たちですが、壁画が目に入り、王族の庭城が太陽の中にかかれていたり、ホビットを思わせる王様の姿に星座図ですが、王族の庭城が太陽の中に書かれているので黄道十二正座が描かれていますが、

                   おひつじ座

       みずがめ座             おうし座
                  
                     ふたご座   
       おとめ座                            
                         しし座       いて座
           うお座
     
      さそり座 
                             山羊座
                         
          しし座(?)            てんびん座

かに座がなくて、しし座が二つあるような描かれているみたいで。地上にいる王様と天空にいる王様、二人の王様を描いたと思われる壁画が在るのですが、フリギア語で描かれていることから、地上の王様はミダス王で天空に居る王様はアポロンということでしょうか? 王族の庭城が太陽の中に書かれている壁画では地上が燃え盛っているのはフリギアも援軍を送ったトロイア戦争ということでしょうか? この戦争では神々も二派に分かれていて、アポロンはアルテミスやアレス、アフロディーテと同じくトロイア側にいたわけで(フリギアが援軍を送ったのはトロイア)、ギリシャ側は、ゼウス、ヘラ、アテナが味方についたのだそうで。

フリギアの事を描いたか、あるいは、その形に仮託して、過去に起こった出来事を書いたか。太陽の中に書かれていた王族の庭城、白皇にもそれに呼応するような場所が在る。
封じ込められていたキングミダス、そこにいたアテネ。トロイア戦争はトロイアの側の敗北に終わってますから、敗者の側が残したシロモノ、たとえば、もろもろの理由から壊すに壊せなかったものを、勝者側が管理しているということでしょうかねえ?

よく物語とかでは、神話は過去に栄えた今よりも進んだ文明の時代を描いた話とかいう解釈がされた物語もありますし、アトランティスとかは、その際たるものですから。

アブラクサスの柱の森で剣を持って正義を示せ、ということですが、このアブラクサスというのも、神や太陽を象徴する古代の神霊のことですが、先週のワタルの母親の言っていた「この世の富の全てを手に入れた王様」が星の力の全てを手に入れて、というようなことが語られていたわけですが、この世の富野全てを手にした王様ということから、神々に相当する存在は既になく、神々に近かったものたちか人間で、その秘密をしていた者たちが、そういった力を封じ込めたか、奪い取ったということなのでしょうか? 単純に神々の王になっただけかもしれませんが。
しかも、正統派のキリスト教からは悪魔とみなされていて、異端派に崇め奉られたということは、王族の庭城の存在自体が、「正統派」というか、主流派からその存在を認められては居ないか、それがあることを否定したい存在ということなのかもしれませんが。
まあ、ここで語られている正義は、王族の庭城の主やそれに従うものたちのための正義だと思いますが、この話のキャラがそれを語っても、胡散臭いというか、信用できないのも確かですけど・・・・。

伊澄はあまり、良くないことが描かれているとかいってたわけですが、まさか、太陽の戦士ポカポカのシャンバラみたいに、この世のリセット装置とかいうようなオチなのではないでしょうねえ(汗)

ハヤテと西沢は、背を向け合って、どうすればいいのか、わからないわけですが、とりあえず、距離をとって、上着をおいて、下がって、西沢が上着着るなりするくらいの機転を利かればなあ。
あれこれと得意げに技能を披露している割には、こういう時には気がききませんよね。そういうところで、奥手というか、初なところを演出しているのかもしれませんが、こういう時に、何食わぬ顔で機転を利かせるのも、ニブちんを演出する手としては、アリだとは思うのですが。

まあ、桂姉だったら、あるいはそうしていた可能性が高そうですが。
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by kwanp | 2009-03-18 21:50 | コミックス
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