描きたいことはいろいろとあるけど・・・・

胎衣を突き破り、復活する死神。その死神の前方に一度って、死神として覚醒したミルキィ。唖然と、それを見上げるアルト。
普通なら、ここで盛り上がるところなのだろうけどねえ・・・・・・・・・。

ウォーゼルは、その様を見て、早すぎらぁ、とつぶやくウォーゼル。復活するのが早いということだとは思いますが、復活するにしても、アルトとミルキィが世界を変えるということをどういう形であっても期待していた男ですから、その段取りがすべてぱぁになっったということでしょうか?

まあ、彼の場合、自分の目的のためにアルトとミルキィを誘導していた節が大きいので、ウォーゼルが世界を変えるためにやるべきことが、アルトやミルキィにとっていい結果を有無とは限りませんし。

なんですか、アレ? と問うアルトに見たまんまさ、死神様のお出ましだ、と語るウォ-ゼル。アルトはまだ、僕たち、サンサディアに行ってないじゃないか、と、ミルキィに呼びかけるアルト。

いや、別に、死神の手がかりがあるというだけの話で、サンサディアに行ったら死神になれる保障があるというわけじゃあないのだけどね。それとも、サンサディアに行くまでは、死神になることは無い、ということを己に言い聞かせたかっただけなのかもしれませんね。

もっとも、佐渡川氏的には、ウォーゼルの早すぎらぁという声とともに、物語はまだまだだというのに、というぼやきも入っているのかもしれませんが・・・・・。

無敵看板娘がアニメになったから、好きなことを書いても大丈夫だと思ったのでしょうか?

この状況に既視感を感じるアルト。彼の前に立ち、

「しょーがねーなあ」
「やるだけやってみるか」

とぼやくウォーゼルと、バルハーク。

「やるって、何をですか?」と問うアルトに、ウォーゼルは、仕事だよ、あの黒いのをブッた斬るのさとウォーゼルが答え、

「かつて、封印に用いられた八つのアトモスツールを受け継ぎし者 再び、死神とあいまみえし時、これをもって、神刑執行人のもと、抗いの限りを尽くすべし」

八戦聖の役目を教えるバルハーク。

だから、振られたからって、村人を見殺しにするようなあなたが八戦聖になれたんですね。

能力的な適正があったから、八戦聖になれただけの人間でしかなかったわけで、海蛮の事を、すき放題言っていましたが、結局、逆恨みの八つ当たりでしかなかったわけですね。

スキは人々が各々の武勲、武勇を讃え、いつしか称号と地位を与えるようになったというようなことを言っていたわけですが、死神によって破壊された忌まわしい記憶が強く残るルウォールで、死神になるとかいって、得意げにほざくような人間に壮剣が死神を封印する鍵なんて、あの時点で言ったら、ミルキィはアルトと分かれて、一人で行きかねないし、それを止めて、ミルキィを説得するような気概がアルトに合ったとは思えませんし。よくよく考えてみると、ミルキィの暴言がどれだけ、無神経か、思い知らされる発言ですよね・・・。
何しろ、ヤヤナーナ編でミルキィが、「もれなく滅んでしまえ」なんて、暴言を言ったときにも何もしないで黙っていたわけですし(そういうセリフをキャラに言わせるのはいいわけだが、それを駄目だと言えるような人間がいない、もしくは、駄目だと思わせる価値観が作中に存在しないのが問題)。

スキの言ってたことと、バルハークが語る八戦聖の役割が違うことを言っているのはさほど、妙ではない。

本来なら、もう少し、成長して、その事実を明かすということだったのかもしれないけど。

そして、神刑執行人とは壮剣ガーヴィナルを携えし者、今闘ったら、ミルキィが、と慌てふためく、アルトと語るウォーゼル。

壮剣が死神を封印したアトモスツールということで、おそらくは機がついていたけど、目をそらしていた事実を突きつけられるアルト。

死神と同化し、なんと新鮮な憎悪に満ちた素体だ、とか、

セコい犯罪を繰り返し、身勝手なことばっかりしてきたミルキィの体で満足する死神。

ラスボスとしての迫力皆無です。

選びナ、死神(ミルキィ)を斬って、この星を救うか、それとも、このまま、500年前の地獄を再来させるか。

と究極の選択を突きつけるウォーゼル。

ようするに、八つのアトモスツールと壮剣が死神を封じたということでガーヴィナルの所有者であるアルトは死神を討たなければいけないわけですが、狩りの道具とかで、散々、壮剣を使っていたのだから、その点では言い逃れが出来ませんしね。

ただ、原因その1、その2がえらそうにその究極の選択をアルトに突きつけれるような立場じゃあないだろう!!

と思えてしまいますが。ウォーゼルは、リブリでアルト達にあってから、金を渡したり、スキに便宜をはからったりして、かげながら、色々とアルト達をサポートしてきました。

ただし、それは物質的、情報的に、のみです。

精神的には、かげながら見守るのはともかくとして、全然、導いていませんし、やったのは空王シャフォーの洗脳くらいで、それだって、犯罪者同然のミルキィがアルトに精神的に依存するようになって、少しは、犯罪行為にストッパーがかかった程度です。

暗黒の胎衣が現れて、ヴァウシーフの海で直行できなくなってからは、風のアトモスツールを使って、ショートカットを進めてきていましたしね。
やれるところまでやってみな、というのも、スキ同様、アルトやミルキィの力量を見て、そうそうたいしたことが出来るわけではない、ということを見極めて、という態度ですし、そもそも、昔は、あっちこっちを旅していたり、すき放題やっていたような、リブリでの態度とかを見ると、役目のおかげで、好き勝手に生きることが出来なかったから、アルトやミルキィを使って、勇者に死神を討たせて、そういう役目を受け継がなくてもいいような状況にしたかっただけではないか、と思えて為りませんが。

おそらくは、役職だとか、地位というような立場とかに囚われないでいる自由な人間ということを表現したかったキャラだと思うのですが、結局は、好き勝手やりたいだけのキャラに成り下がってしまっていたということなのでしょうか?

神刑執行人云々に関しては、おそらくは死神を一方的か、それとも、自分たちの正当化のために、悪と決め付けて(死神がああした理由も、少なからず、人類が関わっている可能性もありそうですし)いるようにも思えますし。

しかも、バルハークは自分のこと棚に上げて、海蛮を悪者扱いして、力を振るって、中途半端に締め上げているだけだったし、それで、調子こいて、ミルキィを血祭りに上げた結果がこれだから、

こいつらに役目をどうこう言う資格がどこにあるんですか?

どちらでも構わない、いずれにせよ、お前のような小僧に何が出来ると見下しているわけですが、その通りです。自分が傷つくのが嫌だから、何もしないし、ようやく何かするにしても、結局は、自分ア逃げれなくなった時であり、それも、自分が悪者になるのが嫌だから、自分が嫌な思いをしたくは無いから、自分は悪くありませんよというパフォーマンスだけはしっかりと怠らないわけですし。

死神に憑りつかれているミルキィを見て、ボクの知っているアイツはそんな顔で笑わないとかいうのですが、

大して変らない、というか、むしろ、思いっきりにあっていると思うのは私だけか?

死神の鎌を受け止め、

目を覚ませ、ミルキィ、一緒にサンサディアに行くんだろ!?と訴えかけるわけですが、

サンサディアに行くのは、死神になるための手がかりをつかむためなんですから、死神の力を手に入れた今、サンサディアに行く意味なんて、ないと思うのですが、ミルキィは。

無駄だ、この娘は既に余の闇の中、お前の声など、届くものか!! 絶望を抱えて、死ぬがいい!

というのですが、アルトは、彼女に、死神になったら、最初に殺してよとか言ってたわけですし、結局は、ミルキィに関して、自分が嫌な思いをしたくはないから、という理由で一緒に旅していただけですし、ミルキィの心を助けたいとか、どうすればいいのか、ということも考えたことは無いわけですし、例の暴言でも何もいえませんでした。しかも、その後は、自分の復讐のことで頭が一杯なだけでしたし。

だから、ミルキィがこうなったというような展開は、分からなくも無いわけですが、お互いがお互いを大事に思い、ともに成長し合うというよな関係ではなく、お互いがおたがいに依存しあっているだけの関係でしたから、こういう状況を招くだけの材料はそろっていたわけで、二人旅とかいいながらも、二人とも、自分のことしか考えていなかった、アルトはミウrキィを刺して、嫌な思いをしたくは無かった、ミルキィは一人になて、昔の嫌な思いを又、したくは無かっただけで、いずれも自分のためでしかありません。

しかもヤヤナーナ編のラストで父親の仇云々を持ち出されていますが、序盤に語られていた内容だけでは、狩りをする暮らしにも、いじめられていたこともあって、嫌気がさしていたのではないか、とも取れる内容でしたし、母親への報告をダシに、そういう生活から抜け出したかったのでは、と思える部分もありますからね。
いきないr、父親の敵を出されて、暴走して、周りが見えなくなってしまうわけで、それ以降ミルキィのことが見えなくなってしまったのですから、こういう事態を招いたのはじ自業自得でしかないのですけどね・・・・・。

しかも旅の中で、全然成長していないし・・・・・。

大丈夫よ、あなたの思いは無駄じゃあない、と壮剣から勇者が現れたわけですが、ミルキィを斬るわけですが、

闇の中でミルキィは、

すべてが憎かった、みんな死ねばいいのにと思った。そのとき、私を呼ぶ声が聞こえて、そこに行った時から全てが真っ暗に見えた。どこか居心地が良かった、でもどこか、居心地が悪かった。

そんなとき、闇の奥からまた、別の声が聞こえてきて、とりあえず、私は応えてみた。

光がさしてきて、勇者に抱きしめられるミルキィ。

死神からミルキィを切り離すアルト。その光景に唖然としているウォーゼルとバルハーク。

全然役目を果たしていませんね、あなた。ウォーゼルのほうは、おそらくは、アルトにミルキィを倒させることを目的としていた、自分が役割から解放されることを考えていたと思うので、死神を倒したわけではないので、不本意なのでしょうね。

おそらくは、エルの兄がパピルの魂を呼んだように、勇者の魂がミルキィの魂を呼び寄せて、死神から切り離したということなのでしょうね。よく、バトルマンガとかにある邪悪な力だけを切るというシチュエーションだと思いますし。
他の魂を呼ぶだけなら、エルの兄にも出来たことですから、勇者の宿った剣を使うアルト出なくては出来ないというようなことではないと思いますし。
最強のアトモスツールとか言われていますが、死神と同じ素性の武器という可能性は高いと思いますし、しかも、そういう素性は隠しておく場合が殆どですからね。ウォーゼルが語ったアトモスツールの定義も、おそらくはそういったことを隠すためのカムフラージュの側面もあるでhそうから。
死神が、命を奪うのであれば、おそらくは、壮剣の力は再生か、再構成の力をもっていて、呼びかけるだけではなく、おそらくは、死神からミルキィをきっちりと、切り離すための見極めというか、制御みたいなことをアルトができるとは思えないですから、そっちの役割を勇者の魂が担当していたと思います。

一方、ゼロハートは自分が死神になれなかったばかりか、その死神を退けるアルトがいるわけですから、自分の目的を果たすためにも、アルトは邪魔者でしかありませんから、それを倒そうというのは、行動としてはあっていると思いますしね。

死神はミルキィから切り離されただけですし、ミルキィも助けられはしたものの、彼女の世界を憎む心の問題は解決していないわけですし、とりあえず近付いてみたということから、アルトや勇者のいる方が、都合がよさそうだから、そっちに行ってみただけでしかないので、アルトに依存する状況は、全然、変っていないのですよね。

まだ諦めてねぇみてぇだ。完全に愛されちまったな。これじゃあ、この先ずっと付きまとわれるぞ。

ということで、死神は完全に倒されていないわけですが、佐渡川氏的には、無敵看板娘を面白いというファンのことを象徴しているんじゃないか、と思えてしまうのですが、この死神。

ゆうきまさみさんも、究極超人あ~る以降、光画部的な要素を自らの漫画で決着をつけようとする形跡が、以降の作品に見られたということですが、佐渡川氏の場合は、ヒーローを語るために、どたばたコメディとは距離を置きたいということなのでしょうかね?

まあ、弟子の吉谷やしょさんの描く作品は、ある意味、コメディと作中の登場人物が、メインの最強クラスの女性に張り倒されて、周囲の人間に引っ張りまわされながらも、成長して、ヒーローになるというようなことを、ある意味、師匠よりもうまいバランスをとって、描いているので、そのあたりも意識しているのでしょうかね?

なまじ近いと、そういう傾向というのは避けてしまうものでしょうし、それでそれぞれの独自性を出すのは、至難の業ですから。

ウォーゼルは、どうするよ、この先も、二人つるんでいくってんなら、敵だらけだぞ、と警告するウォーゼル。

世界の秩序を守るために、死神を封じようとするスキ。それぞれの目的から、死神を蘇らせるゼロハートとグロゼオ&強い奴と戦いたいだけのザイナーハ。

って、アルトを追いかけてきているカッツまで敵扱いですか!?

最終回なのに、そういうシーンでしか出番が無いし(汗)

こいつはむしろ、アルトを倒すのは俺だ、とスキやゼロハートたちにアルトがやられるのは黙っていられない立場だと思うのですが・・・・・・。

それに対し、アルトは世界も死神も関係ない、結局、僕が守りたいのは一つだけだったんです。そのためだったら、ボクは誰とでも戦います。でも、どうせなら、二人でだと断言するアルトですが、

結局のところ、言っていることって、憂い山の一件から変っていないのではないか、と思えてしまいますね。
アルトは自分が嫌な思いをしたくはない、悪者にはなりたくはないということですが、死神を倒すためには、死神の鎌を持っているミルキィごと倒さないといけないということだと思いますが、おそらく、勇者の魂では、ミルキィから死神の鎌を切り離すのが無理なのかもしれませんね。まあ、500年経っても、魂が宿っていて、しかもそれで力を顕現できるというだけでも、十分すごい話だと思うのですが・・・・・。

ミルキィはアルトの傍にいたいということを思っただけで、世界に対する憎しみとかは解けていないわけですし、世界とミルキィをはかりにかけて、その重さに悩んだ挙句、ミルキィを選択するというようなことではないですし、彼にとっては、世界から良く思われていない、というような考えを抱えていても不思議ではありません。
だから、アルトが、世界よりもミルキィを選んで、闘う、そのための力ももっているのですから、当然といえば当然の選択なのですよね。

アルトもミルキィも、周囲から迫害を受けていたわけだし、そこから逃げ出して、旅をしてきたわけですからね。だから、似たような境遇の連中同士、つるむのも、世界よりも、相手のことを選択のも当たり前ですし、しかも、死神や、それをどうにかしようという連中から、ミルキィを守っていくわけですが、死神が健在な限り、おそらくは生命の命を奪っていくのは明らか。
世界を敵にまわしてでも、ミルキィを守るといえば、聞こえはいいけど、そうしている間にも、死神は多くの命を奪うし、最終的には、植物も人間以外の動物も存在しきれなくなってしまうから、アルトも存在できなくなってしまい、結局、一人残されたミルキィが死神と化して、全てを破壊するような心情になってしまうのは時間の問題ですから。アルトの住む星が死滅したら、おそらくは死神は他の星へ向って、同じようなことをしでかす可能性が大きいから、

つまり、ただ、ミルキィを守るという、彼の選択では、結局はミルキィを守りきれるものではなく、アルトの単なる自己満足でしかないのは明らかである。

まあ、壮剣の力で、死神とミルキィを切り離したということは、ミルキィ自体が世界に対する憎しみを昇華するなり、それに対して、何らかの区切りをつけるなりして、自分が生きている世界も、そこで生きている人も、そのまま受け入れて、その世界の中で、自分が生きていくことを選択しない限りは、死神は離れないということでもあるけど、おそらくは、ミルキィがいる限りは、死神は離れない。

せめて、死神のほうだけでも、封印するとか死神とミルキィを封印して、力をつけて戻ってくるみたいなラストにすれば、まだ、体裁も取り繕えたでしょうに・・・・。

結局、自分のためにのみ、その力を振るうというような域を出られたキャラは一人もいない。まあ、物語の進行状況から、不自然な成長をさも、正しいように語られるよりかは、マシなのかな・・・・。

結局、世界からはじき出されたもの同士が寄り添って、世界と戦うことをなんとも思わないのは当たり前なわけで、一年あまりに及ぶ物語も結局は、その当たり前のことを語るために費やされてしまったことになるわけです。そこから先も考えていたとは思いますが、結局、同人誌などで、佐渡川氏が続きを描かないと見ることができないわけですし。

まあ、やりたいことが先走ったとかいわれる、この作品ですが、中途半端にキャッチィな要素があったところで、それで騒ぐ人間が出てくるだけで、そっち方面に受けるように書かないといけません。PUNISHErと同時期に始まった悪徒だって、それで失敗したようなところがありますし(話の展開の遅さは、PUNISHERも悪徒も、大して違わないし、後者は、それをキャラやハーレム展開で興味を引いていたから受けていたわけですが、ヒーロー要素に関しては、それっぽい要素を持ってきただけで、ヒーローを追及していたとは到底思えない作品だったし)。
この作品自体、佐渡川氏のやりたいことから考えると、それを望んでいる読者は少ないようなので、読者に喧嘩を売って描いていくくらいしないといけない物語であるわけだから、喧嘩を売るからこそ、読者に納得させる姿勢は必要だったのではないか、と思うのだが。


すくなくとも、アルトやミルキィの境遇以外にも、もう少し、この作品内の世界の価値観に関して、語るようなことはして欲しかったのも確か。世界の人々がどういう考えをもっていて、アルトやミルキィが取り巻く環境下で、そういう大部分の人たちが指示する価値観というのが、どうして、迫害されるのか、死神によって、破壊されてから、再生した世界が、それによって、どういう価値観を構築していき、現在にいたるのか、それを何らかの形で描く必要はあったと思うし、それに、世界の価値観から外れた人たちというのは、どういう存在なのか、というのも、アルトやミルキィとは別に描くこともやっておいたほうが良かったと思いますし。なにせ、ウォーゼルに目をかけられて、金を貰ったり、スキへの便宜をはかってもらって、優遇されている時点で、世界の価値観から、外れた人々よりも、運がいい人間ということになるわけですしね。それで、チヤホヤされて、ろくに学ばずに、自分のことだけ大事にして、お互いに依存していれば、そりゃあ、バクハークを勝手に悪者扱いした暴言を吐いたときのような言動をする人間にも為りますからね。アルトを追いかけるカッツだけではなく、世界の価値観の中にいる人たちの目から、アルト達がどう思われているか、とか、それとアルト達を正面からぶつけることも、アルト達の成長には必要不可欠だったと思いますからね。

まあ、アルトのようなキャラというのは、主人公らしくはないというよりは、成長を見せるために、らしくないというか、消極的なキャラにして、成長を顕著に見せるということもあるのですが、成長前は何をしてもいい、ロクでも無くてもいい、というようなことで、好き勝手させたり、全然、立派じゃあないキャラにして、弱いから、成長前だから、というようなことを免罪符にして、キャラを甘やかすケースも珍しくは無いわけですし、しかも主人公となると、主人公だから、まっとうというか、誰から見ても、納得のできるというか、正しい存在で無ければいけないわけですが、主人公だから正しいというような感覚だけが強調されて、しかも、それに待ったをかける価値観や突っ込みが、そういう作品に限って、存在しないから歯止めがないというようなことも結構、多かったりするわけだし。
最近は、そういう作品でも、表面上の形式は踏まえてはいるけど、それゆえに、逆にどこと無く、いびつさが漂っている結果になってたりするものだけど。

死神を復活させて、アルトとミルキィをぶつけさせることも目的の一つだったとはいえ、人々と係わり合い、色々と学んでさえも、いやだからこそ、ミルキィが死神として覚醒するという悲劇は映えてくると思うのですが、アルトとミルキィがぶつかるという目的のために、あまり人とかかかわらせていなかったと思うけど、アルトやミルキィのような人間が、一度、人々から必要とされた後で、世界から結局、拒絶されるというのは、結構、精神的なダメージも大きいと思うのだけどなあ。

アルトやミルキィのキャラを考えると、親近感を持たせようとして、失敗してしまって、シナリオにかかわろうとしないPC1、ヒロインという感じだったからなあ。

まあ、嫌がらせというか、読者に喧嘩売ってるような作品だったにしては、気合の入れ方足りなかったのかもしれませんね、いろいろな意味で。
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by kwanp | 2009-04-23 13:45 | コミックス
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