運命は交わろうとする

「あなたは?」
マダムに銃を突きつけながら、問いただす美咲。
「ウラジオストクの騒動について知りたい? MI6のエージェントの死体、CIAの関与。後は存在の噂される日本の非合法諜報機関、ああ、これについては、あなたの方が詳しいかも」
美咲の知りたい情報をちらつかせるマダム。
BK201の星が消えた理由を問いただすと、対契約者兵器という物騒な兵器が使われたと語るマダム。契約者を抹殺するための兵器で、2年前の東京エクスプロージョンで使われた、あの兵器が元になったシロモノのようで。

「なぜ?」という美咲に、三鷹文書という言葉を口にし、美咲の求めているものは、とある機関に保管されているこの文書に記されていると語り、立ち去ろうとするマダム。
美咲は、「なぜ、自分の求めるものが、あなたにわかる!?」と問いただすが、マダムは星に願いを、あの赤い星にBK201と会えますようにって、願うといいわという言葉を残し、立ち去っていく。

三鷹文書に、銀がいなくなったことに絡む事件の一部始終が書かれているとかいうことか?

橋の下の掘っ立て小屋で、特訓に勤しむ蘇芳。数の増えた折り紙。着弾のずれを指摘するジュライ。
相変わらず、酒瓶を煽る黒。この距離なら、命中といったところだな、と呟くマオ。

残りの弾丸は散発。

マオが、ライフルを使えるのは、残り三回かと訊ねると、召還した時に、チャンバーに一発、ポケットに五発戻っている。本体の傷やゆがみは戻らないから、ちゃんと整備しないとと説明するシオン。

こういう説明を聞くと、物質取り寄せの能力のように思われるのだが、蘇芳の場合、ライフルの取り扱い経験があるために、かりにイメージを具現化する能力であったとしても、持っている知識や常識によって、弾数制限や、整備しないと駄目というような、扱いにくさまで、付いて回ってしまい、その知識や記憶、常識などが詳細であればあるほど、能力に足かせをつけていたりするので、ある意味、ハガレンの錬金術に近いのかも。
この時点では、まだ、断言しきれない。

やる気だなというマオ。満々と語る蘇芳に金を放り投げて、飯代だ、と無愛想に言って、小屋を出る黒。

また、食わないで、溜め込むのか、というマオだが、もう変なもの食べない。逃げる前に強くなると、嫌いなものを乗り越えなくちゃと決意する蘇芳。

まあ、前回の話は、それなりに穏やかで、幸せだった記憶へのとりあえずの別れみたいなもので、前に進むことを決意する。

ノアの箱舟でちゃんとしたものを食べようとやってきたのだが、契約者って、「何食べる」とママさんに聞かれ、ノリオから聞いたのかと思いきや、見れば解ると、あっさり返されてしまう。
まあ、客商売ですしね、そういう眼力はありそうですからね。

みちるさん、奥さんも契約者だったようで。

昔は一応、男だったようで、結婚したものの、ノリオが三歳くらいのころに、契約者になって、フラットいなくなってしまったとのこと。

出されたレバニラ丼をおいしそうに食べる蘇芳たち。レバーは血を作るといい、ママさんから、生理用品を渡される蘇芳が店を出たところで、屋根の上でシャウトしているノリオに出くわすが、即効で無視(汗)

あわてて追いかけて、話し掛けるノリオ。だが、つれない対応をされてもめげないノリオ。


「あいつに任務? 報酬の問題じゃあない。足手まといだといっている。ライフルの腕だけなら、俺よりも上だが、それだけだ。その程度の任務なら、俺だけで・・・・」
「あの女」から電話で任務を受けていたが、蘇芳に任務を与えたことに反論するが、電話を切られて、ごり押しされてしまう黒。

黒がホテルに戻ってくると、蘇芳がライフルを派手にぶっ放していたのだが、どうやら土鍋を借りてきたら、中からゴキブリが現れて、即座にライフルを取り出して、ぶっ放し、黒のなぜ、という問いに「虫、嫌いになったから」と答える。この過剰反応は、ターニャがゴキブリを操る能力を持っていることが関係しているのは明らかでしょうし。

「また殴るんだろ」といい、右がまだいたむから、左にして、という蘇芳に、調子が狂うといって、殴らない黒。

壁に穴があいた部屋で寝そべりながら、蘇芳の虫嫌いの原因について、マオと話し、ターニャのことに行き当たる黒。マオは、契約者を見慣れている身でも、衝撃映像だったと語る。

あなたが嫌いだ、といった蘇芳の言葉を思い出し、俺はゴキブリと一緒かと呟く黒。

風呂でジュライと寝ている蘇芳の様子をのぞき、何なんだ、こいつは、と首をかしげる黒。
物事に一貫性がないとか、物事に対する興味も薄れないとか、あなたがそれを言うか? 二年前の黄も、きっと、にたようなこと、思ってたでしょうけど(笑)

元々、知らないことが多すぎた、人間として知らないことが多すぎたとか、人間を知る途中の契約者とか、マオがフォロー入れているけど、そこは突っ込みいれるところでは?

まあ、契約者のように感情が欠落しないのは、そういう部分をシオンが引き受けていると思いますが。

黒のような特殊な契約者がそうそういるわけはないと、考えるのも、無理からぬことでしょうが。

一応、話に区切りをつけて眠りに付く黒とマオ。

三鷹文書とイザナミについて、馬鹿な、と思いつつも調べる美咲。ふいに背後に現れ、課長がお呼びですよ、という沢崎から、画面を隠す。

ゴルゴから、札幌の施設から、アル重要物資の輸送をして欲しいといわれ、暗号名はイザナミと言われ、動揺しつつ、BK201をおうためにここにいる、それ以上の意味があるのかと問いただす美咲。

それがあるんだよねと茶化すようにいう鎮目。
札幌のエージェントから連絡があり、子供ととも二行動するBK201を発見したという葉月。それを聞いて、動揺を隠せない美咲。
まあ、あそこまで、派手に行動していればね(汗)

黒がいたトイレのドアを開け、「ノックぐらいしろ」という彼に「誰かいる」と知らせるジュライ。

壁の穴から様子を見ながら、ジュライに何人か、たずねる黒。三人で、そのうち一人は契約者とのこと。

黒が囮になっている隙にエントランスから逃げろ、いつもの場所で合流すると、紫苑たちに指示する黒。
様子を見ていた黒に、水を操る契約者が、トイレの水を使って、奇襲をかける。しかも、その人物は、ノリオの母親だった・・・。

って、いつもの黒なら、感電でたおせそうな格好のカモですね・・・。

水浸しになったホテルを見て、「何これ」と驚く紫苑。

ワイヤーを使って、壁伝いに降りてきて、ノリオの母親を取り押さえる黒。
ノリオの母親の仲間に人質を取って、牽制しつつ、蘇芳達の脱出を確認したのは言いが、その隙をつかれて、足元のマンホールから水を操り、黒をフッ飛ばし、拘束を離れる。

翌日、黒が潜伏していたホテルで、ノリオの母親から、報告を受ける美咲。
少女と聞いて、報告と違っていたので聞き返すが、女装の趣味がなければ、と済ました顔で返される。

戸籍上では、紫苑には双子の姉がいたはずだが、消息がつかめていないと呟く美咲。
FSBあたりに消されているかもナという葉月。
もし、BK201がつれているのが、本当に少女だとしたら、と推測を口にする美咲に、葉月が嫉妬か?と冷やかすように言い、時間だ、とせかす。

めかし込んで、蘇芳に会いに行こうとするノリオ。母親が乗っていた、沢崎が運転する三号機関のメンバーが乗っている車を追いかける。殺っとくか? という葉月に、放置しても問題はないというノリオの母親。

連絡をとろうとして、公衆電話を手にとろうとしたら、その下にお金が貼り付けられていたのを見て、無用心すぎるなという黒。

掘っ立て小屋にいた蘇芳に射撃の特訓をすると言い放つ黒。嘘はつかずに撃てと、ターゲットに鶴を指定する。
殺す理由が見当たらない、動く標的なら、生き物じゃなくても構わないよね、と反論する蘇芳ダガ、「お前の契約者としてのイレギュラーを打ち抜く」という黒。

いや、だから、人のこと言えないでしょ、あなた(汗) まあ、今の黒には通用しないツッコミだけど、棚を作りまくっているなあ・・・・・。

ライフルを取り出し狙いをつける蘇芳。躊躇したのち、引き金を引いて、
涙を流す蘇芳に、「なぜなく?」と問う黒。解らない、わからないを繰り返す蘇芳。

一方、父親に母親を見たと訴えるノリオであるが、聞く耳をもたないで、トイレにあった花を持っていった事を問い詰めていると、当の母親が、店に現れ、平然とオーブン貸して、と言い、唖然とする親子。

研究所で、人にまぎれてくるBK201の襲撃に備えて、海路を使うことを提案する美咲。
「まどろっこしい、一戦交えちゃえばいいのに」という鎮目に、「ちっちゃいのに翻弄されていたやからがよく言う」と冷ややかに言い放つ葉月。

イザナミの確認を求め沢崎とともに、イザナミの下へ案内される美咲。厳重だな、と怪訝に思う美咲。

星に願いをと、呟くマダム。みつけたと口々に言う双子。
「私たちの、そして、彼女の願いがかなうときが近い」というマダム。美咲の願いは、黒と会うことだとして、黒とイザナミを接触させることで起きる何かか、マダムが黒の依頼人だとしたら、蘇芳との接触で起こる事態の方がメインか?

イザナミの保管場所に入り、厳重に保管されていたイザナミを間近で見る美咲。

一方、掘っ立て小屋で、食べれる草を引っこ抜いてきて、味噌汁を作る蘇芳。壁に穴をあけたり、目立つ事をした事を謝りながら、黒に味噌汁を差し出す。
謝罪のつもりなのじゃないか、とフォローを入れるマオの言葉に、味噌汁を受け取り、栄養さえあれば、いいとぞんざいなフォローを入れて、食べる黒。
「まさに、味はどうでもいいと思わないとやってられない味だな」と呟くマオ。
一気に平らげ、おかわりをもとめる黒。それを受け取り、お変わりをよそおう蘇芳。

任務がアルと話を切り出す黒。お金くれるなら、という蘇芳にお金を渡す。小遣いには甘やかし過ぎな額だなと冷やかすマオに、「前金だ」という黒。
「契約者として、任務を受けて、報酬として、お金を貰う。それは凄く解りやすい。だから、きっとやれる」という蘇芳の言葉に「最低の夜だな」と毒づく。
黒が訓練を施したのは、生き延びるための力を身につけさせるためだったのだろうけど、その力を自ら進んで、使う、自らの手を必要以上に汚そうとする蘇芳と、おそらくは、蘇芳を守ろうとしている黒の思いがいき違ってしまい、依頼主の思う壺になってしまっていることに怒る黒。

船につく前に、物資を破壊、それが敵わなかった時に、隙を見て、物資を破壊する手はずで行動する黒たち。
三号機関のトラックの進路上に、車で行く手を阻んで、中に仕込んでいた爆薬を爆破させ、あたりに仕込んでいた花火に火をつけ。それに気をとられている隙に、煙幕を炊いて、目的のトラックに乗り込むが、そのトラックが何者かの運転によって、不意に動き出す。

「鯨を見たんだ。写真は撮らなかった。撮る必要はないと思ったから。でも、何でだろ、とっておいても良かったなんて・・・?」

鯨を撮らなかったことを心のどこかで残念がりながら、持ち場について、もしもの事態に備える蘇芳。

母親やシオンと水族館に来た思い出を思い出す蘇芳の目に、海中から潜水艦が現れ、一瞬、それを鯨だと思ってしまう。

穏やかな日々を吹っ切って、契約者としての自分になろうとするものの、それに成りきれない姿を書いた話で次回あたり、ノリオの母親のことで、契約者になるというのはどういうことか、ということを描くのだと思うけど(子供ゆえに合理的に成りきれないというのは、ブラフにしても、強引過ぎる気はするが)、鶴を撃ったシーンを直接書かなくて、涙で表現しているように、契約者と人の中間みたいなポジションを描いているということだけど、やはり、設定に共通項が多い(CCとアンバーのそっくりブリでは、さすがに見られるのは無理からぬもの)コードギアスと被るので、黒の契約者の前日談的な話をストレートにはやれないから、美少女キャラをメインにして、間接的に描こうとしているのでしょうかね。
[PR]
by kwanp | 2009-11-06 21:20 | アニメ
<< ハードボウンドは眠らない9・5 再び日本へ >>