すっ飛ばしすぎじゃあ・・・・・

俺の心に咲く一輪の花を見つけた、薔薇色の学園生活が始まったとか浮かれ騒ぐ反面、胸が苦しい半座。

色々と展開が強引過ぎやしませんか?

と思えてしょうがないのですが(汗)

そもそも、喧嘩に明け暮れる生活に嫌気がさすとか、強さを恐れられる余り、友人すらいなかったというのはともかくとして、なんで、その状況から、いきなり、恋人? と思えてしまいますが(汗)

半座のようなキャラって、

下僕はいても、友人はいないというような有様のキャラが殆どなので、友情に憧れるというケースは良く見かけるわけで、先週の話で、友情に憧れるとか、平穏な生活に憧れるとかは、まだ解るのですが、いきなり、恋ですからねえ。

まあ、学校とかで、カップルが幸せそうにやっているとか、自分の年代は恋をするものとかいうイメージだけで、そういう目標を持ってるだけかもしれませんが。

喧嘩をする生活に嫌気がさしたとか言う割には、絡まれたら、あっさりと応戦しているあたりも、本気で喧嘩三昧の生活から、足を洗う気あるのか?と疑いたくなってしまうのですが。

まあ、売られた喧嘩をあっさり買うというようなシチュエーションしかないわけだから、どうみたって、腕っ節が強いだけの乱暴モノでしかないわけだし、そういう乱暴モノが、自分のよりどころであった喧嘩で、あっさりと叩きのめされて、プライドを砕かれることで、挫折を描いているのだとは思うけど、恋する相手が自分よりも強い、その相手に叩きのめされる。
こういう要素をもったキャラがいるのはありだとは思うけど、佐渡川作品で、それをやられると、何故か、納得がいかない話に思えてしまうわけですが・・・・・。

その姿を見て、「あれが本当の半座龍之介」と口々に噂するクラスメートたち。計画があるという噂を、この学校を力で支配するつもりと、彼の言動を診ていたら、そう誤解されても無理からぬ推測をされる始末。

それにしては、あんまり怖くないといわれるのですが、クラスメートの中で、一人、半座に恐れを抱いている人間が。前回、上から目線で声をかけた野田ですが、こういう手合いは、相手の強さで態度変えますからね。

半座に「野田君」と声をかけられて、恐れ戦き、「野田で良いよ」と答えると、「話がある」と放課後、ツラを貸せと呼び出されてしまい、殺されると思い込み、クラスメートたちに同情のまなざしで見られる始末。

放課後、呼び出された野田は、「オメー、俺に言ったこと、覚えているか?」と問いただされ、即座に土下座。

その反応に半座が戸惑っていると、安田と名乗る二年生が喧嘩を吹っかけてくるものの、あっさりと返り討ちに。改めて、話を切り出そうにも、

それを見て、今度は自分だ、と思い込んだ野田が、「不当な暴力に屈して、何の空手か」と殴りかかってくる始末。

いくら、半座が血龍と恐れられて、怖がられているとはいえ、自分で相手の正体にも気がつかないで、声をかけておいて、相手の招待が解った途単に、露骨に怖がった挙句、恐怖に駆られて、思い込みだけで喧嘩を売るって、反応が極端すぎると思うのですが・・・・。
そりゃ、野田のようなタイプは、強い奴には、へいこらしたりしますし、強すぎる力に対して、人は恐れを抱くのは無理からぬ部分があると思うのですが、半座が怖がられる状況が先にありきで、話が進んでいるように思えてしまうのですが・・・・・。
相手の強さを見て、態度を変える小物でもいいとは思いますが、普通、この手の主人公に声をかけるポジションの奴って、そういう噂を聞いても、平気で声をかけたりしてくる馬鹿(誉め言葉)だったりするものですが、喧嘩三昧の生活に疲れて、というパターンは拡大解釈して、都合よく踏襲するのに、そういうパターンは無視ですか?

それをよけながら、前回の穂波の言葉を思い出して、相手の動きが止まって見える、4、5発はぶち込めるとか良いながら、なのに、自分は弱いのか、と考え込んでから、「んなワケあるか」と野田を殴ろうとして、またもや穂波に拳を叩き込まれる半座。

しかし、空手がどうこういいながら、どうして、こいつら、他人に対して、容易に手を出すのでしょうか?強ければ、強いほど、スポーツマンや武道家が己の力を余人に振るうのは凶器を他人に振るうのと大差はないと思うのですが。

それともあれですか、スポーツマンというのは、実際はこういう連中と大差がないということをいいたいのでしょうか、佐渡川氏は?

後輩が世話になっているな、覚悟しろという穂波ですが半座は、ドキドキして、手も出せない状態。
それに呆気に取られる穂波。そこへ半座の噂を吹き込む野田。

顔を真っ赤にして、その場を逃げ出す半座。わけがわからない穂波に、呆気に取られる野田。

第三者的に言えば、思い込みで一方的に殴りかかってきたわけだから、反撃されて、殴られても文句は言えないような事をしている野田に、事情もよく分からないのに、相手を殴り倒しているという穂波ということで、一方的な思い込みだけで、動いているのですよね、こいつら(汗)

間に入るのはともかく、せめて、半座の拳を受け止めるだけでも、場面としては成り立つと思いますけど。

無敵看板娘と大差のない感覚のままで描いているのでしょうかね?

食欲がわかない、夜も眠れないと恋煩いで、穂波の前では動けないとパニック状態に陥り、自分は弱いのだ、と考え込む半座。

助かりましたと礼を言う野田の頭を小突いて、肘をつけと怒鳴る穂波。あまつさえ、弱い男は嫌いだ、という場違いな言葉を口にする始末・・・・。

いや、こういう場合、ほかにいうことあるんじゃないのか?空手の技を喧嘩に使うな、と注意するとか、とか、事情を詳しく聞くとか・・・・・。
まあ、穂波自身、状況を良く見ないで、喧嘩に首を突っ込むような人物ですからねえ。

強さというのは、心というより、腕力の強さの域を出ていないような。まあ、穂波以外に、空手の世界で半座に心の強さというのを教えるキャラというのはでてくるのでしょうか? こないのだったら、余り期待できないのかも、今回も。

無敵看板娘のノリが求められているのはわかるのですが、武道家として、というようなコメントしている人がギャグとはいえ、こういう空手家の描き方しているのは、しっくりこないのですが。

近くの木に隠れていて、その言葉を聞いて、ショックを受ける半座。

穂波がさっていった後、結構頑張っているのに、とか、穂波にとっては、未だに弱いままか、と落ち込む野田。
穂波のことが好きみたいですが・・・。

半座が隠れている木に頭を打ち付けて、「弱さ実感して、どうーするんだ! 強くなンのが空手だろ!!」
己にいいきかせる野田。それを聞いて、野田に話があった事を思い出す半座。
「ま、まだいたのか!?」という野田に、自分も空手部にいれてくれよ、という半座。

それに面食らい、「何で、自分に?」と問う野田に、「気が向いたら、言ってくれ」と返し、自分の考えなしの言葉を公開する野田。
「まさか、嘘か?」と脅す半座に、「空手やって、どうすんのさ?」と問い、あたりを支配する沈黙。
フッと笑う半座。それを見て、最強の不良が空手部を目指す? と考え込んで、半座の「計画があってよぉ」と照れくさそうに話す彼の言葉に、

空手部を支配する気だと勘違いして、走り出す野田。空手部が不良の巣窟にされてしまうとか、早合点して、先輩たちに報告しに行くという野田ですが、

彼や穂波を見ていて、不良と、この作品で空手道をやっている人間の違いがわからないのですが・・・・・。

俺の計画ははじまったばかり、と、弱いのだったら、強くなってやると意気込み空手部に乗り込む半座。

PUNISHERでも、周りに虐げられたから、すさんだ性格になりました、死神になってやるとか叫んでいたミルキィが、腹が減ったから、パン泥棒、金がないから、無賃乗車みたいなことをやっていて、そういう彼女に対して、まったをかける価値観の持ち主はいなくて、八戦聖も基本的に体制側、行ってしまえば、力の論理の体言者でしたし。
そういうミルキィに好き勝手させて、特別扱いさせるようなことしかやっていなかったわけだが、思い込みで行動する割には、曲がったことは許せないというようなまっすぐ差を感じさせないばかりか、空手を暴れるための道具にしか思っていないというイメージしか伺えませんからね。

この手の喧嘩に明け暮れるのに疲れたというキャラの話では、スラムダンクのように、好きな女の子にいいところを見せるために、スポーツをはじめるというような展開になるのだが、それって、それまでの生活ではなかった新しい何かを見出して、そいつを追い求めたりしていくのだと思いますが、自分よりも強い相手に叩きのめされて、弱いといわれる。半座自身も、喧嘩に明け暮れる生活に疲れたというのはともかく、喧嘩を売られたら、あっさりと買っている様に、変ろうとする意思みたいなものがなくて、暴れまわっているだけの姿しか描かれていなくて、力の論理の域をでていない。百歩譲っても、自分のコレまでの人生には、なかったものを見出すというほど、新しい何かというようなインパクトとは思えませんでしたし。

それに半座の事を周りが恐れていたにしても半座の方は、仲間とか友達だと大事に思っていたとか考えているとか、ただの腕っ節が強いだけの乱暴モノというだけではない、と表現するという手もあると思いますが、今のところはそれもなしですし。

PUNISHErの一話では、野生の一部始終には手を出すな、という狩りの掟を破ってでも、小動物を助けるというように、最初のころは狩人としての側面を描いていた(問題だったのは、そういう側面を以降の展開で、全然、見せていなかったということ)。

無敵看板娘N以降、成長物語に拘っているようなところが見受けられるのですが、それに拘る余り、力だけ、能力だけしか、描けていないのですよね。しかも、強い奴が好き勝手をするというような無法地帯みたいな空気が無敵看板娘(無印、N)と違って、前面に出てしまっている上に、作者のやりたいことが前面に出ていte,
バランスが壊れてしまっているというべきか。

まあ、チャンピオンの場合、ヒーロー枠というものには、恋愛、ハーレムといった要素を絡ませるのが好きみたいなので、無敵看板娘っぽいノリに恋愛ものでも入れて、描いてくれとでも指示したのかもしれませんが、好きな相手が出来て、その相手にいい格好見せるために部活に入るというシチュエーションが先にありきの話になっているので、逆効果という気はしますが(汗)
穂波にしても、もっと突き抜けていたら、気にならない言動だったのかもしれないけど。
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by kwanp | 2010-01-21 21:38 | コミックス
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