結局のところ・・・

空手道場に入っていくひとりのオヤジ。
試合を終えた番場にでかしたという穂波。えらそうだなぁ・・・。

自分のところがリードされているというオヤジ。

次は副将財前と細野。

財前にいってこい、とか、次勝てば、自分ところの勝ちだとか言う声を送る空手部のメンバーだが、
2対1なんだし、リードされている相手の前で、そこまでいうのはマナー違反じゃないのか? ガッツポーズしていなければ、それでいいというわけじゃないだろうに。

沈む蓮城一同、

って、まだ負けたわけじゃないのに、沈むような態度を露骨に見せてる場合じゃないだろうに。

伊奈に、人にこえ出せとか言っておいて、口が真一文字じゃねえか、

景気悪い顔してるんじゃねえと喝を入れる細野。まあ、こいつの言うとおり、こういうときこそ、まだ負けたわけじゃないのとか、一同に気合を入れるのもリーダーの務めじゃないのか?

蓮城の目的は常に全国制覇、こんなところで躓くわけには行かないというのだが、

一度対戦した相手のデータ、ロクに研究もしてるようでもないわ、対戦相手に暴行働いた奴を野放しにするわ、親指のつめ怪我した奴の手当てもろくにしていないわ、

全国制覇めざしているようなところとは、到底信じられな言動のオンパレードで、できるものなのでしょうか?

試合開始になって、いきなり攻めまくる細野。それに沸く連城のメンバー。

それにびっくりする半座。
先ほどのオヤジが、本気を出さないと勝てないとか、御門はそれほどの相手だとかいうオヤジ。

半座に一年か、と尋ねて、先輩の背中をよく見ておきなさい、自分の部がもっと好きになるとかいうのですが、

好きになるような魅力が皆目見当たりません。


細野の間合いをはずす財前。このままでは捕まってしまうとかいうオヤジ。

相手の拳を受け止め、逆に上段突きを決める財前。
カウンターが決まり、相手も容易に出れないかと思いきや、相手も上段突きを決めてくる。

細野は元々、超攻撃型だけど、必死だとかいう峰岸。どうやら、細野は財前に一度負けているらしいのだが、対戦していないっぽい相手が、番場に対するデータ、持っていないような言動ちらつかせていたと思うのですが・・・・。財前のカウンターにいやなこと、思い出させやがってという細野。

財前は空間を使ったカウンターと説明するオヤジ。純粋に自分に届くか否かのみを見ているから、フェイントにひっかかりにくいとかいうけど、

いや、せめて、試合前に財前の特性、描写するくらいの手間はかけましょうよ。

っていうか、副将のキャラに対して、筆を割いたのが、これがはじめて、っていうのは・・・。

「いや、そうじゃなくて」、と半座が言ってると、

財前が中段蹴りを決める。
カウンターの牙城、そうそうくずせまい、というオヤジ。細野も去年、それにやられたとかいうのだが、御門は、去年、連城に負けたのじゃないのか、という半座に、御門は5人一組の団体戦に三人で出て、蓮城までは勝ち進んだが、3対2で青柳が負けてしまったということですが、

去年だと青柳が二年、番場たちが一年ですが、

数合わせでも数そろえとけよ・・・・・・。

というか、三年はどうしたのだろうか? まさか、あれか、三年が不良じみた奴らがのさばっていて、そいつらを追い出したか、あるいはもめたかで、人がいなくて、団体戦に三人で出たとかいうのじゃないだろうなあ・・・。

まあ、たいていの場合、上級生が目に余る言動、スポーツマンガでよくある、精神論、根性論を振りかざして、下級生たちをつぶしかねない練習をおこなってたりするものだが、

この作品では、穂波がそれを地で行くような言動見せているからなあ・・・・。

自分達がすき放題やりたいがために、空手の実力で有無を言わさずに黙らせて、結果追い出したという方が、納得きそうだし。

そもそも、上級生が不良だったとしても、その設定を序盤で語っていたほうが、穂波が半座を目の敵にするだけの説得力はあったと思うのだが。

まさか、ある程度話が進んだ時点で、実は穂波が不良がキライなのは・・・、という「衝撃の事実を明かして」ということなのかもしれないが、序盤からそれを語っていたほうが、半座の逆境ぶりも、穂波が半座を嫌う理由も、空手部の面々が警戒する理由もある程度、納得がいったと思うし、その中で、半座の空手センスを見抜いて、空手部入部を認めるという青柳の選択ももうちょっと、納得のいく形でかけたのではないか、と思えてしまうが、よくよく振り返ってみると、PUNISHErでも、アルトやミルキィの設定に関して、逆境の度合いが物足りなかったこともあったので、このあたりのさじ加減の足りなさから、その可能性を捨てきれなかったりする。

ミルキィの死神設定からすれば、最初から、世界の敵として、体制側から付けねらわれていたとしても、決して、不思議じゃないくらいだからなあ。

ともあれ、

どういう事情がアレ、負けは負けだと思うし、むしろ、青柳たちがすごかったというより、そういう連中相手に蓮城が場を盛り上げさせるためにわざと手を抜いていたとかやっててもふしぎじゃないような。

まあ、穂波がのさばっていて、それを後ろから青柳が集まっているような状況じゃあ、本当に強い空手部になるのは難しいと思うが。

佐渡川氏からすれば、曲者揃いだけど、実力は折り紙つきな空手集団を描いているつもりかもしれないけど、そこそこ腕は立つけど、モヒカンレベルの集まりにしか見えんし。

去年の屈辱をばねにしたという細野。届くフェイントで財前からポイントを奪い、勝ちを収める蓮城。

うちの細野も成長したとかいって、自分が蓮城の監督だと明かす親父。

そうですか、あなたがあの蓮白の監督ですか。おっさんじゃないぞとかいうのだが、挨拶もせずに、対戦相手の陣営に混ざっていて、おっさん呼ばわりされて、怒る。

確かに、こういうセコイオヤジは本当にいそうだが、こういうキャラだとして、描いているのではなくて、無意識のうちに、こういうキャラを書いているように思えてしまうのだが・・・。

まあ、このあたりは、半座の礼儀知らずぶりを描いていて、こういう不意打ちみたいなかたちで(でも、こういうことをする奴というのもろくな奴がいないけど)、どえらい目にあうようなことを描いたつもりかも知れないが、これまでの展開で佐渡川氏のいう礼が建前の域を出ないというのが正直なところですから、説得力がねえ・・・・。

しかし、財前にそんな顔するな、自分的にはむしろありがたいとかいってるけど、
あんたら、負けた相手に対して、本当に容赦ないな。

そりゃ、2対2で勝負は大将戦というのは定番の展開だと思うけど、番場の試合もいかにも話の都合が丸見えだったけど、青柳の要旨を描くために、財前に負けさせて、しかも、負けてくれて、ありがたいとか己の試合を盛り上げるための引き立て役みたいにいうのは、さすがにどうかと思うけど・・・・。

しかし、最近の試合展開がそこそこ評判がいいわけだが、半座の試合以外は、一週で終わっているし、佐渡川氏の思想が入り込む隙が少ないから、マシに見えているに過ぎないのじゃないか、という気がするが・・・。

ひょっとすると、容姿的にウォーゼルや勘九郎に似ている青柳は、半座以上に佐渡川氏の思想が入り込む危険性が高いので、ある程度、用心しておいたほうがいいのかもしれませんね。
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by kwanp | 2010-06-10 22:13 | コミックス
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