うわぁ・・・

月刊空手道8月号で掲載の書き下ろし漫画で穂波大活躍(汗)? 見たくない度合いが思いっきり高いのですけど・・。

穂波の言動をまんまをさも正しいように描いているのが、好きになれなかった身としては、穂波が大活躍という時点で、警戒せざるを得ません。

インタビューで王道を描いているかのようなことを言ってたけど、私個人は、佐渡川作品は王道とは程遠いというか、むしろ、王道を外して描いているようにすら思えるのだが、王道を書くのに、必要なアル要素が欠如しているからでしょうねえ・・・・。

佐渡川作品のダークな要素にも関係あるのですが、ダークな作品にも、王道にも必要な要素というと、安心感という奴でしょうか?

ダークな作品というのはただ、怖ければいいというものではなくて、どこかで安心するものがなければ、それを広く受け入れられることはないわけで、ダークな要素だけを追求している作品というのは、たいてい、それで失敗しているのだそうですが、PUNISHEr以降の佐渡川作品というのも、そういった安定感が欠如している内容ですからね。

不良だという思い込みで半座を痛めつけて、平然としているし、その言動を作者は正しいというのをかなり本気で描いているのではないか、と思えるような内容。
デレたとか言われているが、あくまで、自分の行いを反省したような言動は全然見せていない。

そもそも、PUNISHErでも、空王シャフォーが洗脳したときに、ミルキィのせこい悪行に言及したけど、それ以降も全然、その言動は改まらなかった前例があるわけだからなあ・・・・。

反転したとか言われたところで、口先だけで、それを言われても、素直に信用できないというのが生じなところ。

最近の展開だって、穂波がでしゃばっていないから、面白く見えているだけではないか、という可能性だってあるのだし。

PUNISHErでも、カッツVsザイナーハ戦が好評だったけど、あれだって、佐渡川氏の思想めいた主張が少なかったわけだし、批判が矢面に出だしたのが、ワンダー登場からだったしなあ。

ある意味、佐渡川作品が嫌われる側面の象徴ともいえるキャラを書くあたり、穂波の言動をフルスロットルで描く気満々かもしれないが、チャンピオン読者はわかってもらえなかった、自分の主張を、空手家ならわかってもらえるんじゃないか、とかいうような期待というか、一方的な甘えみたいな感情を抱いているんじゃないでしょうねえ・・・。

伊奈の構えをウザイといいながら、殺人蜂を待ってたという青柳。

内面のセリフで、いつになく饒舌にしゃべる青柳ですが、普段取り澄ましている分、こういうセリフをベラベラしゃべっていると、クールぶっている勘違いした人間にしか見えないのですが。まあ、穏やかなセリフなんて、全然、口にしていないし、これまでの言動から、自分の思い通りに行かないときがすまないのではないか、と疑いたくなるような部分が見受けられるし。

伊奈の構えをいい構えだ、といい、好敵手を前に喜んでいるのか、といって、存分にさして来いという顧問。

伊奈の攻撃に翻弄され、殺人蜂の舞う音を三井ざわりだという青柳。

あげく、上段突きでポイントを撮られてしまう。

青柳のケリが封じられているとかいう声に違うなという穂波。青柳はけりを最大限に活かしているという穂波。大抵の相手は青柳のけりを封じて戦うが、伊奈は、それを最大限に活かして戦うといい、その対裁きに技は翻弄され、戦法は麻痺する、まさに毒と語る穂波。

青柳が倒され、顔面に一本入れられてしまう。

唖然とする半座たち、嬉々とする峰岸。感情を露骨に出すすぎだろ、こいつら(汗) ちょっと、負けが濃厚になり出したら、露骨に沈んだり、かったら、露骨に喜んで、無神経な言動で騒ぎ立てているし。
観客ならともかく、一応、空手家の端くれが、こういう態度を露骨にとるのが礼だというのでしょうかね?

去年の団体戦、青柳に近づけず、延長戦に持ち込まざるを得なかったという伊奈だが、今年は違う、バベルはもう崩壊しているという。

強いとあっけにとられる野田たち。
半座も青柳を上回る強さ、見たかったような、見たくなかったようなとつぶやく。

青柳にエールを送る番場と財前。財前がしゃべることに驚く野田。
声を出せという穂波。

いや、自分ところの大将が苦戦しているから、というのはわかるけど、自分達が苦戦しているときだけ、さも、仲間を応援しているのだ、とこれ見よがしにエールを送られてもなあ・・・・。

というか、穂波が半座を痛めつけていても、それを止めようともしなかった連中が、主将が負けそうだからといって、必死に声を出して、応援する?
とりまきが、持ち上げようとしているという方が近いような・・・・。

まあ、この手の一人の人物が中心になる集団というのは、強い個性が切磋琢磨する実力派揃いと、大将とそのとりまきの言うことに従うだけのイエスマン集団のどちらかになりやすいわけだが、そういう集団の場合、そこそこ、居心地がいいのだが、その居心地のよさを守る、その中にい続けることがすべてになってしまって、中心人物とその取り巻きのいうことに下手にはむかって、それを失うのが怖いので、イエスマンになってしまいますからねえ。青柳が好き勝手にやっていて、穂波が暴れているのすら、周囲に自分をよく見せるために利用しているのでは、と疑いたくなるし。

ムカツクだろ、勝ったくせに対策しやがってという青柳。いや内心の言葉、結構汚いですね、アンタ。
というか、バベルとか言われて、得意になって、ふんぞり返っていたら、思わぬカウンターをくらって、鼻っ柱を折られたとかいうところじゃないのか、と思うのですが。

自分に攻撃してくる青柳に、無駄だぞ、という伊奈だが、青柳のケリが見事に命中して、負けたほうは必死というのですが、だから、自分が負けそうなときだけ、そういうこと言われてもねえ・・・。
そもそも、勝った人間よりも、負けた人間の方が学習する率高いわけで、当たり前といったら、当たり前だし、そもそも、自分が負けたから、その痛みを声高に唱えている時点で、他人の痛みには、全然、考えるようなことしないで、自分が痛みを受けたときだけ、さも、すべての不幸を背負っているかのような態度に酔いしれるように見えてしまうからなあ。
まあ、最近の不幸に酔いしれたキャラにはよく見る光景だけど。
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by kwanp | 2010-06-24 22:18 | コミックス
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