君には見えるか?

というわけで、今年のお気に入りコミックスライトノベルトップ10(順序と順位は関係ありません) ラスト2です。

今度は花とゆめコミックスの「親指からロマンス」

これはマッサージをしている少女と、タラシの男の恋愛モノなんですが、そもそものきっかけは、主人公の東宮千愛(とうぐう ちあき)が森泉陽介の体が目当てだったりします。


・・・・言い方が端的すぎましたね。要するに、マッサージの達人である千愛が、こりにコリまくってる陽介に、マッサージさせてくれ、と申し出たことから、「俺を本気にさせたらな」という条件の勝負になったのですが、

実は陽介、この勝負に別の目的があったのです。

というのも、千愛の双子の姉の明佳は、男をとっかえ引っかえして、もてあそぶ性悪女で、しかも、陽介の弟がこれに引っかかって、もてあそばれた挙句、ぼろ雑巾のように捨てられたわけで、その復讐のためにこんな勝負を申し込むのですが、当然、双子であることを知らない、陽介は、話とは違う千愛の態度に戸惑いながらも惹かれます。

でまあ、それを陽介のことを知った明佳は、千愛の振りして近づきますが、たらしの陽介には、一目で見破られ、眼中にな扱いを受け、その腹いせに千愛を人質にとって、陽介をいたぶろうと、取り巻きの男たちをつれてきますが、

千愛のマッサージ技術に、全員返り討ちにあいます。しかも、そのときの決め台詞が、

つぼ押しって、人を気持ちよくするだけじゃないのよ、同じつぼでも強く押すと急所になるの、長年やっていれば、女でも大きなダメージを与えられるつぼにね

と、どすが利いてます。ただの気弱ヒロインかと思っていたら、とんでもない切り札を持っていました(笑) 好きな男のピンチに、颯爽と得意技でもって、窮地を脱する。
正直に言います、萌えました、このときの台詞と表情で(笑)

でもよい子も悪い子も、よほどの場合じゃないときには、真似してはいけません

ともあれ、お互いの誤解が解けて、二人ともカップルとなったわけですが、やることはしっかりやってます。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・といってもマッサージですけどね(笑)

他にも、好きな女の子にひまわりを一輪挿しして、「俺はお前の太陽だからな」とか、真顔で言えたり、ギャルげーをやりこんでいるらしい、マッサージのプリンスこと、マッサージ研の珍獣にして、千愛と明佳の兄でもある東宮武(とうぐうたけし) ちなみに、東宮兄妹は、マッサージに関しては天才的な沙腕を持っているので、こっているツボがイメージとして現れるツボーズという存在が見えるのですが、武の師匠になると、ナビ機能までついているようです。

まあ、その武の好きな相手で、千愛の友人、ぱっと見は小学生っぽい(らしい)相沢優奈。
武のことは憎からず思っているが、テレゆえか、こぶしで突っ込みを入れるなど、ハードな愛情表現が目立ってますが、傍から見れば、良い相方です(笑)

最初は、この武と優奈の組み合わせでラブコメだったんですが、この二人、ラブラブバカップルなので、山あり谷ありのラブコメよりも、コメディにしかならないような気がしますし、「M(マゾ)とN(ナルシスト)の肖像」のように、コメディ向きのカップルでも、状況設定が、それっぽかったら、それでも何とかなったんですが、そっちのハードルも高くないですからねえ(笑)

更に、マッサージ研の会計係で、見かけだけなら、容姿端麗、頭脳明晰と何拍子もそろってるクールビューティですが、堂々と、早弁をしたり、意外と人見知りが激しかったりと、制服やユニフォームに関しては、譲れないこだわりを持っていたりと、見ていて飽きない先輩、阿部夏江と、マッサージ部の部長で、夏江に、いろいろな意味でかわいがられている、まあ実際にかわいい性格なのだが、一応部長の春海千歳(実は良いとこのぼっちゃんらしい)。

まあ、この面子を交えて、はれて恋人同士になった千愛と陽介は付き合いだすのですが、マッサージを介しての恋なので、色気というのが全くありません。それをじれったく思ったのか、優奈などが入れ知恵というか、恋の手ほどきをしますが、この優奈も優奈で、好きな相手からもらいたいプレゼントが、本人お手製による、東宮武人形なので、まともなアドバイスに名りゃしません(笑) しかも、千愛は、それを真に受けて行動して、っと、良くも悪くもお笑いのコンボが炸裂します(笑)

そして、武の師匠で、マッサージ界随一の使い手を交えた、夏合宿を経験して、やってきた、裏マッサージ大会の招待状、勝てば、莫大な賞金、負ければ罰ゲームが待っているという、大会に、3 ON 3で挑むことになり、マッサージ研からは、千愛、武、部長の三人が選抜され、出場し、ハシでたくさんの豆粒をつまむ速さを競ったり、肩の凝り具合や足の張り具合で、目的の職業の人間を当てる種目など、トーナメントを余裕で勝ち抜きます。

さらに、少年誌ほど引っ張りませんでしたが、裏のマッサージ大会にて、千愛たちと激戦を繰り広げた、山茶花高校。コンセプトは怖い学校でして、
最初に登場したのが、髪を緑に染めていて、見た目が怖いために、いつもサングラスをしているが、実は性格的には、非常に間抜けでお人よし。しかも、低音ボイスを聞かせて、相手を足腰多々無くしてしまう、とんでもない特技の持ち主、三姫周(みひめ あまね)。

三姫の一年後輩で、関西人、見た目が男っぽいので、初対面の人間は、ほとんど、女だと気がつかないという(たぶん関西弁のせいもある)、自分の学校ですら迷う方向音痴、黒松。ちなみに、三姫も全く気がついてなかったらしい(笑)

そして、部長で、解消したコリが悪魔のイメージを伴って実体化するという悪魔のイリュージョンというマッサージ技を使う男、桜ノ宮恵太(さくらのみや けいた)。ちなみに山茶花の部長は、美しさ、強さ、怖さを身に付けていないとなれないようで、山茶花高校の美の基準は毒々しさなのですが、ヘリコニアのうつぼ蔓のような美を持っているのだとか。強さに関しても、部活中、私語をしているものには鉄建制裁という容赦のなさ、怖さはいうまでもなく、悪魔のイリュージョンと、余裕で、部長の条件を満たしているようです、桜ノ宮は。

まず、部長と桜ノ宮がぶつかりますが、怖いものが苦手な部長は、あっさり敗退、
さらに、桜ノ宮を、武が秘儀・薔薇の舞で、下しますが、不意をついた低音ボイスで、武を行動不能にして、周の勝ち、しかし、武も、おとなしく負けたままではいません、ギャルゲーをやりこんで、知り尽くした男、東宮武、妹に、袖をつかんで上目遣いで、周を見るというしぐさで、周を動揺させて、あっさり撃退(笑) 黒松の感覚を遮断する無音の前に苦戦を強いられますが、陽介のエールで、あっさりと調子を取り戻して、勝利を収めて、優勝しますが、改めて、字にしてみると、お馬鹿な戦いですよね、これって(笑)

大会が終わった後も、千愛の激写騒動やら、山茶花が千愛たちの学校にマッサージの助っ人として、出張してくるとか、いろいろあるのですが、それはまた別の機会に紹介するとしましょう。
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by kwanp | 2004-12-31 20:26 | コミックス
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