星を守るため・・・・・・・に? 2

「ヒュウガさん・・・?」
ヒュウガに駆け寄ろうとする鎧だが、抜き取られようとするギンガマンのおおいなる力に吹っ飛ばされてしまう。

「バカなギンガマンの大いなる力が、こんな形で・・・」
驚くヒュウガ。

ヒュウガさーんと叫ぶ鎧。

そこへ、
「バスコ!!」
駆けつけたレッドがサーベルで切りかかり、ヒュウガの体に戻っていく、ギンガマンのおおいなる力。

「しらなかったぜ、大いなる力をゲットするのに、そんな強引な手があったとはな」とバスコのらっぱと切り結ぶレッド。
猿ロボットに、もうちょっと粘るかと思ったが、とぼやき、けりを入れて、距離をとるバスコ。

そして、

黒騎士を召還するバスコ。

黒騎士のレンジャーキーを持っているのか、というヒュウガに、
「アンタは大人しくしとけ」といって、黒騎士に立ち向かうレッド。
オレも、と言いかけて、ゴーカイセルラーが吹っ飛ばされたことを思い出し、ゴーカイセルラーのあるところへ駆け寄ろうとするのだが、ヒュウガの言葉を思い出し、ヒュウガの近くで足を止める鎧。

黒騎士にレッドが吹っ飛ばされ、そちらに視線が向く二人。
さらに、追い討ちをかけてくる黒騎士の攻撃をさばくレッドだが、別方向からの攻撃を受けて、吹っ飛ばされ、変身解除してしまう。

声にならない叫びを上げる鎧と、レッドの名前を呼ぶヒュウガ。

攻撃したのは、ウルザードファイヤーとマジマザー。いや、こういう使いかたしていいのか?

黒騎士の横に現れるデカマスター。

ここらであきらめた方が賢いと思うけど、というバスコ。

鎧を見るヒュウガ。
ゴーカイセルラーのところへ向かうヒュウガ。
笑い出し、どうしたらかしこいなんて考えてたら、海賊なんかにならねえよ。宇宙最大のお宝はオレの夢だ。夢をつかむことをだれがあきらめるか、といって、立ち上がり、黒騎士たちと立ち回るレッド。

いやだから、変身する余裕、あるだろ。

変身しないで戦うにしても、ピンチっぽい演出をしたいから、みたいな考えが見え隠れしているんだよなあ。

「オレの夢は・・・、オレがつかみたい夢は・・・・」
レンジャーキーを握り締め、ヒュウガを突き飛ばし、
「すいません! この星を守るためなら、ヒュウガさんが変身する方がいいかもしれません。でも、オレ、ゴーカイシルバーやりたいんです。オレがやりたいんです!だから、すみません」
と頭を下げて、
「ヒュウガさんでも譲れません。この星はヒュウガさんの分まで、オレが守って見せます!1」
と叫ぶ鎧。
ヒュウガは胸倉をつかんで、
「その言葉が聞きたかった。自分がやるといえないヤツに、この星は任せられないからな」というヒュウガ。
「ヒュウガさん」
ヒュウガを見上げる鎧に、うなずくヒュウガ。
黒騎士たちと切り結ぶレッドの横に並ぶ鎧に、笑みを浮かべて、見るレッド。
そして、やってくるブルーたち。



無事だったか、というレッドに、少々、ピンチでしたが、親切な方に助けていただきました。
こっから挽回させてもらうよ、というイエロー。

ゴーカイチェンジして、立ち向かうレッドたち。

デカマスターと戦うレッド。マジマザーと戦うブルーとイエロー、ウルザードファイヤーと戦うピンクとグリーン、そして、黒騎士と戦うシルバー。

スーパー戦隊の力、悪いことには使わせない! と叫ぶシルバー。

それをいったら、ゴーカイジャーの面々もスーパー戦隊の力を悪いことに使っている連中に当てはまるのだが・・・・。

今日はコレで行くよ、とギンガマンのレンジャーキーを取り出し、ギンガマンに変身するゴーカイジャー。

炎のたてがみで攻撃するレッド、イエローの引っかき攻撃でなげとばしたのを斬るブルー。

ちなみに、イエローのこの技を、荒川氏はアバレンジャーで、なんのひねりもなく流用しておりましたが・・・。

二人同時に斬りつけるグリーンとピンク。

スピアで黒騎士を投げ、近くの崖に叩きつけるシルバー。
そして、ゴールドモードに変身して、ファイナルウェーブでとどめをさす。

キーに戻り、ヒュウガの手元に飛んでいく黒騎士のレンジャーキー。ギンガマンの大いなる力がレンジャーキーに宿る。

こういうシーンを見ると、

黒騎士がギンガマン第一話で谷底に消えたはずのヒュウガを取り込み、復活し、バルバンへの復讐を再開するわけですが、戦っている間、ヒュウガは復讐のための戦いをやめるように説得を続け、最後には、星を守る戦士としての心を取り戻し、なくなるわけですが・・・・、

鏡に閉じ込められるギンガイオー。
それをもどかしく見るしかないヒュウガ。
ブルライアットがひとりでに動き出し、ヒュウガの元へやってくる。
黒騎士「私の力を星を守る戦いに使ってくれ、それが出来るのはお前だけだ!」
やってきて、ふっとばすゴウタウラス。
「ゴウタウラス・・、黒騎士・・・、戦おう、一緒に星を守るために!!」
黒騎士の姿に変身するヒュウガ。

その思いはヒュウガに受け継がれ、ヒュウガはブルブラックへと変身するわけでして、ゴウタウラスと同じように、黒騎士の魂も、長年ともに戦い続けてきた、星を守るためのパートナーであるのです。

鎧の決意を見るための演技とはいえ、

「オレは黒騎士でありたいわけじゃない、この星を守りたいんだ」

と言わせてしまうのはちょっと違うのでは、と思うのですよね。
こういう怒らせるセリフをわざといって、鎧の本気を見ようとしたのかもしれませんが、そもそも、鎧の決意を見るということ自体、本末転倒な気もしますが。


やりましたよ、と駆け寄るシルバー。

ああっ、とうなずくヒュウガ。

トドメだ、と銃にキーを差し込んで、ファイナルウェーブを放ち、デカマスターたちをレンジャーキーに戻し、新しいレンジャーキーゲットと浮かれるイエローよりも先に、レンジャーキーを回収する猿ロボット。
しょうがないから、ギンガマンの大いなる力は譲ってやるよ。オレは先に他のヤツラの集めちゃうからさ、といって、猿ロボットの腹の中から、ムーンロイドのツッキー君を呼び出すバスコ。

仲良くしてやってくれといって、ばっくれるバスコ。

にげやがったか、というレッド。
まずはあいつを倒しましょう、といって、豪獣ドリルを呼び出し、乗り込むシルバー。

豪獣ドリルでツッキー君に突撃していき、はじき返されてしまう。
やるなあ、といってると、ゴーカイオーに合体して、シンケンゴーカイオーになる。
豪獣神に変形して、並び立つ二体のロボット。
豪獣トリプルドリルドリームとゴーカイサムライ斬りで止めをさす。

「伊狩鎧、ギンガマンの大いなる力とともに、コレを君に託す」
黒騎士のレンジャーキーを渡すヒュウガ。
でも、と躊躇する鎧に、
「スーパー戦隊の力は一つに集めておいた方がいい、オレの分まで、この星を守るんだろ」というヒュウガ。
はい、とうなずく鎧、微笑むヒュウガ。
黒騎士のレンジャーキーを握り締める鎧。

黒騎士とヒュウガの絆の深さはギンガマンでは、星を守りきれなかった、そして大事なものを守りきれずに、弟をなくしてしまった、きれいごとにこだわっていたがために大事なものを失ってしまった、という無念の思いから、復讐の念で手段を選ばない戦士に変貌してしまった戦士の思いを背負って、星を守ってきたわけで、それを鎧に託すということ自体が、重いわけですからねえ。

スーパー戦隊の力は一つに集めておいた方がいい、というのは歴代メンバーがレンジャーキーを持っていても使えないし、それを持っていても、ザンギャックに奪われかねないから、ゴーカイジャーにボディガード代わりに守らせておいた方が、まだ安全だ、ともいえるわけで。

ゴーカイガレオンを見送るヒュウガのところに、先ほどの赤と白の服の人物がやってきて、
「まさか、宇宙海賊が35番目のスーパー戦隊になるなんてな」という。
やっぱり、海賊は信用できないか、リョウマ? というヒュウガ。
「兄さんが認めた戦士なら大丈夫さ。それに、オレも信じたいと思ったんだ、仲間のために自分のみを省みずに、走り出したあいつらのことを」
リョウマの顔と、ギンガレッドがオーバーラップする。

いや、自分の居場所を守るためなら、どんな悪党でも必死になるのですがね。

微笑み合う炎の兄弟。

今回の話は、ギンガマン26話「炎の兄弟」のオマージュのつもりかもしれませんが、ヒュウガをベラベラしゃべらせすぎだ。と思うのは私だけか?

たしかに、

ヒュウガ「星獣剣、返すっていうのか、オレに?」
リョウマ「そうしようかと思ったよ。今日、久しぶりに兄さんのすごさ見て。でも兄さん、オレにこのまま、星獣剣の戦士として、戦わせてくれないか? 前のオレなら、こんなこと考えもしなかった。でも、今なら言える、オレ、戦っていけると思うんだ、星獣剣の戦士として、バルバンを倒したいんだ!!」

ヒュウガ「オレが星獣剣を使うのはコレが最後だ!  成長したな、リョウマ。オマエが一言でも返すといえば、オレは取り上げるつもりだった。オマエはもうオレの代わりじゃない。ギンガレッドはオマエだよ、ハヤテたちにとってもな」

リョウマ「兄さん・・・」
ヒュウガ「いくぞ・・・」
リョウマ「うん」

敵陣に乗り込み、人形を蹴散らす二人。

「何? 貴様ら、オレの可愛い人形を! 鏡の中に閉じ込めてくれる!!」

「「炎の鬣!!」」

鏡封じをしようとした敵を吹っ飛ばし、儀式をジャマして、皆を解放する。

リョウマ「みんな、大丈夫か!?」
ヒカル「絶対助けに来てくれると思ってたぜ」
ゴウキ「それ?」

星獣剣を持ってうなずくリョウマ。

「おのれ・・・よくも、オレの魔法陣を!」
リョウマ「みんな、行くぞ!!」

ギンガ転生して、変身する五人。

しかし、このエピソードでは、ヒュウガは自分から、その話を持ち出してはいなくて、リョウマが自分から、レッドでいさせてくれ、と自身で言い出すのを待っていたわけで、海賊に自ら志願した六人目のゴーカイジャーの情報をしってたにしても、鎧のミーハーぶりから不安にかられたにしても、
オレにゴーカイセルラーをくれよ、とか、「オレは黒騎士でありたいわけじゃない、この星を守りたいんだ」
というようなキャラじゃあないと思うが、地球を守りたいんだ、という思いは本物かもしれないが、黒騎士はただの強化服ではなく、黒騎士ブルブラックの魂でもあるわけで、黒騎士は故郷の星をバルバンに侵略されただけではなく、弟を人質に取られ、殺されてしまった過去を持った人物で、その過去があって、甘さを捨てて、非情になって、手段を選ばない戦い方をするようになってしまった復讐の鬼でした。
己の力を振り絞り、ヒュウガを取り込んだ彼に、ヒュウガは、復讐の鬼に成ることをやめるように説得を続けていましたが、それもむなしく、彼は復讐の戦いをやめませんでしたが、


レッド「ギンガの光はこの私のための力だ」
黒騎士「わたさない、復讐だけのあなたが使っても、バルバンと同じように破壊が生まれるだけだ!」
黒騎士「それがどうした! バルバンさえ倒せば、それでいい!!」
ギンガマン
「ギンガの光、今度こそ、この手に!」
イエロ-「アイツやバルバンに使わせるくらいなら、壊した方がいい!」
ピンク「私はいらない!」
ブルー「星を傷つけるための力なら・・・・・」
グリーン「そんなことのための力なら、オレたちはいらない!」

黒騎士「よせ、ギンガにひとつしかない力だぞ!!」
レッド「俺たちに必要なのは星を守る力だけだ!!」
ギンガマンに近寄ってくるギンガの光
ピンク「ギンガの光が・・・」
黒騎士「まさか、ギンガの光がもち手を選んだのか、そんなことがあるはずが・・・・・?」
モーク「これは奇跡か? みんな、ギンガの光をつかむんだ! 大いなる力を、星を守る力に変えるのは、君たちだ!」

レッド「オレたちが、ギンガの光を? みんな!」
手を伸ばすギンガマン。
稲妻が走り、吹っ飛ばされる黒騎士。

「おおいなる力・ギンガの光は、今、ギンガマンに装着され、獣装光となった」
獣装光を纏うギンガマン。

ギンガの光がギンガマンの手に渡るという事実を叩きつけられ、それでも復讐の戦いをやめない彼から、ともに戦ってきたゴウタウラスも、彼の前を去ってしまいます。
そして、地球もろとも、バルバンを倒そうとするさなか、バルバンの魔人の攻撃を受けたブルブラックを守るギンガマン。
ブルブラックは、自分がヒュウガを取り込んでいることを語るのですが、リョウマは
何かを守るために、戦うことを教えてくれたのは兄さんだ 
 あなたを殺して助け出しても、兄さんは喜ばない!
 俺たちは、星を守るために戦っているんだ!」
というギンガマンの戦いぶりや、

黒騎士が火口から地球の中心に強いエネルギーを送り続けると、地球は膨張して、爆発してしまう。やり方でバルバンもろとも、地球を爆発させようとした結果、火口に落ちた憎しみの槍からエネルギーが流れ出し、地球が爆発しかねない状況に陥り、ギンガマンたち五人のアースエネルギーを火口に注げば、エネルギーが中和できるかもしれないという知恵の樹モークの提案を実行しようとするが、近づけないなか、黒騎士は

「兄さん、兄さん。戦おうよ、兄さん。あの人たちのように」
バルバンに殺された弟の呼びかけを耳にして、
黒騎士「ダメだ。私には猛、守るべき星も人もない。ゴウタウラスさえいない。そして、何より、お前がいない、クランツ!!」
と叫ぶが、

クランツ「星は一杯あるよ、人も一杯いる。ねえ、兄さん、ゴウタウラスもきっと昔の兄さんが好きだよ。星を守ろうよ、昔みたいに」
という言葉を聞いて、自らの命で、落とし前をつけてなくなったわけで、その思いを受け継いで、戦ってきたヒュウガに、演技とはいえ、ああいうセリフを言わせている時点で、炎の兄弟のオマージュになっていないのではないか、と思うのですよね。

そもそも、ゴーカイジャーで今回のようなやりとりをやると、結局は、地球を守るための力でもイマはオレたちのものという理屈でしか正当化できないし、星を守るようになる成長ドラマが描けないというか、描こうとしないから、いつまで経っても略奪者のままでしかなく、地球の力を35番目のスーパー戦隊に託すというドラマが描けないので、地球人のメンバーにコレをやらせるしかないのでしょうが、ゴセイジャーへのあてつけか、メンバー全員、地球人じゃないという設定にしてしまったので、今さらのように、地球人のメンバーに歴代戦隊メンバーに認められ、35番目のスーパー戦隊として、戦うというシチュエーションをやっているけど、ゴーカイジャー5人に関しては、それを露骨に避けているのに、なぜかレンジャーキーは一つにしておいた方がいいという妙なことを言い出す始末。

今回のギンガマン編、炎の兄弟のオマージュ的エピソードに見えますが、結局のところ、前回の感想で語ったうまみを削った劣化アバレッドのとばっちりを受けたから、こういうファンが喜びそうなエピソードで、お茶を濁したのでは、と勘ぐりたくなるのですよね。

というのも、ゴーカイシルバーこと伊狩鎧は、ドラゴンレンジャー、アバレキラー、タイムファイヤーからゴーカイセルラーを受け取ったわけですが、その経緯がまんま、アバレッドですから、そこから推測するに、レンジャーキーを通じて、地球を守った戦士の声を聞くことが出来るのではないか? と推測できるわけで。
おまけに黒騎士も地球を守るためになくなった戦士ですから、ドラゴンレンジャーたちのように、その声を聞くことが出来たはず、黒騎士とヒュウガのつながりをある程度知ってて、その黒騎士がザンギャックと手を組んでいるバスコにいいように使われている。
そのことに対して、怒りを燃やし、バスコや、彼に操られている黒騎士を取り戻そうとするという姿勢を見せて、「この星はオレが守ってみせる」という気概を見せるエピソードも出来たはずで、ヘタなマニア受けを意識して、逆に話をダイナシにしてしまっている典型的なケースになってしまってますが・・・。
そもそも、炎の兄弟は本当はギンガレッドになるのがヒュウガだったのが、戦いのさなか、ヒュウガが谷底に消えてしまい、リョウマがその意思を受けて、ギンガレッドになったリョウマが戦いの中、兄の代わりではなく、自らの意思で星を守るためにギンガレッドであろうとしたから、あのエピソードでギンガレッドにまつわる兄弟の葛藤と、その返答を見出すドラマが映えたのであって、最初からモバイレーツとレンジャーキーどっさりというゴーカイジャー5人と違って、黒騎士のキーもないのに、ゴーカイセルラーをオレにくれよ、なんて、やりとりを表面上の演技だけでも、ヒュウガに言う資格はないのですよね。
そもそも、女の子を助けて、ゴーカイセルラーを託された時点で、星を守るための気概は十分なはずで、海賊と一緒にいる時点で不安になったのかもしれませんが、鎧の決意を今さら試すのと、炎の兄弟の時とは、状況が違うと思うのですよね。

しかもヒュウガは自分に自信がもてない弟のリョウマに対して、自分を信じろといい続けて、第一話で、リョウマに後を託し、谷底の中に消えていったわけで、見守っていたわけで、鎧に対して、演技とはいえ、試すような言動で「それ、オレにくれよ」なんていうのは違和感を感じるのですよね。

しかも、その決意を見せたのも、レッドのおかげにつながっている時点で、追加戦士をカッコよく描く気が本当にあるのか、と疑わしくなってしまうわけで。
アバレキラーの理屈しかかけないのだなと思えてしまうのですが・・・・。
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by kwanp | 2011-07-11 08:24 | 特撮
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