予想していたより

星矢Ω、第五話では、聖闘士ファイトの出場権をかけて、光牙たち、パライストラの生徒たち、140名余りはデルタ山の山頂を目指すヘルキャンプを競う。

この間の記事で、45~8名だと思ったら、それ以上だったというとんでもない構成になっているのだが、アニメ版の後日談であるなら、聖衣はどうなるという問題も解決できる。
というのも、アニメでは、氷河の師で、水瓶座アクエリアスのカミュの弟子でも有った結晶聖闘士や、カシオスの兄であるドクラテスや炎熱聖闘士、瞬とサクリファイスの権利を争った、レダとスピカなどが正規の聖闘士でもないが、星座をかたどっていない聖衣をまとっている。

88人以外にも、聖闘士が存在するという証拠ともいえるわけだが、前聖戦を扱ったロストキャンバスや冥王神話あたりから、言及されるようになった昇格制で実力があれば、青銅から白銀や黄金聖闘士に昇格できるシステムなので、常に二番手、三番手を用意していると前回推測しているわけだが、
考えられる要因として、ポセイドン軍などを参考にしている可能性もありそうだ。
ポセイドン軍などは海将軍とマーメイドのテティスといった一部幹部以外は、海闘士は兵士扱いとして、鎧をまとっている。

ハーデス軍は、戦いの中で命を落とした聖闘士などに聖衣をかたどった冥衣をまとわせている。


当のアテナの兵士は簡易的な革鎧をまとっているのみ。

ギガース参謀長に拾われた炎熱聖闘士など私兵じみた人物も居たが、跡付けとはいえ、黄金聖闘士のカミュの弟子で、キグナス氷河の師匠でもある水晶聖闘士のような人物もいるが、88星座の聖衣は必ずしも、全員埋まっているわけではなく、空白が有るにもかかわらず、結晶聖闘士などは、その空白の聖衣を与えられてもおかしくないはずだが、そうなっていない。

不正規の聖闘士も、サクリアファイスの権利を与えられなかったレダやスピカは、理屈で言えば、実力的には、聖闘士と遜色がないし、星矢とペガサスの聖衣をめぐって、争ったカシオスも理屈の上では、聖闘士レベルの兵士といっても過言ではない。



ましてや、現代の聖闘士は内輪もめで、黄金聖闘士は半減、白銀聖闘士は3分の2減しており、その体勢を立て直す前にポセイドンやハーデスが攻めてきている。

実力は同じでも、聖衣をまとっているのといないのとでは大きな違いが有る。聖闘士レベルの実力が有るのに、海闘士などの鎧をまとっている兵士と戦えば、明らかにアテナの兵士のほうが不利。この戦力の消耗をますます大きくなってしまう。
ポセイドン軍などに倣って、聖闘士レベルに近い候補者にも聖衣を用意するということが考えられたのではないか?

これは昇格制にともなう競争の激化を生み出してしまうのだが。

というのも、今回のヘルキャンプにしても、コスモデルタを突破し、デルタ山の山頂に朝日が昇りきるまでに突破するというもので、様々な大自然にくわえて、小宇宙放出地帯、小宇宙を使うと、激しく体力を消耗するという難所(ファミコン版星矢の最強パスワードでも、聖域では激しく小宇宙を消耗するのを髣髴とさせる)。
蒼摩いわく、このキャンプはめちゃくちゃ厳しいって有名なんだぞ、市は、聖闘士も逃げ出す地獄の2日間、人読んでヘルキャンプなんざんすという有様。
教官である激は最後まで生き残るには自分たちで精一杯の攻略法を考えろといい、聖闘士ファイトの選抜権をかけた試験だということを強調しただけではなく、白銀聖闘士になれることまで話す。

話の内容からすれば、この言葉自体、一種の誘導だったりする。

問題ないとこの言葉を聞いたユナは龍峰と手を組むことを提案するなどは、攻略法としては問題ないわけだが、とびうお座のアルゴは、川から現れ、蒼摩を蹴落とそうとした行為をとがめられ、聖闘士ファイト失格を言い渡されてしまう。

アルゴは蒼摩に食って掛かるわけだが、親が聖闘士で、自分もそうなってるやつが嫌いといってるのだが、柴龍の息子である龍峰には食って掛からずに、彼が負け犬といった南十字星座の聖闘士を親に持っている蒼摩に、彼の炎を汚ねえ炎とか、父親から受け継いだ、負け犬の小宇宙を自慢するなと言い放っていて、一言でいってしまえば、典型的やイヤなヤツである。しかし、実は彼みたいな考え方のパライストラの生徒は少なからずいるのではないか? と見ている。

前回、説明したようにハーデス編終了の時点で黄金全滅、白銀は3分の一前後になっているわけで、上位の聖闘士の座の大部分が空白になっており、その空白を埋める人材の発見、育成が急務となってたはずである。
主人公である星矢はΩ開始時には射手座になってるようだが(デザインがロストキャンバスのシジフォズっぽいが)、ハーデス編終了時には、まだペガサスであり、神聖衣も、最終青銅聖衣のバージョンに戻っているので、早くても、天界編終了後になっているはずだ。

アルゴは親が聖闘士である蒼摩にはけんかを売っても、龍峰には売らないのも、龍峰の父は英雄の柴龍の息子であり、実力も高いといわれているからで、喧嘩が売りにくいということも有るのだろうが、蒼摩の父親が、何者かによって殺された負け犬だから、という理由である。

Ω開始時には、黄金聖闘士も10人まで決まっているとはいえ、まだ空席は残っている(ゆえに競争は激しい)、白銀も空席が有る模様。

昇格のルールは、実力さえあれば、白銀、黄金にもなれるということであるが、力さえあれば、何をやってもかまわないという考え方を生みやすく、親が聖闘士でないアルゴは実力主義の考え方で、有る程度、好き勝手な態度を正当化できる実力はあるのであろう。

ただ、昇格のルールにも危険性はあり、自分が黄金、白銀になるために、その座に居るものを蹴落とすという考えも育ちやすく、別に今回のアルゴだけがそういう考えを持っている不心得モノではなく、昇格が奨励されている時期こそ、表に出さないまでも、こういう考えを持っている聖闘士は少なくはなく、仮面をはずしているユナなども、アルゴのようなベクトルではないにしろ、聖闘士のルールから踏み外しており、今回の話でも、積極的に、龍峰と組んで、クリアしようとしていたように、現場では灰色だし、主役である光牙も、聖闘士になるのに積極的ではなく、沙織を探すためにパライストラで訓練にいそしんでいて、聖闘士ファイトにでようとしているだけであり、シャイナから教えを受けていても、聖闘士云々はさして重きを置いていない。
星矢も姉を探すために戦っているうちに、いくつモノ戦いを勝ち抜いているわけだし、おきてに忠実だったわけではないが、実力さえあれば、何をやってもかまわないという考え方は、現代に限らず、アテナの聖闘士にとっては、戒めるべき問題のはずである。
というのも、その考え方がエスカレートすれば、サガのようにアテナを殺そうとするものも現れるわけで、現代の聖闘士はそれがきっかけの内輪もめで、白銀が3分の2、黄金半減、という割合の人員を失ってしまい、その隙を狙って、ポセイドンやハーデスの攻勢を誘発する結果になってしまった。
ポセイドン編で、老師が黄金聖闘士たちに聖域を動くなと厳命したのは、ポセイドンにかまけている隙をハーデスにつけいられるわけにはいかなかったからである。

しかも、教皇であったシオンは、アテナにその聖衣の存在を教える前にサガによって殺されてしまう。

ハーデス側の自分たちの手を汚さないで、地上を手に入れようとするやり方に乗じて、アテナの聖衣を結果的に伝え、アテナに渡すことが出来たからよかったものの、そうでなければ、地上がハーデスの手に落ちていたかもしれないわけで、聖闘士の昇格というルールはあくまで、聖闘士がその力を発揮して、アテナを守るためのものであり、実力さえあれば、の考え方が、本末転倒の自体を招いたという実例を作ってしまったのだ。それも、神のような人物と思われてて、教皇候補にもなった男の手によって、である。

まあ、アテナが光臨するのは、数百年に一度、その間、前聖戦の生き残りである教皇が最高責任者で、その下で、聖闘士が実力によって、昇格していく制度が有り、黄金聖闘士は絶大な力を振るう。

サガはもとより、その野望を知りつつ、したがった、蟹座キャンサーのデスマスク、魚座ピスケスのアフロディーテ、山羊座カプリコーンのシュラと複数の黄金聖闘士が従っている。
なにしろ、一番、手綱を取るべきアテナがほとんど不在の状況の中、黄金聖闘士になれる実力をもつ聖闘士は、常人から見れば、神にも等しい力を持つ人間ばっかり。
こういう手合いを輩出しやすいといえば、輩出しやすいシステムだよなあ。

ポセイドン編での聖域の状況は、前述したように結果的に、聖域乗っ取ったサガとそれをしりつつしたがった黄金聖闘士たちVSアテナとそれに従う青銅聖闘士の内輪もめのおかげで聖域の戦力はガタガタ、立て直しているヒマもなく、神々は次々と襲ってくる。

結果的に勝てたようなものの、文字通り、奇跡みたいな話といっても過言じゃない(汗)

しかもマルスの軍勢と小康状態。

そりゃ、サガみたいなのを出すまいと昇格制と人格教育の両立に力入れるわ(汗

だからこそ、今回のような、ヘルキャンプの合格に聖闘士ファイトの出場権や白銀になれるという条件をことさらに強調していたのも、そういった不心得モノをふるい落とす意味合いが有るのだと思う。

まあ、ずるがしこい不心得モノはこの程度では尻尾を出さないから厄介なんだけど。

ある意味では、黄金聖闘士で不心得モノが何人も出てくる車田版というのは、リアルといえばリアルなのだが(汗)

話はそれたが、聖衣に関して、いうなら、88の星座をかたどった聖衣もクロストーンになって、新たな進化を遂げたとされるが、聖闘士聖衣神話も高騰しているので、その対策・・・、げふんげふん、アニメでは、科学の力で作られた鋼鉄聖衣をまとう鋼鉄聖闘士がいたわけだし、従来の聖衣製造、修復技術と現代科学を併せ持った新技術が出てきても不思議ではない。

従来の聖衣技術と科学の融合で新技術が生まれていたとすれば、様々な試みが行われていたはずで、
同じ星座でも、いくつかのバージョンが作られていたとしても不思議ではない。ブラックセイントではフェニックスの聖衣が複数存在していたわけだし。
まあ、星座をかたどらない不正規の聖衣の存在が無印アニメ版で提示されているから、大部分はこういった聖衣を基に作られていると思ったほうが妥当か。
属性が有るとはいえ、その戦い方は聖闘士それぞれによるはずで、小宇宙に属性があり、それがわかっているとしても、その力も人によって、異なっているはずだし、新技術を盛り込んだであろう聖衣はその属性に合わせた性能の聖衣などが支給されているのではないか?
さらにいうなら、不正規の聖闘士も、サクリアファイスの権利を与えられなかったレダやスピカとともかくとして、ギガース参謀長に拾われた炎熱聖闘士など私兵じみた人物も居たが、跡付けとはいえ、黄金聖闘士のカミュの弟子で、キグナス氷河の師匠でもある水晶聖闘士のような人物もいるが、88星座の聖衣は必ずしも、全員埋まっているわけではなく、空白が有るにもかかわらず、水晶聖闘士などは、その空白の聖衣を与えられてもおかしくないはずだが、そうなっていない。
このあたりに、属性と聖衣の一致不一致が関係しているはずで、木戸光政は原作では100人の隠し子を表向きは孤児として集めて、くじ引きによって、世界各地の聖闘士のところに派遣したのであるが、星矢たち10人しか聖闘士になることが出来なかった、ということになっているが、その原因のひとつとして、考えられるのが、送り込まれた子どもの属性(当事はこの概念はなかったが、資質的に、という意味)と派遣先の不一致で、火の技の資質を持つ子どもがシベリアに送り込まれても、よっぽど運がよくないと、聖闘士になるなんて、無理な話だし、聖闘士になれるだけの実力を身に付けたにしても、氷の聖闘士の聖衣を身にまとうというのは、難しいのは容易に想像できる。不正規の聖闘士というのは、こういったチグハグな環境におかれた聖闘士レベルの実力の持ち主を聖闘士にしないというのもなんだし、という救済的ナ側面もありそうだが。
パライストラで一箇所に集められるのって、こういう不一致なケースを出さないためという理由も有るんだろうし。
オメガになって、属性が強調されているが、氷の技を使うカミュ・氷河のような例もあるので、そういった描写をタイプわけした設定では有るが、ハーデス編以降、戦力を整える上で、属性
でタイプわけして、一箇所に集めるという方法も、こういった不一致もなんとかしやすいはずだし。
何千年もの歴史が有るのだから、聖闘士になる人間の能力が88(その八十八も時代とともに増えていったみたいだけど)で収まるわけがなく、そういった規格外のレダやスピカのように、鎖を使う似たようなタイプ聖闘士用のものもあるだろうが、規格外の実力もちというのは、いつの時代にも居るわけで、既存の聖衣では納まらないが、聖闘士にしないには惜しいという人間は絶対いたはずで、こういった人間用に不正規の星座をかたどっていない聖衣を作った可能性はあるはずだ。

後、属性研究も始まってから10数年くらいしか、行われていないはずだから、そういう研究サンプルを集める意味でも、アレだけの数の聖衣を用意して、属性を使う聖闘士のデータを集めているということもありそう。
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by kwanp | 2012-05-05 21:51 | アニメ
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