少女漫画の描き方15

月刊少女野崎くん 第15号

「あっ、剣さん」
担当からかかってきた電話に出る野崎。
どうも、ちょっとマミコの気持ちでわからない所があったので、教えてください、という担当の剣。
まずここですが、と鈴木くんと呼んでいるマミコのコマとさす剣。
えーと、鈴木を呼んでますという野崎、
じゃあ、これは? と鈴木の名前を呼んでいるマミコのコマをさす剣。これも鈴木を呼んでますと答える野崎。
じゃあこれは、という質問に鈴木連呼ですね、マミコと笑う野崎。

・・・夢野さん(野崎のペンネーム)、説明するの、難しいのはわかりますけど、マミコの考えが見えにくいと困るのですよと、わかります? 青筋を浮かべて、いう剣。

マミコもああ見えて、考えているんだと思います。責めないでやってくださいという野崎に、アンタを責めているんだよ、と突っ込みを入れる剣。

例えば、夢野さんがマミコの立場になった場合、鈴木をどう思うかを考えればいいんですよという剣。

鈴木を・・・? と君のことが好きなんだという鈴木の顔を思い浮かべ、その・・・、友達には良いんですが、恋人にはちょっと、と気持ちはうれしいんですが・・・、という野崎。
そこまでリアルに考えんなよと突っ込む剣。
じゃあ、夢野さんが女になった場合で考えてくださいと話の切り口を変える剣。
そうですね、鈴木は俺の描きやすい顔をしているので、顔だけはタイプですという野崎。
おまえ、鈴木に不満でもあるのか?と突っ込みっぱなしの剣。

割り切るのも良いですけど、少しは感情移入したほうが良いですよとアドバイスする剣。
モデルなしでキャラ描くと、全部鈴木になっちゃう男だしなあ。まあ、野崎は極端にしても、作家ごとに、コレが出ないと、この人の作品じゃねえなというのはあるし、それが突き詰められれば、個性というか、カラーみたいになったりはするのはある。

とりわけ、主人公なんて、作者の代弁者みたいなものだし、ある意味、漫画の描き方的ナ主人公としては、野崎って理想的なキャラではないか、と個人的には思えてしまう。
というのも、野崎は、デリカシーというか、女心が全然わからない男で、自分に告白してきた女の子のことを、自分のファンで、アシ志望と勘違いしてしまったという男なのに、描いている作品では、繊細な心理描写と華やかな画面で大人気の作家(これが作品というか、作家によっては、自分で自分のことをほめていると突っ込みたいところなんだが、この作家の場合、評価とキャラの言動のギャップをわざとギャグのネタにしている)と描かれているギャップがある。

その作家の話を書いていく上で何も知らないということが話を追いかけていく上で共感を呼びやすい構造になっているのではと思っている。

まあ、作者の椿いずみさん自体、最初連載の題材がマッサージで、最初の読みきりというか、短期連載版では、少女漫画で北斗の拳をやった作者だからなあ(実話です)。

割り切りと感情移入の境目に関しても、コミックスとかで、四分の一スペースで語られる楽屋裏では、親指からロマンスのクライマックスでは、初期の頃にフェードアウトした主役の双子(男をとっかえひっかえする性悪女)が出てくる予定で、担当に読者はとっくに忘れているよとか言われたり、俺様ティーチャーのターニングポイントともいえる6巻では、鷹臣を優しく描いたつもりが、読者にひどいとか言われるなど、作者と読者の認識のギャップをいやおうなしに痛感させられているエピソードには事欠かない。

マミコの気持ちか・・・、といい、例えば、俺がマミコとして、マンガの中に入ったら、どう感じるかってことか、とイメージする野崎。

マミコのモデルは御子柴(男)だし、なりきろうって言う発想はムチャではないんだよな。それにしたって、なぜ、御子柴で変換しないという気もしないではないが、そのあたりの一足飛びの感情移入もありといえばアリなわけで。

これが私・・!? とおしゃれな服を着て驚くマミコ。
鈴木は自分が好きというライバルの発言に驚くマミコ。
マミコに助けに来たよ、という鈴木。

あいつら、恋愛ばっかで全然勉強してねえなと率直なツッコミを入れる原作者。

それを言ったら、ちゃんと勉強している漫画なんて、そうそうないような(汗 

ってわけで、今日一日、俺はマミコとして、過ごそうと思うと、佐倉にマミコって呼んでねという野崎。
また無茶苦茶なことを・・・、と心の中で突っ込みを入れる佐倉。

まあ、突拍子もないことをやっているとはいえ、こういうこと体当たりでやれるっていうのは創作者としては、悪くないことだと思うが。

まずはこれだ、お弁当作りすぎちゃったと頭をコツーんと叩き、食べてと取り出す野崎。
!!! とドキッとする佐倉。
マミコの手作りお弁当・・・!!? ってことは、私が鈴木くん役・・・!!? と心の中で、ドキドキしながら、い・・・、いいの・・・? 私が食べちゃって・・・と恐る恐る尋ねる佐倉だが、
大丈夫だ、まだ五個あるからと、配り歩く予定の弁当のストックを取り出す野崎。
マミコが尻軽に・・・!!! と突っ込む佐倉。

これ、野崎が女の子で同じことしていたら、確実にビッチ呼ばわりされて、叩かれるどころじゃすまないけど、デリカシーのない男キャラでこれやって、書き手次第じゃ、それでも批判されかねないよな(汗

書き手によっては、野崎と同じ設定でも、これ叩かれるよな。

そこへ、へえ、うまそうな弁当だな、と首を突っ込んでくる瀬尾。
結月と佐倉。
特別サービスだ、とよし、おまえにもくれてやろうという野崎。
俺の作った弁当をうれしそうに食べる姿か・・・。なるほど、コレを見て、満足感に浸ってるわけだな、マミコ・・・!!
ともっと食いなさいよ というマミコの姿を思い浮かべる野崎。

もっと、食いなさいよ、はともかく、間違ってはいない。

野崎君の方が料理上手なんて、私の立場は・・・、とショックを受ける佐倉。
私、桜でんぶきらいなんだよねーと弁当をぐっちゃぐちゃにする瀬尾。
なんだろう・・・、あんまり、うれしくないなという野崎。

まあ、元々、特定の誰かが食べるということを想定して作ったわけじゃあないから、食べた人間の好き嫌いにストレートにぶつかっても不思議じゃあないのだよなあ。

すくなくとも、こと有るごとに漫画を描くのに協力してくれている佐倉に対しては、彼女が食べること想定して、弁当を作ることをやってもいいはずだけど、まあ、そういうことはおそらくやっていないだろうし、完全に、食べる人間のことを想定して、弁当を作ることって、やっていないはず。
そういうことに対する認識が根本的に、すっぽ抜けてて、瀬尾はともかく、佐倉の心情は絶対に想像できていないはず。

とはいえ、想定していても、性別逆にすれば、瀬尾みたいな反応する男って、絶対いるだろうから、一番参考になるのって、この場合、瀬尾だったりする。

とはいえ、瀬尾をモデルにしたキャラはKY丸出しのキャラとして、描かれているけど、ある意味、漫画の主人公向けのキャラなんだけどね。

漫画の主人公って、ある意味KYが必須条件のひとつだと思うし(なにからなにまでKYでも、逆にダメなんだけど)。

やはり、マンガと現実は違うということか・・・、とションボリしながら、御子柴(マミコのモデル)に昼飯まだなら、これ、食わないか?と弁当を渡す野崎。
はあ? 男の手作り弁当なんて、食えたもんじゃねえぞ。しかも、なんだよこれ、デコ弁かよ。こえーよと言いながらも弁当を受け取り、ま・・・、まあ、でも、見た目派手なのはキライじゃねえし?
味も・・・、くそ!! 美味いじゃねえか!! と弁当をほめる御子柴。

理想どおりの反応が出て、満足の野崎。

というか、マミコの作る弁当をマミコがうまいといってるようなものだろ、これ(汗 身も蓋もないことを言えば、マミコになりきるって、御子柴の言動を追いかけるとかすればいいわけだが、

しかし、野崎の場合、瀬尾が声楽部のローレライとか言われているのを知って、「詐欺だ」とか思って、KYキャラにしていたり、前担当のアイディアを採用したくないばかりに、別のアイディアで処理したりというように、今のところ、うまい具合に切り抜けているけど、自分の感情と観察対象を切り離すということができていないのは気になるんだが、コレが出来るようになるのって、時間かかるし、高校生で若いから、無理のない部分も有るんだよな。

これはこれで面白いかもしれない、と気をよくしている野崎に、あ、先輩、バスケやっていきませんか? と声をかける若松。
お前はヒロインを男どもの戦場へ叩き込むのかとレディファーストとしろよという野崎。
何いってんだ、この人と心の中で突っ込みをいれつつも、
じゃ・・じゃあ、ベンチに座ってアドバイスとかしてもらえますか? という若松の言葉を聞いて、ベンチか、そういえばマミコもライバルと張り合って、応援したりしていたな・・・、と考え込んでから、オレのライバルになるような女がいるのなら!!! という野崎に、ベンチで何する気だ!!? と突っ込みを入れる若松。

バスケをしながらでも、イメージできるはずなんだが、鈴木の方に

っていうか、うちの部女子マネすらいませんからという若松の言葉を聞いて、バスケ部を去る野崎。

うーん、女と戦う経験はさすがに無理か・・・、と途方にくれていると、キャーという黄色い歓声が聞こえてきて、もー、鹿島くんは私と帰るのー、私とよね、鹿島くんと演劇部の鹿島(通称学園の王子様)と一緒に帰ろうと言い争っているのを、ケンカしないでと仲裁する鹿島。

演劇部の部長の堀先輩に、野崎くん見かけませんでした? と尋ねる佐倉。
いや・・・、こっちも鹿島さがしてんだけど・・・と堀が答えていると、ガラガラガラという音が聞こえてきて、ん? と振り返ると、野崎が鹿島を台車に乗せて走っていて、女子生徒に追いかけられている姿が。

佐倉・堀「「何やってんだ、あの二人!?」」

突っ込みを入れる二人。

女の子たちから王子様とか言われている女の子をひっさらって、一緒に帰る。やりようによっては、絵になるはずなのに、台車一つというか、それを行っているキャラひとつでものの見事に台無しに。
いやまあ、鹿島もギャグキャラってこともあるんだろうが。

すごいな、これが敵に回った女子か・・・、マミコはいつも、これと闘っているわけだな、とケツまくって帰りな、と返り血を浴びた常勝マミコを連想しながら、追いかけてくる女子の姿に感心する野崎。

感心していけど、やっていることは完全に鈴木ポジション(笑
そもそも鈴木ポジションの主人公キャラって、建前上は、こういう女同士のライバル争いに全然気がつかないってことになってるから、書きやすい主人公ではあるんだよね、鈴木は。

しかし、せっかく出し抜いたのに、これといった達成感がないのはなんでだろう・・・? と首をかしげる野崎だが、ハッ、もしかして、鈴木じゃないからか・・・・・!? とハッと気がつき、そうか・・・!!! 特別な相手のためだからこそ、、マミコはがんばれるということか・・・!!!という結論にたどり着き、鹿島に、すまない・・・・、お前のこと、特別に思えない
・・・という野崎。
なんで、私がフラれた感じになってんの!!? と突っ込む鹿島。

女と戦う経験をしてみたいとかいって、鹿島を強引にひっさらっただけだからなあ。戦う理由が違うといえば違うし。台車を使って、鹿島を運んでいるから、ムードぶち壊し以前に、鹿島ダシに使ってるだけだし。
本人にその気がなくても、セリフ一つで、相手がその気になっちゃうのが、ラブコメとかギャルゲ、エロゲの定番だけど、そうならないようにぶち壊しにしているって、書き手によってはあざといというか、主人公がセコくみえるものなんだが、誤解させる要素が介在する余地がどこにもないうえに、鹿島をその気にさせる要素で決定的にかけてるものがあるからなあ。

ひどい、野崎に弄ばれたと何がなんだかわからないでショックを受けている鹿島。
それより、なんでこんなもんで運ばれてたんだ? と尋ねる堀。
なんか、重さで腕が痛むの嫌だって・・・、と答える鹿島に、そうか? お前くらいなら、俺でも持てるぞと、何の気なしにひょいと持ち上げる堀。
振り向いた鹿島を見て、やべ、こいつも一応女だから、こういうのは・・・と心配した堀だが、そんなの、私だって出来ますよ!!! とガバっと堀を持ち上げる鹿島。
張り合うなよ!!! と叫ぶ堀。

何で腕を痛めるかわからないし、腕というか商売道具を大事にするという心構えをもっているのだけど、それで、台車だから、演出効果も何もあったもんじゃないうえに、いきなり一方的に拉致っていっただけだからなあ。もっとも、鹿島がその気にならなかったのって、鹿島Mだからということもあるんだよな。なにしろ、鹿島は演劇部の部活をサボるので、部長である堀が迎えに来て、バイオレンス突っ込み入れて、引っ張っていくというような光景が日常茶飯事になっているのに、なぜか、やめもせずに毎日毎日掘のバイオレンス突っ込みを受けているどころか、野崎と堀が一緒にいる光景を見て、可愛い後輩の地位が危ないとか、部長が躊躇なく殴るのは、自分だけだと自信満々に言ってのけるヤツのどこが、Mじゃないというのだ?

堀は親指からロマンスの山茶花高校の部長と三姫のハイブリットだし、鹿島は了だからなあ(最終巻n後日談の4コマでM化が進行しているというオチまで披露された)。

そういえば、俺を探していたのか? と聞く野崎に、あっ、そうだ、これ返そうと思って、と弁当箱を取り出、崩すの勿体ないくらいキレイだったから、待ち受けにしちゃったーという携帯の待ち受け画面を見せる佐倉。

あっ、ちゃんと全部食べたよ!!! おいしかったよ、ごちそうさまという佐倉の言葉を聞いて、・・・マミコになろうキャンペーン継続するか? 明日も弁当つくってやるぞと聞いてくる野崎に、それはもういいかな!!! という佐倉。

いや、こういう行動を毎日見せられるのも、周りとしては大変だし、佐倉としては、弁当作ってくれるのはうれしいけど、いつつもむっつも弁当作って、配る野崎の姿を見たくないだろうし、自分が作ってあげたけど、野崎のほうが料理上手で複雑ということがでかいんだろうなあ・・・・・。

複数の同級生の女の子にお弁当配ったり、クラスの女の子がやっている占いに興味を示したり、王子様とかいわれて、女の子に人気の有る女子生徒をひっさらって、逃避行。

人によっては、ものすごく絵になる光景のはずなのに、ラブコメ主人公どころか、ギャルゲの主人公っぽい行動に全然見えないのは野崎の人徳(?)ゆえか。
鹿島ひっ攫ったのだって、結果的に見れば、堀の代わりに鹿島を演劇部につれていっただけでしかないのだし(笑

まあ、外見から、デリカシーがない男みたいに思われているやつが女の子に興味示して、付け焼刃でもてようとあせってると思われるか、ナに企んでるとか思われるのが関の山だろうなあ。
主人公のキャラによっては、不愉快に見えてしまうのだが、ダイナシとか、死屍累々という言葉しか思い浮かばないのは、野崎のキャラというより、作者がギャグ向きだからだろうなあ。

・・とまあ、そんな感じで、少しマミコの気持ちがわかった気がします、と電話で剣に報告する野崎。
今の話のどこでだよ!!! と心の中で突っ込みを入れる剣。
まあ・・・、主人公の気持ちを考えるようになっただけ、成長なのか・・・、と思いつつ、それじゃあ、その教訓を活かして、今後の方向性でも決めますかという剣の言葉を受けて、そうですね・・、とクッキーを作ったり、こっくりさんをやったり、相合傘を書いたり、クラスの女子に占いの本を見せてもらったりしたのを思い出して、やっぱり、少しは勉強したほうが言いと思いますという野崎。

理解しようという姿勢はもちろん大事なんだが、野崎の場合は、自分にかけているものが有る、ということを自覚していて、そこからなんとか、学んでいこうという姿勢をもっていて、それを実行に移せるという美点はあるわけで。
難を言えば、感情がノイズになりやすいという部分があって、そいつをどう克服するかだけど。

ついでにいえば、前述したように、椿いずみさんのコメントとか見ていると、自分の認識と読者の認識とのギャップがでかいということをしばしば痛感させられるから、この野崎のような姿勢にならざるをえないし、あくまで推測だが、自分に求められている役割を認識して、それをこなそうとしている節があったりする。
親指からロマンスでも、マッサージはもとより、少なくとも私はこの作者に対して、求めていたのって、コミカルな登場人物たちが画面ところ狭しと騒動を引き起こして、かけまわるどたばた的ナノリであったわけだけど、親指からロマンスは結局、ストーリー寄りの話になって、最後のほうは、そのノリが有る程度戻ってはきたけど、ちょっと違うなという印象が強かった。
俺様ティーチャーの方は、その期待に今のところ違っていない展開だったりするし、感想を書いているこの月刊少女野崎くんなどは、親指からロマンスとか俺様ティーチャーの登場人物をさらにギャグっぽく描いている話で、自分に求められているイメージどおりの役割をこなそうという印象を受けるのだけど、これまた、以前書いたことだけど、作者がストーリーモノとか壮大なお話を描きたがっているのを、編集がうまいこと誘導して、ギャグっぽく話を描くように誘導している印象を受けていて、一介の読み手としては、その判断は正しいと思うのだが、男も手に取りやすい少女漫画レーベルやってきたからか、と思ったけど、アニメにもなった彼氏彼女の事情とか、田中メカさんとかいう前例があったから、ということを失念していた。
前者は、ギャグっぽい始まり(優等生だけど、演出しているだけというやつ)なのに、いつの間にか、ストーリーっぽい展開になって、という作品だったし、田中メカさんなどは、おむかえですでは、死者の前に、動物の着ぐるみ着たお迎えにやってくるという話だったのが、どんどん、恋愛よりにシフトしていった前例があるから、軌道修正すればいいというようなデータがそろっているという側面もあったのだなあ・・・・・。

ついでにいうと、うちのブログの読者的にハヤテを連想しそうな人が出てくると思うが、勘違いとすれ違いを扱ってる話の書き方でも椿いずみさんと畑氏の描くそれは質の違いみたいなものがあって、
畑氏はネットを使って、読者と作者の距離の近さをアピールする話の書き方(最近ではそれも、効果が期待できなくなっているが)であるのに対して、椿いずみさんのは作者と読者の認識の違いを痛感して、そこから、どうやって、読んでいる人に自分の描いている作品を面白く見せるかということに四苦八苦してきたという違いがあるので、似て非なるものだったりするのだが。
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by kwanp | 2012-05-11 19:38 | コミックス
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