少女漫画の描き方 20

月間少女 野崎くん 第20号感想

学校を休んだ野崎くんからメールが来ました。

えっ・・・、SOS!!? とメールを見て驚く佐倉。
携帯には 野崎梅太郎と書かれていて、文面にはSOS。

これは・・・、いわゆる看病イベント・・・・!!!

大丈夫・・・!!? お薬持ってきたよ・・!!!
と薬を持って駆けつける佐倉。

佐倉・・・、助かる・・、お前がいてくれて、良かった・・、と安堵の息を漏らす野崎。

・・・なんてね!! さすがの私も学んだよ!!!野崎くん、〆切大丈夫ー? 差し入れに墨を・・・と野崎の部屋のドアを開けると、そこには本当に風邪に倒れている野崎の姿が。


私のバカ!!! あんんで素直に受け取らなかったの・・・!? 普通なら、お薬とかプリンとか持ってくるはずなのに・・!!! と公開しているところへ、

野崎の行動パターンに慣れきった結果といえるわけだが、素直に持って行ったら、もって行ったでやっぱり〆切でしたという落ちだろうし。こういう判断になるってことは作中ではいってないけど、〆切の時期が近いからだろうからなあ。
〆切が近いとはいえ、こういう判断をするということは〆切が近いので学校を休むというのはあまりしていないということかな?

ある意味、野崎の行動パターンに慣れきっていて(理解とは微妙に違うか)、自ら恋愛フラグを叩き潰している行動とってるけど、いいのか、恋する乙女(汗

こういうパターンつかんでいるつもりで、微妙にはずすという例は親指からロマンスの千愛の兄のプリンスの師匠が、プリンス釣るためにやったすごろくに、千愛が引っかかったエピソードとか、壁に成りすましていて若菜から判子をとろうとした真冬を忍者だと思い込んで、袋叩きにしたとか・・、

けったいなやつしかいないじゃないか?

そういばCdドラマでは忍者の声杉田氏なんだが、いろいろな意味ではまり役というか、杉田氏、仮面ライダーストライクの声をやってて、まんまじゃねえか、とつっこみいれたくなったくらいだし(笑

野崎の行動パターンを踏まえたうえでの計算づくの行動で思いっきりはずしているわけだが、逆にホールインワンだったら、それこそ、話し成り立たないからなあ。

野崎先輩ー? メール見てきたんですけど・・・と若松が、
よう野崎、メール見て来たぞーと堀が、

いずれも、手に墨汁を持って、お見舞いに。

いずれも野崎の行動パターンになれきった結果だと思うが、今回の内容からすれば、出てきていない御子柴(ヒロインのマミコのモデル)とか、(野崎の秘密を知らないので、出てこないのは当然といえば、当然だが)結月あたりがしっかりお見舞いもってきそうに思えてしまう・・・・。

しかもこういうときに限って、やたら対処が適切で、野崎が、だまされるな、オレと己に言い聞かせていそうな光景が容易に浮かんでしまうが。

なんで、あの人と?と思いたくなるような残念な相手とくっつくケースって、意外とこういうときに起こりやすいんだよなあ・・・・。

すまない、間違えて、三人に送ってしまった・・・。

若松は後輩だし、堀は先輩。佐倉は女子ということだけど、御子柴直接口で言えばいいということかな?

第六号で御子柴は堀とあったことがなかったということを言ってたので、この面子にメールが届いて、御子柴にメール送られないという理由にはなるのかな? とも思えなくもないが、ちょっと無理があるという印象はぬぐいきれないか。

単に私が真冬以上に携帯を使いこなせていないだけかもしれないが。

すみません、先輩と謝る野崎。

いや、それより、大丈夫かよ・・・と堀。
何かできることある!?と佐倉。

ああ・・、実は・・、明日、漫画の〆切なんだが、医者にはちゃんと布団で寝ているように言われてしまってな・・・、だから、俺の代わりに寝ていてくれ!! 頼むっ!!!
と起き上がって、布団をめくる野崎。

そっち!!? と突っ込みを入れる佐倉。オレ不眠症なので、寝られません!!!
ごめんなさい!!!と謝る若松。
「そっち!!?」 いや、とめろよ!!! と突っ込みを入れる佐倉。

でも・・・、原稿やらなきゃ・・、あと少しなのに・・・、とふらふらした体で起き上がろうとする野崎。

野崎くん、こんな状態じゃ無理だよ!!! フラフラじゃない!!!ととめる佐倉。
佐倉、俺はプロだぞ、大丈夫だ、体が覚えているとペンを持つ野崎。
目を閉じても、右手が勝手に動き出すんだ・・、という野崎。

すごい・・・!!! これがプロ・・・!!と感心するが、手は動いても熱で意識が朦朧としているので、野崎くん、素直に寝てという佐倉。

まあ、どういう職業であれ、ある種本能的ともいえるプロの技みたいなものは存在するわけだけど、野崎のキャリアだとそれを期待するのは、まだまだ難しいみたいで。

じゃあ、改めて・・、背景担当の堀(3年)だと自己紹介する堀。
ベタ担当の佐倉(二年)ですと佐倉。
ケシゴムかけやってます、若松です、バスケ部一年ですと自己紹介してから、、・・・・といっても、俺、全然役に立てないと思いますけど・・、という若松。
いや、練習すれば、大丈夫だよ!! フォローするよと佐倉。
ああっ、誰でもはじめは初心者だからな、フォローするぜと堀。

・・・でっ、残ってる作業って・・・、

トーン貼り作業

やべぇ、初めて見るぞ、これ・・・とトーン針をやったことがない佐倉と堀の顔が真っ青になる(二人とも初心者。当然若松もだが、二人を頼りきっているので、ぴんとこない)。

ちなみに、世の中にはトーンを使わないで漫画を描いちゃう人もいるそうで(今もそうかは知らないが)

と・・・、とりあえず、貼ってみるか・・・、と堀。
確か、このシールみたいなのを貼って、切り取ればいいんですよねと佐倉。

(ぐっ・・・、美術部だけど、カッターって、あんまり使ったことないんだよなあ・・・)
あああ、はみ出ると、慣れない手つきでトーン貼りをする佐倉

トーン針ができている堀を見て、あっ、先輩、出来ているじゃないですか!! すごーい!! と感心する佐倉だが、・・・俺さ、部活では、力仕事担当なんだよという堀。
「? それが何か・・・」と首をかしげる佐倉。

悪い・・、と堀。カッターで切った部分が切り落とされている。
紙ごと!!? と佐倉。

慣れていないとそういう力加減難しそうではあるなあ・・・。かといって、知らないとはいえないから、練習もできないというわけね・・。

先輩方の邪魔しないようがんばります!! お茶入れてきましょうかと若松。
そっ、そこまでスゴいもんじゃないから!!! と佐倉
文化部なんて、上下関係関係ねえしな!! はははははと取り繕う堀。

せ・・先輩、トーン無理って言い出せない空気なんですけど・・、と佐倉。
しょうがねぇ、文化部な上、先輩だからな・・・。俺らの意地、見せてやろうぜと堀。

ひっこみがつかないというと、俺様ティーチャーだと6巻以降で、早坂にも事情を話して、正体を隠す必要がなくなったけど、それでも正体を隠してしまって、夏男への連絡方法で、密書というでまかせを言ったら、忍者が喰らい突いて、ひっこみがつかなくなったとかいうシチュエーションかな、真っ先に思い浮かぶのは・・・・。

あの、俺もトーン張ってみたんですけど、どうでしょうか? とちゃんとトーンの張ってある原稿を見せる若松。

文化部にも上下関係あるに決まってんだろ、一年坊主と原稿を隠す堀。
トーン貼りは一年生の仕事だよ、若松くんと原稿を隠す佐倉。

取り繕いながら? トーン貼りを押し付ける二人。

まあ、服とかの基本トーンはいいとして、問題は効果トーンだな・・・、と堀。
セリフとか、書いてありませんからねと佐倉。

って、わけで、野崎、こいつの気持ちって何なんだ?と原稿片手にたずねる堀。
そこは・・・、鈴木のことが好きなのに、素直になれず、ついヒドいことを言ってしまい、落ち込みつつも、他の女の行動が気になり、やっぱり、鈴木を信じていいんだろうかと、と説明する野崎。
どうでした? とたずねる佐倉。
とりあえず、こいつが面倒くせー女なのはわかったという堀。

しょうがねえな・・・、セリフ想像してやるしかねぇか・・・・。まずはヒロインだけど、自分の周りの女でもモデルに考えりゃ、いけるか?と堀。

確か、演技がうまいということだったけど、面倒くせー女を配役にした脚本を書いたことがないけど、絶対に鹿島は女の部類に入っていないだろうからなあ・・・・。

周りの女といわれて、結月を連想する佐倉と若松。

佐倉って、少女漫画とか読んでるわけだし、マミコのモデルは御子柴だとしっているわけだが、見舞いのことで、〆切だと見当つけたら、本当に風邪だったから、安易に御子柴あてはめるのは禁物だと思ってしまったのかもしれないが、堀が演劇部で、しかも演技がうまいという人だから、物語を扱う人としては、自分の考えよりも堀の考えの方が参考になりやすいと判断して、それに倣うのはありえる話だからなあ。

若松の場合は、縁のありそうな女の子がほかにいないということだろうけど、佐倉の場合は、結月は声楽部のローレライとか呼ばれていて、結月がモデルのキャラに関してもすごく魅力的なキャラクターになるんだろうなとか思っていたわけだが(実際には、殴りてぇと言われるような、KYな男キャラ)、結月のこともなぜか、殴られるみたいな認識を持っているとか、マミコに近いかもと連想するだけの理由はあるのかも。そういう意味では、野崎と佐倉の認識の違いみたいなものがさりげなく書かれているのかも。

えーと? こういう顔をする時って、どんな気持ちかってことだけど・・・、という堀。


「「そういえば・・、腹減ったなぁ・・・・」」
口をそろえて、結月を連想して言う佐倉と若松。

佐倉から出てくるセリフが自分と大差がないということで、若松が女の子に対して、女の子はみんな結月みたいなタイプだとか、妙な認識を持たなければよいのだけど(汗

マジかよと突っ込む堀。



鈴木が女の子と話しているのをみて、マジかよ、あいつら付き合ってんの!? ひゅーと口笛を吹くマミコ。

あ・・・、やべぇ・・・、今、くしゃみでそう・・・とマミコ。

ぶっぱなせー!!!と鈴木をビンタするマミコや決まったぜというマミコ。

登場シーンはこれですかね、とうずまいている感じのベタフラッシュのトーンを手に取る若松。
こっちじゃないの? ベタフラッシュを手に取る佐倉。

おまえらの周り、ロクな女いねえなと心のそこから突っ込みを入れる堀。

そういえば、堀はこの場合、誰をイメージして、当てはめるのだろうか? おそらくは鹿島は女として認識していないだろうし。

じゃあ、先輩は鈴木くんのトーン、選んでくださいという佐倉。
鈴木って、やたらとモテるイケメンだったか・・? といって、イケメン、と鹿島を連想して、じゃあ、これで、とキラキラと輝きを放ってるトーンを選ぶ堀。

えっ、一種類ですか、場面によって、変えないとという佐倉。

鹿島だったら、どんな場面でも光るぜ・・!! と自信満々にいう堀。

ほんと、親バカだな、この人、と突っ込む佐倉。
かなりの確率で、身近な女の子のモデルに鹿島をカウントしていないだろう、この人(汗

さて、熱も下がったし、昨日はつい弱音を吐いてしまったが、どうにか、今日中にトーンを終わらせないとな・・、と原稿を手にする野崎だが、

女の子と離している鈴木と、それを見ているマミコのシーンにキラキラ系のトーンが張られていたり、好きだよという鈴木のバックがキラキラしていたり、私マミコよろしくねというシーンがベタフラッシュだったり、鈴木が落ち込んでいるシーンがキラキラしていたり、という原稿を見て、

〆切延ばしてもらおう・・、と決意する野崎。

前野が担当のままだったら、ヘタしたらアップしかねない気がするが・・・・。

御子柴がいなくて、悪戦苦闘するという展開はわかるわけだが、御子柴だけ出てこない理由みたいなものは言及してもよかったかも。今回の内容、もうちょっとボリュームがありそうだったのを、途中でぶつ切りにした印象があるので、もうちょっとページがあれば、そのあたりも語られたのかも?
今回の話は、こういう結末にするために話の都合的に御子柴をださなかったと受け取られかねない部分があるので、御子柴を入れた上で、御子柴の意見が却下されるような内容でもよかったのかも。
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by kwanp | 2012-08-23 23:44 | コミックス
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