少女マンガの描き方 21

月刊少女野崎君 第21号感想

じゃあ、お疲れ様でしたーと帰っていく剣。
・・・・もう、何度も見てるけど、未だにどんな人かわからないね、宮前さんと佐倉。
そうか?と野崎。
年齢とかナゾだしという佐倉に28歳だって、と野崎。
趣味とかまったく把握できないし、という佐倉に読書と映画だって、といてから、ちなみに前野さんと同じ年らしいけど、大学受験で二浪したから、後輩なんだと聞いたと説明する野崎。

くされ縁かい(汗

へぇー、そんなことまで知ってるなんて、意外と仲良かったんだねと驚く佐倉に、まあな、といってから、全部都さんから聞いたんだ、と得意げに言う野崎。

それ、情報漏洩じゃない?と突っ込みを入れる佐倉。

前野が自分の事のついでにべらべらと剣のことをしゃべった感がまるだしに思えてしまうのは私だけじゃないだろうなあ。
まあ、こういうおしゃべりな知り合いで、別の人間に情報が漏れてしまうのは、よくあるといえばよくあることだが。

あれ? 宮前さん、今日はスーツですか? 珍しいですね、と声をかける職員。
はぁ、実はこの後、高校の同窓会がありまして、と答える剣。

えー、宮前くん。同窓会だからって、着慣れてない服は却って浮くよー、僕達いつも私服だしさーという前野。
へぇ・・、そんなもんスかね・・、と剣。

おー、宮前。久しぶりーと同級生。
出版社入ったんだって? どうよ?とたずねる別の同級生。

・・・そうだな・・、同僚がひどいと答える私服の剣。

あれー、宮前くん。みんなスーツなのに、浮いてるよ、その格好とびしっとスーツで決めた前野がやってくる。

前野みたいな人間のいうことはアテにならないのがほとんどだが、厄介なのはこういう人間が、学校や会社の先輩というよなしがらみがある場合で、スルーするわけにもいかない厄介な状況があるからなあ。
しかも、当の本人は自分がそういうことをいったってことを調子よく忘れている、もしくはバックれてるってことが珍しくないけど、かといって、行ってることを無視されたら機嫌損ねるから、上司やセンパイとしてはかかわりたくない相手でもあるんだけどね。

そういや、お前ら。職場一緒なんだっけと同級生。

ああ・・、とうなずく剣。
僕のほうが二年先輩だけどね!と得意げに言う前野。

え!? じゃあ、宮前が後輩なの!? 敬語使ったりすんの!?という同級生。
まぁ、一応、職場では・・、と答える剣。
ぷっと笑って、マジで!!? 前野からどんなこと教えてもらった?と尋ねる別の同級生。

見てみて、新商品という前野。
題名何にしようかな、と考え込む前野。
この子、僕のタイプじゃない!!とダメだしして、えっ・・!? と戸惑う漫画家。

マンガ家の気持ちが少しわかるようになったとはぐらかす剣。
すっげー!!! やるじゃん、前野!!!とほめる同級生たち。

面と向かって仕事していると、怒りを感じるというか、イライラするというのが実情ではあるんだけど、ある意味、読者にもっとも近いタイプの編集という側面も持ち合わせているんだよなあ(想像力とか作品の見方が)。
もっとも、ひとあしらいがうまいか、よっぽど、気持ちに余裕がないか、あるは貧乏くじタイプでもなければ、とこういうタイプとはうまくいかないだろうなあ。
そういう意味では、あやべんみたいなタイプとかが、一番うってつけなんだろうなあ。

ところでどんなジャンルのマンガ作ってるの?とたずねる女の同級生。

少女マンガと答える前野。
えー、二人とも!?と驚く同級生。

「あーでも、前野君向いてそう!!!」 
「女心わかってそう!!」
「彼女たくさんいたしねー」
「うんうん天職かも」
というのに、対して、
「宮前くん、ちゃんとできるの?」
「少女向けだからって、手を抜いていない?」
「わからなかったら、ちゃんと前野くんに教えてもらうんだよ?」
と口々にいう同級生達。

あいつらわかってねーよ・・・、という剣。
そっそうだよな、ちょっと太ってるだけで、宮前だってかっこいいとこ・・、とフォローを入れる同級生に、お前もわかってねーよという剣。

前野みたいなタイプは、外野から見ていると面白そうだけど、身近にいると頭が痛いタイプの典型なんだけど、外野は絶対わかってくれないという厄介なタイプだったりするのですが。
これで女で、しかもそこそこ見た目がよかったら、その外面でだまされるやつの多いこと多いこと。

絶対に身近にいる人間の苦労なんて、わかってくれません。

太ってると言や、お前、昔は痩せてなかったっけ? リバウンド? とたずねる同級生に、ああ、別にすげー食ってるわけでもないのにな。太ったり、戻ったりという剣。

高1のときが痩せていて、高三の前野と一緒にいるときには、太っていて、大学時代はやせていて、現在は太っている。

原因前野じゃね?と気がつき、なんていうか、大変だな、宮前と同情する同級生。

ストレス太りなわけね(汗

?なんだよ、急に・・・、と剣。

まあ、働くって大変だよなあーと別の同級生。

「オレのとこ、上司がマジパワハラでさー」
「こっちも営業なんだけど、歩いても業績上がんねーよ」
「俺のところもさー」と口々に言う同級生達。

そういや俺のところも、担当しているマンガ家とかさ・・・、登場シーンの効果音は、
「きゃぴーん」か、「きゃららーん」のどちらがいいか、揉めに揉めてよー・・、と剣。

背景にきゃららーんと登場するマミコの姿が。

おまえのところ、平和そうでいいなと同級生。

おい、聞いたか。あいつ女子高生担当しているらしいぜ・・、夢野とか言う、と噂話する同級生。

マジかよ!!! 現役!? 制服着てんのかな!!! と反応する別の同級生。

は? 夢野先生? まぁ制服着てるし、家に原稿取りに行くけど・・・と答える剣。

は!? 家に行くのか!?と反応する同級生たち。
いらっしゃい、原稿出来てますと出迎える夢野先生(イメージ)。
ああ、一人暮らしだからか、手料理食ってけって、うるせぇんだよと答える剣。

てっ、手料理!? お前、絶対気があるだろ、それと反応する同級生。
えへ(はぁと)一人じゃさみしいなと夢野先生(イメージ)。

実際
剣さん、洋食派だったのかな・・・と残念がる野崎。
いや、男子高生の手料理って、ハードル高いと思うぜ・・。うまいけどなと御子柴。

まあ、イメージ上の問題もあるから男子高校生とは口が裂けてもいえないと思いますが、言ったところで、意地悪をして教えてくれないと受け取られるのが関の山でしょうね。

しかし、野崎のマンガは人気があるという設定だし、28の男でも、マンガ読んでいるやつは、絶対に読んでいそうなものだと思うのですが?
少女漫画、少女小説熱心に読み漁るような男性読者でなければ、とりあえず、人気作だからと読んでいそうなものですが。
花とゆめ系列だったら、ハードルも高くないはずですし。

おっ、おい!!!  お前も担当したことあるんだってな、高校生マンガ家!! と詰め寄る同級生達。

え? 夢野センセー?と前野。

夢野センセーはねー、大きくて、ガッシリしてて、体重も結構重めだと思うよという前野の言葉に、
よく来たなと劇画調でガタイがでかくなる夢野先生(イメージ)。

あとは電話もすぐ切るし、家には入れてくれないしで、すごく恥ずかしがり屋だったよという前野。

勘違いさせちゃったら大変だしーと携帯をいじる夢野先生。
前野さんは遊び人だから、私だまされない・・!!!と夢野先生(イメージ)をイメージして、剣の肩をポンとたたいて、同情的に見る同級生。

俺様ティーチャー4巻で筋金入りのMの舞苑が、真冬にクッキーを持ってきて、学校の周囲の山の中で迷ってしまい、そこで出くわした早坂の金髪という容姿を見て、この人はキット不良なのでしょうと当たりをつけて、それなら、真冬の名前も知っているはず、ということで、この学校の番長のところに連れて行ってくださいと頼んだら、桶川のところに連れて行かれて、その際に、一県をほぼ一人で統一してしまうほどの力を持ち(誇張)、通った後には雑草すら生えない(ジョーク)、一度ケンカを始めると、相手が泣いて許しを請うまでとまらない(サービス)、閾値をすする鬼のような番長ですと説明してから、真冬の名前を持ち出すわけですが、真冬が番長だと知らない早坂、と番長の桶川は、自分の知っている真冬のイメージと合致しないので、知らないといい、真冬探しに巻き込まれてしまうのですけどね・・・。
さらに7巻では、寮に迷い込んだ舞苑と一緒にいた山下の番長としてもすごかったけど、何か食べるたび思い出すよ、あの人の手料理(まずかった)という言葉や、かっこいい人だから、あこがれるよなぁ・・・、今だにスカートはいているのが信じられないよというアンラッキーマン大久保の説明を聞いて、いや、だからどんな人間なんだよ、とますますわからなくなる早坂ですが。

真冬がスケ番の正体を隠しているということで生じた勘違いによるもので、早坂の知っている真冬は喧嘩が弱いという設定で、それを隠し通すためにウサちゃんマンや夏男みたいな返送をして招待を隠しているので、舞苑たちの語る真布湯が自分の知っている真冬だとはかけらも疑っていないわけで。
あんな特徴的な人間、多少なりとも怪しいと疑いたくなりそうなものだと思いますが、世の中には、そういう疑念をかけらも抱かない人間も確かにいるわけで(汗

なんなんだよ、さっきからと剣。

よっ、前野久しぶりだなーと声をかける同級生。
10年ぶりくらいだっけ?と前野。
あー、前野くんだーと女の同級生。

なんで、みんな前野の顔、ぜってぇ覚えてるんだ? そんなに特徴的か?と剣。
ああ、それはブログ見てるからだと思うよといい、あいつマメに写真入でブログ更新してるからさー、とIフォン?を見るといって見せる同級生。

へぇ、俺は聞いたことなかったけどと剣が見てみると、

月刊少女ロマンス 編集部ブログ

〇月×日 今日は同窓会! みんな送れずに集合してよね(星)
待ってるぜ!という記事が。

おい!!!と突っ込みを入れる剣。

私物化すんなという気もするが、編集部として、前野が自分が語りしているおかげで、必要以上にネタバレせんですむというか、前野のやることだから、とあきらめている可能性はありそうで、多分、後者の理由が大きいでしょうね。

剣ー、前野が酔ったーと剣を抱える同級生。
こっち、連れてくんじゃねーよと青筋を浮かべる剣。
いいだろー、センパイの面倒みてやれよーと剣の隣に前野を座らせる同級生。

嫌だよ。マンガ関係者って、酔うとマンガ論語りだして、
ウザいんだよと剣。
・・・うーん、マンガ・・・、マンガは、えーと、うん、あれだよ。コマ割とかさ、うん。こう・・・さ。セリフがアレでさ・・・、僕が思うにマンガって・・うんという寝言を口にする前のに、こいつ、語る内容すらねえのかよ!!!と戦慄する剣。

いや、前野みたいなタイプがマンガ論あったほうが、むしろ厄介なので、一生もってくれなくて、結構です!! 絶対、担当の作家に自分のマンガ論を必要以上に押し付けて、その作家さんの持ち味なんて、全然変えないで、自分のマンガ論のための書記状態にしかねないんじゃないか?と疑いたくなりますし。

今だって、十分厄介だけど、前野がマンガ論もったら、余計に厄介なので、今のまんまがマダマシでしょう。

作家のタイプごとに使い分けれて、二次創作はうまいけど、一次創作は微妙とかつまらないタイプにだったら、有効なやり口ではあるんですが。
どう見ても、前野がそこまで考えて、行動するとは思えない(迫真)

漫画家が書いているだけに担当編集者の話は、えらく実感がこもっている気もしますが、双子の妹さんは小学館の少女コミックでマンガを描いていたそうで、さもありなんと妙な納得をしてしまいましたしね。
まあ、マンガに描けるっていうことは、人に見せても大丈夫なように、かなり脚色しているとは思いますが。

じゃあ、こいつタクシーに乗せてくるからと前野を抱える剣。
おー。おまえ、なんだかんだで面倒見いいよなという同級生達。

俺だったら、キレそうなところもスルーするしなという同級生。
お前、感謝しろよという同級生の言葉に、してるよーといって、お礼にもし僕が編集部異動になった時は、僕の大事なブログは宮前くんに引き継いであげるからねという前野。

それは絶対にイヤだけど、本当にそうなりそうな可能性が高そうだな(汗

今日のオレはちょい悪だぜ!という剣の写真つきの記事のイメージ。

ガッシャーーン!!

宮前がキレたぞ!!! 誰か止めろー!!!と叫ぶ同級生。

どうも・・・、セリフの確認なんですが・・・、という剣のせりふを聞いて、あれ? 剣さん。なんか疲れてません?と尋ねる野崎。

あー・・・、昨日は同窓会があリまして・・・、・・・・いや、なんでもないですと話を終わらせる剣。

電話を切る野崎。
野崎くん、どうしたの?と佐倉。
・・・剣さんが、初めてプライベートな話してくれたぞ!!! と浮かれる野崎。
昨日同窓会だったんだって!!とカレンダーに丸をつける野崎。

へ・・、へぇ・・・、よかったねととまどう佐倉。

同窓会といえば俺様ティーチャー8巻でも、鷹臣の同窓会のネタがありますが、完全なおかん気質な柿本は剣で、前野は鷹臣なのか、おいっ(汗
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by kwanp | 2012-09-29 17:51 | コミックス
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