少女マンガの描き方23

月刊少女野崎くん 第23号感想

以前描いた雨の話の反応が妙によく、サブキャラの話を進められてしまった。

まあ、傍から見る分には、あの手のキャラは面白いから、反応は良くなるよな。

剣から電話であの二人のデート話などどうでしょうか?というメールがくる。

だが、あのキャラのモデルは若松と瀬尾・・・、このまま関係を進めてしまうのはいかがなものか・・・。
いや、別に話が思いつかないとか、デートの想像できないとか、そういうわけではないのだが・・・。

たいていのことはそうだけど、結月は明らかに野崎の理解の範疇にあるというべきか、理解したくないというべきか。

野崎先輩、瀬尾先輩に映画のチケット貰ったんですけど、どうすれば・・・? 断ってもいいでしょうか?と相談してくる若松。

絶対に行くべきだと思うと答え、後で感想教えて、という野崎。

野崎先輩ならとめてくれるかと思ったけど・・・、やっぱり、敵前逃亡はカッコ悪いってことかな・・・。さすが先輩と、野崎の本音を知らないで感心する若松。

でも、こういう場合、どうすれば勝ったってことに・・・?と頭を悩ませる若松が、恋しょをみて、

あーら、何、その庶民の格好! 私服になるとますますイモ臭いわねという縦ロールお嬢様風のキャラ。

俺様ティーチャーの真冬だったら、喜びそうなセリフとか思うけど、椿いづみさんの作品に出てくるお嬢様って、病弱天然だけど、好みが変な綾芽とか、野生児で、10も年上の男を自分好みに仕立て上げたりとか、そんなんばっかりだよなあ。
生徒会長は確か妹がいたはずだけど、アニキがアレだから、意外とまとも(可能性低いけど)か、血は争えないかのどっちかだろうし。
そう言う意味では、典型的なお嬢様はいないか。

ヒロインな御曹司がいたけど、これはカウントするには微妙だし(汗

緑ヶ丘は不良と金持ちの子供が通う学校だけど、縦ロールが似合いそうなお嬢様はいないっぽいからなあ。
アル意味、トレンドでもあるマッチョ手芸部とか、なぜか物理的に強い文化部(華道部と作法部と切手収集会とか、突っ込みどころ満載の学校だけど、金持ちの子供の生徒も、まだ見ぬ強者がゴロゴロしていそうだなあ。

いまさらという気もするが。

悔しい・・!! これじゃ、私、引き立て役じゃない!!! とマミコ。

このシーンを見て、これだ!!!とひらめく若松。

その結果・・・・、

おいおい、若。おまえ、今日、気張ってんなぁ。そんなに楽しみだったのか・・・?
と結月に突っ込みいれられるくらいにめかしこんだ若松。
えっ・・・、違っ・・・!!!と否定するも手遅れな若松。

なめられないようにするという意味では間違っていないけど、

映画館って、どっちの肘置き使えばいいのか、ちょっと考えちゃったりしません? 右手か、左手かと聞く若松。

そうか? んなこと考えたことねぇなあと結月。

若松の左隣で両方の肘付を使っている結月に、こっちは俺の肘置きですって!!と突っ込みいれる若松に、お、そっか、悪いな。うっかりうっかりという結月が、肘置きに、頭を置いた若松の頭に手を置く。

そうだ! ジュースを置いて、自分の位置を主張しよう・・・!!とジュースを二つ買ってくるも、足を組んで、肘置きの自分の分のジュースを、若松の左隣におく、結月。

うろうろとジュースをどこに置けば良いのかわからない結月。

先輩の分まで買っちゃダメだったか・・・。
今度はポップコーンを一個だけ買ってきたぞ!!と意気込む若松だが、

左の肘置きに置いたポップコーンを遠慮なしにボリボリ食べる結月。
うろうろして落ち着かない若松。

って、それ、いそいそと、一緒にデートしている女子の先輩のためにジュースやポップコーン買ってきているってことを、テリトリー誇示するのにこだわるあまり失念しているけど、こういう本末転倒仲人売って、意外ととりがちだよなあ・・・・・。

わくわくしながら、おっ、そろそろ始まるぞ、若。左右空席でよかったな!と結月。
はぁと答えながら、まぁ、映画が始まっちゃえば、隣に誰がいようが気にならないか、・・・とい若松。

『待って・・・!!! 貴方だけでも逃げるのよ・・・!!!』
『そんな・・・っ!!! キャシー!!!』

映画を見て、ぐすっと泣く若松。
無反応の結月。

うわあっ、やめろーっと叫ぶ登場人物。
ズドーン、ぐしゃ、どしゃ。
いやーっ!!!という女性の登場人物の叫びが響き渡り、ドドドドという音が響き渡る。

げらげらげらと笑う結月を見て、なんでそこまでズレてるんだ!!?と理解に苦しむ若松。

もしかして、悪人に感情移入するタイプか?たまにいるよな、そういう人と見当をつける若松だが、

『おまえ・・、裏切ったな・・!?』
ぐっ、とさされる男に、
『はっ、信じるお前がバカなんだよ』
と嘯く刺した男。

それを見て笑う瀬尾。

・・・・と思ったら、新たな敵が・・・・!!! うわああああー!!!とくらげのような外見の敵を見て、戸惑う登場人物。

大笑いする結月。

まさか、この人・・・、誰がやられても楽しいのか!!? と戦慄する若松。

最近は感情移入する気にもならない主役は珍しくなくて、むしろ、悪役側を応援したくなるケースも珍しくなくなってるからなあ。

今、タツノコで配信しているヤッターマンだって、明らかにあの三人に肩入れしたくなるような話だけど、あれは明らかに計算して作っているのだけど、最近の悪役に肩入れしたくなる話は、作り手がそこまで計算しているのか疑わしいのが多いからなあ。

ふらふらともたれかかってきて、ごんとぶつかる結月。
!!?とびくっとする若松。

さらに、ぐーと若松のひざで寝る結月に、ちょっ、結月先輩!!?と戸惑う若松だが、はっ、ちょっと待てよ・・・、この状況から起きると、かなり恥ずかしいのでは・・・、とや・・、やっちまったぜとかぁーと顔を赤くする結月を想像して、ちょっと見てみたいと思うのだが、

ぼりぼりぼり、とポップコーンを食べはじめて、くつろぎ始めた!!?と驚く若松。

おまえ、全く眠くなんねーの? すげーな。暗いとぐらっとこねぇ?と聞いてくる結月に、いや、俺、不眠症気味なんで・・、と答える若松。
ふーんとうなずく結月。

作中に流れるBGMを聞いて、口ずさむ結月。
それを聞いて、反射的にガクっと寝る若松。

結月の歌で眠れるようになったからなあ・・・。条件反射か(汗

映画が終わって、いやー、面白かったなーと背伸びをする結月。
そうですね、特にラストのキャシーのセリフが、もう、格好よくて・・・!!!という若松だが、
キャシーって、誰だっけ? 着ぶくれてたおっさん?と尋ねる結月。
ヒロインですよと返す若松。

それよりアレ凄かったよな! 宇宙人のモナルッポ!! あいつマジで輝きまくってたけど、次回作出てくんねぇかなーという結月のことばを聴いて、え・・? モナルッポなんて、いましたっけ?と聞き返す若松。

おまえ、ちゃんと見てたのか? 寝てたんじゃねえの?と疑わしそうに見る結月。
納得いかないと瀬尾。

先輩・・・、俺達、同じ映画見てたんですよね・・・?と尋ねる若松。

ああ、やっぱり見てて、すぐ感想言い合えるってのはいいよな! なあ、もう少し、話していこうぜ! いいだろ?という結月。

えっ、はぁ・・・、俺でよければ、付き合いますけど・・・、という若松。


ファミレス

でっ、あの時、ドロシーっていって、ぐっちゃぐちゃになっただろ、ドバーって、吹き飛んでさ、ペチャって、ほんと、ペチャアって!!という結月に、もう先輩、黙ってて!!!
と叫ぶ若松。

もう今日来るんじゃなかった・・・・、とキリキリ痛む腹を押さえる若松に、なんだよ、わかったよ、次は別のヤツ誘うからよーという結月のことばを聴いて、
えっ・・、それはそれで、なんとなく・・・、微妙に気に入らないような・・、と面食らう若松だが、
実は女友達全員に断られた絶叫遊園地のチケットがあるんだけどよー、お前の代わりに田中か山村(男バス一年)誘うわという結月のことばを聴いて、

待って!!! 田中は酔いやすいし、山村は彼女持ちなんですけど!!!とまったをかける若松。

うん、ベストチョイスだろ。スリル二倍と悪びれない結月。

結月の同タイプキャラの忍者が、部活相続をかけた監査で、最初、監査を立候補していたのが、風紀部に入部して、生徒会やめたおかげで、結果的に監査を若菜がやることになったのは、ともかく、引き連れていた面々が、最初、忍者が監査をやるということで、変なことやらされるんだから、今のうちに練習しておこうと身構えていたら、若菜に変更になって、残念そうにしていたというシチュエーションがあったが、やってみると面白かったというケースもあるだろうけど、どっちかというと、変なものに手を出したところで、いきなりはしごをはずされて、もういいとか一方的に言われて、自分のやったことは一体なんだったんだというような肩透かし感で、だったら、最初から誘うなというような感じなのかな?

俺!!! 俺が代わりに付き合いますから!!!やめてあげて!!!と根負けする若松。

あっさり距離を置けるなら、もともと苦労しないよなあ・・・・。

もう!! アンタなんかに付き合うんじゃなかった!!もう散々よ!!!という女の子に、わかったよ、じゃあ次は他のヤツ誘うことにするよという結月をモデルにした男キャラ。

カッ、となって、なっ、何それ・・!!!だったら、私が付き合うわよ!!! あれ・・・? 私、何言ってるの・・・? こいつのことなんか、大っ嫌いなハズなのに・・・・・と困惑する少女。

嫌ってるはずなのに焦っちゃう・・・、これはもう、恋が始まってるって、ことですか!?夢野先生!!とたずねる佐倉だが、多分、勘違いだと思う。その場の空気に飲み込まれただけだろう、きっと・・と手厳しいコメントを口にする野崎。

なんで、この二人には、常にネガティブなの、野崎くん?とワケがわからない佐倉。

明らかに恋心じゃないからなあ。

結月は忍者の女版だと思っているが、若菜も親が会長の親の部下で、会長の面倒見るために中学時代に転校させられて、そこで忍者と知り合ったわけだが(その頃には忍者が会長のそばで仕えていた)、若菜のことを全然気がついていなくて、若菜の顔を覗き込んだりして、会長の面倒見るのも悪くないと思っているのを聞いて、ほめても、全然意識していない、とか、若菜に監査を引き継いだのを問いただしてたときなんかも、俺はお前にやってほしくなかったとか、ぞろぞろと詰まらん男を引き連れて、実に不愉快だとか、思わせぶりなこと言っておいて、神経逆なでするようなことを言ったりと、忍者と若菜の要素を結月と若松がしっかりと受け継いでいるからなあ。
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by kwanp | 2012-10-27 23:44 | コミックス
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