俺様ティーチャー キャラ紹介6 百地瑠奈&華房雅

俺様ティーチャーのキャラに関する疑問のひとつに、忍者や若菜よりひとつ上の学年なので、一年早く緑ヶ丘にいったわけだが、学校生活に関する常識を知らないで、おまけに、彼の行動の尻拭いを忍者や、若菜がやっていたということもあるのに、彼一人でまともな高校生活がおくれたとは思えない。
ファンが多いので、そのあたりは何とかなったという見方もできるといえば、それまでなのだが。

しかし、彼女が同じ学年で、会長の世話を焼いていたということで、親指の部長と夏江を髣髴とさせる組み合わせではアル。

しかし、同じ世話焼きキャラにしては、あやべんが彼女のことを恐れている描写があったりするなど、あやべんが、世話好きの気質を発揮するのは阻害していた、というか、彼女が、あやべんの出る幕
がないほどに、立ち回っていたという理由が大きそうである。

そして、最新話では、番長やアッキー、忍者の弱みを突いて、退部に追い込んだあげく、夏男やウサちゃんマンの扮装をうばい、真冬にまで、お前の秘密をしっていると追い込むようなシーンで終わっている。

番長は文通とか、かわいいもの好きというまわりにあまり知られたくはない要素が多いが場合によっては、超々レアなねこまたさnグッズの山をちらつかされて(入手超困難)、葛藤した挙句、という可能性もありそうだが。
アッキーは小鞠とか、真冬の正体に関しての理由とかで弱みをつつかれた可能性がありそうだが、
忍者は、あきらかに、裏切ったフリをしているということを理由に退部させられたと
いう理由がまっさきに思いつく。
なにしろ、今のところ、風紀部の信頼を得て、ここぞというときに裏切らないと、やまびこの術の硬化は発揮されないわけだから、バラされたら、元も子もない上に、会長にも迷惑がかかってしまう。
しかも忍者が気がついているかどうかはわからないが、会長を裏切ったフリをして、風紀部にもぐりこんでいるのは、完全な忍者の独断でしかない。
独断で、先走って負けた挙句、意地になって、裏切ったフリをして、勝手に飛び出して、勝手に風紀部にもぐりこんで、仲間のフリをして信頼を得て、ここぞというときに、裏切るタイミングを見計らっているだけ、これで正体がばらされたら、勝手にやったことで、会長に迷惑がかかってしまうのであるから、はた迷惑もはなはだしい。

ここまで忍者が自覚しているとは考えにくいが、正体がばれたら、会長に迷惑がかかるぞ、
と脅されたら、引っ込まざるを得ないのではないか?

弱みをつついて、退部に追い込むというえげつないまねをしているわけだが、これまでの生徒会メンバーのオチを見る限り、脅迫とか、そういうのを得意としているわけではなく、彼女の別の側面に関係あるのではないかと思えてしまう。

番長はいうまでもなく不良のまとめ役だが、人に言えないかわいい物好きの趣味をしているのだが、夏男に負けて以降のふぬけたとみなされそうな行動で、河内がクーデターを起こしているし、アッキーはいうまでもなく、女関係でトラブルをいろいろと起こしている。さらにいえば、真冬だが、喧嘩で警察に捕まった挙句退学になって、緑ヶ丘にやってきていて、スケ番だった過去を隠しているし、

隣に住んでいた番長にかかわって道を踏み外して、不良になって、という
字面だけ見れば、
男に振り回されている女の子である(実際は、鷹臣の方が被害者という気がするが)。

おまけに、ウサちゃんマンは高校生にもなって、妙な扮装して、暴れまわっているし、夏男は時々、フラフラと現れては、
暴れまわるし、番長になったはいいが、全然、姿を現さないで、けじめもつかないまま、姿を消している。

脅されている面々と百地瑠奈の言動を見ていると、浮かんでくるのが、

この女、ダメンズ好きじゃねえ?

なにしろ、生徒会長からして、学校常識を知らないで、感情の赴くままに行動してはトラブルを振りまいていた中学時代があって、これだって、見事なダメンズというほかない。

緑ヶ丘高校は、会長の父親が土地を騙し取ろうとして、当時高校生だった鷹臣に出し抜かれ、学校の経営権しか手に入らなかったので、やる気もなく、不良や金持ちの子女を集めて、経営を成り立たせているという学校であるが、ダメンズ好きからみれば、桃源郷、パラダイスといえるような場所のはずだ。

それ目当てに入学を希望する人間(表向きは
口にしないだろうが)が出てきても不思議ではない。

大体、会長の面倒を、愚痴ひとつこぼさずに見れるような、できた人間が緑ヶ丘に入学してくるというのも妙といえるし。

しかも、入学してきたら、とびきり手のかかりそうなダメンズ(生徒会長)がいて、それの世話を焼いているという夢のような状況。

それを抜きにしても、上玉が選り取り緑とかいう妄想をたくましくして、入学する真性ダメ人間な人間がいても不思議ではないし、小鞠も毎日男子生徒の体をウォッチングしていたように、構内のめぼしいダメンズにチェックを入れるようなことをしても、おかしくはないだろう。

なにしろ、世話を焼く人間というのは
往々にして、注意力や観察力というものが高いわけだし、忍者の言動を見ていれば、そういう人間からすれば、裏切りがフリというのはあっさりと見抜かれやすい。
本人が言うほど、やまびこの術が徹底しているわけでもない。だって、風紀部に移ったあとでも、会長のお供で海外
行っているわけだし、会長のスケジュールを知っている人間からすれば、それで、新学期になって、忍者が裏切ったとか聞かされりゃあ、観察力とか、注意力の高い人間は、裏切りが見せ掛けということを見抜くことなどたやすいはずだ。

そもそも、いい年こいて、忍者気取りの行動で、バカやってる人間はダメンズチェック入れられてもおかしくないだろうし、風紀部の面々もそういう意味で見れば、選りすぐりのダメンズで、チェックを入れて、観察しているうちに、ということだろうし。
番長だって、緑ヶ丘の膝元の映画館でねこまたさんの映画を見ていたこともあるし、番長のかわいいもの好きを知るのも、案外、難しくはないのかもしれない。

しかも、世話好きというには、あやべんが彼女を恐れているような描写があったり、世話好き同士にしては、妙に溝みたいなものがあるようだ。

はやいとこ、生徒会から抜けたいみたいなことを、公言している人間だが、中立ならともかく、会長の頼みとはいえ、敵対しているはずの風紀部の手を貸すような言動をしているわけだし、そこを見咎められたら、というのはあるにしても、おびえすぎという気もしないではない。

世話好きの方針の違いといえば、それまでかもしれないが、あやべんの出る幕をなくしているような節もあったりと、彼女の世話が徹底している、ヘタすれば、しすぎているのでは?と思える部分もあるし、へたすりゃヤンデレがかっているところもありそうだ。
そういえば、陽介は精神的な肩こりで、その原因が父親に恋するヤンデレに追い詰められたのが原因だったような・・・・・。

単なるダメンズに、会長の面倒見切れるわけもないので、ダメンズに併発されやすい猛獣使いのスキルの持ち主だと、生徒会の面々の有様
というのも、ある程度納得できる。

この猛獣使いというのは字のごとく、常人では手に負えない人の面倒を見切れ芸当をやってのける人物であり、例でいえば、佐々木倫子さんのヘブンに出てきた伊賀親子とか、鋼の錬金術師の得るリック兄弟の母親・トリシャ(ホーエンハイムも錬金術を除けば、家庭内のことではダメオヤジで、銀の匙の八軒の父親も相当なダメオヤジの可能性が濃厚だが)だったりするのだが。

このスキルの持ち主の特徴として、急激な事態の改変を行おうとしないというのがあり、事の成り行きを見計らって、事態を少しずつ、
良くしていこうという傾向が強い。

特に、それぞれに問題を抱えていた生徒会の面々はそうせざるを得なかった部分が大きいし、会長では、彼ら、彼女らの抱える問題をどうすることもできなかったというところもある。

でまあ、早坂に狙いをつけているわけだが、その理由としては、風紀部
と生徒会の勝負の趣旨は、風紀部を潰すか、学校の評判を落とす。

まあ、生徒会側が勝てば、結果として、風紀部はつぶれるのであるが、その場合、忍者は元の鞘に納まるだろうし、番長や真冬、アッキーはそれぞれでも、何とかやっていけそうなところはあるが、風紀部というか、
真冬にかかわって、
一番変わったとしたら、早坂であり、この面々とかかわらなくなったり、引き離されたりしたら、元の手に負えないヤンキーっぽい人に逆戻りする可能性が高い。

風紀部を潰すついでに、好みのタイプにかまいたいとか、そんな気がする。

会長の言動を見る限り、中学時代と打って変わって、見透かしたような言動が見受けられるのだが、そのあたりも彼女が世話を焼いた結果によるものかもしれないが、ひょっとすると、彼女の世話を必要としないところに会長はいるのかもしれないが、親指では、部長と夏江はそのまま行けば、一緒になれないような運命がほのめかされ、綾芽が部長の婚約者になっていたわけだが、結局、夏江は迎えに行くからと約束している。

会長と瑠奈も、それと似たような状況にあるが、瑠奈はそこまで、覚悟を決めれていないのかもしれない。


だから、手のかかりそうな早坂に代わりに、と目をつけたのかもしれないが。

猛獣使いの弱点といえば、猛獣がいなければ、話にならないところで、こういう人種は下手すれば、共依存に陥りかねないところがあるから、彼女の問題というのは、そういう部分かもしれないが。

彼女に限らず、主だった生徒会メンバーを恩で縛り付けるかのような発言があるが、すくなくとも、緑ヶ丘在籍の間は、彼ら、彼女らに恩を感じて、動いてもらう必要がある。

なにせ、賭けの期間は三年間、会長は順当に行けば、今年卒業のはずである。
つまり後一年間は会長や瑠奈は学校にいなくて、若菜やあやべん、歌恩などが、生徒会のメンバーとして、風紀部と対決していかないといけなくなる。

まあ、ひょっとしたら、会長の妹がこの賭けを引き継ぐのかもしれないが。

最低でも、会長卒業後の一年は、風紀部との賭けにいそしんでもらう必要がある。

その反面、生徒会メンバーは会長に守られているところはたしかにあるわけで、高坂は下手すれば、高校でオチこぼれる中学時代の秀才の典型だったし、あやべんは会長のファンににらまれている。
歌音は
女子クラスを編成してもらっているというように。

まあ、賭けを持ち出したのは、真冬が転入してきたあたりだが、会長と瑠奈の二人は、この流れをある程度予測できていた可能性がある。

六巻で忍者が、真冬たちを引っ張りまわして、学校をしらべてまわったあげく、明らかになったずさんな
学校の実態。

鷹臣の祖父をだまして、土地を騙し取ろうとしたが、鷹臣に出し抜かれ、手に入ったのは経営権のみ。
学校経営に興味のない会長の父親は、不良を受け入れることで経営を成り立たせていて、かつての面影はなく、文化祭や修学旅行もない荒れ果てた学校。

入試に名前さえ書いておけば、学校。

鷹臣は生徒会をネバーランドと称していたが、言ってみれば、停滞した空間でもある。

忍者の回想で、運動会のダンス練習を見た会長は、こういっていた、

「傑作だよねえ、あのダンス。意味のわからない行進に不気味な曲流して、今日にキレのある動きを、あの真顔でだよ!?」

といい、ははは、やだなー、僕があれ
やれっていわれたら、この学校燃やすねといっていたわけで、先輩の目は本気でした、
と忍者は言っていた。

つまり、自分の納得のいかないことは、どんなことでもやらないということだが、一事が万事それだったら、社会生活は送れないし、父親の跡を継ぐにしても、経営者としてはやっていけない。せいぜいがお飾りの会長として、祭り上げられて、実務から遠ざけられるというところだろう。

ましてや、中学校時代の会長は手のつけられない猛獣扱いだったわけだが、そんな人間に本気でかかわろうとするやつはそうそういない。

高校は、父親の作り上げたずさんな学校。前述したダンス練習と同じような空気を学校そのものが持っている。会長としては、楽しくないのは想像に難くない。
しかも妙なフェロモン体質になっていて、周りの連中がめろめろになったりする。

自分では、この状況を打破したくてもできない。

それに生徒会メンバーは、会長に恩を感じている。たとえば、歌音の男嫌いを
なおそうと
会長が尽力しても、会長の言うことだから、男嫌いを直そうとするのであり、自分から、男嫌いを克服しようとすることはない、きっかけになるかもしれないが。

もっとも、それだって、猛獣使いの瑠奈
が近くにいるわけだし、時間をかけて直していけば良いという選択肢もあったはずである。
ところがそれをせずに、それを急ごうとしている。


ひょっとすると、不治の病とか、何かしらのタイムリミットが彼には存在しているのかもしれない。

鷹臣のような三年間という時間の中で、緑ヶ丘をかつてのような学校に戻そうとする急激な変化をもたらそうとしているものとかかわるのは
大きな変化のチャンスと見ているだけかもしれないが。

まあ、すくなくとも鷹臣は会長のいうとおりには動かない。しかし、鷹臣は、どう転ぶにしても、彼のやろうとしている賭けは、会長が退屈だと思っている学校を、会長の意思関係なしに変えようとしている。
そして、なにより、彼は本気でぶつかってきている。

すくなくとも、本気で対等にぶつかれる
相手は、会長には、いなかったはずで、鷹臣
とのかけに乗り出す理由としては、十分という気がする。

ずさんな学校であることは少し調べれば、すぐにわかる話だし、父親の学校経営
への情熱を見れば、すぐわかる話でもある。ひょっとしたら、鷹臣の祖父から騙し取ったのを、会長に得意げに話していたのに、鷹臣に出し抜かれたことに関しては、お茶を濁して話さない
とか、
会長に見抜かれそうな不振な態度をとったのかもしれないが、そのあたりから、鷹臣がいずれ、学校を取り戻しに行動を起こすことを会長がカンパしたか、あるいは、
瑠奈あたりが指摘したか。ひょっとしたら、教育実習で
鷹臣が緑ヶ丘にやってきたときに、瑠奈あたりが鷹臣の行動に興味を持って、調べて、何かの折に、会長にそれを話したのがきっかけで、悪役として、立ちはだかることを思いついたのかもしれないが。



鷹臣の賭けの敵役として、立ちはだかり、風紀部と生徒会の対決を通して、その勝負を本気で盛り上げる。

その結果、
緑ヶ丘
が面白いところになれば、それでよし。そうでなくても、楽しめるということなのだろうか?
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by kwanp | 2013-01-01 20:12 | コミックス
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