ロボットモノのセオリーを踏んでいるといえなくも無い

コミックス発売便乗企画第六弾! 『ドキッ☆ライバル出現!?恋敵は超A・I ?!』のレビューをば。

さて、紆余曲折あって、めでたく、ナギに囲われる身となったハヤテですが、40年かけて、ナギに借金を返さなければいけません(笑) ですが、

・・・・・・・・・計算してみたらかなりの高給なんですよね、この年にしてみれば(笑)

無理の無い返済計画だと40年ということは、月々の給料で返済できる額は30万余りですが、それだけでは生きてはいけませんし、食費や、部屋代などもあります。
おそらくは、サラ金業者が、借金の方に愛人にした女性に払う愛人手当てのお金で、その三分の二が返済に充てられて、実質三分の一が、その女性の手当てに当てはまると聞いたことがありますし、三分の一から半分くらいは、給料として支給されるはずですから、それでも、15万から30万は、ハヤテに給料として支払われるっぽいです。
後、確か、執事としての技能や心得などを学ぶための学校もあったはずですから(調べてみたら、あることはあるが、存続が危ういとされているらしい)、そこで、執事としての勉強をさせて、となるでしょうし、向こうの伝統に従えば、執事というのは、生涯独身を貫くそうなので、クラウスが独身というのも、案外、そのあたりのことをきっちりと調べているのかもしれない。しかし、きっちり調べたのに、執事の仕事を紹介するためのエピソードが、そうならなかったのは、漫画家としては、確かに悔しい話ですよね・・・・。
そりゃ、ナギと結婚すりゃ、ハヤテの借金チャラじゃん、という予想をもたれたら、「違うんだ、そーじゃないんだ」と主張したくなるかもなあ、という気がしてきました(笑) 
まあ、向こうでさえ、伝統が崩れているし、妻帯を禁じられてた神職者や僧侶でさえ、ちゃっかり隠し子とかを、女性に生ませていたのですから、妻帯したりしている執事も少なからずいたりするんでしょうね(笑) まあ、ナギが住んでいるのは、一応、日本ですから、執事は独身というスタイルが完全に守られなくても、問題は無いわけですし。それにナギがハヤテに求めているのは、忠義を尽くしてくれることじゃなくて、恋人としてですから。そうなると、ますます、ナギのヒモみたくなってしまいますけどね(苦笑)

まあ、昨日の第五話レビューで、少し触れたが、ハヤテの両親の正体は、ろくに語られていないため、そのあたりのどんでん返しが潜んでいる可能性は、少なくない。よく考えたら、畑センセは世界名作劇場オタク。「最後に笑うのは、まじめに生きた人間だ」などの信条も、考えてみれば、名作劇場の主人公たちのそれに近いものがありますが、ハヤテの作風を考えれば、一時期、「スポンサーがハウスになったか!?」という突っ込みが出てきそうになる、ヒゲのガンダムのほうが、近いような気もしますが(笑) そういえば、アレの主人公も、お嬢様の下僕だったような(笑)
大借金があるからとか、身分が違うから、一緒になれないといったハードルは、一緒になれない理由にはなりえないわけです。そもそも、それを行ったら、ハヤテが車に轢かれても、流血だけで住んだり、虎がしゃべったりするあたりで、リアル重視の作品ではないわけですしね。

でも、どんでん返しで借金返しても、恩義があるからと律儀に執事を続けてそうです、ハヤテは。

まあ、現時点では、あくまで可能性の話ですので、40年、「まじめに働いて、借金を返すぞ」と前向きになるハヤテです。ちなみに、男の自殺というのは、53歳が何故か多いわけですし、層でなくても、仕事を退職すると、何もやることが無くなって、急に老け込んだり、生きる活力を無くす人というのも珍しくないようです。
つまり、この年代で、ハヤテが借金を返し終わるとしたら、その安心感でポックリと逝っちゃう可能性もあるわけですが、少なくとも、現段階では3LDKの部屋に住むという夢がありますから、それに向かって、元気に生きているかも知れませんが(笑)

まあ、話が横道にそれてばかりですが、ハヤテが働く意欲に燃えている中、クラウスの「まだ、雇ってません」がまったをかけます。
その言葉に不服なナギが、クラウスのカイゼル髭をひっぱって、食い下がりますが、クラウスの決意は変わりません。ちなみにカイゼルヒゲはカールがかかっていないと駄目なんだそうですが、それはさておき、

「姫神の後任の執事は私がきめると約束した」

とのことで、頑として譲りません。どうやら、姫神という人物も、ハヤテと同じように、ナギの意思で雇って、そして、ひと悶着あってやめたようで、しかも、素性の怪しい人物だったみたいです。
まあ、捕らえどころの無い人物で、妙な特技を持っていたり、そのくせ、素性がいくら調べてもわからなかった、とかそんなところだろうと思います。風のように現れて、風のように去っていく、
スナフキンのような人物だったのかもしれません。タマが苦手としていることからも、以前に書いたように、度を越した動物好きとか、ひと睨みで動物をひれ伏させてしまう、堅気とは言いがたい人物なのかという可能性もありますが、案外、タマを美味そうだとか言って、食する機会を虎視眈々と狙うグルメだという可能性も捨て切れません(苦笑) 誰だって、自分を食おうと隙をうかがっている人物にいい顔は出来ませんからね・・・・。

そんあこんあで、貧乏くさいとか、顔が貧相とか、失礼な言葉の応酬の果てに(まちがいなく、ナギの性格形成のいったんは、クラウスが理由でしょう)、クラウスは、執事は、主人を守る強さが無いといけないと切り替えしますが、第二話でのナギ救出劇で、自転車に乗って、車に追いつく脚力と、車に轢かれてもびくともしない頑丈さを見せたハヤテには、うってつけの条件なので、ナギも調子に乗って、変身するたびに戦闘能力が増すなどとホラを吹きます。ハヤテが慌てて、ぼくも生身の人間ですから、そんなこと出来ませんと口をはさみますが、

はっきり言って、本人だけです、そんなことを思っているのは(笑)

そんなやり取りを見て、マリアさんが適正試験をしてみたらどうかと提案します。ナギを守れる人間かは試してみれば、わかるとのことで、「コールタールのプールでも、泳ぎきってみせる」とか、「上空2000Mから落としても平気とか、素手で、腹をすかせたヒグマとも戦える」とかナギやマリアさんは好き勝手いってましたが、そん難執事の仕事チャうやろとか、それ以前に、人間のできる芸当じゃねえ、とかいう突っ込みどころがあるはずなんですが、この男だと、本当にやってしまいそうです(笑) まあ、そうでなくてもフィクション作品の執事としては、それくらいできないと、仕事になりませんからね(笑)

とまあ、そんな具合にハヤテの意思など、お構い無しに話は進みますが、ナギとハヤテが一緒になるときがあるとしたら、そのときも、きっとこんな感じで話がトントン拍子に進んでしまうんだろうなあ、という気がします。

しかし、ハヤテが負けることを、まったく疑わずに、勝つと信じているナギの姿を見ていると、そんなことも言ってられない、とばかりに試験に挑むハヤテ。

試験内容はと言うと、三千院家の傘下にある企業が作った介護ロボット「8」と、執事の仕事振りをきそう試験だったのですが、ナギの余計な一言のために、「8」が、ナギに襲い掛かります。
しかし、この手の暴走ねたは、ロボットもののお約束ですが、
さりげに、熱いパトスだの、停止方法だの「エ○○」を思わせる描写があったりします。ちなみに、○ヴァの第七話で、○ヴァに対抗するために、JA(ジェットアローン)というロボットを作り出して、暴走するのを止める話なのですが、この話、「詰まらん話を作る金があったら、うちにまわせ」という露骨なメッセージの含まれた話だったそうなのは余談ですが・・・。

しかし、最初は、東鳩にでてくるような、メイドロボが出る話だったそうですが、タイトルに出てくる超AIは勇者シリーズで、「勇者特急マイトガイン」あたりから使われるようになった、人類製勇者ロボの電子頭脳のことを指しまして、メイドロボとは、何の関係。・・・・・・・・・メイドロボが出る話といいながら、そんな単語がサブタイトルに出ているあたりで、「8」みたいな「ロボコン」や「ロボット8ちゃん」のようなデザインのロボットが、ナギの一言で、暴走して、暴れ出すといった話になるのは、当然の帰結だったんじゃないか、という気がしてきました・・・・・。

でも、メイドロボが出てきてたら、ナギが、ツインテールで、下手な料理を作る女の子で、しかもヘタすりゃ、女性型ロボットに好意をもたれてたかもしれないということを考えると、

ますます、ツイパラですな(笑)

知らない人に説明させていただくと、ツインビーパラダイスには、ナギと似たよう中身の色をした女の子で、殺人的にまずいクッキーを作るマドカという女の子がいて、どうも、ツインビーにのってたライトは、この女の子とくっつくらしいのだが、劇中では、宿敵ワルモン博士がつくった、女性型アンドロイドといい仲っぽい雰囲気をかもし出していました(笑)

とはいえ、ナギが襲われるのを、指をくわえて、見ているわけには行きませんから、当然のように彼女をかばって、「8」に立ち向かうハヤテですが、ミサイルを撃ってきたりして、本当に介護用なのか、怪しくなってきました。まあ、百歩譲って介護用だとしても、人に恨まれやすい立場の老人専用なんじゃないかという気がしてきます(笑)
それか、本当に勇者○ボとかを作っているかのどちらかかもしれません。いくら、頭が良くても、今のご時世、志織のような『体は大人!中身は子供!頭は良いけど使ってない!』
というような人物は、面倒を嫌がって、雇いたがらないような気がするんですが。どちらかといいえば、一部の大阪の中小企業のほうが、雇いそうな人材のような気がします。
なんとなく、彼女を雇った理由というのを教えて欲しい気がしますが、案外、経営者の遠縁とか、知り合いの娘さんで断れなかったたぐいの縁故採用かもしれませんね。あるいは、社長が同じような感性の持ち主か、ナギが名義上の社長とか。そうでなくても、ミサイル搭載のロボットを介護用と銘打つような企業ですから、三千院家の傘下ということもあって、変態ぞろいの親会社の影響を色濃く受けているのかもしれません。

体を張って、ナギを守ろうとするハヤテの覚悟に「8」が水をさし「良い子も悪い子も真似するな」と叫んで、玉砕しますが、そういえば、初代ライダーでも、「仮面ライダーごっこ」で、子供が、改造人間のライダーの真似して、ライダーキックをやって、けが人が続出したりしてましたから、
「ハヤテみたいな頑丈人間の真似なんか、誰もやらねえよ」と否定し切れませんね、実際(笑)

まあ、技術や知識もともかく、やる気と強さもあるので、暫定的に雇われることが決定しましたが、ハヤテみたいな人間か、茜チョップ
紅の流れ星や、ハーリーレイスのような人材でないと、三千院家の執事は長続きしないようで、ころころ変わっていたようですから、早々、次の執事は見つからないでしょう(爆)

でも、このマンガだったら、ハヤテといい勝負の変態さんがぞろぞろ出てきてもおかしくないかもしれませんがね(笑)!!
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by kwanp | 2005-03-01 18:20 | コミックス
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