少女マンガの描き方 50

少女ロマンスの表紙イラストは、表紙担当の編集のリクエストで決まります。

「今月は私が表紙担当」
こんな感じでよろしく、と6月だから雨、相愛傘というイラストで指示を出す。

なので、担当じゃない編集から連絡が来ます。

前野さん以外の人って、新鮮だなぁ、とFAXで指示を受け取る18歳のゆかり。

・・・・・・・・ってことは、ずっと前野が担当なのか。あの性格だから、うまくいってると思えばいいのか?
でも、変な人の中で、常識人っぽい人というのが一番変という言葉もあるから、ある意味、波長が合うのかもしれない(汗

表紙案
春のイメージです。

桜の下で手をつなぐヒーローとヒロイン。

花びらもあるといいです。

と描かれているのを見て、他の人だと、タヌキ出せっていわないのね、と笑うのだが、

タヌキは二匹まででお願いします(三匹以上は要相談)と描かれた文を見て、むしろ注意された!!!とゆかり。

なんだか、私、タヌキ好きって思われてたみたいで・・、とゆかり。

前野の趣味だとバレてないのか? と思ったが、前野は外面いいから、ゆかりが趣味でそういうのやってるのか?と思われてるのか・・・・・。

ゆかり=タヌキの図式が読者の間にも定着していて、それを無視するわけにはいかないが、かといって、ゆかり=タヌキの図式をいかす、表紙イラストのイメージは、他の担当だと、にたりよったりの図式になってしまっただけ、といえば、それまでだが。

言ってみれば、同じネタでも、外野が抱くイメージと、好きな人が抱くイメージというのは、大きく隔たりがあるわけで、タヌキが常に画面に出ている作家が描きそうな表紙絵のイメージを変幻自在に思い描ける人がそうそういるとも思えん・・・・・。

へぇ・・、ちなみに、最近はどんな感じで?

・バレンタイン
・チョコレートを渡すヒロイン。
そっとタヌキを添えて

ヒロインの後ろでチョコを食べるタヌキ。

・秋の食べ物
・笑顔で食べる二人。

そっとタヌキを添えて

お弁当を食べる男性に、おにぎりを食べる少女。

栗や秋刀魚などを食べているタヌキ。

・・・これ・・・、前野さんじゃないんですよね・・・? そっとそえるな、とげんなりした顔の野崎。

えーと、前野さん担当のときはこれかな?とゆかり。

・カップルソファー
・ひざまくら
・二匹のたぬき

そっとヒロインを添えて、と描かれているのを見て、逆!!!と突っ込みを入れる野崎。

これだけ、たぬきを前面に出している表紙って、良くも悪くも印象に残るような気もするのですが、(汗)
たいていの人が想像するたぬきを出したがる人の考えそうな表紙のイメージではあるのだろうかねえ。

前野が趣味に走るのに、釘をさそうとしたら、逆にノリノリになってしまったということもありましたし、ふつうのたぬき好きが思いつきそうなイメージよりも、ひどいものを思いつくのが前野と思えばいいのか。

俺様ティーチャーでは、舞苑、野崎くんでは、前野と、すき放題振舞っているキャラにはMがつくという意見がありましたが、二人とも、弟キャラだから、というほうが、正しいようですね。
アッキーも、弟キャラで、姉のいる弟って、大概は、ワーキングの小鳥遊みたいに、姉に苦労しているみたいなイメージが強いわけですが、したたか、というか、フリーダムというか、姉に対する処世術に長けたキャラが多くて、妹キャラでいうなら、お兄ちゃん大好き系のよくできた妹キャラみたいなもんでしょうか。

野崎くんはこういうの普通だよね。いいなぁ、とうらやましがるゆかり。
いえ、俺も変なのをもらったことがあります。これですけど・・・、と指示書を見せる野崎。

・冬の寒い日
・一面真っ白な雪の中
・白い手袋とマフラーのマミコ

? 別に変なところは・・・・、清純派ね、と指示書を見て、首をかしげるゆかりだが、

・鍋を食べてください
・具はキノコで
・ミニスカサンタ衣装がいいです

ゆかり「!!?」

なべしよっとミニスカサンタ衣装で鍋を持ったマミコのイメージ。

ゆかり「!!?」 

な・・・、なんか、イメージがすごく変わっちゃったけど・・・、とゆかり。

完成イメージはこんな感じです、と両手でピースをしているイラストが。

鍋は!!?と突っ込みを入れるゆかり。

・・・・・・・・・・・・俺様ティーチャーの闇鍋の回を連想するのは私だけではないでしょうね。

あれ? 野崎くん。背景も入ったカラーって珍しいね。表紙?とたずねる佐倉。

ああ、とうなずき、

「背景描いて、季節感出して下さい」

・・って、言われたからな。面倒だけど、しょうがないと野崎。

実際に出来上がったものはといえば・・・・、

野崎くん!!! 背景、まったく見えないよ!!!と佐倉。

ふろくなどで、背景が潰れている。

くそ!!! 嫌がらせか!!!と野崎。

イラスト集とか出すときに、違いが強調できるやり方ではあるんですよね。
映像作品でいう、ノンテロップOP・EDみたいな感じの。

この前はイラスト潰されたからな・・・。今回は文字が乗っかりそうな所は、手を抜くか・・・・。ふふふ、プロっぽい、学習した俺、と野崎。

野崎くん!!! 下の方、文字入ってないよ!!!と佐倉。

くそ!!!ままならない
!!! と野崎。

[今回の表紙担当・剣さん]
夏のイメージでビーチボールをお願いするか・・・。スイカ割りでも可・・・、と、と指示書を書いてから、あの・・、イラストは描かなくてもいいですか?と近くにいた女性編集者に尋ねる剣。

えー、ダメだよー。ないより、ある方が混乱しないでしょ。描いて描いて、という女性編集者。
はぁ・・、そうッスか・・・、と剣。

完成イメージです、と棒線のような絵でビーチボールを取り合う二人のイメージイラストを描くのだが、

ラフ案できました! と野崎が送ってきたのは、

海の中で、ヒロインを抱きしめているヒーローのほうを殴る少年の図。

大混乱してる、と剣。

ががががが、とスイカ割りの場合も考えてみました!と追加でファックスがきて、良かった・・、他の構図もパターン考えてくれてたのか。そっちの方が絶対いいな、とほっとする剣だが、

砂浜に埋まったヒーローの隣に、スイカを置く友人? その背後から目隠しをして、スイカを叩こうと迫るヒロインのイラストが描かれていて、構図は変わらねぇのかよ!!! 怖ぇよ!!!と突っ込みを入れる剣。

さらに、ガガガガガ・・・と、もしかして、これ、スイカですか?と追加のファックスが来る。

スイカじゃなくて、ボールだけど、良かった、少しは平和な感じに、とほっとする剣だが・・・、


砂浜に埋まった二人がスイカを押し付け合い、目隠しをしたヒロインがスイカを叩こうと迫ってきているのを見て、

悪化してんじゃねぇか!!!と突っ込みを入れる剣。

わぁ、緊張感のある表紙だね、とやってくる前野。
・・・なんで平和になんないんスかね・・・、と剣。

ん? 平和にしたいの? なら簡単だよ。全員タヌキにすればいいという前野。

!!! 確かにタヌキに変えるだけで、ただのゆるいイラストに見えてくる、とはっっと気が付く剣だが、

野崎のイラストをタヌキに置き換えた表紙をイメージして、

でも、この雑誌、ぜってー、売れねー、と実もふたもない突っ込みを言う剣。

まあ、花とゆめだと、夏目友人帳でニャンコ先生を前面に出すとか、一昔前のLALAだと、オコジョさんが表紙のときはその手を堂々と使えたと思いますが。

ちなみに、ゆかりのモデルだと踏んでいる荒川弘さんが、百章貴族を掲載していた、突っ込みどころ満載の雑誌名の雑誌やウイングスでは、荒川さんの自画像である牛が表紙を飾っていたことがあります。

もっとも、その雑誌も4年くらいで休刊になってしまって、本誌のウイングスに、連載が移ってしまったわけですから、ぜってー、売れねーという言葉もあながち間違いじゃあないか(汗

後は、フルメタルパニック(短編)が連載されていた頃のドラゴンマガジンでしょうかね。フルメタでボン太くんが表紙なら、人気は見込めそうですし。

なにせ第三次スパロボZでも、参戦しておりますが、JやWでも参戦していて、主役ロボのはずのアーバレスト
が、倉庫で埃をかぶる羽目になってた人も多いはず。

原作のドラゴンマガジンで連載されていた短編では、ある一件で遊園地からもちだしたボン太くんに、電子装備などで改造を施した代物ですが、生身でそのボン太くんと渡り合う婦警も出てきております。

前回、ダークな作風をかわいい絵柄で中和すると描きましたが、描く人によって、限界というものは存在するわけで、特命戦隊ゴーバスターズなどは、中和し切れなかった典型例だったりします。

というのも、

父親が年端も行かないわが子を含む3人の子供を、改造し、暴走したプログラムを倒すための、対抗手段だと、断言する。しかも、なぜ、ヒロムたち3人が、戦わないといけないか、の説明は、作中では、まったくされていなかった。

人間を一時データ化する転送技術で、しかも、転送に巻き込まれた研究員たちを合成して作られたアバターのエスケープとエンター。

どうして、ワクチンプログラムを大人に注入して、戦わせないのか、とか、ろくすっぽ説明しない上に、やたら、シリアスで重い話を強調しており、おまけに、特命部の上部組織のエネルギー管理局が特命部に対して、どう思っているのか、転送技術に関して、どういう考えで運用するつもりだったのか、ということがまったく語られておらず、体制側がヒネラーシティみたいなことをやらかすのでは? という解釈が成り立つくらいですからねえ。精々が、人間をデータに変換しても、容量がでかいのだよ、みたいな予防線が張られてはいたのですが、後半、ばら撒かれたメサイアのバックアップカードが、人間に関して、学習していったために、恐ろしい勢いで、成長していったので、技術的な問題すら、時間の問題としか思えない有様でしたし。

誰だよ、こんな厄介なプロジェクトにOK出したバカは!?

後半感想を書いていくなかで、何度、コウ叫ばずにはいられなかったか・・・・・・・・・。
13年前の事故がなかったことになっている世界では動物戦隊が存在しているわけですが、メサイアの制御に成功している確率って、かなり奇跡的なものだから、まさに、レアな世界なのだよなあ・・・・。

動物戦隊でも、正義のために戦う戦隊として、描くのに、黒木や陣がエネルギー管理局を離れて、動物戦隊を設立するという設定にせざるをえなかったのでは、と推測できますしね。

パワーレンジャーでも、ゴーバスターズをすっとばして、キョウリュウジャーをやるという事態が生じているのだとか(汗 この設定の設定のためでは、とかんぐらざるを得ない(汗

電王と同じく、コミカルなデザインの着ぐるみと、ベテラン声優たちによる演技で、小林脚本に足りないコミカル部分を補うというやり方なのですが、ダークな部分が強すぎて、中和し切れなかったわけですからね。

ところで、君のイラスト、ちょっと見せて見なよ、とデスクに座る前野。

・・・・なんだ? 今日はやけに親切だな?と困惑する剣だが、いや、でも、一応こいつも仕事では先輩だし、一回見てもらうか・・・、と思い直し、これなんですが・・、と見せる剣だが、

それを見て、ぶはっ、と笑い出し、ぶははははは、何これ!!! ホント下手だよね!!!ひどすぎる!!! ひーひゃっはっはっはっは、と拳をデスクに叩きつけて、ひとしきり笑った後、

あー、笑った笑った、はい、ありがとう、返すー、とイラストを返し、さーごはんごはん、と席を立つ前野。


ぽかんと一人取り残される剣。

ちょっと待て!!! 見せてって、見るだけかよ!!! アドバイスとかしろよ!!!と前野につかみかかり、そもそも、お前の画力はどうなんだ。描いてみろ!!!という剣。

えー、宮前くんよりかは上手いよー、と前野。

じゃあ、テーマ、ダンスで、と前野。

「・・・・・」
なんか、余裕だな・・・。もしかして、すごく上手いのか・・・?と剣。

できた!と前野が見せたものを見て、下手じゃねえか、ふざけんな!!!と突っ込みを入れる剣だが、でも、俺よりはマシだった!!! とわれに変える剣。

宮前くん、今日、飲みに行こー!! おごるよー、という前野。

は? なんで?という剣。

えー、だってー、元気ないから、はげまそうと思って、と前野。

!!? あの前野が気を使ってる!!?と驚く剣。

学生時代は、自分勝手ですげームカつく奴だったのに・・・、と僕は僕を僕が、という前野にイラっとくる剣。

お前も成長するってことか・・、と感慨深くいう剣。

宮前くんの画力は二歳児から成長しないのにね・・・、と前野

こいつ、やっぱりムカつくな、と剣。

飲み屋
それにしても、絵が下手なら、文字も入れて、説明すればいいんじゃないの? 君文章は得意でしょ、と前野。

それを聞いて、!!!とぴんと来る剣。
そうか・・・、苦手なものは得意なものでカバーする・・・。こんな奴に思い出させられるとはな・・。今まで、努力と根性で、ここまで来たんだ、今回も絶対に乗り越えてみせると剣。

・・・・・・・最近は、可動部分の多いフィギュアとかも多いし、デッサン用のそれを使って、イメージするポーズをとって、写真にとって、メールで送るというのは、ダメなのでしょうか?

この場合、重要なのは、絵の上手い下手ではなく、描いてほしい、表紙のイメージがちゃんと伝わるかどうかですからね。
かなり変則的なやり方にはなるのでしょうけど。


まあ、使用フィギュアによっては、野崎だと、そのまま、模写してしまい、ちゃんとした表紙絵の構図になるまでに、余計に時間にかかってしまいそうですが。

絵柄に説明文をいれる剣だが、それを見た野崎から、

ごちゃごちゃして、よくわからなかったので、こちらでテキトーに描きました!とイラストとともに返事が返ってくる。

夢野さんは、絵上手くていいですね、とぼそっとつぶやく剣。
「!!?」
剣さんに誉められたと浮かれるあまり、なっ、なんて返せばいいんだろう。やっぱり謙虚さが大事かな、とそわそわしながら、

そっ、そんなことないですよ!!! オレなんて、全然上手くないですし!!!
こんなもの、中学生以上なら、誰でも描けるレベルの絵ですから!!! ほんと、大したことないんで!!! とそうとはしらずに、剣に止めを刺す野崎。

剣さんがすごく悲しそうな顔をした・・、としょんぼりする野崎。
一体、何言ったの?と佐倉。

野崎は、剣の絵の腕前を知っているはずなんだけど、想像力が、ある意味皆無で、体当たりで取材して、試行錯誤の果てに話を作るというスタイルがあだになったのだろうなあ(汗
自らの研鑽の結果とはいえ、当たり前に上手い絵が描けるわけだから、人にわかりやすい絵を描こうと苦労している剣の気持ちがわからない、といういつもの勘違いとすれ違いが悪い方向に働いてしまったということでしょうかね。
別に野崎に限らず、こういう喜ばせようと思っていったこと、やったことが相手に思わぬダメージを与えるというのは結構あることですからねえ・・・・。

今回の話で思ったのは、ひょっとして、ゆかりって、たぬきがなければ、実力はあるけど、それを表現するセンスが下手をすれば、どこぞの神獣なみにひどいのでは?

筋肉に関しても、リアルに表現できるけど、それと作風の釣り合いが取れていない状態というべきか。
悪い意味で無駄にリアル、物語としての必要なハッタリとリアルさのバランスが取れていなかったのではないか?

恋しよ、のマミコも狸(マミ)をもじったものだけど、単純に、前野が担当する作家が全員、タヌキを押し付けられるにしても、野崎の恋しよ、みたいに、変化球的にやる場合もあるようだし、計算したうえで、前野がそれをいったというより、趣味を押し付けたら、結果として、ゆかりのリアルとハッタリのアンバランスさをタヌキが補っている部分って、大きいのかもしれませんね。
野崎だって、前野のアイディアを採用しないために、あれこれとアイディアを考えて話を描いていたら、恋しよ、が人気作になっていったわけですし、前野が担当だった作家で上手くいってる人って、結果的に、ではあるけど、彼を上手いこと対処することで、作家としてレベルアップしたのかも?

今回の話は、物語作りの上で欠かせない、物語のリアルとハッタリのバランスの取り方であり、ホントとうその境界線という部分が、俺様ティーチャーの最近の展開と共通する要素だったのかも。

個人的に、ゆかりのモデルと見ている荒川弘さんの百姓貴族と銀の匙の関係なんて、まさsにそうだし。

早坂は母親は生きていて、しかも愛人だと思い込んでいたけど、実の母親が正妻で、正妻のこどもだったっぽいということが明らかにされているわけで、愛人だった女性か、お手伝いさんあたりを母親と混同しているのかもしれませんが。

早坂は、もともと、事実と改ざんされた記憶がいりまじったうえに、百地瑠奈に記憶をいじられて、さらにっちゃぐっちゃになってしまっているわけですからねえ。

そういえば、真冬たちに早坂家の事情を伝えたのはお手伝いさんですが、若い女の人で、早坂家の事情に関しても、熟知しているのではなく、伝聞で、大まかなことを聞いただけみたいでしたからねえ。

早坂の母親はすでにいなくて、早坂を刺激しないように、周囲が気遣っているわけで、勤続年数の少ないお手伝いさんに詳細を伝えるようなことはしていないだろうし、それでも、早坂に余計なことを言うな、と釘を刺す空気は作れるでしょうからね。

早坂が屋敷にいる間に、どこでどんな風に早坂の耳に、使用人の話し声が聞こえてくるかわからないわけで、勤続年数が長いとか、信用できる人ならともかく、若くて、入ったばっかりの人に、下手な事実を詳細に教えるとは思えないですからねえ。


愛人と目されていた早坂の母親が、本妻で、すでになくなってたわけですが、連れ出された早坂を緑ヶ丘に放り込んで、金持ち学校とはいえ、不良の巣窟でもあり、記憶を失った早坂自身も、堂々と、バカ学校といっていたような学校になんで通ってるんだ?と不思議でしたが、早坂家の詳しい事情を知らない遠くの学校へ放り込んで、早坂の記憶を刺激しないように、という意図だったのかもしれませんね。

なにしろ、アルバムにも、リディアさん、というような書き方されておりましたしね。

前回語られた、早坂の小さい頃の記憶でさえ、どこまでが本当か怪しいことになりますが。


親指でも、部長の家がお金持ちで、息子に近付く人間を、父親が遠ざけることをしていたのに、夏江はどういうわけか、部長に近づけていたわけですが、最終巻の4コマで留学費を自分で荒稼ぎしていたりと、そういう手腕に着目して、黙認していただけかもしれませんが。

すくなくとも、早坂の母親が愛人じゃなくて、さらには、正妻が実の母親っぽい(あの物言いじゃあ、子供が勘違いするのも無理ないか)ので、早坂を連れ出したのは、ある程度の期間、早坂家の追跡をかわすことが出来た人物ということになるのですよね。
少なくとも、早坂家に早坂を連れ出した、と疑われることのない人物だったか。
まあ、真相を知っているとは思えない若いお手伝いさんの話ですから、愛人が息子とともに姿を消したというのも、記憶の混乱で治療のために、家を離れていたのと、愛人が姿を消した時期が重なったので、真相を知らない人間の間で話が膨らんだ結果、そういうことになってしまった、という見方もできますしね。

百地瑠奈が愛人の子供だったにしても、愛人を母親だと思い込んで、失踪したなら、それこそ、息子を連れて、失踪した愛人の娘のいる学校に不安定な息子を行かせることを認めるか? という気もしますし。

早坂が百地瑠奈に対して、面識が内容に振舞っていたのも、記憶の混乱によるもので、彼女を認識しなかった、とかいうのだろうか?

息子を遠ざけるにしても、遠ざける先のことは調べるでしょうし、信頼できる場所とか、安全だとわかる場所に預けますよね、そういう場合。

見つかりはしたものの、母親が死んだとかで、早坂家とは距離を置いていたとかだろうし、ちょっと調べたくらいでは、彼女と早坂家との関係がどういうものか、はわからないようになっているみたいで、忍者も、早坂が持っていた写真が早坂自身だとは、わからなかったくらいだし。

子供が、ああいうことに深く関わっていない、同じ被害者だと思われて、警戒されなかったというところなのか? まあ、子供だったら、昔の早坂を本当の女の子と間違えて、成り代わろうとしたとか思っても不思議じゃないが、それが手に入らないなら、壊しても構わないということか?

早坂の失踪が本当に起きたことだったとしても、それも中学以前だったようですから、その一件で早坂家から遠ざかったにしても、行方を捜すくらいのことはするか、場合によっちゃあ、監視くらいはつけるのでは?と思いますし。

まあ、早坂の父親なので、監視の人間が丸め込まれて、なんてこともありそうだが(汗

早坂の父親なので、そこまで配慮が回らなかったといえば、そこまでですし、そういう見落としをやりかねんと思えてしまうものがあるから、本当に怖いのですが(汗)

まあ、愛人が飛び出したのと、早坂が療養で家を離れたのと、正妻の長男がなんで、女装してるんだ? とも思いますが、よくある健康に育つことを期して、というのではなさそうですが、グリーンウ
ッドの番外編のここは魔王の森だと、
息子が生まれると、災いが起きるといわれて、女の子と偽って育ててたというのがありましたが、早坂の母親は、父親が好きなのは自分じゃなくて、他の女性だと思っていて、しかも、その相手じゃなくて、自分に男の子ガ生まれたのが皮肉な結果、みたいな子といってるわけですが、これって、早坂の母親が本妻でも成り立つ会話ですし、男の子が生まれたのを知られて、愛人の嫉妬が怖くて、女の子が生まれたと偽ろうという動機としても、ありそうですからね。旦那も愛人の方が大事とか思うなら、ああもなるか。

愛人に娘が生まれたにしても、本妻のほうにも、すでに娘が二人いるから、うらやましくて、まねする動機としては、弱い気がしますし。

回想で出てきた女の子がボロボロだけど、早坂の姉達がいじめたとかじゃあないだろうし、女の子だから、というので、母親の愛人が虐待したとかいうところだろうか?

日本の場合は、戸籍がしっかりしているわけで、誤魔化せるのか、と思えなくもないですけど、早坂の母親は、外国人なので、何とか誤魔化せソウという考えをしていたのかも?

とはいえ、出産にかかわった人間抱き込んだりして、誤魔化さなきゃいけないから、外国人の資産家とか、早坂の母方の家が大きく関係している(出資しているなど)病院とかなら、そういうごまかしも、比較的容易かもしれないが。
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by kwanp | 2014-06-06 23:13 | コミックス
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