少女マンガの描き方 2

月刊少女野崎くん第二号 感想

野崎くんはたまに、ボロボロにケガして、学校に来ることがあった。

険しい表情、手やクビに手当ての後。

「お・・・、おい、大丈夫か・・・・?」
「機嫌悪いな・・・」
友人たち。

無言の野崎。

もしかして、ケンカ・・・?と佐倉。



険しい表情←寝不足
手の手当て←湿布(腱鞘炎)
クビの手当て←湿布(肩こり)

ああ 〆切か・・・、と佐倉。

野崎の原稿を手伝う佐倉。
初めは裏で不良やってるのかも・・・、と思ったよ、と佐倉。
首ばっかり狙われるのか・・・、こわいな、と野崎。

だが、表は一般人。裏ではヤンキーというのはセオリーだな。考えてみるか、と野崎。

あ、じゃあ、私も協力する!! えーとね、タバコスパスパ吸って、お酒ガバガバ飲むの、と佐倉。

いや、少女漫画だからな。タバコはチョコレートに、お酒はジュースにしときなさい。健全に、と野崎。

とんだ、ふぬけ野郎じゃない、と佐倉。

法律違反すると、止められるんだ。マネしちゃうからって。NGと腕でバツを描く野崎。

ちなみに、作品自体が法律違反していて、しかも、それが全国放送のアニメにまでなったケースもあったりします。

オコジョさんとかね(オコジョを飼うのは法律違反)。

この場合、オコジョを飼うのは法律違反だけど、まねすること自体、難しいってのもあるんですよねえ。

たとえば、動物のお医者さんの影響で、ハスキー犬かったはいいけど、面倒見切れなくて、捨てたってケースも少なくはなかったみたいですから。
タバコやお酒に手を出すというのは、まねをしやすいという側面もあるわけです。

法律違反していて、なおかつ、真似るのが容易かどうか、ってところもあるのでしょうけど。

でも、出来たとしても、忍者みたいな言動真似したがる人はあまりいないだろうね。忍者は、傍から見ている分には面白いけど、直接係わり合いになるのはご遠慮した言って人の方が多いだろうし。

小鞠のまねなんか、やろうと思っても出来やしねえ(笑)


・・・ということは、と雑誌を見る佐倉。

女子生徒に絡んでいる不良の持っているタバコに、チョコです、とただし書きがついている。
タバコを持った不良。チョコですとただし書き。
アルコールを飲んでいるっ不良たち。 ジュースですとただし書き。

いや、無理あるだろ!!!と突っ込みを入れる佐倉。

ちなみに、今はバレてないが、バレると怖い法律はある。ちょっとマイナーと六法全書を見る野崎。

え? どんなの?とたずねる佐倉。

その名も決闘罪!!!と野崎。

決闘罪(名)

決闘を挑んだ者・応じた者・立案人。みんな罪になるぜ!! って法律。

かなりマイナーな法律で、コレを知らずに、実際にケンカして、これでしょっ引かれた学生もいたとか。
というか、警察のほうでも、この法律、しっかり知っている人どれだけいるんだか(汗

これは・・・!!! 隣の高校の番長から・・・!! 果たし状を手にするブッブー!!とアラームがなる。

こいつをかけて、闘ってもらおう!!と相手の男に言う、女の子を連れた男。

そうなったら、もうあとは目で会話するしかないな、と野崎。

やっちゃう? やるやる、とテレパシーで会話して、火花を散らす二人。

ヤンキーみんなエスパー設定!?と佐倉。

まあ、ヤンキー漫画に出てくるヤンキーは常人離れした描き方されるのが珍しくはないから、あながち間違いではない。

原稿の
い・・・、一緒に帰っていい?という女の子。
俺、自転車だけど、という男。
というシーンを見て、

それを見て、
あっ、これはあの伝統的ラブイベントの前フリですか!! ゆめの先生!!と目を輝かせる佐倉。

え? 何が?と野崎。

何って、自転車だよー。
後ろで感じる彼の体温・・・、どこを持てばいいの・・・!? ドキドキして、手が震えちゃう・・・(はーと)

自転車の二人乗りのシーンを思い描く佐倉だが、
それ、今は道路交通法違反だから・・、という野崎。

ごめんなさい、という佐倉。

二人乗りができない今、チャリ通の奴と一緒に帰る図ってのは、と野崎。

こうだな、と自転車を押して、女の子と一緒に歩いてかえる少年。

うーん・・・、なんだか、華やかさが足りないけど、しょうがないね・・、と佐倉。

じゃあ、こうするか、と自転車に乗って帰る少年と、それを走って追いかける女の子。
最低!!! 最低だよ、この男!!!と
佐倉。

もしくは、こう、と女の子を自転車に乗せて、自分は、そのりーどをとる男の子。

女の子を自転車に乗せて、自転車を引くとかはアリでしょうなあ。

あ・・・!!! なんか、馬っぽい!!!と佐倉。

佐倉、一緒に帰らないか?と佐倉のクラスにやってくる野崎。
帰る、帰るっ!!!と佐倉。

佐倉が野崎のことが好き、というのはクラスの皆が知っているわけだから、このやり取りだけ見たら、案外、上手く言ってるんじゃないか?と思い込む人もいるんじゃないかなあ。

今日はチャリ通だから、後ろに乗っけてやる、と野崎。
えっ!!?と驚き、ど・・・、どういうこと・・? もしかして、昨日、私が羨ましがってたから、無理して・・・・と佐倉。

一緒に乗って、感想を聞かせてくれ。4輪チャリです、と4輪チャリを見せる野崎。

二人乗り!!!と佐倉。

乗ってみた

しゃーこしゃーこと二人乗り自転車をこぐ野崎と佐倉。
それに驚く、通行人の男女の生徒。

・・・・どんな気分だ?とたずねる野崎。
ちょっとしたレジャー気分です、と冷ややかに答える佐倉。

というか、二人連れ立って、二人乗りの自転車乗って、下校するって、即効でカップル扱いされても無理ないと思うけど、面と向かって、の野崎たちにコレ言わないのって、冒頭の野崎に対する反応から、怖がられてる、と思っていたのだけど、男子に人気があるタイプとか4巻で語られていたからなあ。
それとも、野崎が取材のためにやっている行動、旗からは意味不明の奇行に見えているであろうアレに、巻き込まれたかわいそうな被害者みたいな扱いだろうか?

それはそれでおせっかいな人が、かわいそうだから、やめてあげなよ、とか注意しそうな気もしますが(汗

日常生活ではあまり見ないからなあ・・・・・。

野崎「よし、次、右行くぞ」
佐倉「ハイ」
野崎「次の角曲がるぞ」
佐倉「ハイ」

・・・・・恋とか、生まれると思うか?と野崎。

なんかこう・・・、信頼感なら生まれそうです、と佐倉。

信頼感から、恋に発展するのはありだろうけど、時間はかかりそう。

そうか・・・、後ろが漕いじゃいけないんじゃないか?と野崎。

! なるほど!!じゃあ、何もしないで、座ってみるよ!と佐倉。

しゃかしゃかしゃかしゃかしゃかしゃかしゃか、と野崎が漕ぐ二人乗り自転車。

自分だけ、何もしてない罪悪感ハンパないよ!! 私にもこがせて!!と佐倉。

うーん、じゃあ、せめて、腰に手を回して、ドキドキ!!だけでもやってみるか、と野崎。

野崎の制服の上着に手を伸ばすが、二人乗りなので、腕を必死で伸ばして、つかみながら、自転車を漕ぐ佐倉。

とりあえず、今日の経験を踏まえて描いてみたが・・・、どう思う?とたずねる野崎。

よければ・・・、乗っていくか・・・?
と二人乗り自転車に乗る少年。

モテ男とはいえ、二人乗りで乗ってきて、誘うってのも、人によるでしょうけど、自意識過剰っぽい気もしますが。


だせぇ・・・!!!と突っ込みを入れる佐倉。

なんかこう・・・、ヒーローにモテ要素が感じられないというか・・・、と正直な意見を言う佐倉。

自転車の二人乗りだと、さりげなく誘うことが出来ましたが、いかにも狙ってます、みたいなニュアンスが強いというか。

なるほど、モテ要素だなと野崎。
先着3人だけ、俺の後ろに乗せてやるぜ!!と少年。

四人乗り!!?と佐倉。

どいて!!! 今日こそ、ここに座るわ!!!と黒髪の女の子と、
ふざけないで!! このサドルは私のものよ!!!と黒髪の女の子が争う。

君のために、2番目のサドルはキープしておいたよ。特別さと少年。
私・・、と女の子。
え?と少年。

私のほかにも何人も座ったんでしょ!? そんなのイヤッと走り出す少女。心の中で、
だめっ、こんなワガママ言ったら、嫌われちゃうのに・・・・!!!とつぶやく。

これ・・・、最終的にどうなるの・・・? とドキドキしながら、尋ねる佐倉。

サドルが全部盗まれる、と野崎。

俺様ティーチャーの大久保だったら、サドルが盗まれること前提で、こういう多人数ノリの自転車乗ってくる、位のことがあっても、驚かない。さらに、自転車そのもの壊れるとか、予想を上回ったアクシデントに見舞われる可能性は強いか。
まあ、一緒に乗りたがる女の子は約一名いるしね。

それとも、大久保の不幸ぶりに同情したまわりがサドルをプレゼントするかな、そういう場合は。

結局、ふざけんなと却下されました。

さっ・・・、先に帰っていいから・・・っ、という少女。
いや、暗いし、送っていくよ。それにこうして、歩けば、少しでも長く君といられるしね、と少年。

あー、今回も面白かったなぁー、夢野先生の「恋しよっ(はぁと)」
チャリのシーンとか、カッコよかったよねー、と他の女の子。

えっ!? あっ、うん!!! そうね!!と声が上ずる佐倉。

そう・・・・・・・・、といってから、考え込み、

ヘイ、野崎くん、乗ってかない? 君の特等席だぜ!!と二人乗り自転車にのって、声をかける佐倉。

気に入ったのか・・・、と野崎。

少なくとも、見た目は良くないから、野崎がこいだほうが無難だと思うけど、この勢いなら、心配ないかもって、思えてしまうところはあるよなあ・・・・。

時期的に歌音編三話目で、アッキーがウサちゃんマンに変装して、夏男につれられて、歌音と相対するという頃。

ウサちゃんマン(アッキー)=夢野咲子とか、たいていの人が連想するだろうし。

秘密を抱えていて、その秘密を他人と共有するとか、熱湯がかかろうところを夏男に助けられて、照れ隠しに
誰が助けてくれなんていった、とかいう態度とったり、好きな相手と一緒に下校イベントよりも、定番の助けられて、ドキッとなる、というイベントでしたからねえ、夏男の正体が女というのを除けば。

夏男やウサちゃんマンもそうだけど、真冬の場合、ケンカで、警察に捕まって、退学になって緑ヶ丘に転校してきたわけだから、二度と退学になるわけには行かないから、スケ番の過去を隠して、ありふれたいまどきの女子高生を演じざるを得なくなってしまい、己の正体がばれないように、夏男や、ウサちゃんマンに変身して、正体を隠すために別の仮面をかぶらざるを得なくなっていくわけだが、うその仮面をかぶっている真冬のすべてがうそで塗り固められているか、といえば、早坂や、桶川に対する友情とかは、うそ偽りじゃあないやたら重い真実だったり、うそと本当が入り混じっているけど、人間なんて、そういう生き物だ、といわれれば、それまでですしね。

現在、進行中の早坂編も、どこまでがうそでどこまでが真実か、わからないけど、真冬だって、ある意味に多様なもので、今の所、早坂以外は知っているとはいえ、早坂と友達でいたいがためとはいえ、友人である早坂にうそをついているわけだけど、早坂の記憶を取り戻したとして、真冬の正体に関して、知られないままだと、結局、早坂に関して、正体隠したままで、深いところに踏み込んでいるっていうことになるからなあ。

忍者とか、番長とかは正体ばれてるようなものだけど、早坂は、真冬の正体に関して、まだ気が付いていないっぽいし、百地瑠奈も、まだ仕掛けてくるとしたら、そこをつついてくるのかな?

ともあれ、物かきってのは、みんなを楽しませるうそをついて、お金を貰う商売だし、バスケとかスポーツというのも、見方を変えれば、それだけ、相手のウラをかいて、勝利を手にすることができるか、という側面はあるわけで、ベクトルが違うという見方もできなくはないか。

もっとも、野崎の場合は、正体を隠す仮面というつもりはさらさらなくて、どちらかというと、大久保が、自分がヤンキーであることを隠していないのに、誰も信じてくれていないのと同じで、


あからさまに取材活動やっているのに、誰も気が付いていないのだから、ある意味、すごい(汗

そういえば、忍者も、歌音編で女クラのうわさはデマだって見抜いたけど、誰も耳を貸してくれなかったネタもあったというのも、共通しているか。
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by kwanp | 2014-06-12 20:21 | コミックス
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