少女マンガの描き方 6

月刊少女野崎くん 第六号感想

突然ですが、ベタを塗るときには印をつけてもらいます。
初めはなんだ、コレって思ったけど、なれると簡単だよね、と佐倉。
お、マスターするの早いじゃねーか。
まぁね! ベタ指定のことなら、カンペキ・・・、といいかけて、原稿にあるネコマークを見て、

・・・なっ、なんだコレ!!!と戸惑う佐倉。

ああ、それは背景担当の人のベタ指定マークだな、と野崎。
×マークと意味はいっしょだ、と野崎。

背景担当?と佐倉。
そういや、俺。未だに会った事ねえな・・・。学校の奴?と御子柴。

部活やってる人だからな。いつも、夜遅くに手伝いに来てくれるんだと野崎。
夜遅く!? 二人っきりで!!? そんな・・・、こんなかわいいマーク使う人なんて、女の人以外・・、と困惑する佐倉だが、

ブリーフみたいなマークを見て、いや、どっちだ、とさらに混乱する。

野崎にほかの女の影があるとも思えないから、マークのかわいらしさで、奇襲をくらったような面持ちだったのかな?

結局、教えてもらえなかったな、と佐倉。

口止めされてるから、と野崎。
・・・ううんっ、でも! 女の人がブリーフの絵なんて、描く訳ないじゃない!!と ネコとブリーフの絵を描いて、ねー。結月だったら、どっちを自分のマークにしたい?とたずねる佐倉。

いや、女でも描くやつはヤツは描く。

ん? うーん、そうだな。その2つなら、ブリーフ。直線で描きやすそうと結月。

結月みたいな人とかね!!!

結月のバカ!! 今日から結月のこと、ブリーフって呼んでやる!!! わぁ、と泣く佐倉。
いや・・、千代が恥ずかしくないなら、それでもいいけど・・・。ブリーフでも、モモヒキでも、と結月。

こんにちは!!ぶっ、ブリーフさんと佐倉。
うん、こんにちは、と結月。

本当に返事した・・・!! ガーンとショックを受け、本気でそれで通すつもりなの・・!?と佐倉。

どっ、どうしよう、私のせいだ。せめて、可愛くあだ名でブーちゃんと・・、・・・って、豚かよ!!! じゃあ!! ブリちゃん!!! ・・・って、魚かよ!!! 違う、もっと高貴で美しく、ぶっ、ブリーフランドバルテンイッシュさん!!!と佐倉。

何人だ?と結月。

結月の一巻収録分での出番は、ここでおしまい。
別々のキャラだと印象付けるためってのもあるんでしょうね。

千代ちゃんって、美術部だったよね。ちょっと大道具の色塗り手伝ってくれないかな、とあざだらけの顔で鹿島が頼み込んでくる。

いいけど、鹿島くん、顔どうしたの?と佐倉。

いやー、初めは周りの女の子達に手伝い頼んだんだけどね、と女の子をはべらしている鹿島。
キャッ、はみ出しちゃった!!と女の子。

しょうがない子だね、一緒に塗ろうか、と鹿島。
「キャー、こぼしちゃった」
「やーん、汚れちゃったぁ」
べちゃ 鹿島くーん、ぐちゃ、ばしゃーん。

仕事増やして、どうする、と部長に殴られる鹿島。

でっ、私を殴った備品も壊れた。共倒れだね!と鹿島。

部長も仕事増やしちゃったのか・・・、とめまいを感じる佐倉。

これは起こるの無理ないけど、かといって、注意しにくいところがありますからねえ。

堀が鹿島をどついているとか、コミックス一巻のカバーウラでも、明らかなように、堀や鹿島は、親指に出てきた山茶花高校マッサージ部の部長や了の流れを汲むキャラ。

コミックス三巻のオマケマンガでも、マッサージしながら、隣のやつと話していた部員を部長が殴り飛ばしていて、それに対して、怒っている場面がありましたが、これは怒るのもわかる範疇。

後、女子部員とかにキャーキャー言われているのは同じですが、こっちは部長が騒がれておりましたね。

部長の堀だ、大道具を担当している。面目ないと頭を下げる堀。
あれ? 劇には出ないんですか?と道具を塗りながら、佐倉。
ああ、前は出てたんだけど、今はこっちの方が好きだし、と堀。
いやいや、堀ちゃん先輩は、3年生までに背伸ばして、主役やるつもりだったんだけど、結局、成長止まっちゃった、悲しい人なんだよ、と部長の眼前で、説明する鹿島。

いやいや、長身でも、主役としての華がないひとって、いますけど、今の演劇部だと、華という意味じゃあ、鹿島より派手な人、いないだろうからなあ。
さすがに、鬼灯の冷徹のぬらりひょん(天性の影の薄さを誇る妖怪)のような影の薄い人はいないでしょうけど。

ちなみに、CDドラマ版の間島さんは、宙のまにまに、の部長、という、病弱な先輩役などもやっていますが、とらドラの竜児、最近では棺姫のチャイカのトールなど、主役というか、花のある役も少なくありません。

TV版だと御子柴の中の人とも仲がいい小野さんが演じていて、これまた、銀の匙の稲田先輩とか、ビーストサーがのおかしら役などをやっていますが、
黒子のバスケの火神などを演じてて、華があるないどころの話じゃないですが。


鹿島くんはバカなの?と佐倉。

いや・・、これでも、学年上位なんだけどね・・・、と道具で張り倒された鹿島が言う。

成績はいいけど、バカなひとというのは、確かにいる。

容姿や、スペックはいいけど、バカやって、追いかけられたり、張り倒されたりするキャラって言う意味じゃあ、
結月も鹿島も、にたりよったりなんだよなあ、改めなくても(汗

しかも、結月の次の回に登場だから、そりゃ、バカやって、どつかれてもおかしくないキャラみたいな強調の仕方じゃあ、この時点で、特につながりのないけど、にたりよったりのキャラを二回続けて登場させてしまうわけで、
両方ともにインパクトがあれば、話は別だけど、最初に登場したほうのインパクトの方がどうしても大きくて、後から登場した似たようなキャラの印象ってのは、どうしても薄くならざるを得ない。

それでも、説得力に乏しいとわかっていて、あの暴力描写を入れたなら、かなりの冒険だよなあ。

実際、忍者と歌音は中二病という意味では、同類で、忍者の忍者趣味は、ヒーロー願望の現れだし、歌音の男嫌いは、昔男がらみで嫌なことがあったから、白馬の王子様はいない、と裏返ったようなものですし。

歌音が何事もなくそだっていたら、王子様にあこがれるけど、自分が王子様にされてしまうタイプになる可能性高そうでしたからねえ。
まんま、にならないように、そのアタリをちょいちょいといじってはいるみたいですが。

しかも、この時期、歌音編をやっていて、ギャグが描けないってぼやく発言もあったわけですが、そのアタリの反動、こっちに出てきても不思議じゃあないでしょうからねえ。

ギャグ作家とカテゴリされる人って、ギャグがかけないと、別の作品でその反動が出てくるなんてことはよくある話ですし。

下手すリャ、抗議が殺到して、打ち切りになりかねなってのに(汗)

でも、本当は先輩、すごい演技上手いんだよね。身長あればなー、と鹿島。

小さい人の役じゃダメなの?と佐倉。
いや・・、下手に交ざると、上手すぎて、逆に浮くっていうか・・、と鹿島。

一人だけ、異様に上手い7人の小人。

うーん、そっかあ・・・、と佐倉。

「竹馬で身長補正とかどうだろう」
「竹馬の存在感ハンパないよ」
「じゃあ、ずっと馬に乗りっぱなしとか・・」
「競馬のジョッキーの話なら・・・」
「あっ、じゃあ、私が先輩を持ち上げ続けるってのはどう?」
堀を抱えて、思い浮かんだアイディアを口にする鹿島。

とりあえず、今すぐ手を離して、逃げて、と佐倉。

じゃあ、佐倉。コレ塗りつぶす所印つけといたから。指定のとおりに頼むわ、と堀。
あ、空の背景ですかー、と佐倉。

つっても、色数かなりあるから大変だぞ。大丈夫か?と堀。

ハイ!!! こういう作業は得意・・、といいかけて、ネコのマークを見て、!!?と驚く佐倉。

もしかして、堀先輩が背景さん・・・? そうだ、作業しているところを見れば、もしかしたら、わかるかも、と佐倉。

部長ー、鹿島君を取り合って、女の子達がケンカを!!!と部員。

鹿島ーっ!!!と鹿島の所にすっ飛んでいく堀。

「部長ー、鹿島が!!!」
「堀ちゃん、王子が!!」
「いいかげんにしろよ、てめーっ!!!」

いきかう怒号。

・・・・・、もう、鹿島くん、じっとしてて、先輩の邪魔!!!と鹿島を押さえ込む佐倉。

佐倉・・・!! いい奴・・!!!と感激する堀。

鹿島、それ終わるまで、動くんじゃねえぞ、と堀。
ハイハーイと鹿島。

あの・・、堀先輩。ちょっといいですか?先輩にお尋ねしたいことが、と佐倉。

ん? んなんだ、と堀。

その・・、堀先輩って・・・、ブリーフなんですか・とたずねる佐倉。

ぐちゃ、と画面に刷毛を叩きつけ、!!? ちょっ、千代ちゃん!?と困惑する鹿島。

・・・・・! それは、と堀。

わーっ、部長待ってという鹿島。

まさか、お前も・・?と堀。
ハイ!!と敬礼する佐倉。
はいてんの?と鹿島。


それから、しばらく、二人は異常に盛り上がりました。いやあ、ブリーフが、ブリーフですね、ブリーフだよな、と話が弾む堀と佐倉。

下着ひとつで、そこまで、と唖然とする鹿島。

でも、そうか、先輩は下ネタふると、あんあご機嫌になるんだなぁ、なるほど、と納得する鹿島。

鹿島、なんだこりゃ!!! ぐちゃぐちゃじゃねえか!!!と大道具が台無しになって怒る堀に、先輩のパンツって、ブリーフなんですか?とたずねる鹿島。
セクハラかよ!!!とけりを入れる堀。

話だけ聞いていれば、勘違いするのも無理はないけどね。まあ、余計なことしかしないヤツが、そんなこといえば、腹も立つのは無理もないか(汗

野崎くーん!! 昨日ねー、と野崎の部屋にやってくる佐倉。
堀先輩に会ったんだろ?と野崎。
え!!? なんで知ってるの!!?と佐倉。
先輩が原稿に書いて行ったからな、と野崎。

昨日は手伝いありがとう、と原稿にネコとともにお礼が書かれている。

あっ、本当だ!! あーでも、ホッとしたなー。先輩が男で。

女性の先輩と二人っきりナイトにバツをつけて、でへーと頬が緩む佐倉。

じゃあ、早速返事を、と、野崎くんのパジャマの柄教えてくださいと原稿にバツ印とともに書く佐倉。

佐倉、そこはベタしてくれ。そして、なぜ、パジャマ、と野崎。

今回の話って、堀のことと、鹿島がモテて、それで部活の邪魔にしかならないことしかしないってことだけど、
結月が運動部で、ラフプレイしかしなくて、反面教師にはなるけど、乱暴すぎて、扱いづらいという意味では、よく似ているかも。

後、余計な言動で相手を怒らせるのも、結月は周りの人間にわけへだてなく、それを行っておりますが、鹿島は、堀一人がその対象となっているという意味では、違っておりますけど。

鹿島は演劇部の部員で、結月はバスケ部の助っ人という意味でも、反対ではあるし。
ぱっと見、別のイメージのキャラということで、似たもの同志みたいな印象は持ちませんでしたからね。
[PR]
by kwanp | 2014-06-18 21:55 | コミックス
<< 少女マンガの描き方 7 燃えるレスキュー魂!! 20 >>