少女マンガの描き方 8

野崎ー、今日泊まって行っていいか?と御子柴。
ああっ、いいぞ、と野崎。
いいなあ、お泊り・・・・、と心の中でつぶやきながら、いつもどんなことするの?とたずねる佐倉。

そうだな・・、相談に乗ってもらったりするぜ、主に女の話でな、と御子柴。

御子柴がこういってる時点で、本当の女性のことで相談に乗ってもらっているとは思ってないだろうなあ。

どっちと帰る気!?と明日香というお団子頭とさゆりというセミロングの子に迫られる主人公。

野崎!!! 俺はどっちと帰るべきなんだ!?と判断に困る御子柴。

うーん、明日香かな・・・。なんか、怒ってるし、とお茶を飲みながら、野崎。

3年前、現実の女と上手く話せなかった俺は、とりあえず、勉強してみることにした。

オールラウンダー・・・、これだ・・・!!!とギャルゲーを見て、ひらめく御子柴。

だが、女というものは、実に奥深かった。

ツンデレかと思いきや、ヤンデレかよ・・・!? お前、前は、そのプレゼント喜んでたじゃねえか! 気まぐれにも程があるぞ!! いい感じだったのに、フラれた・・・!? 意味がわからない!!!と頭を抱える御子柴。

いや、ギャルゲーでも、同じプレゼント立て続けだったら、さすがに、好感度下がると思う(汗

確かに、選択肢的に、相手が喜びそうな選択肢が逆に、好感度下げる結果になったりしていることもありますし、「なんでそうなる!?」と理解不能な話の展開(ライターの自己満足まるだし)とか、ギャルゲの世界にもありましたからね。

ヤンデレと言う言葉がなかったころの作品でも、このキャラって、ヤンデレじゃね? というのがいますし、自分を避けている初恋の相手を追いかけてきたとかいうヒロインの行動見ていたら、ものの見事にヤンデレの条件あてはまっていて、そら、逃げれるんなら、逃げるわなと逆に納得したくらいで。

ちなみに、ヤンデレという言葉の知名度アップに貢献したアニメのシャッフルに出てきた芙蓉楓ですが、元になったPCゲームのシャッフルが発売されたときには、それほど、騒がれてた記憶はありませんでした。
というのも、同時期に無印のフェイトが発売されていた頃だったので、そっちの方が注目度高かったというのもあるのでしょうけど。

俺は諦めずに挑戦し続けた。

私と、帰ってくれる・・?とヒロインに言われて、いいともー!!とばっと手を上げる御子柴。

そして、二次元から三次元へ・・・、とフィギュアにシフトチェンジする。


どんどん遠ざかってないか、これ?
と野崎。

フィギュアは手を出すと、きりがないんだよな(汗

っていうか、お前も一度くらいやってみろよ!! ハマるぞ!!と御子柴。
えー・・、めんどくさそう・・・、とやる気なさそうな野崎。

ギャルゲーというと、キャラごとのエンディングというのがありますが、ヒロインが異なることによって、状況というのは、大きく異なる場合が多いわけで、自分ならどうするか、というのを想定してみるのも一つのトレーニングにはなるかもしれませんが、野崎の場合、それが逆に、ひどいイメージのもとになるということがありそうですよね(汗

主人公の名前を入力してください、とメッセージが流れてきて、なんか、好きな名前入れとけよ、と御子柴。

好き・・・、じゃあ・・、と鈴木三郎の名前を入力する。

こいつ・・、自分のマンガのヒーローの名前を・・!? 大好きだな・・・!!!と御子柴。

あだ名を入力してくださいというメッセージに、鈴木(笑)と入力する。

いや・・・、本当は嫌いなのか!?と御子柴。

元の名前でやる人と、入力した名前まで、ヒロインのボイスで呼んでくれるシステムだと、自分の名前入れる人も多いですからね。

私の場合は、個人的に考えた名前を入力していた時期もありましたが。最近では、もっぱら、元の名前でプレイすることが多いですね。

よし! とりあえず、質問に・・・、と御子柴。

しかし、

「はじめまして!」
とウエーブのロングの子のあいさつに、

  よろしく
  かわいいね
 →ひっこめ

は?と御子柴

キャー、落ちるー!!と悲鳴を上げている子に、

  受け止める
  抱きしめる
 →蹴り上げる

え?と御子柴

ねえ、サボっちゃおうかというリボンの子に、

  ついていく
  少し悩む
 →罵倒する

おい!!! 何してんだよ、野崎!!! どう考えても違ぇだろ!!!という御子柴。
・・・・・きは・・・、鈴木はマミコ以外にはふらつかない!!! マイベストカップルと叫ぶ野崎。



おまえ、なんでその名前にしたんだよ!!! 今すぐ変えろ!!!と御子柴。

初めは一人に絞って、攻略したほうが楽だぞ。この中から一人選びな、と説明書のキャラ紹介を見せる御子柴。

ハーレムエンドがなくても、ある程度、同時攻略できるように進めるとかいうのは、慣れてくると、当たり前みたいになりますからね。

ギャルゲの中には12いるヒロインのうち、最低でも10人くらい登場させていないと、目当てのヒロインのエンディングが見れないケースもあるうえに、他のヒロインを振らないといけないというシステムの作品までありますからねえ。

別に振らなくても、クリアは出来るんですが、なんか、後味が(汗

うーん・・、じゃあ、これにする、と親切なクラスメートという頭の両側にリボンをつけたヒロインにする野崎。

こいつ・・、どことなく、佐倉に似てないか・・・? 野崎・・・、もしかして・・・、と御子柴。

このシナリオが一番いいって、ネットに書いてあった、と野崎。
ネタバレ読むなよ!!!と叫ぶ御子柴。

時間がない人がネタバレ攻略読むのは、別に構わない気はしますが。まあ、余裕があれば、初回プレイはネタバレ見ずに、気の向くままに選択肢選んで、プレイしていくというのはありかもしれませんね。

「どうしたの? 何かあったのなら、言ってよ」
と親切なクラスメート。

  ぐっとガマンする
  愚痴る
  微笑む

野崎「!!!」
これは少女マンガではお決まりのパターンだな・・・。)自分だけに見せる弱さにヒロインはときめくはず・・・、と

ごめん愚痴っちゃって、という性根にどきんとするマミコ?を思い浮かべ、見当をつける野崎。

答えは「愚痴る」だ!!!と選択肢を選ぶが、

野崎くんって、けっこう小さい人なんんだね・・・、と悪い印象を持つカオリ。

なぜだ・・・!? この女の気持ちがまったく追えない・・・!!! 意味がわからない・・・!!!と頭を抱える野崎。

とりあえず、女目線でギャルゲーやるのやめろよ・・・、と御子柴。

大体、弱いところを見たって、女はガッカリするだけだろ。佐倉にでも聞いてみろよ。ほれ、と佐倉に電話をかけて、手渡す御子柴。

いや、。何も電話しなくても・・・、と野崎。

もしも・・・・って、のっ野崎くん!?と予測していなかった相手に、どっきーっ、とする佐倉。


・・佐倉、夜遅くにすまんな・・・。その・・、自分お考えに自信がなくなったんだが・・・、。いや、やっぱり忘れてくれ・・・、と野崎。

野崎くんが弱ってる・・・!?と顔を真っ赤にして、きゅーんとなる佐倉。

御子柴敗北。

まあ、それは女性の性格にもよるから、弱みを見せるっていうのは、ありといえば、アリなんだけどね。
というか、ギャルゲの場合は、少年向けだし、ギャルゲとか、その二次創作見ると、少女小説とか、少女マンガとは、好みが違うってのは確かにありますからね。

椿作品もそうだけど、男性向け少女マンガは男の人でも、手に取りやすいけど、ソウじゃない作品とかもあるし、ソウいう作品にまで、手を伸ばす男の人って、すくない。

まあ、野崎くんも、アニメ化しますが、それだって、ガンガンオンライン、少年向けのカテゴリだからですしね。

百姓貴族のコミックスを飼う人は多いけど、掲載誌、たとえば、突っ込みどころありまくりの雑誌名のアレなどを定期購読していた人は、さらにすくないでしょうしね。

コミックスが出たのだって、一巻は突っ込みどころ満載の雑誌名のアレが休刊になった後ですし。

それにしても、おまえ、どうして、友人を活用しねぇんだ? 好感度やら情報やら、教えてくれるぞ、と、

なんでも聞けよな!!という友田をさして言う御子柴。

え? こんな出会ってすぐに友達面する奴信用できないだろ。トラップだ、と野崎。

ミョウになれなれしい相手というのに、警戒してしまう、というのは、ありますよね。

は?と御子柴。

野崎「俺は知っている。こうやって近づいてきた友人は、実は主人公をいじめる大将で、とことん、追い詰め、絶望させる」

友達になろうよ、とにこやかな態度を見せながら、教科書を破ったり、スブタやグラタンマンドラゴラという悪口を書いた紙を送りつける。

そして、このセリフ。「本当は初めて会ったときから、大っ嫌いだったのよ!」

ゲーム変わっちまうだろ。恋愛どころじゃねえよと突っ込みを入れる御子柴。

いいから、安心して、友達使えよ・・・、ほれ、と御子柴。
・・・・そこまでいうなら・・、とおずおずと友田を使う野崎。

「俺の情報、特別に見せてやるよ」
「今のところ、好感度はこんなもんだな」
「映画のチケットやるよ」

なぜ、友田はここまで献身的なんだ・・・・? お前に一体、何の得が・・・、と首をかしげる野崎。

高校三年がプレイ期間のゲームだと、入学早々声をかけてくるし、まあ、たいていのゲームなら、主人公に幼馴染とか、中学とかの腐れ縁の女の子とかもいますからね。
ときメモの早乙女好雄とか、2の匠とかは、他の男や、ヒロインたちにも情報流しているっぽかったですからね。

好雄や匠の場合は、好感度の低い相手とくっつくので、それ目当てもあるのかも。

そのほかには、TLS(トゥルーラブストーリー)の流れをくんだゲーム(アマガミとかキミキスもこれ)では、妹が基本、好感度を教えてくれますが、3とか、TLSSだと、姉が教えてくれるみたいな、例外もあります。

これ系統は、性格も選べる仕様になっていて、スケベキャラでもプレイできたりしますが。

こういうゲームの主人公は、ニブいというのが約束になっているので、身内からすれば、とっとくっつけや、と、もどかしさみたいなものを感じてしまっても無理はないですからねえ。

野崎は明らかに言うほうよりも言われるほうですが、絶対に、その自覚はないので、恋愛相談にも乗ってきたとか言っていますし、若松と結月がらみのことになると、さも常識人の突っ込み役みたいな役回りに見えてしまうので、本人としては、言う側、突っ込み役みたいな認識でいるくらいはありえそう。



もうそこはどうでもいいだろ・・・、と御子柴。
いや・・・、待て!! そうか・・・、さては主人公に気があるんだな!!という結論にたどり着き、なんというアピール!!!と野崎。

ちなみに、夢オチですが、ときメモ2では、そういうイベントもあったりします。

だから、ゲーム変わっちまうだろ!!! なんでもかんでも恋愛につなげんな!!!と突っ込みを入れる御子柴。

くっ・・・、お前が友田連呼するから、俺も気になってきちまったじゃねえか・・・、と御子柴。

すまん・・・、真面目にがんばるよ・・・。
とりあえず、ゴール目指す
とゲームに集中する野崎。

登下校
「ようよう、お二人さん。仲良く登校か?」
修学旅行
「俺が上手くごまかしとくから、行ってきな!」
イベントクライマックス
「あきらめんなよ!!! 好きなんだろ!!!」
卒業式
「3年なんて、あっという間だったな。俺、お前に会えて、よかったぜ!」

友田ーっ!!! とぶわっと泣く御子柴と野崎。

おまえ・・・、こんな主人公のために、三年間も・・・!!! と野崎。
おまえも青春しろよ!!! ドンッ!と床を叩き、ばかっと叫ぶ御子柴。

こうなったら、俺がおまえの物語を描いてやる!!!と原稿用紙とペンを手にする野崎。

ああ!! 幸せにしてやろうぜ!!! 俺たちの友田を!!!と御子柴。

よし!!! まずは相手だな、と野崎。
ああ! 友田がよく一緒にいて、並々ならぬ愛情を注いでいたのは・・・、と御子柴。
主人公じゃねえか!!!とハッとなる野崎と御子柴。

こんいちはー、って、どうしたの!? 二人とも!!!とぐったりしている野崎と御子柴に驚く佐倉。
徹夜した・・・、と野崎と御子柴。

徹夜って、一体、何が・・・、と怪訝に思う佐倉が、ん? 何これ、マンガ・・・、と目にしたのは、


「12人の美少女よりも、お前が好きなんだ!! 友田!!!」と叫ぶ主人公。
そんな・・・!!! 俺は・・・・見守ってるだけで・・・、良かったのに・・・、と涙を流す友田。

マジで、何があったの!?と原稿の内容を見て、呆然となる佐倉。

徹夜明けとかのテンションもありますが、創作だと、主役補正で、ぱっとしない役とか、悪役扱いされてしまうけど、そういう視点を除いて、作中の行動を見てみれば、実は、そういうキャラの行動の方が常識的、なんてことも、往々にしてありますからね。

KANONの久瀬とかも、その典型でしたし。

作中の描写とかを振り返ってみると、別のストーリーが成り立つ余地が出てくる場合もあり、だめっぷりが突き抜けている作品などは、ファンの側で、物語として、成り立つのには、どうすればいいか、が議論されている場合も、往々にしてありますからねえ。

主人公補正が強すぎるというか、どうも、好きになれない主人公達、というか、物語というのは、そういうワリを食っているキャラを応援したくなるケースもありますからねえ。
そういうのすらない作品さえあったりしますが。

椿いづみさんのブログで、みつめてナイトで語っていましたが、あの頃のコナミ作品のミョウな濃さがありましたからねえ。

幻想水滸伝などは、2までは、濃いというか、怪しさ爆発なノリがあり、さらに、ムックなどを見ると、少年キャラの初期デザインは、ことごとく半ズボンだったりしますからね・・・・。
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by kwanp | 2014-06-20 21:47 | コミックス
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