って、緑がいねえし、青でもねえ!!

コミックス版「SEED DESTINY」
のレビューでもやろうかと思います。

マガジンZ版? いえいえ、

コミックボンボン版です(笑)

月刊連載でやってる、TV版のダイジェストですが、TV版より面白いと「SEED DESTINY]のレビューをやっている人たちの中でも評判がよかったりしますが、今回は色々な意味で、ネタになるので、急遽レビューすることにします。

黒海近郊、アナトリア高原。

「待ちかねたぜ、子猫ちゃん」

そこを進軍するミネルバを待ち構える連邦軍特殊部隊ファントムベインのMS。

「まずは、再開を祝して」

渓谷の合間をぬって、進行しているミネルバに対して、付近の岩場を攻撃して、降り注いでくる岩で、ミネルバの足止めを行ない、間髪いれずに、

巷では、正体は「あの人」と噂され、2ndOPでも、魔乳艦長と向き合って、銃を突きつけている変態仮面二号こと、ネオの乗るウィンダムと、アホの子と評判が高く、メインヒロインらしいのですが、第一話で、真に胸を触られてから、5ヶ月以上も、遭遇イベントが無かったステラ(ちなみに、ボンボン版ではカット)の乗るガイアガンダムと、「オクレ、兄さん!!」とあだ名されてる、三バカの中では、リーダー格のスティングの乗るバルキリーもどきカオスガンダムが奇襲をかけてきます。

・・・・・・・・・・気のせいでしょうか、TV版よりも、彼らの頭がいいように思えるのは?

突然の奇襲にミネルバも、当然、応戦の準備に入り、シンもいつものごとく、コアスプレンダーに乗り込みます。

すでにセイバーに乗り込んでいたアスランは、オペレーターのメイリンから、敵機が3機で、その中にガイアとカオスがいることを伝えられ、「本当にその三機だけか?」と慎重な姿勢を崩しませんが、

シンの方はというと、

「それは好都合ですね、ついでに取り返しちゃいましょう」


と楽天的に構えます。・・・これだけ、念入りに奇襲をかけてきた相手が、他に何も仕掛けてきていないはずが無いでしょう、アニメ版ならともかく(笑)

3機なら、おれ一人で、余裕ですよ、と自信満々です。
その三機を、みすみす奪われたのはどこのドイツですか、と突っ込みたい気分ですが、射撃があたらないのに、砲撃戦用の装備を付けているルナマリアや、むっつりで何を考えているかわからないレイと三機で、チームを組んでるような状況でしたから、案外、一人だったら、取り返せてたかもしれませんね(笑)

アスランは、「何かのわなかもしれない」と制止しますが、

「ワナ、そんなもん突破してやりますよ」
と、聞く耳もちません。まあ、一人で、敵艦を一度に六隻撃沈すれば、天狗になってしまうのは、無理もなく、コアスプレンダーで、何も考えずに突っ走っていきますが、

案の定、奪われた三機のガンダムのうち、隠れていた、残りの一機であるアビスガンダムが、奇襲をかけてきて、ミネルバのコアスプレンダーが発信したのを見計らって、他のパーツが発射するのと同時に、発射口を攻撃してしまいます。

発射されるはずだったブラストシルエットが、破壊されて、発射口をふさいで、しかも、この発射口は、インパルスの専用カタパルトでもあるようですから、他のパーツも発進させることが出来ません。

ものの見事に、インパルスの弱点を付いたというか、どうして、今まで、誰もやらなかったのだろうか、というくらい、誰もが思いつきながらも、何故か、実行されることが無かった方法で、敵の戦力をそぐファントムベイン

まあ、アニメ版でも、やったらやったデ、今更だから、突っ込みがはいるのは冴えKらレナいでしょうが(笑)

ちなみに、ユニウスセブン停戦条約というのが、前作終了時の後、結ばれまして、その中で、Nジャマーキャンセラー、ミラージュコロイドの使用禁止、両陣営が製造するMSの数と言うのは、決められているわけで、そのために、両陣営は、連合軍は、そのまま、ストライクのストライカーシステムで、装備換装型のMSを、ザフトは、開発中のザクを核エンジン搭載型から、通常エンジンに移行させて、装備換装型のザクウォーリアを開発することになるのですが、インパルスガンダムをはじめとする、5体のガンダムは、変形機構や合体機構を持たせて、いざとなれば、あれはMSじゃなく、飛行機や、潜水艦なんですよと言い逃れをするために・・・、書いてて、頭が痛くなるようなせこい話ですね(汗)

まあ、シンもインパルスも主役(機)なのに、影が薄いですから、相手がその存在を失念していたということも十分ありえそうですね(笑)

まあ、F90から始まる、装備換装型のガンダムというのは、その性能をフルに発揮することなく、出番を終えるというジンクスがありまして、前作SEEDでも、主役機ストライクが発表されたときには、メカ好きのファンは、「こいつは見せ場がなく終わるな」と危惧して、まんまと、それが的中したものですが、それでも、今考えたら、不遇振りでは、インパルスよりもマシでしたからねえ。

コアスプレンダーのままで、戦わざるをえない、シンを、容赦なく、ネオのウィンダムが襲い掛かり、

「姑息な手と笑ってくれてかまわんよ、だが、今の俺たちの戦力で、キミらを倒すには、こうするしかないのでね!!」

なりふりかまわず、シンを攻撃します。ミネルバに配属されている2機のガンダム&2機のザクは、本来、各部隊に1ずつ配属されるのが普通なので、このセリフは、当然のように聞こえますが、「あんたら、相手の最新型ガンダム、三機も奪っておいて、ナに言ってんだ」と突っ込みたくなるのは、当然の話ですよね(苦笑)
まあ、数が少ない方がからめ手を使うのは常識ですし、何より、一人で、六隻も沈めるような相手と戦うとなれば、誰だって、慎重に慎重を期してもやりすぎではないでしょう。
真正面から、何の策もなしに、戦いを挑んでいって、勝てたのは、桶狭間の戦いをはじめとして、ごくごく一握りの例外だけですから。

世間では谷にはさまれた場所と思われてますが、あそこは完全な平地で、隠れる場所などほとんど無いところというのが実情で。やぶれかぶれの攻撃を挑んでいって、それで運良く勝てた戦いで、信長も、後年、この戦いのことをほめられると、決まって不機嫌になったそうですから、一か八かの戦いであったことは間違いないようです。

ブラストシルエットによって、ふさがれた発射口は、MSで外から引っ張り出さないと無理のようで、アスランは、アビスに狙撃されるとメイリンに制止されても、「シンを見殺しには出来ない」と右舷カタパルトから発進し、案の定、アビスが襲ってきますが、シールドでアビスのビーム平気を受けきると、

伝家の宝刀種割れ(無敵モード)で、アビスを一刀の元に、一蹴し、シンを助けに行こうとします。

・・・・いくら、同じザフトが作った兵器とはいえ、シールドで、受けきられて、本体には、何のダメージも無く、しかも、その後、可動に何の支障も無いというのは、どうかと思うのですが(汗) 
こういうレビューをしていると、Tv本編に出てくる機体のトンでもぶりと、それに突っ込みをいれずにはいられない心境が、よくわかります(笑)

しかし、そうは問屋がおろさなくて、カオスガンダムがセイバーの足止めをして、シンの助けに生かせまいとします。

ちなみに、ルナマリアには、ブラストシルエットの排除を命じて、当のルナマリアは、「私だけ、ゴミ掃除!? そんなあ」と不服そうですが、相手は奇襲をかけてきて、艦は足止め、しかもインパルスは合体できない、こんな状況で、命中率の低い(12話にして、初めて、敵に命中)砲撃戦仕様のザクに乗っているルナマリアを戦わせる不安はわかりますし、一人で、六隻も沈めるようなやつですから、インパルスを使用可能にして、戦わせた方が、生き延びる率が高いと思うのですが、そんなことをやっている間に、艦が静められては、元も子もないでしょうから、レイと二人で、ミネルバを守らせるほうを優先した方がいいのではないでしょうか?

二体のザクは、ブラストシルエットの排除と、それ+艦の警護、アスランは、カオスの足止めを食っている、こんな状況下で、変態仮面に追い詰められていくシン。

これが、両沢脚本でしたら、敵のビームが命中しそうになったときに、妹萌えで、種割れが起きて、ピンチを脱するに決まっているのですが、コミックス版をかいてる人は、そこまでご都合主義ではありません(元の話が、ご都合主義の塊なので、それを上手くフォローせざるをえませんが)

ウィンダムの銃口が、コアスプレンダーに狙いを定めた、そのとき、

「そこの戦闘機、どけ!!」

コアスプレンダーとウィンダムの間に割って入る機体が現れます。

そして、その機体は、コアスプレンダーとすれ違って、ウィンダムに突撃していき、それをかわすので精一杯のウィンダムを見向きもせずに、その足で、ミネルバへ向かいます。

「前方より、アンノウン!」

ミネルバの方でも、謎の乱入社の存在に気がつきます。

「また、新手?」

ただでさえ、八方塞の状況なのに、これで、敵が増えたら、それこそ、一巻の終わりになってしまう可能性がありますが、

「シグナルはザフト、友軍機です!!」

と、援軍が来たことをつげます。

アビスのほうも敵の援軍に気がついたのか、ビーム兵器で攻撃しますが、あっさりかわされ、相手の武器が一閃し、アビスガンダムは、右手首を切断されます。

「なんだ、こいつ、ザクじゃねえ!?」

と困惑気味のアビスのパイロットに、(ばればれですが、)謎の友軍機は、こう叫びます。

ザクとは違うんだぜ、ザクとは!

言った、いいやがった、あのセリフを堂々と(爆)

・・・・・・そう、友軍機の正体は、ザフトの新型機、グフイグナイテッドで、しかも、SEEDMSVでおなじみのオレンジ色のカラーです、といっても、ミゲルは、もう亡くなってますので、別人です。声は同じですが(笑) アニメ9話に出てきていた、オレンジ色のブレイズザクファントムに乗っていたのも、彼だったりします。
これで、機体の色が青(イザークあたりが乗りそうですが)だったり、ミネルバに、緑のザクが稼動していれば、まんまなl光景ですが、幸か不幸か、ミネルバで、このとき稼動できるザクの色は、白と赤、いっそ、機体の色が青で、ザクの色が緑の方が潔かったかもしれません(笑)
ついでに言うと、ヒートソードの見えるのは、どうやら、インパルスの対艦刀コンパクトにまとめたもののようで、諸刃みたいです。まあ、量産するとしたら、エクスカリバーのままだと、扱いにくいこと、この上ないですから、武器の発展法では、当然の経緯でしょう。

あっさり、アビスを切り払い、そして、襲い掛かるガイアも、ヒートロッドを、狼形態のガイアの頭部に絡めて、

凶暴な犬は、ちゃんと、鎖につないどかなきゃな!!

叫ぶとともに、ガイアに電撃を食らわせるグフ。
しかし、パイロットどうしに、この構図、再現させても、MS少女に擬人化させても、
やばい光景を想像する人が多いと思うのですが、このシーン(爆)

まあ、私も含めて、そう想像する時点で、駄目人間である証拠かもしれませんが(笑)

グフによって、遊ばれてしまっているガイアとアビス。しかも、増援までやってきたのが判明したために、ネオたちは撤退。コメディだったら、「今日はこの辺で勘弁してやるわ」と負け惜しみを言って、脱兎の速さで逃げていって、って、アニメ本編は、一部で指摘されているように、コメディでしたね(笑)

ともあれ、インパルスの弱点を突かれて、最大のピンチを迎えたシンでしたが、なんとか、命拾いしたようですが、ミネルバに帰ったら帰ったで、アスランに、
「バカやろう、お前の勝手な判断のせいで、この間全員の命が危険にさらされた(以下略)」
と怒鳴られますが、そもそも、インパルスの仕様から考えれば、敵が弱点を突いて、インパルス専用の発進口を攻撃するのは、想定できたはずです。
おまけに、ザフトは、前の戦争の終わりごろに、連合軍(敵)のストライカーシステムを、そのまま、装備できるMSを作っている(D・ASTRAYのアウトフレーム)のだから、ストライクのコクピットを零距離攻撃した、イージスガンダムの特攻からキラの身を守った、セーフティシャッターもついでにパクって、インパルスの発進口につけておくか、別の発進口からも、インパルスのパーツを発射できるようにするとか、しておけばいいものを、何の対策も練っておかなかったザフトの手抜かりという一面も大きいような気がするのですが(笑)

しかし、そんなシンを、グフのパイロット、ハイネが、「命からがら帰ってきた相手に、そこまで言わなくていいんじゃない?」とフォローを入れます。

奇襲をかけてきた相手はあっさり蹴散らすわ、状況を鑑みて、シンに対しても、フォローをいれるわ、今回の主役は、まちがいなく、この男です。
ちなみに、声を当てている西川さんが、スケジュールの関係で、数話のみしか出演できないので、キラに倒されることが決まっているのですが、下手をすれば、アニメではフリーダムに見せ場なく倒される公算が大きいのを考えると、こっちの方がよっぽど、ハイネが活躍しているとぴえるでしょう(笑)

そして、ハイネのグフによって、ピンチを切り抜けたミネルバは、ディオキアに入港し、機体の補修と、物資の補給を行うのですが、アニメだと、ここで、悪い意味で話題になった、ホモショタ演出のあの話がありますが、ボンボン版では、ばっさりカットされており、1ページ丸ごと使って、ミーアのライブが行われるシーンのみですので安心して読めます(笑)

で、古城のテラスで、一人、シンがアスランに言われた、「力を持つものなら、その力を自覚しろ」といわれたことを、思い出して、考え込んでいたところへ、すぐそばの海岸で、ステラが、アニメ版と同じように踊っていて、溺れてしまうのをシンが助けるわけですが、このときのシンは赤服を着ていますので、ザフト軍がホテルに使用している城か、その近くなのは明らかでしょうが、そんなところに怪しげな、人間が入り込んで、踊って溺れたわけで・・・、

下手をしなくても、どでかいスキャンダルになってもおかしくない話しだと思うのですが(汗)

ともあれ、シンとステラが、アニメ版と同じように出会うところで、今月号は終わりなわけですが、コミックス版は比較的マシですが、それでも、突っ込みどころに
事欠かないあたりはさすがですが、それでも、最小限にとどめているところに、作画の人の苦労が伺えます(笑) まあ、「SEED DESTINY」を、面白く見たいという人には、アニメ版と平行して、ボンボン版を見ると、違った意味で、面白くなるのではないかと思われますが、色々な意味で、今月のは、特に必見モノですので、ボンボンを手に取ることをお勧めします(笑)
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by kwanp | 2005-03-17 11:58 | コミックス
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