少女マンガの描き方 総天然色2

はよーっス、野崎。あ? なんだ、そのちっこいのとやってきた携帯プレーヤーで音楽を聴いている、チャラそうな男を

御子柴実琴だ、と紹介する野崎。

携帯プレイヤーのイヤホンを取る御子柴。

御子柴? この人がみこりん?と驚きを禁じ得ない佐倉。
御子柴、今度アシスタントに入った佐倉だ、と野崎。

ど、どうも、と頭を下げる佐倉。

ふーん、あっそう、俺の方がアシスタントとして、先輩だから、せいぜい敬えよな、と御子柴。
は、はい、とその剣幕に気圧される佐倉。

みっこしばくーんと女の子が声をかけてくるテニス部の女の子たち。
やれやれ、と窓を開け、てめーら、部活、真面目にやんねぇなら、俺と遊ぶかー?という御子柴。
きゃーきゃー、きゃー、あそんでー、という女の子達。

野崎に、どこがみこりんなの!? なんか、すごいチャラチャラしてるよ。それになんか、怖いよとヒソヒソ声でいう佐倉。
いや、だってなあ・・・、と野崎。

ばーか、遊ぶって、つまり、そういうことだぜ、あとで、めーめー泣いたって、誰も助けに来ねえよ、子羊ちゃんとバラを散らしていう御子柴。
その光景に、唖然となっている佐倉。

キャーキャー言ってる女の子たち。

顔が真っ赤になる御子柴。

恥ずかしさでもだえる御子柴。

自分で言って、自分で恥ずかしがるんだ。愛らしいだろ?と野崎。
なら、言わなきゃいいのに・・・・!!! と心の中で突っ込みを入れる佐倉。


野崎の部屋で向き合って、座っている佐倉と御子柴。

あの改めまして、ベタを手伝ってます佐倉です。よろしくお願いします、とペコっと頭を下げる佐倉。

うん、先に一つ言っておくぞ、と御子柴。
?と佐倉。

わからねぇことあっても俺には聞くな。そういう面倒くさいこと嫌いなんだ、と御子柴。

う、うん、とうなずく佐倉。

番号が書かれたマーカー。
ペン。。

原稿用紙に、シャーペンの芯、カッタ-ナイフ。

べたをヌル佐倉の周りをそわそわしながらうろうろする御子柴。

墨汁が切れたのか、補充する佐倉。

それをそわそわしながら見ている御子柴。

飲み物を飲みながら、桜を見る御子柴。

あっ、という佐倉に、反応する御子柴。

ここって・・、といってから、また作業に戻る佐倉。

がっくりくる御子柴。
それおw見ている野崎。

声をかけてもらいたそうなそぶりの御子柴。

佐倉の肩をたたいて、聞いてほしそうにしているから、何か聞いてやってくれという野崎。

振り向く佐倉。

そわそわそわ、と佐倉を見る御子柴。
めんどくせー!!!と佐倉。

あの、御子柴君、ここのツヤベタなんだけど、と聞いてみる佐倉。

はぁ!? そんなんもわかんねぇの? チッ、しょうがねえな。貸してみろよ、とうれしそうに言う御子柴。

いいか、ここはつむじに一度印つけて・・、それから、描くんだとうれしそうに説明する御子柴に、あー、スゴーイ、うまーい、と佐倉。

ここがポイントだぞ!!よく見とけよ!!と御子柴。

わー、なるほどー。へーっ、ためになるとベタを塗る佐倉。

ここをこうすると、楽だぞ、と御子柴。

あ、はーい、と佐倉。


あ、飲み物がもうなかったか・・・、と冷蔵庫を見て気がつく野崎。
あっ、私買ってくるよ、と佐倉。

悪いな、じゃ、これで、と千円札を渡す野崎。
うん、と佐倉。

パシリ君よ、と御子柴。
ん?と振り向く佐倉。

俺はコーヒー、と御子柴。

うん、わかった、と佐倉。

先輩だからな!!と御子柴。
うん・・・、と佐倉。

靴を履く佐倉に、オレ先輩だからな!!と御子柴。

うん、と佐倉。

自販機でコーヒーを買う佐倉(ポッカ系?)。

電柱の陰から覗いている御子柴に、気が付いて、先輩、ついてきちゃ意味ないです、と突っ込みを入れる佐倉。

夜道に女の子一人で買いに行かせるよりはましだと思う。

野崎のマンション

記憶スケッチとは、出された話題を記憶のみに頼って書くことですが、これで絵の得意分野がわかりますね。さあ、それじゃ、みなさんいいですか? フリップをどうぞ、というTv番組の司会。

フリップを出す出演者。


ねえねえ、コレやってみない?という佐倉。

別にいいけど、と御子柴。
ああっ、と野崎。



佐倉「犬」

描いている三人。

野崎、マンガチック
佐倉、リアルっぽい
御子柴 某地獄の番犬っぽい

佐倉「人物」
野崎 マンガチック
佐倉 リアル
御子柴 ラクガキっぽい

佐倉「えーっと・・・、建物」
三人とも、あまりうまくない。

苦手なんだ、と野崎。
私も苦手で、と佐倉。
実は俺も、と御子柴。

て、御子柴君、全滅だよ!!と佐倉。

うるせー、これだけ見て、いうな!!!と御子柴。
まあまあ、御子柴の得意分野はそういうんじゃないんだ、と野崎。
え? だって、と佐倉。

ふむ、やってみたほうが早いかもな。まず、俺が人をかく、と野崎。

原稿に書かれるヒーロー。

野崎「次に佐倉」
佐倉「はい」

べたが塗られる原稿。

べた終わりました、と佐倉。

最後、御子柴、と野崎。

御子柴の手によって、ヒーローの背後にバラの花が。

終わったぜ、と御子柴。
ふぉーお、すごいよ、御子柴君!!すごくきれい、なんと細かい!!と佐倉。

花と小物と効果なら、任せておけよ。
キャラの魅力を最大に盛り上げる。それが俺の仕事だからな、と御子柴。

これでもか、と画面いっぱいに描かれた花を見て、
ヒーローうぜぇ・・・・・、と心の中でつぶやく野崎と佐倉。

学校

キャー、みこしばくーん キャーキャー、と女の子たちに騒がれる御子柴。

御子柴くん、ホントにモテるんだね・・・、彼女とかいるの?と尋ねる佐倉。

いや、作らないんだ。俺は誰のものにもならない・・・。永遠のラブハンターだからな、とバラを散らして、指で銃を撃つしぐさをしてから、その恥ずかしさにもだえる御子柴。それを聞いている佐倉も真っ赤になって恥ずかしがる。

照れないで、照れないで、みこりん!! こっちが恥ずかしいから、と突っ込みを入れる佐倉。


照れてねえよ!! 大体みこりんって呼ぶな!! バーカバーカと照れ隠しに叫ぶ御子柴。

あ、ごっごめんね、御子柴くん・・、つい・・・、と謝る佐倉。
・・・・そんなこと言ってると、こっちだって、ちよりんって、呼んじゃうぜ?とウインクする御子柴。

・・・、と絶句する佐倉。

ひくな!!! ノれよ!! ノってこいよ!!と御子柴。

夕刻の野崎のマンション。

野崎の現行の手伝いをしている佐倉。
野崎くんとみこりんって、全然、タイプ違うよねー。友達なの、意外だなと驚く佐倉。
ああ、はじめはキャラ作りのために観察してたんだけど、そのうち、仲良くなってなぁ・・、と野崎。

キャラ作り・・・? ・・・ってことはこの中にみこりんがいるのかぁ・・、誰だろ・・、と雑誌を見る佐倉。

ヒロインだ、と答える野崎。
ヒロイン!!?と驚く佐倉。

また素直に話せなかった・・・、恥ずかしがってちゃ・・・、だめだよね・・・、とヒロイン。
私頼ってくれるの、待ってるんだから・・・、気づいてよ・・・・っ、とヒロイン。

お、うおぅ、と佐倉。
もっ、もう!!! 恥ずかしいこと言わないで!! ばかとヒロイン。

あ・・、マジでみこりんだ・・、と作品を見て、納得する佐倉。

見かけは怖いけど、実態はそうでもない人、というキャラで、そのための岡本さんの起用でしょうねえ。
岡本さん、青のエクソシストとか、強面のキャラとかも演じていますから。
原作の感想では、外見がイケメンの三姫とかいたけど、あれも、初登場はやばそうなイメージを強調しようとしていたなあ。

実態は、かなりのお人よしえ、だまされやすい奴で、最終的には、趣味のおかしい女とフラグを立てていたっけ。

野崎のマンション

ふーむ、と原稿を書く手を止める野崎。
それに気が付いて、顔を上げる佐倉。
そろそろ新キャラを出したいから、人間観察にでも行くか、と野崎。

鈴木「気づいてる、まみこ? 俺のキラキラした気持ち?」

「恋しよっ(はーと)」
それはイケメン鈴木くんと内気な少女マミコとの、胸キュンラブストーリーである』と説明が入っている表紙。

モデルがいないと、どうなるの?と佐倉。

そうだな・・・・、と野崎。

ライバル、ヒーロー、友人、と鈴木が3人並んでいる。

鈴木くんがいっぱい!!!と驚く佐倉。

どうしても、自分好みの顔になってしまってなあ・・・・、と野崎。


マミコ! 鈴木と仲良くなるなんて、やるじゃないか、と友人鈴木。

もう!
からかわないでよ!と鈴木(ヒーロー)と一緒に登校するマミコ。

マミコは俺にこそふさわしいだろ、とライバル鈴木。

おまえのように厭らしい顔した男に、マミコは渡さない!!とヒーロー鈴木。

俺・・、二人のようにカッコ良くないけど、この気持ちだけは負けないよと友人鈴木。

さあ、マミコ。一体、誰を選ぶんだ!?と三人の鈴木。

どれでもいいよ!!!と佐倉。

とまあ、そういうわけで、佐倉、おまえの周りに誰か少女マンガのモデルっぽい奴っているか?とたずねる野崎。
うーん、と考え込んでから、あっ、そうだ。私の友達に瀬尾結月って子がいるんだけど、と佐倉。
女か、と野崎。

閉まっている校門に向かって突っ込み、軽々と飛び越える少女の姿。

うん、しょっちゅう誰かに追いかけられてるんだよね、と佐倉。

ほほう、モテキャラか、と佐倉の話を聞いて連想する野崎。

あっ、ほら、あの子、と窓の外を指さす佐倉。


窓の外では、
「待てー!!! 瀬尾ー!!!」
「逃げるな、瀬尾!!!」
「今日こそは逃がさねぇぞ、てめぇ!!!」

教師に追いかけられる女子生徒の姿が。

曲りかどをまがる少女。

マテー、という教師たち。

誰が待つかい、と結月だが、前方がコーンで、ふさがれている。

しめた、というジャージの教師だが、軽々と、コーンを飛び越える結月。

何ー!?と驚く教師たち。

笑い声をあげながら、走り去る結月。

「待てこらー」
「教師なめるなー!!」

その光景を唖然と見ている野崎。

いやいやいや、ネタになりそうな人間としちゃ、トップクラスで目立つだろ、これは。
毎朝のように、この攻防も繰り広げられているっポイし、こんだけ目立つ人間に気が付かないって、どれだけ、うっかりなんだよ、という気はする。

男子高校生の日常では、成績トップのやつが二位のやつのことを知らなかったというなら、まだわかるのですが、野崎の場合は、ネタになりそうなことはかたっぱしから、チェック入れていくから、結月みたいなのは、真っ先にネタにするのじゃないか、と思うのは素人考えなのでしょうかね?

廊下で、話している生徒たちの光景。


いやー、朝っぱらから、先生に捕まっちゃってさー、ついてないわー、と結月。
何かしたの?と佐倉。
知らない。すげー怒られたという結月。

結月、前も追いかけられてたよね、と佐倉。

二の句が継げない野崎に気が付いて、ってか、B組の野崎じゃん。あんたでっけーから、近くにいると、意外と邪魔だよな。
なんで、最近、千代と一緒に・・・、あっ、わかった、と合点がいく結月。
結月役の沢城さんは、01~02年に放送されたしあわせソウのオコジョさんで、オコジョさんを演じていたのだが、この辺りはセリフだけだと、完全にオコジョさん。

どきっとなる佐倉。
?とわからない野崎。

口をゆがめて、
ロリコンか!!!と指をパチンと鳴らして、ひゅーっと口笛を吹く結月の態度に、イラッとくる野崎。

違うから、小柄な子が好きなのと、ロリコンは全然別物だから!!

見て見て、結月!! バイトがんばって買っちゃったー!! とバッグを見せる友人に、

へーすごいじゃんと結月。


結月はなぜか、人に怒られやすいんだよね。どうしてだろ・・・・、と佐倉。
へぇ・・・・、と野崎。もー、すごく高かったぁーとバッグを見せる友人に、

いーじゃん、似合ってると結月。あ、でも・・・、このバッグ、隣の家のだっさいおっさんも持ってたわ。おそろいだね、といって、

え!? ちょっと、わぁ、と叩かれる結月。


ね、と佐倉。
わざとじゃないのか!?と心の中で突っ込みを入れる野崎。

教師とのデットヒートとか、今のやり取り見て、なぜか、怒られるなんて、本気で言ってるなら、相当の天然だし、そうじゃなければ、似非天然で天然演じているだけど、さすがにそれはないだろうしなあ。

いtってーとたたかれたところを抑える結月。

結月ー、バスケ部が練習付き合えってさ!!と窓の外から声をかける女子生徒。
わかった、と結月。
助っ人か? と野崎。
うん、と佐倉。

運動神経いいんだなと野崎。だから、いろいろな部から、よく頼まれるんだよー、と佐倉。
へえ、と野崎。

階段を上がっていく結月。

ROMANと文字が書かれた赤いユニフォームを着て、ドリブルをしている結月。

それを見ている野崎達。

試合が開始して、ボールを取り合う結月とバスケ部員。

ほお、とうなずく野崎だが、

相手の部員を撃沈し、
おっしゃあ!! 勝つぞ!! 反則でも構わない!!! 退場するまでがゲームだぜ!!!はははははは、とドリブルしながら、突撃し、部員を蹴散らしていく結月。

ピピーッ 13番ファウルー!!と審判。

嫌な敵に当たった時の練習らしいよ、と佐倉。

スポーツマンシップゼロだな、と突っ込みを入れる野崎。
瀬尾さん、こっちよ!! パスッ!!!という6番のショートカットの部員。

一人で大丈夫!!! はははははは、とドリブルしながら突撃する結月。
結月!! こっち!! ゴール下よ!!と5番のポニーテールの部員がいうが、
一人で大丈夫!!! ははははははは、と結月。

私もたまに一人で突っ走るよね・・・、反省しなきゃ・・・、とセミロングの部員。
先輩!! 先輩はあんなに酷くありません!!!と後輩。
チームワークの大切さも確認できるらしいよ、と佐倉。

ピピーッ、13番退場ーっ、と審判。
反面教師か・・・、と野崎。

背伸びして、教室から出てくる結月。
瀬尾、また遅刻したんだってな、ペナルティだ、コレ化学室まで運んどけ、とノートの山をどさっと渡す教師。
ええっ!?という結月。

遅刻のペナルティとしては、軽いほうだよな。

ああっ、野崎、お前も頼む、と教室から出てきた野崎に言う教師。
えっ!?という野崎。

ノートを抱える野崎と結月。
その場を後にする教師。

・・・ちょっと、そういう顔すんのやめてくんない?と結月。

あ、あぁ、すまん、と野崎。

やっべー、超かわいい子と一緒になっちまったぜ・・・!! あーん、もう緊張して、うまくしゃべれないよぉ!! 俺のばかぁ!! ・・・って、顔に書いてあるわよ、と結月。

いやいや、自分でそういうことを言う女に、そう思うことって、まずありませんから(笑

それを聞いて、イラッ、となる野崎。
大体さぁ、私、結構気遣い屋だと思うんだよね、と結月。
相談もよくされるし、助っ人だって、よく頼まれるし、と男子生徒数人が記念撮影しているど真ん中をずかずかとあるく結月。

まったく気を使わないということはないだろうけど、その気の使い方のベクトルがね・・・・。

周りにちゃんと気ぃ配ってるし、と大きな半紙に、書道しているところをズカズカと踏み込み、

「空気だって読めるし」
ラブレター渡している二人の間に割ってはいる結月。

・・・って、私、完璧すぎない!? ちょーいい女!!! と自画自賛する結月。

おまえ、本当にわざとじゃないのか!!?と心の中で突っ込みを入れる野崎。


それにしても、重くない? と結月。
そうだな、思ったより重いな、と野崎。
どうせなら、ゲームを盛り込んで運ぼうよ、と結月。
あぁ、じゃんけんで負けた方が持つとかそういう・・・、という野崎。
逆立ちで長く歩けた方が勝ち、と結月。
じゃあ、スタート、とスタタタタタタと逆立ちで早く進む結月。

ちょっと待て!!! おまえ逃げる気満々だろ!!!と突っ込みを入れる野崎。

逆立ちで逃げた先にいたのは、

「やべっ!!!生徒指導の青木だ!!!」
Uターンして戻ってくる結月。

こらー、またんか、瀬尾ー!!と追いかけてくる青木。

野崎、こいつをかくまってくれ!!!とノートを渡す結月。

え・・・?と戸惑う野崎に、私の命、あんたになら、安心して、預けられる・・・・、という結月。
! 瀬尾・・・!と野崎。

夕日を背に、野崎にノートを押しつけて、うん、とうなずく結月。

うなずく野崎。

走り去っていく(逃げていく)結月。

敬礼して、見送る野崎。

絶対、迎えに行くからな、と結月。

ああっ、待ってるぞ、瀬尾と野崎。

野崎くん、何してるの?と佐倉。

ノート匿ってる、としゃがみながら、結月を待つ野崎。

もちろん、迎えは来なかった。

教室
手前の机に山積みになっている教科書とノート。

ノートを運ぶ野崎と佐倉。

佐倉・・・、俺は瀬尾のキャラがわかったぞ、と野崎。
えっ!? まだ私何も言ってないけど・・・、と佐倉。

いや、わかるさ。つまり、あいつはKYだろ、と野崎。

いや・・、野崎くん。普通「この子KYです」って、友達紹介しないから、と佐倉。
大体、それじゃ、少女マンガっぽくないでしょ?と佐倉。

うーん、なるほど、つまり、運動のできるKYか!!!と野崎。

野崎くん、KYから、離れて、と佐倉。

中庭の近くを通る野崎と佐倉。

手伝わせて悪かったな、佐倉、と野崎。
えっ? えっ? あ、いや、いーよいーよ、と顔を赤らめる佐倉。

でっ、瀬尾は結局、どこに逃げたんだ?と野崎。

あ、うーん、あー、そうそう、結月の
見所は部活なんだよと佐倉。
部活?と野崎。 すごく少女マンガっぽいから!!と佐倉。

佐倉の考える少女マンガっぽさって、何か間違ってないか?と野崎。

そんなことないよ、結月は異名まであって、本当にかっこいいんだから、と佐倉。

異名って、どうせ、バスケットコートの死神とか、そんなおだろう、と野崎。

だから、そういうのじゃなくて、と佐倉。

それより、凄いな、この歌声。・・・まるで、天使の歌声・・、と聞こえてきた歌声に感心する野崎だが、
歌っていたのは結月。

異名『声楽部のローレライです』と紹介する佐倉。

この歌っている姿を見たら、それは確かに、声楽部のローレライとか言って騒ぐやつとか、マイエンジェルとかいうやつが出てきてもおかしくないか。

詐欺だ、心の中で、力の限り突込みを入れる野崎。

いやいや、詐欺っていう意味では、人のこと言えないというか、野崎のほうがたちが悪いから。

天馬の銅像
下校しようとしている野崎と佐倉。

二人はずいぶん、タイプが違うんだな、と野崎。
そうだね、言われてみれば、と佐倉。
きっと、仲良くなるまでにいろんなことがあったんだろうな、と野崎。

口をゆがめて笑う結月に、あのことはきっと一生分かり合えっこないわ、という佐倉。

ロマン学園体育祭
競技でデットヒートを繰り広げる佐倉と結月。

やるじゃん、と結月。
あなたもね、と佐倉。

女お友情はぶつかりあいだよな、ふっ。俺には分かるぞという野崎。
どうしよう、出席番号近かっただけなんだけど、というに言えない佐倉。

いやいやいや、出席番号近くても、結月と仲良くなって、さらに、いらっとしないって、十分ただもんじゃねえから!! 後半は結月のキャラを描けば描くほど、佐倉の変わり者ぶりが、じわじわと露呈していってるよなあ。

後半、佐倉のせりふを聞けば聞くほど、類が友を呼んでいるんじゃないのか? とおもわずにはいられませんからねえ。



親指の明佳も、彼女の容貌目当てに男が群がってきていたわけで、野崎は技術目当て。そういう意味でも、明佳っぽいけど、明佳と違うポイントがあるとすれば、弟もちってところか?

椿作品って、弟キャラがやたら、フリーダムだったり、かゆいところまで手の届く気づかいキャラだったりという印象が強いので、まだ、登場していない佐倉の弟も、できた、というか気遣いの行き届いた弟の可能性高そうではありますが、

実際、佐倉も、真冬とは違ったベクトルで変な子ですが、それだけで結月を即受け入れられるものか? とも思います。
実際、野崎は自分のこと棚に上げて、結月にいらっと来たり、声楽部のローレライのことを知って、これまた、少女マンガ家としての自分に対する評価と、自分の実態とのギャップを棚に上げて、詐欺だ、といってのけている。

佐倉って、一見普通というか、影の薄いメインヒロインだけど、変な人に囲まれて、そのキャラのまんまってのも、十分変なんですけどね。

同じガンガン系のワーキングには作者がHPで書いていたウェブ版のワーキングがあって、こっちの主人公は話の中で人格が豹変してしまい(ヒロインの料理が原因で)、一見すると、こっちの方が異常っぽく見えるんですが、キャラの濃い姉が三人もいるうえに、それに一歩も引かないで、渡り合えるような性格で、個性豊かというか、犯罪者すれすれの店の人たちに囲まれても埋没しない個性の持ち主の時点で、十分、ただものじゃあありません。

むしろ、いろいろあって、人格変わってしまった東田の方が平凡な高校生だったりするように、色濃い人間に囲まれて、あれやこれや良くも悪くも影響受けるもんです、平凡な人間は。

小鳥遊の方が、平凡っぽく見えるのは、病的に描かれているけど、小っちゃいもの好きも理由の一つでしょうね。年上女性でえらい目にあった人の中には、本当に年下に走る人間というのは確かにいますし。
女所帯で育った人間というのは、あれくらい、アクが強くないとやっていけませんからねえ。

環境だけで言ったら、アッキーと同じなんだよなあ、小鳥遊。

佐倉みたいなタイプは、よっぽどの天然か、よっぽどそのキャラ演じているか(中途半端に演じていると、結月みたいなのは、見抜くからね)のどっちで、演じているタイプだったら、今頃、野崎意識させてるよなあ・・・・。

野崎の一歩後ろの位置でついていく佐倉。


野崎の現行の手伝いをしている佐倉と御子柴。
ほー、新キャラなぁ・・、と御子柴。
そう! この前、私の友達の結月紹介したの!!と佐倉。

声が綺麗で歌声はもう天使みたいで、野崎くんの手にかかったら、きっと、凄く魅力的なキャラクターになるんだろうな・・・(はーと)
・・・って、考えると、友達でも、ちょっと妬けちゃうね、えへへ、と佐倉。

へー、そんなスゲー女だったのか・・・、と御子柴。


「あのね、ちょっと相談があるんだけど。あなたの友達の亮介くんのこと」

少年に相談を持ちかける少女。

「ってか、ここ暑くね? 窓開けるぜ」
窓を開ける少年。

「でっ、話長い? 俺トイレ行きたいんだけど」





(くそ!! 殴りてぇ!!!)


まさか、コレじゃねぇよな・・、と

無神経なせりふを口にする男を見て言う御子柴。

それより、みこりんは派手な友達って、いないの?と佐倉。

ん、俺か?と御子柴。

うん、マンガのモデルになりそうな人とか、と佐倉。

 おいおい、誰に聞いてんだよ。フッ、目の前にいんだろ? 超美形のプレイボーイが(はーと)とバラを浮かべて言う御子柴。


・・・・・・・、という佐倉のあきれたような顔に、

カッー、と顔を赤くして、なっ、なんだよ、その目!!! わかってるよ!!! ちょっと言ってみただけだよ!!!と御子柴。

いや・・・、というか、みこりんって、ヒロインのモデルだしなあ、と、

やだもう・・・・! 私のばか・・・!恥ずかしいよう・・・・!!と照れるマミコ。かわいいとハートを撃ち抜かれる男たち。

というシーンを見て言う
佐倉。
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by kwanp | 2014-08-09 23:34 | アニメ
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