少女マンガの描き方 60

月刊少女野崎くん 第60号感想

浪漫学園演劇部の脚本は、野崎くんが書いています。

うーん、と考え込む鹿島。

どうしたの? 鹿島くん。悩みごと?と声をかける佐倉。
いやぁ、今回、王子役で切ない片思い描写があってさ。一応演じてはいるけど、何か違う気がするんだよね。もっとこう・・・、複雑な感情表現を期待されてるような・・、と頭を抱える鹿島。

佐倉『鹿島くん・・・・と心の中でつぶやいて、脚本の人、そこまで考えてないと思うよ、と佐倉。
真顔でなんてこというの、千代ちゃん、と鹿島。

確かに野崎はそこまで考えていない可能性はかなり高いと思うけど、作者とか描いた人が、気が付かないとか、考えが及んでいないけど、作中の登場人物の言動、世界観、状況から、話の流れがどうなるか、というのを、作者がその場しのぎで動かしていて、かけらも考えていないとか、どうして、そうなるんだ、みたいな展開があるなら、作者が掘り下げれなかったりした部分をほかの人間が掘り下げて、別の魅力を引き出すなんてのもよくある話だし。

そこまでいかなくても、野崎が脚本をしている劇をいくつもこなしてきた鹿島が、複雑な感情表現を期待されていると感じたのであれば、野崎が意識して、描いたのでなくても、そこには何かがある、と感じても、さほど、荒唐無稽な話ではないはず。

一度くらい、片思いしてみれば、わかるのかな? この辺のセリフとか、と鹿島。
えぇ!? 一度もないの!? 片思い!!!と驚きの声を上げ、
そんな・・、経験ゼロで恋愛ものやるなんて、と驚きの声を上げるが、

初恋はまだだが、恋愛に関してはプロフェッショナルだぞ、という野崎の姿が脳裏に浮かび、

け、経験なしで、他人を泣かせるなんて・・・・・っ、と声を震わせていうが、

「今月の恋しよ切ない~~」
「夢野先生、乙女心わかってるー!!」

恋しよを読んでいる友人たちを思い浮かび、

なんで、どうにかなってるの!!? わけがわからない!! だんっ、と床を拳で叩く佐倉。

まあ、実際の経験がなければ、何も書けないというわけではないし、ミステリーなんかでも、警察経験者が書いた話は、物語として、地味なケースが多かったりしますからね。そもそも、経験がなければ何も書けないのであれば、面白いミステリーをいくつも書いている人は、どれだけ人を殺しているんだって、話になりますからね。取材を重ね、想像で補って、描くしかないジャンルも往々にしてあるわけですし。
何度もいってますが、キャプテン翼の作者がサッカーやってないってのもよく知られた話ですからねえ。

そういう経験がなくても、演じ切るって、それだけ、演技力がすごいってことにもなりますし。

でも、衝動殺人をしてしまった犯人の役を演じるなら、堀は、実感がともなった演技ができると思うのは、私だけではないでしょうね。理由は言うまでもありませんが。

そうだ! 千代ちゃんを観察しようかな。ヘイ片思いガール!!と言い出す鹿島。
は!? 私はその、見てるだけで・・・、と面食らう佐倉。
あ、野崎だ、と鹿島。
えええっ!!?と驚く佐倉。

片思い、現在進行形だけど、ストーカー予備軍だったり、彼女も一般的な片思いの女子高生とするには、例がいささか、特殊な気がするけど、鹿島に群がってくる女子には、佐倉みたいな変な女はいなかったのだろうか?

おーいと声をかけてくる野崎を見て、
うそ・・・、本当に野崎くんだ・・・!!! どうしよう・・・、鹿島くんが見てると思うと、緊張して上手くしゃべれないかも・・・・、と胸がどきどきどきとなる佐倉。

ちょうどよかった。実は明日のアシスタントの件なんだが・・、堀せんぱっ、と言いかけた野崎の口をあわてて、ばちぃん、とふさぐ佐倉。
跳びかかった!!! 情熱的!!!と勘違いする鹿島。

脚本描いてもらうために、堀に手伝ってもらっている、を知られるわけにはいかないはずだけど、野崎は隠しているつもりゼロっぽいようですが、さすがに鹿島の前でそれを言うのは、いつぞやの雨宿り回で堀が言ってたような事態になりかねないので、さすがにまずいでしょうし。



へぇ、台本がわからないのか? 見てやろうか?と野崎。

えー、野崎にー。千代ちゃんに聞くからいいよ、と鹿島。

ココとかどういう気持ちだと思う? と

君を見てると時々イライラするよ、というセリフをさす、鹿島。

うーん、姫がたまにおバカ発言するからかな?と佐倉。
無防備に他の男に笑いかけるからだろう、という野崎。

あとはココとか・・、と

そのワイン・・・、毒が入ってるって言ったら、どうする?

というセリフをさす鹿島。
あっ、昼ドラ!!! 昼ドラ的展開だよ!!! 君も殺して、僕も死ぬ!!!と佐倉。
一瞬でもいいから、自分を見て欲しいという必死な一言だな、と野崎。

よろしく、先生。がしっと野崎の手を握手する鹿島。


作り手と受けての意識の違いは、手塚治虫先生もなやんでたくらい、よくある話だし、受け手がパッと見て、首をかしげるような展開でも、作り手が必要だと思ったのもあるし、受け手の反応が思いもよらないケースなんてのも珍しくはないですからねえ。
受け手でも、大抵の受け手は気にならないけど、一部の人間は、気になってしまうなんて部分があるのもよくある話で、マニアックとかそういうのではなく、気になる人は気になるけど、気にならない人は気にならないっていうのは、往々にして、その手の作品のお約束で流されていて、それにただ倣うだけか、それとも、という感じで、そういう部分に考えを回さないからいけないというのでもないし、斬新なことをやれ、というのとちょっと違う。

斬新なことをやろうとするのはいいけど、それだけの作品はたいてい、大成しない。

独自の持ち味にこだわるあまり、そのジャンルで押さえておかないといけないポイントまで、切り捨てていることがほとんどだったりしますし、ドライブの場合もその轍を踏んでいたりしますが。

俺様ティーチャーだって、学校を退学になったスケバンが新しい学校で退学にならないように立ちまわっていたら、あれこれとそうどうに巻き込まれて、というよくある題材で、一歩間違えれば、時代錯誤の古臭い漫画になりかねないわけだし。
モチーフの新しい古いではなく、それをどう調理するか、が重要なわけで。

前例を否定することで、新たな道が開けるわけがありませんからね。
だからこそ、そういう部分まで気が回っている作者の作品は、面白いものが多いですからね。

だから、作る側はお約束で流されている部分を、お約束だから、ですますのではなく、どういう描き方をしないといけないのか、というのをしっかりと吟味しないといけないわけで、そのあたりの配慮が行き届かない作品は、どこか二番煎じっぽくなってしまうのかと。

もちろん、見ている側はそんなこと気にせずに、なんとなしで見ているのもありなのだし、それ自体は否定する気はない。

意味は分かったけど、結局、片思いはよくわからないなぁ。切なさねぇ・・、と脚本にメモる鹿島。
現実の人で想像してみれば、いいんじゃない? 例えば・・・、誰が恋愛相手だと、燃えるか、とか・・・、と野崎。

うーん、堀先輩かな、と鹿島。

!!? 鹿島くん、やっぱり、堀先輩のこと・・・!!! とドキッとせざるをえない佐倉。

誰がライバルだと燃えるか、と野崎。
堀先輩だね、と鹿島。

えっ・・・・!? 堀を守って、堀と戦う鹿島を想像して、困惑する佐倉。

野崎「お母さん」
鹿島「堀先輩」
野崎「飼っている子犬」
鹿島「堀先輩」

えぇえええ!!・と、堀を守り、堀と闘っているところへ、わらわらわら、とエプロンをかけた母親役の堀と、犬耳に首輪をつけた子犬役の堀が加わり、さらに混乱する佐倉。

よし、じゃあ、堀先輩で想像してみるか。ある日、先輩に彼女ができたとする、とたとえ話を切り出す野崎。

彼女!!?と驚く鹿島。


ああ、お前はどうする?と野崎。

仲間に入れてもらって、3人で遊ぶ、という鹿島。
彼女を鹿島にとられる堀が容易にイメージできてしまい、いや・・・、違う違う。そうだ! 将来を誓い合った婚約者が現れたとしよう。彼女は先輩を愛している。さぁ、お前はどうする?と仮定を変える野崎。
三人で遊ぶ!!と言い切る鹿島。

くっ・・・!!!と考え込む野崎。

やっぱり、取られたの!!? どうしようもないな、彼女!!!と佐倉。

いや、これは彼女取られる未来になりやすいでしょう(汗

先輩に会ったら、切ない顔してしまいそうだ・・・。かわいそう・・・、と切ない顔をする野崎。
野崎くんがして、どうするのと突っ込みを入れる佐倉。
えー、いいなぁ、野崎。私も切ない顔したいー、という元凶の鹿島。

くっ・・・、誰かいないのか? 絶対に鹿島になびかない相手役は・・・。・・・・・ん? なびかない・・・? そうか!!!と何かに気が付き、

よし、鹿島!!! 想像してみろ!!! 俺と堀先輩が付き合っているところを!!! カッ、とうふふふ、あははは、と抱き合う自分と堀をイメージして、家庭を切りだす野崎。
確かに、鹿島が、自分と野崎どっちが大事ときいて、野崎と即答した時もあるから、鹿島に落ちない相手としてはうってつけではあるんだが(汗)

千代ちゃんが悲しげに・・・・!!!と驚く佐倉。

そりゃ、好きな相手が同性とつきあってるって、ほかの女にとられるより、ショックでかいと思うからなあ。

なんでだ、佐倉!!! お前じゃないだろ、と困惑する野崎。

わかった。 じゃあ、おまえ、しばらく堀先輩に近づくな、と提案する野崎。

ええええ、何で!?とわけがわからない、鹿島。

お前の場合、話せない苦しさで、切なくなった方が早い、と野崎。

ええええー、と鹿島。

まあ、思いに反して、表現が軽いから思いが通じないし、ある意味、思いが通じないという状態にはなっているけど、野崎がそれに気がついていないからなあ。

おまけに大概の人がイメージする片思いとも程遠いように見えてしまう。
精神的距離が無理なら、物理的な距離を置くしかないのも道理だし(汗



よぉ、鹿島、と堀が声をかけるが、
さっ、とノートで顔を隠す鹿島。

おい、鹿島と声をかける堀。
さっ、と女の子の中に隠れる鹿島。


かし・・・、と名前を呼び掛けたところで、ささっ、と御子柴の陰に隠れる鹿島。

・・・・・、と呆然となる堀。

…おい、堀ちゃん。どうしたんだ? さっきから、ピクリとも動かねぇぞ、と同級生。

なんか、静かにダメージくらってるみたいで・・・。誰か、声かけて来いよ、と別の同級生。

いつも、自分の後ついてきたやつが、急にそっぽ向いたら、そりゃあ、ショックもでかいですよね。

どうだ、鹿島。辛いか?と野崎。
辛い・・・!!! 先輩と遊びたい!!! 先輩と追いかけっこしたい!!!と鹿島。
部活しろよ、と突っ込みを入れる野崎。

うううう・・・、一言でもいいから、しゃべりたいなぁー・・・、と床に突っ伏す鹿島。

お、これは結構、会えない切なさと似ているような気がするぞ。・・・・となると、あと必要なのは・・・、と考えて、嫉妬心か!!!と答えを出して、鹿島。実は俺、今日の昼は堀先輩と一緒にご飯食べるんだ、といって、すっ、と弁当箱を見せる野崎。

千代ちゃんがすごく羨ましそう!!! と物陰から覗いている佐倉を見て、叫ぶ鹿島。

だから、なんで佐倉!!!とわけがわからない野崎。

自分を誘って、ということだけど、佐倉も野崎お手製の弁当食べたりして、チャンスは結構あったと思うし、
そもそも二人で出かけたりと、アリバイ? 作りもちゃんとできてると思うのだけどなあ。

それを生かせていないという、根本的で致命的な問題があることを別にすれば(汗

あと3日くらいは我慢しろ、と野崎のいいつけを思い出し、
あと3日かぁー。長いなぁー、としんどそうにいう鹿島。
鹿島くーん。今日の立稽古、姫役お休みだから、代役の人ね、と女子部員。
え? そうなの?と鹿島。
ああ、・・・っつーわけだから、と鹿島の肩をがしっと掴んで、

逃げんなよ、鹿島、と鹿島の手を、ぐいっと掴む堀。
え? 先輩!!?と驚く鹿島。
何か、言いたいことあんなら、聞いてやるぞ。散々逃げやがって、と堀。
えっ、あっ、その、としどろもどろになりながら、

あと3日・・・っ!!! あと3日待ってください、という鹿島。

え・・・・・、借金・・・!?と戸惑う堀と同級生。

うわあああー、どうしようー!!! 千代ちゃんと野崎に怒られるー!!!と、ごめんなさい、私、もう行かなくちゃ、と姫の代役をしている堀の相手をしながら、焦る鹿島。

「そんな、つれないことを・・・・・。私はあなたにお会いできるのを、狂おしいほど、待ち望んでいたというのに」
というセリフを言いながら、あぁああ、でも、先輩と舞台立てるの、嬉しー!!! でも、絶対、あとで怒られるーっ!!! っていうか、先輩にも怒られるー!!!と心の中で、頭を抱える鹿島。

(ああ・・・、もういっそのこと)
「このまま・・・・、ずっと、時が止まってしまえばいいのに・・・・っ」
きゅっ、と堀の手を握って、切なそうに言う鹿島。

その演技に見とれる堀をはじめとする一同。

演技をするために必要な条件というか、感情を学んだわけだから、真に迫った演技ができたというわけで。

・・・・というわけで、先輩と話さないように頑張ったんですけど、もう今日離しちゃったから、アウトですよねー!!! ざんねーん、あはははは、と笑って事情を話すかしま。

先輩、一緒に帰りましょー!!! やっほー!!、とはしゃぐ鹿島。
・・・・ああ、わかった、と堀。

「よかったね、堀ちゃん」
うふふふふ、と笑う同級生。
「うん、やっと、鹿島くんが帰ってきたね」

わんわんわん、としっぽを振って、堀にじゃれ付く犬のイメージ。

数日後

そういえばさー、最近、堀先輩と、毎朝、駅で会うんだよねー! 毎朝一緒に登校できて、うれしい、と浮かれる鹿島。
へー、電車の時間変えたんかな、と御子柴。

!!? 堀ちゃん、もしかして、家出がトラウマに・・・・!? 過保護、だっこして犬を散歩させる堀を思い浮かべる同級生二人。



堀先輩のダメージが意外と深刻だったらしい。悪いことしたなぁ、と野崎。
鹿島くん、本気で逃げてたしね。悪いことしたねぇ。、と佐倉。


俺だったら、佐倉に逃げられたら、一番ショックかもなぁ。なんとなく、と野崎。
えー、私はそんなことしないよ、あはははは、とわらう佐倉。

堀ちゃんもなー。鹿島くん以外だったら、ここまで凹まなかったんない? と堀の同級生。
え? そうなんですか?と佐倉。
一番仲良い子に無視されるのは辛いもんねー、と堀の同級生B。

あー、なるほ・・・・、と言いかけて、あああああああ!!! と野崎の気を引くチャンスだったのに、いまさら気が付く佐倉。
どうした、佐倉さん!!? びくっ、となる堀の同級生。

佐倉に限らず、そういうチャンスは、あとであの時がチャンスだった、と気が付くことがほとんどだし、そうと気が付かないまま、というこおtだってあるし。

しかも、真冬の部屋でウサちゃんマンに上げたマフラーを見つけたりしているわけで、ほかの相手なら、ウサちゃんマンの正体に気が付くかもしれないが、相手は早坂だしなあ。

陽介は記憶を取り戻し、過去を受け入れたことで肩こりから解放されたけど、早坂は、それで持ち前の頭の良さをフル回転できるようになる、とは、あまり想像しにくいような。
真正面から突っ込んでいくような人物が多少頭の回転が良くなったところで、知的になるとは限らないからなあ。

しかも、最新のエピソードでは、北高の番長が女装した桜田に惚れて、デート権をかけて、負けたのだけど、北高の番長をあきらめさせるために、夏男に女装した真冬とデートのふりをすることに、という話だし。

次号予告には早坂の名前が出ているわけで、忍者と一緒に、アッキーのところに転がり込むことになるのかもしれないけど、
親指でも、陽介が記憶を取り戻し、過去を受け入れたことで、肩こりがなくなり、一緒にいる理由がなくなって、陽介があせって、あれこれ、あっているうちに、千愛とすれ違い、それに明佳がつけ込んで、というのが親指の本来想定されていたクライマックスではないか、と推測しているのだが、
真冬、早坂の間の擦れ違いといえば、やはり、ウサちゃんマンや夏男の正体を隠していたことだけど、前に正体を気付かれかけたときには、自分を真冬さんと呼ぶ寒川や舞苑と変わらない態度で接してきたために、ウサちゃんマンと夏男が風紀部のシークレットメンバーだという嘘をついて、誤魔化すことにしたわけですが、二年のクリスマスまでにウサちゃんマンの正体を早坂以外の風紀部のメンバーが知ってしまっているという状態ですからねえ。

早坂のまっすぐすぎる性格からして、バカにされてると感じて、距離を取ってもおかしくはないが、

早坂編では、家族が自分を守るために、自分が信じ込んでいた嘘が嘘だと気が付かないようにふるまってくれていたこともわかったわけで、
嘘をついていたのには、なにがしかの理由がある、と察することぐらいはできると思いますからねえ。

それに、記憶を失った自分のことを心配して、自宅までやってきて、記憶を取り戻すために奔走してくれたわけだから、バカにされた、という結論には思い至りにくい気はしますしね。

まあ、忍者も知っていた、ことを自分が知らなかったというのは、ショックがでかいとは思うんですが(汗

真冬も、忍者編の後、夏休みに突入して、二学期に入った後は早坂編ですからねえ。

忍者に早坂に、ウサちゃんマンと夏男の正体黙ってるように口止めする余裕があったとは思えないのですが。

忍者に口止めしても、余計にややこしくなるから、あえて、口止めしなかった可能性の方が高そうですが(汗



早坂も、真冬の部屋でウサちゃんマンに上げたマフラーを見つけたものの、なんとなく、直接は聞き出しにくい。
躊躇しているうちに、真冬は帰省。
このもどかしさを抱えたまんま、年を越すのか、と思っているところに、真冬の実家がある埼玉に転がり込もうとしている忍者と遭遇、もしくは巻き込まれる?

忍者みたいなタイプはいわんでいいことを、躊躇なく口走ったり、言わなきゃいけないことを黙ってたりしますが、誰かが言わなきゃいけないけど、言い出しにくい、そんな空気の時に、あっさりと言わないといけないことを言ってくれる、そういうタイプの人物ですから、躊躇する早坂の背中を押すような一言を意識せずに、ぽろっと漏らす可能性はありそうですが。

忍者が余計にややこしくするというか、忍者の説明と、早坂の理解力が、化学反応を引き起こして、早坂が真冬がウサちゃんマンだということを察しないで、妙な勘違いを起こすとか。

しかも、寒川は、自分の知らないところで、真冬が誰かと話をつけに行くとか勘違いしているから、真冬を探している早坂と鉢合わせして、勘違いとすれ違いの会話で、早坂を真冬が話をつけに行く相手だと勘違いするのかも?

何しろ、一応、忍者と面識はあるものの、忍者が、友達かどうかと尋ねられたら、「それはいえない」と(別の意味で)思わせぶりなせりふを口にしていたから、脅されて、連れてこられたとか思ってもおかしくはないだろうし。

まあ、夏休み前の修学旅行で桜田とは顔を合わせているし、しかも、眼中に入ってなかったとはいえ、女装した桜田を見ているから、どこかで見たような、と女装した桜田を見て、首をかしげるとかはありそうですよねえ。
一年間あっていないから、夏男の隣にいる女装した桜田をウサちゃんマンだと勘違いするとか?

ウサちゃんマンに上げたマフラーが、真冬の部屋にあったにしても、ウサちゃんマンの正体が真冬かも、と思うことはあっても、真冬が夏男を演じていることまで、推測できるか? とも思いますし、夏男と親しそうに隣を歩いている?女性、ということで、ウサちゃんマン=桜田(女装)という結論に達する可能性もありそうですが。

まあ、守ってくれてた家族も、早坂を隠し撮りしていたりと、いささか、ストーカーっぽくはありますからねえ。
真冬たちがそれと同じように見えるとか?

真冬がウサちゃんマンだと気が付いた早坂が、真冬の友達でいるためには、自分はまだまだ弱いとか思い込んで、修行しだすとか?
忍者も、ワルノリして、エスカレートさせそうではあるなあ。

しかし、歌恩が、夏男と女装した桜田のデートの光景、もしくはそれを殺名下写真(写メール)見たら、ショックでかいだろうなあ・・・。
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by kwanp | 2015-01-31 22:28 | コミックス
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