あっちこっちで

今週の「DESTINY」で放棄された、地球連合軍研究施設の偵察を命じられたり、アスランを付回すストーカーと化したルナマリア(アスランゲットのために、弱みでも握っておこうと、自分から志願した気配満々ですが)など、ザフトには人がいないのか!? というつっこみがあっちこっちでされておりますが、実のところ、ザフトの人材不足は、実は結構深刻なのではないかというきがする。

というのも、前作ラストの総力戦では、連合は核攻撃、ザフトは、ジェネシスという破壊兵器を持ち出して、お互いを全滅させようというような消耗戦に突入しかけたわけですが、この際に、実践経験豊富で、優秀なパイロットが少なくない数なくなったと思われるし、ドクターことミハイル・コーストのようなリタイヤ組も、少なくない数、存在していたようであるが、一番の痛手は、戦後の離反者ではないだろうか?
一番大きかったのが、ユニウスセブン停戦条約を始として、ザフト、連合は、一応の停戦を行っていたが、これを不服として、多数の離反者が出て、ナチュラルを殲滅するのを諦めなかったものたちである。
中には、停戦条約が結ばれる瞬間を狙ったテロを画策した一派も存在し、白い凶星ジャン・キャリーや傭兵部隊サーペントテールによって、阻止されたというエピソードも存在しており、「ブレイク・ザ・ワールド」で、ユニウスセブンを、地上に落とそうとした、サトウたちも、この一派である。まあ、連合が、ユニウスセブンを攻撃したことにはじまる戦争で、ナチュラルを滅ぼせといきまいていた連中が、急に、「ナチュラルと仲良くしなさい」といわれても、できるわけが無いのも道理。おそらくは、戦場で、先頭にたって、ナチュラル相手に、目覚しい戦果を上げていた人間、つまりは優秀なパイロットほど、この停戦に納得できずに、離脱した可能性が高いのではないだろうか?
戦死したパイロットの数に加えて、こういった離反者。これによって、ザフト軍は、人材面にて、大きく低下するのを避けられず、11話で、ディアッカやイザークが、戦時中の罪状を不問畏怖されたのも、残っていた、数少ない実戦経験者を失いたくはないという配慮も遭ったのではないだろうか?
停戦がなされたとはいえ、前の戦争で、双方、総力戦を行いがたがたになったところに乗じての停戦であって、ナチュラル、コーディネーターの感情的な溝が、完全に埋まったことによって成った停戦ではないからだ。つまり、ある意味では、「DESTINY」に向けての新たな戦いが、この時点で始まっていたと見ても良いだろう。
「Xアストレイ」では、「エンディミオンの鷹」こと、ムウ・ラ・フラガのクローンが作られたという設定が明らかになっていたが、連合軍は、ブーステッドマンと呼ばれた、カラミティ、レイダー、フォビドゥンのパイロットのような、薬物によって、、能力を高めた人間の登場で、立ち消えになりかけたが、ソキウスやムラクモ・ガイのような、コーディネーターを人工的に作り出すことを、長年、やっていたし、コーディネーターは、生まれる前から、遺伝子調整を行っている技術の延長で、クローン技術を手にしている可能性が高いし、各地にもぐりこんだ、オーブの人間の中に、遺伝子技術をとく意図するものがいてもおかしくはない。両者とも、クローン技術を手にする素地は存在しているわけである。
戦争で失った人材の穴を埋めるために、クローン技術に手を染めたとしても、決して不思議ではないのだ。まあ、劇中では、どういった背景があろうとも、詳しく語られることはないだろうし、外伝に丸投げする事が多いので、そっちで、詳しい事情が語られる可能性は、大いにあるわけだが。
ついでにいうと、ザフトでの、人材面の質の低下で、残った数少ない、優秀な軍人も現場にいつづける人間がほとんどだっただろうが、特殊任務などに手を染めていた人材の流出が、著しかったのではないだろうか? いや、以前のラクス暗殺の手抜かりを見て、なんとなく、そう思える程度のことなのだが・・・・。
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by kwanp | 2005-04-03 23:58 | アニメ
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