少女マンガの描き方 65・5



あと一ついいだろうか? 「恋しよ」のことなんだが・・・、と野崎。
は!? 何だって!?とがばっと反応する堀。

え・・・? 恋しよって、確か、少女マンガだっけ・・・? と鹿島。

ああ・・・、前回はマミコがサッカー部の男たちに攫われる所で終わったが、その後の展開を二つ考えたんだ・・・。
コックリさん、コックリさん。

①鈴木が助けに来る
②マミコが自力で脱出

どっちがいいですか!!と野崎。

「!!!」

おい、責任重大だぞ、どうすんだ佐倉・・・・!!!と戸惑う堀。

どちらともいえないに10円玉を動かす佐倉たち。

そんな・・・・!!! 一体どっちなんだ・・・・!!! うぉおおお、コックリさーん!!と嘆く野崎。

こんな真剣に次回の予想立てるほど、面白いのか、あのマンガ・・・・・、と驚く鹿島。

感想書いている身から言わせてもらうと、面白くなくちゃ、そこまでやりません(きっぱり)。
序盤が面白くて、話を重ねるたびにぐだぐだになっていって、なんてのがある意味たち悪かったりしますが。

鹿島「ん?」
ススス・・・、
「わたしは」
と10円玉が動き、

サッカー部員の一人がこっそり逃がしてくれる展開がいいです。ススス、と10円玉が動く。

えっ!?千代ちゃん、と鹿島。

私は実は鈴木のファンだったラグビー部が攻め込んでくる展開がいいです。スススス、と動く10円玉。

え!? 二人目!?と驚く鹿島。

何・・!? 誰が動かしてるの!? と驚きつつも、

私はサッカーボールと合体したマミコが、シュートを決める展開が良いです。

イナズマイレブンかよっ!?
同じ展開に対する予測でも、人によって、予想できる展開ってのはいろいろとありますからね。
一番理想的なのは、鈴木が助けに来る、でしょうけど、それがないってことは、それが一番難しいってことでしょうか。

一応、参加しといた。

スススと10円玉を動かす鹿島。

ありがとうございます。参考になりました、と礼を言う野崎。
じゃあ、俺もう抜けるわ。ガタッと席を立とうとする堀。

あっ、待ってください、と声をかけ、なぁ、コックリさんって、終わらせ方間違えると呪われるんじゃなかったか?

たしか、女子がそう言ってたような・・、と野崎。

ええええ!?と驚く佐倉と鹿島。

途中で手離しちゃダメとかなんとか、色々と、と野崎。

早く言ってよ!!! ヒィィィィーッ、と佐倉。

あー、騒ぐな、騒ぐな。調べっから、と端末を見て、えーと、コックリさんの出入り口である鳥居に、10円玉を戻して、終了・・・・と、と調べる堀だが、

「!!!」
はっ、この紙、そもそも鳥居がねぇ!!!と愕然とする堀。

興味のない女子学生の知識なんて、そんあもん?

本屋
結局、初めから失敗だったってことかー、残念、と鹿島。

みんな、自分でぐいぐい動かしてたもんね。まぁ、何も起こらなくて、よかったよ-、と佐倉。

本当に出てきたら、何か、未来予想とか聞きたかったなぁ、という鹿島の視界に少女ロマンスの最新号が。

「その手を放せー!!」
乗り込んでくるラグビー部。

運動部のマッチョというストレートな内容のほうが、驚きだったりします(汗
いつもは手芸部とか、マッチョな文化部とか、なぜか強い文化部とか、そんなんばっかりですし(汗

マミコ「!?」

お前らは・・・・っ、ラグビー部!!?と驚くサッカー部員。

鈴木に頼まれてな、フ・・・、と笑みを浮かべるとラグビー部員。
鈴木くん・・・!!と涙ぐむマミコ。

・・・・というわけで、コックリさんは本当にいたんだよ。あの時の言葉が予言だったとはね・・・、と鹿島。

野崎が作者という実情知らなきゃ、予想が的確にあたったですけど、実際に感想サイトとか、ブログには、そういう的確な読みをするサイトやブログいますからね。
それもかなり細かい動きまで。

ガンダム00でも、黒田氏あたりが、第二期の展開を事細かに的確に予測している感想サイトがあったみたいな発言していたりしますし。


それを聞いて、
やめろぉ!!!と悲鳴を上げる御子柴。

親指からロマンスでも、ツボーズという精霊みたいなのがいましたが、あれだって、東宮兄妹の知識、技術、経験が、ああいう形になって、千愛や武にささやきかけているという見方も
できますし、鳥居がなかったというのも、コックリさんがささやいていたのではなく、佐倉、鹿島、堀らの中にあるものが、語りかけていたのは明らかですし。
今回の話は、自らの中にあるものと向き合うということだと思いますが、俺様ティーチャーでも、真冬が偽ウサちゃんマンに恐怖を抱いていりますが、その理由はおそらく、
真冬が仮面をかぶったまま、学園生活を送っているからだと思いますが。

まあ、俺様ティーチャーが出来上がるまでの裏話だと、最初は、妖怪ものだったということですが、かなりの紆余曲折を経て、俺様ティーチャーになったいきさつがありましたが、妖怪ウォッチの人気で、
ぬーべーが便乗してドラマ化したり、うしおととらがアニメになったりしていますからねえ。

うしおとトラは10年前くらいに、妖逆門という形で、妖怪ウォッチというか、ポケモンもどきな話やってるので、この流れに乗って、
という意図もわからなくはないですけど。


しかし、佐倉あたりだと、野崎に何か奇行をするたびに、妖怪の仕業だよ、とか、騒いでいそうで、そんな妖怪見たことも聞いたこともござんせん、というウィスパーの言葉のほうに、説得力が出てきそうです(汗


偽ウサちゃんマンは、不気味なウサギの仮面をかぶって、学園に紛れ込んで跳梁している。
真冬は、おとなしい転校生の仮面をかぶって、喧嘩で学校を退学になり、転校してきた元スケ番という正体を隠して、みなと仲良くやっている。

真冬からすれば、偽ウサちゃんマンの正体がなにものかわからないけど、不気味なウサギのお面をかぶった得体のしれない何かが、学校の中で、みなにすりよってきている。

得体のしれないウサギのお面か、おとなしい転校生のお面という、お面の見てくれが違うだけで、自分も偽ウサちゃんマンと大差はなく、正体を隠して、嘘をついて、緑ヶ丘で何食わぬ顔で
学園生活を送っている。
すくなくとも、早坂にたいしては、ウサちゃんマンの正体を隠して、友達として、一緒にいる。

偽ウサちゃんマンを通して、真冬は「お前は、大事なことを隠したまま、横にいるそいつの友達だと、胸を張って言えるのか?」
と問いかけられているわけで、そのことに対して、応と言い切るのは難しい上に、真冬と早坂の関係は、真冬自身はそう思っていないとしても、早坂を利用していると見られても
おかしくない側面もあったりする。

というのも、

埼玉を統一したスケ番が退学になったので、緑ヶ丘にやってきたわけだが、退学になった苦い経験を踏まえて、変装して、暴れまわっているわけですが、これも、
喧嘩早い一匹狼のヤンキー(笑)の早坂を隠れ蓑にして、暴れまわっている
という見方もできますからね。もちろん、真冬にそういうつもりはないが、クラスメートと話した時に、真冬が早坂の子分にされているとか心配されていたくらいで、
良くも悪くも目立つやつのそばにいると、一緒にいるやつの多少のマイナス要因はかすんでしまうことが珍しくないですからね。

真冬の経歴を知っていて、
生徒会VS風紀部の戦いをみれば、人目に付くような戦いでは、真冬は前面に出ておらず、夏男やウサちゃんマンといったシークレット部員が矢面に立ったりしています。

真冬の実態知らないうえに喧嘩っ早いヤンキーを隠れ蓑にしていると誤解してる上に、埼玉を統一したスケ番がただ喧嘩が強いだけのバカなんて、思わないだろうし、頭脳明晰とまではいかなくても、常人と違うものを持っているとか、
会長の関係者だったら、会長のフェロモン体質みたいな能力があると勘違いすることもありえそうですし。

これは大げさに言い過ぎにしても、早坂とかかわらなかったら、真冬の猫かぶりはかなり早い段階でばれてしまい、結局、前と同じようにスケ番として、恐れられていた可能性はかなり高かったはず。

転校初日にドラゴンの刺繍の入った財布とかを付けていたり、授業に集中できなかったり。のっけから、猫かぶりが失敗する気配満々でしたし、2年の終わりに差し掛かった今でも、クリスマスパーティで
忍者に東校の仲間たちと映ってる写真見つけられちゃったりしていましたからね。

早坂に振り回されている気の毒な転校生のイメージが、早々に破たんするのが明白だった真冬の猫かぶりを助けていたのも事実ではあります。

これだけじゃあなく、作中での、一連の出来事というのは、視点が変われば、真冬がとんでもない人間にみえてしまう可能性があったりします。

偽ウサちゃんマンが、会長の関係者だったら、ある程度の情報が手に入るでしょうし、そうじゃなくても、一年の時の文化祭、アッキーと小毬がくっついた一件とか、生徒会から、風紀部に
寝返った忍者が、また生徒会に戻り、また風紀部に戻った一件もあるので、このあたりでも、何かあったんじゃ、と不審を持たれる部分はありますからね。


文化祭の時でも、最後の最後で、番長が番長に返り咲いてしまいましたが、数年前の文化祭の不良たちの大乱闘は新聞記事にもなっているので、調べたらわかることだし、相手の目的が
一連の出来事から、過去の不祥事の再現だと見当は付き、喧嘩の最中に警察が踏み込んでくることも予測もできると思われそうですし。
番長グループの不満分子をたきつけて、それを狙っている連中に、返り咲いた番長を矢面に立たせて、自分は安全なところで高みの見物とか、そういう勘違いも可能ですからね。

鷹臣のことを調べれば、昔は、東西南北の学校をすべて仕切っていた総番長だったこともわかるし、真冬との接点も、その中で浮かび上がってくるはず。
しかも、子供のころから、一目置かれていたようにも見えるからなあ。
賭けのために真冬を手ごまとして呼び寄せた、という解釈もでき、アッキーも、ヤンキーじゃないものの、真冬の跡を継いだ寒川の後輩で、一見それとわからないつながりで、呼び寄せられた、という解釈もできますし、
入学早々、彼氏持ちの女子生徒から彼女を奪って、侍らせたて、真冬の名前を持ち出したりしているが。

調べていけば、風紀部のメンバーの中で、矢面に立つのは、ウサちゃんマンや夏男。それに早坂や忍者、番長といったところですし、真冬は異常なまでに影が薄く、さらには、歌音編でも、
夏男とかかわりは持ったものの、真冬の時には、直接の接点は生じていないのは、体の動かし方で夏男の正体が真冬だとばれないためであり、小毬編で、修学旅行の留守中を狙って、小毬を
動かしたのも、似たような理由でしょう。

これだけなら、単に影のうすい女子生徒ということでしかないわけですが、入学早々、女の子がらみでもめ事を起こしているアッキーが真冬の名前を出していることから、何かしら
関係があると思って、アッキーの中学時代から真冬の正体に迫るやり方もありますから、影の薄いだけの女子生徒ではない、と判明するのは時間の問題でしょう。


おまけに、アっキーを取り込もうとした小毬は失敗して、結果付き合うようになったものの、これだって、逆に籠絡されたとか思われてもおかしかないでしょう。

その前の歌音を助けに行ったときだって、歌音の言動から、過去に男と何かあって、ああいう極端な男嫌いになった、なんて推測は立てやすい。また、極端な男嫌いってことは、
ガードは堅いけど、男に免疫がないってことですからね。
危険を顧みずに、自分を助けに来たという相手に憎からずの感情を抱く状況になりやすいので、歌音を丸め込むための演技、しかも事件後、修学旅行前には、番長、黄山の番長と
真冬の三人で話したりもしているので、これだって、実は、歌音がさらわれた騒動は、実は黄山とぐるになってやった茶番でした、という解釈が一応できてしまいます。

生徒会をやめて、風紀部に入った忍者、アっキーと付き合っている小毬、夏男がきになる歌音。ことを構えた後は、真冬と仲がいいあやべん。
忍者のことがきになる若菜。

賭けに勝つために手段を択ばないで、仲間に引きずり込んだりして、相手をがたがたにしているとか思われても無理のない結果にはなってますし、しかも、真冬自身は前面に出ていない形で、
結果的にそれを行っている。実情知らん奴が下手すりゃ、鷹臣すら、操ってるんじゃないか、とか勘違いしてもおかしくないだけの状況証拠だけは、豊富にそろってるんですよね。
百地瑠奈にいたっては、風紀部のメンバーである早坂と昔、一緒に遊んだ中で、悪の黒幕(笑)から、昔一緒に遊んだ友達を助けようとして、返り討ちにあったあげくに、そのあとで、
足しげく鷹臣が彼女の寮の部屋に通っているのも、結局、風紀部のやり口で負けたとみることはできますからね。

見方を変えれば、真冬が自分は矢面に立たずに、手下にした男どもを操って、生徒会をずたずたにしていった切れ者の悪女扱いにもできるといえば、できますし、真冬本人を
知らなければ、なおのこと、そういった結論に至る可能性は高くなります。

本人は大したことがないのに、偶然や勘違いによって、すごいやつ
とんでもない実力者と思われて、成り上がっていく、ガンガンでいったら、閉ざされたネルガルみたいな話の組み立て方もできるわけです。

これはあくまでそう見えるというだけの話ですが、そういう解釈を、もし、偽ウサちゃんマンがし、さらには、前に推測したような善意によって、行動している人だとすれば、
ウサちゃんマンや夏男、さらには、県下で退学になったスケ番の正体を隠したままの真冬が早坂や風紀部のメンバー利用しているという解釈をしてしまえば、

正体を明かすチャンスも、一年9か月の間には、何度かあったけど、それをせずに、ここまで来てしまい、今も早坂には(真冬的には忍者相手にもばれてないつもりだが
、こっちはどうでもいいだろうけど)
正体を隠して。

対等な友達でいたいがためにとった選択が、自分が友達を駒として利用していることにもなっているうえに、かぶっている仮面が不気味なウサギのお面か、年相応の女子高生のお面かの違いで、
やっていることは、そう大差ないという事実を目の当たりにさせられていることもあるわけで、その状況から、即答で自分なりに結論を出して、利用してたんじゃないと言い切るのは難しいでしょうからね。
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by kwanp | 2015-06-23 22:36 | コミックス
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