少女マンガの描き方 68

月刊少女野崎くん 第68号感想

御子柴ー、夏休みの写真できたぞー。いる?と友人。
心霊写真もあったりしてー。手とか、足が一本多い~みたいな、と別の友人。

は、ははははは、やめろよ、と強がる御子柴が、どん、と誰かに当ぶつかる。
あ、すみませ・・・、と言いかけて、堀だと気が付く御子柴。

じっ、と写真を見る堀。

・・・・? あの・・・・・? 先輩・・・?と声をかける御子柴。

なぁ、この足って、と尋ねる堀。
え・・・? これ、誰のだろう、と別の友人。
えっ、どれどれ?と覗き込む友人。

ざわざわ、と話し込む堀たち。

「!!!」

まさか、本当に・・・!!?と驚く御子柴。

数が合わない・・・、そこには、子供の足が、と顔が真っ青になる御子柴に、

おい、御子柴。これ、誰の足だ? すっげー、好みの足!!と写真を指さして、聞く堀。

生身(リアル)の足の話かよ!!!と御子柴。

っていう訳なんだけど、この足の奴、見覚えねぇか? 先輩の理想の足らしい、と御子柴。
うーん、ないなぁ。でも、アレだな。これって、なんだか、シンデレラみたいじゃないか? フフフ・・・と野崎。

王子はこの美しい足を探しているのです、と従者。
あら、と女性たち。

そんな体目当ての王子様嫌だよ。「あら・・・・」じゃねえ、と御子柴。

王子様がワーキングの峰岸みたいなどmじゃないだけまだましかも。

そうなったら、町中の女達は美脚ケアだな!と野崎。

「エステ行かなきゃ・・・・」
「リンパマッサージを・・・・」

いきなり、現代風だな、と御子柴。

お妃になれるかもしれないんだから、祖rくらいのしのぎを削るでしょうね。グリムの灰ぶり姫だと、足とかを斬っちゃうようですし(汗
それに比べたら、美脚ケアはまだかわいいレベルだと思う(汗


野崎「シンデレラは閉じ込められ・・・、意地悪な継母や、姉たちの手によって・・、

太らされてしまうんだ」

ほら、お肉よ、シンデレラ、と姉。
ほら、甘いジュースよ、シンデレラ、ともう一人の姉。
ゴロゴロするのよ、シンデレラ、と継母。

なんか、幸せそうだな、シンデレラ、と御子柴。

真由がハートをキュンキュンとさせそうな話ですなあ。

でも、こういうことなら、鹿島に聞けばいいんじゃないか? 女には詳しいだろ、あいつ、と野崎。
え!? あっ、いや。まぁ・・・、そうなんだけどよ、と言ってから、相手が堀先輩だろ・・・? 仲良い先輩と、他の誰かの仲取り持つとか・・・、あいつ、やっぱり嫌だと思うんだよ。
ほら、親友として、俺は近くで見てきたから・・・、という御子柴だが・・・・、

あっ、この足、鹿島くんだー!!ぴょこっと覗き込んで、身もふたもなくいう佐倉。

この短パン、この前穿いてたアレだよねー、珍しかったから、覚えてるー!と佐倉。

佐倉、と野崎。

佐倉「ほら、みこりんと二人で買い物行って買ったとかいう・・・・」

佐倉、やめてあげなさい、と野崎。

これは、御子柴の注意力が足りないというべきか、佐倉がストーカー一歩手前だからというべきか。佐倉の注意力は、野崎関連の事柄に一番、真価を発揮するとは思いますが、野崎が何に興味を示すかはわからないってのもありますが、野崎の好みも不明なままだったはずなので、脅威になりそうな女の子の情報は見逃さないということでしょうかね?


っていうか、親友とはいえ、リアルの女の子の足を見て、瞬時に誰のものかわかるスキルなんてものを、男子高校生に求められても・・・・・・。
そりゃ、女性を一瞥しただけで3サイズあてる人もいますし、そういうのを、特に訓練せずにやってのける人もいるでしょうけど、そういう技能も、あれこれ、リアルの女性見てきているからだと思いますからねえ。

えぇっ!? 堀先輩が鹿島くんの足を・・・!? これはぜひ、鹿島くんに伝えなきゃ、だよ!!! ひゃーっと意気込む佐倉。


そして・・・、

鹿島くーん!!! 堀先輩、鹿島くんの足が好きなんだってー!!! ぱーん、と教室のドアを開けて、鹿島のクラスにやってくる佐倉。

ええええ!!?と驚き、
それは、御子柴の足より・・・!?という鹿島。

普通に考えて、男の足には勝てるだろ!!! しっかりしろ!!!と御子柴。

いや、ゲームにもよく出てくるだろ、女よりもかわいい男なんて。
実際にも、ときどきいるしなあ、そういうう女より美人な男ってのが(汗

じゃあ・・・、野崎の足よりも・・・!? なんで、俺より野崎の足の方がグレード上なんだよ!!! ふざけんな!!!と御子柴。

そりゃあ、オタクの足より、バスケ部経験者の足のほうが、鍛えられたりしているからなあ・・・・・・・。

ごめん・・・、なんか、動揺して・・・。足・・・、足か、と鹿島。

つまり、これからは鹿島くんの足は武器になるってことだね!と佐倉。

武器・・・・!? いや、私、そんな、先輩のこと、蹴ったりしたい訳じゃ、と鹿島。

誰も肉弾戦しろなんて言ってないよ。言葉のアヤだよ、と佐倉。


そうじゃなくて、先輩の注意を引けるね! ってことで・・・、という佐倉。
なるほど・・・・・!と鹿島。

フフフ・・・、と足を見せる鹿島にふらふらと引き寄せられる堀に、
油断したな!!!と襲い掛かる鹿島。

こう・・・!?と鹿島。

だから、なんで、攻撃しかけるの、と佐倉。

まぁ、よくわからないけど、足見せてくればいいってことだよね! 行ってきます!!と教室を飛び出す鹿島。

・・・でも、そんなに好みなのに、今まで、どうして気づかなかったんだ? 先輩は、と御子柴。

きっと近すぎて、気づかなかったんだよ、うふふ、と佐倉。

先輩ー!!! 私の足、見てくださいー!!!と足を見せる鹿島。
あ? ? 何だよ、別にいつも通りじゃねえか、ひねったのか?と堀。
そうじゃなくて、こうじっくり見て・・・、感想とか・・・、と鹿島。
おい、何か、企んでんな、その顔、と堀。

あれー? ?? と鹿島。

それより、なんか目、赤くねぇか? 充血してると堀。

あー、昨日ちょっと、夜更かししちゃって・・・・、と鹿島。

佐倉「違う!!! あの人、鹿島くんに関しては・・・・」
御子柴「顔しか見てねぇ!!!」

だめだ・・・!!! 足が顔に負けちゃう・・・・!!! なんてこった!!と佐倉。

そうだ!!! 服装変えて、アピールすればいいんじゃないか!? いやでも目が行くだろ、と御子柴。

先輩! ミニスカートです! じゃーん、とスカートを折りたたんで、ミニにする鹿島。
おい、皺になるぞ、かせ、と堀。

先輩! 超ミニのパンツです!!!とショーとパンツ姿になる鹿島。

それだったら、ロングブーツとかあうんじゃねぇか? ちょっと待ってろ、と堀。
ただいま、どうかな?と上は王子様ルック、ショートパンツに、ロングブーツ姿の鹿島。

何してきたんだ、お前は、と突っ込みを入れる御子柴。

野崎、これもう、どうすりゃいいんだ!!? 思うようにいかねぇ!!! と御子柴。

ん? 俺か?と野崎。

なんかこう・・・、もう少し何かが進展するようなご意見を・・・!!! お願いします・・・!!!と佐倉。

・・・そうだな、そもそも、鹿島はヒロインに向いていないから、こう変えたらどうだ?と野崎。


鹿島?「みんな、私のこと、カッコイイって言うけど、本当はもっと、女の子に見られたいの」

「「人格修正!!?」」

堀先輩は、もっと先輩らしく、包容力つけて、背も180㎝くらいにしよう。若い子は長身が好きだからな、と野崎。

、堀?「何でも言ってくれ、部員は皆、俺の宝物だから・・・」

「「色々とでけぇ!!!」」


野崎「こうして二人は、いつしかお互いを意識していき・・・・」

お前はさ、ちゃんと女の子なんだから・・・、ミニスカートとかはいてみろよ。きっと似合うよ、と堀?

センパイ・・!!! とドキン・・・!とする鹿島?

「「誰だ、こいつら!!!」」

漫画からして、恋愛経験0の男がひどいアイディアを修正しながら、受ける作品に仕上げていくんだから、素の野崎の男女関係、それも恋愛に関する感覚が、現実の男女関係に通用するアイディアを生み出すわけがない。



あれ・・・? ね、ねえ、ちょっと待って。堀先輩は私の足がタイプって、言ったんだよね?と鹿島。
お、おう、そうだけど・・、と御子柴。


なんてことだ・・・!!! うっかり忘れてたけど、先輩はヒロイン志望・・・・!!! つまり、私の足がうらやましいってことじゃない・・!!?
と、いいなぁ、こういう足、という堀を連想する鹿島。

え!? 鹿島くん、どうしたの!?と驚く佐倉。

タイツ穿く、と鹿島。

お、おい、なに自信なくしてんだよ!!? 何も隠さなくても・・・!!と御子柴。

駄目だよ・・・! 私の足は先輩には目の毒だから・・!!! いたずらに惑わせたくない・・・!!!と鹿島。

ポジティブってもんじゃねぇぞ、おまえ。なんだ、その自信、と御子柴。

ねーねー、なんか、今日、鹿島くん変じゃない?斗女子部員。
そうか? いつも通り、落ち着きねぇけど、と堀。
いや、なんか、やたらと足をアピールしてくるというか・・、と男子部員。

足・・・? そういや、そういや、今日、御子柴と好みの足の話したけど、と堀。

あーっ、それだよ、絶対!!!と男子部員。

鹿島くん、対抗意識燃やしちゃったんだよー、と女子部員。
対抗って、なんでまた・・、とピンとこない堀。
もー、そりゃそうだよ、鹿島くんにとったらさー、

ただでさえ、野崎くんと若松くんっていうライバルがいる中に、また新たなライバルが・・・!!!と力説する男子部員。

かわいい後輩枠?

野崎と若松。

素敵な脚枠

普通の女が一人もいねぇ!!!と堀。

それを言ったら、椿いづみさんの作品にまともな女は・・・・・。


「たまには優しくしてあげなよ」

・・っつってもなぁ・・・、と途方に暮れる堀。

やさしくしたら、逆に不気味がられるんじゃ(汗

あっ、堀先輩ー!!!と声をかけてくる鹿島。
あ、あー、鹿島・・・・。さっきのことだけどな、と堀。
先輩、わかります。言いにくいですよね・・・、と鹿島。

え?と堀。

大丈夫、まだ伸びますよ、長い足がほしいんでしょう?
私も応援しますから、1㎝、いえ、1㎜でも大きくなるよう、諦めないで、と鹿島。

鹿島を張り倒す堀。


結局、「鹿島の足です」って言っても、信じてもらえなかったぜ・・・、と御子柴。

回想
ああ? どうせつくなら、もっと上手い嘘つけよ、と堀。

そうか・・、と野崎。

野崎「・・・そういえば、前に堀先輩に、足をどうしたいのか、聞いたことがあるんだが・・・」

え? そりゃ、見てぇし、触りたいけど?と堀。

野崎「って、言っていたな・・・

鹿島にまたがり、プロレス技をかけている堀。

・・・・見てるし、触ってるな・・、と御子柴。

ふざけんな、鹿島ぁと堀。

でも、別にうれしそうじゃないな・・・、と野崎。

うわー、すみません。ギブギブギブ、と鹿島。

夢の覚める瞬間だった。

堀が鹿島の足に気が付かないのは、鹿島の顔しか見ていないのもあるだろうけど、いつぞやのスカートめくりと同じで
鹿島の演出力不足ってのが大きいと思うのですよね。

何かに注目している人間を別の何かに注目させるとか、興味のない人間に興味を持ってもらうというのは、並大抵のことではありませんのですが、そもそも、演出力がちゃんとしていたら、

鹿島の足の魅力に堀が気が付く

だけならまだしも、

野崎が佐倉の好意に気が付く。

若松が声楽部のローレライの正体に気が付く。

という、この作品の擦れ違いドラマを生み出している根本の擦れ違いが解消されてしまい、話が成立しなくなってしまうので、演出力が高いことが話的には必ずしもいいとは限りません。

今回、佐倉が、堀が鹿島の足を好きだと教えたり、この間のカツアゲとか、会長が偽宇佐ちゃんマンだってことをほのめかす材料が露骨に提示されていたんですね。

しかし、正体隠して、学校を闊歩しておりましたが、高坂のマニュアル本を取り上げたり、あやべんから藤島さん取り上げたりしておりましたが、生徒会メンバーへの荒療治の意味合いはあまりなさそうですからね。

高坂の場合は、河内が高坂の参考書を持ち出したことから、つながりに気が付かれるのを、危惧してともとれますし、あやべんの場合は、これまた、自分が潜んでいることを気づかれないためという意味合いもありますからねえ。

小毬、歌音の場合は、体の動きで正体に気が付かれる可能性が高い(歌音はブドウをやっているし、小毬はイケメンの体をなめまわすように、見物しているので)。

佐倉が野崎からおかずをカツアゲするのに、味を占めたのも、偽ウサちゃんマンの正体が会長で、しかも、生徒会メンバーで、偽ウサちゃんマンの被害をトップクラスに受けている一人が高坂(マニュアル本を全部持って行かれている)だからなあ。

偽ウサちゃんマンとして、会長が生徒会のメンバーにやっていることの被害の意味合いは生徒会の各メンバーの抱えている問題をなんとかしようという荒療治をやっているにしても、効果が小さく、正体を隠すという意味合いの方がでかい印象を受けますからね。


会長がこういうことをするのは、残り時間が少ないから、という理由が真っ先に思い浮かびますが、
緑ヶ丘乗っ取りに関して、腑に落ちないことがいくつもありますから、そっちがらみかもしれませんが、

残り時間が何を意味するのか、ということに関しては、いくつか可能性が推測できますが、ひょっとすると、フェロモン体質がエスカレートしていって、そろそろ、会長自身の制御もおぼつかなくなっていってしまうので、その前に、正体を隠して、学校生活を満喫しようとしているとか?
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by kwanp | 2015-08-18 01:09 | コミックス
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