通常の三倍

・・・・といってもシャアではありません(笑) 今月のボンボン版ディスティニーレビューです。

まあ、何が三倍かは、今回のレビューを読んで行けば、おいおいわかります。

遂にインパルスガンダムがディスティーガンダムへパワーアップ、でも、やること無くて、
ハイネグフにCDの宣伝されて、おしまいだ。まあ、濃い面子多いからな、この漫画・・・、

って、これは、今月号の別の漫画ジャン(笑)

まあ、しょうもない、ポカはさておき、

エーゲ海沖
オーブ派遣軍旗艦 タケミカヅチから発進するニセゼータムラサメ。
タケミカヅチに同乗している変態仮面ことネオは、ムラサメをいい機体だとほめて、それに対して、ユウナは「それだけがわが国のとりえでね」と謙遜ぶった自慢で返しますが、

それしかとりえが無いから、前の戦争で連合に負けて、占領されたのに、鼻高々でいうことではないのでは?

技術は一流でも、政治がグダグダだから、結局、中立主義も守れずに、挙句の果て、占領後は悲惨な目にあったのに、こいつらまるで学習していないようです。

しかも、得意げに、ミネルバはわが艦でしとめますなんて、自信たっぷりに言い切っているので、TV見ていなくても、負ける気配ぷんぷんですが、この時点のユウナの描かれ方って、意外と悪くは無いんですよね。なにしろ、ボンボン版では、カガリがさらわれたいきさつを説明するときに、顔が出てきただけですので、ユウナの情けない場面というのは、マシなように描かれているのですよね、これが。
逆にいうと、漫画版見てから、アニメ版見た人は、その落差に驚く人が多いとも、言えるんですが(笑)

場面は変わって、ミネルバが停泊しているディオキア。
溺れたステラを助けたシンですが、

ザフトの赤服着たままで、海に飛び込んで、しかもステラを助けて、近くの岩へ横たわらせています。

上着ぐらい脱げよと突っ込みたいところですが、ザフト脅威のメカニズムが制服にまで及んでいるのかもしれません(笑) どう考えても、あのデザインを濡れたまま着たら、動きにくいことこの上ないと思うのですが。
そもそも、ザフトはプラントの軍隊。普通のプールと海とでは、同じ服が濡れても、条件が大きく違うと思うのですが、そこは勇気でカバーコーディネーターの優秀さでカバーということでしょうか?
ブレイクザワールドの実行犯のリーダー・サトウが、「いつからこんな、府抜けた軍隊になった」と嘆いておられましたが、まだまだ、ザフトも捨てたものではないようです・・・、
というか、そうだとしても、貴方のようなベテランの軍人が、群の命令には従えないから、といって、脱走する人が多かったから、そうなったような気がするんですが・・・(汗)

話が横道にそれましたが、意識を取り戻したステラに、シンが「泳げないのに、あんなところにいるな」と叱責して、そうとは知らず、ステラのブロックワード「死ぬ」を口にして、思わず、海に飛び込もうとして、慌てて、羽交い絞めにして、「守るから」となだめます。

なお、ボンボン版では、第一話のシンとステラの出会いのシーンはカットされてますので、今回が初対面です、この二人。

一方、アスランは、一人、議長に呼ばれて、アークエンジェルの行き先を尋ねられます。アニメ版では、パイロット全員が呼ばれて、レイやシンがほほを染めたり、抱きついたりしたのですが、月刊連載に、そんな無意味にページを消費する余裕などありません(笑)

あるとしても、せいぜい、偽ラクスことミーアにアスランが抱き疲れるぐらいです(笑)

まあ、それだって、アスランが寝ているところに、下着同然の姿でもぐりこむのに比べたら、かわいいものですが(笑)
とはいえ、こっちのミーアも、レストランの席を二人分予約しておいて、食事に誘うなど、抜かりの無さは、変わらないようです(笑)
ホーク姉妹も、アスランを狙うなら、これくらいの抜かりの無さは必要かもしれませんね(笑)

海岸の方では、服が乾くのを待ちながら、ステラの身元を尋ねるシン。

ちなみに、ボンボンはエロイという話を聞いて、このシーンはアニメと同じ、パンツ一枚、場合によってはそれ以上を期待している人も多いと思いますが、ボンボンでエロイのは、「やわらか忍法SOS」と一部のマガジンで漫画を書いていた人の漫画だけであって、ボンボン版「ディスティニー」はアニメ版でもあった、尻とか、ルナマリアのシャワーシーンなどを寧ろカットしておりますので、ご注意を(笑)

ネオたちの名前を口にして、両親はいないという身上を効かされて、戦争で苦労しているのだな、と察して、同乗するシンですが、どこの誰だかわからないのは変わりませんので、とりあえずは、警察に連れて行って、預かってもらおうか、と算段を考えているところへ、スティングとアウルがステラを探しにきて、別れ際に、ステラガ貝殻のようなものを、シンに渡して、再開を約束して、彼女たちは去っていくのですが、

実は、この間、原作と同じく、シンが乗っていたバイクからは、非常呼集のコールがなりっぱなしでした(笑)

どうやら、連合とオーブの連合軍が、迫ってきているようです。それに気がついて、慌てて、ミネルバに戻るシンですが、

軍服着て、ノーヘルって、ビジュアル的に本編よりもまずいのではないでしょうか(汗)


結局、ブリーフィングに一時間も遅れて、アスランにどやされますが、ハイネが「便所掃除三回」のペナルティで、仲裁に入って、場を収め、出撃を促します。
ミネルバの便所を全て掃除するのは、一苦労だと思いますが、まあ、妥当といえば妥当かもしれません。

マルマラ海ダーダネルス海峡付近。てこぎボートで、釣りをしている人もいますが、そんなことなど、知ったことではないとばかりに(避難勧告くらい出せよ)、ミネルバ対連合・オーブの交戦がはじまり、セイバーとバビ部隊が、オーブ軍のムラサメの迎撃にあたり、インパルスとグフは上空待機を命じられます。
その合間に、礼を言うシンに、ハイネは、「罰は罰だから、受けてもらうぞ」といいながら、「隊長ではなく、ハイネと呼んでくれ。堅苦しいのは嫌いなんだ」と気さくな言葉をかけます。

先月の活躍ぶりもそうでしたが、今月は、気さくで頼れる隊長振りをうまい具合に演出しております。

離水し、一気に、タケミカヅチ後ろに回りこんで、タンホイザーをうとうとするミネルバですが、突如現れたフリーダムによって、タンホイザーを破壊されてしまいます。
さらに、ストライクルージュに乗ったカガリも現れて、戦闘の停止を呼びかけ、オーブの理念を説きながら、オーブ軍に撤退するように訴えます。

いってることはともかく、オーブ軍を戦争に参加させるのを止めたければ、政治レベルで話をつけるべきだと思うのですが・・・・。第一、オーブの理念は、オーブの人間にしか通用しませんし、それで軍を引こうとすれば、ザフトや連合に攻撃されて、出さなくてもいい支社が出ることになってしまいます。
父親のウズミもそうでしたが、娘も中立平和主義を口にしながら、それを実現しようとする手段に乏しい以前に、口でいっているだけのような気がします。


ユウマはネオに問いただされ、カガリを偽者だと言い切ります。まあ、同盟を結んでいるのに、一方の指導者を名乗る人間が現れて、その同盟に反することを去れたら、誰だって、疑いたくなりますよね(笑) ちなみに、「ぼくのカガリがそんなことをするはずは無い」というような珍妙なセリフは、一切かかれておりません(笑)
第一、カガリの言葉を認めれば、この場で、連合とオーブの二大勢力を敵に回して、戦わないといけませんのに、戦闘を止めろというだけではねえ・・・・・。ユウナの言質を取って、ネオは、三機のガンダムとウィンダムの部隊に攻撃を再開させます。

戦場のあっちこっちでも、カガリの言葉には耳を貸さずに、戦闘が再開され、カガリを後ろに下がらせて、キラは、フリーダムで戦場に飛び込んでいき、次々と、MSから武器を使えないようにしていって、無力化するのです。ハイネのグフも両手首を切り落とされ、戦えません。

この調子で、次々と、フリーダムはMSを無力化していきます。まあ、キラの腕も立つのでしょうが、フリーダムは基本的には、ニュートロンジャマーキャンセラーにより、無制限に動ける機体です。対して、ザフトや連合は、ユニウスセブン停戦条約によって、核を動力にしたエンジンや、ミラージュコロイドといった姿を消せ、レーダーにも発見されないシステムの使用禁止など、数々の制限の中で、作られた機体で勝負しているわけですので、「停戦条約、ナにそれ?」な、制限を受けない高性能な機体に、腕のいいパイロットが乗っていれば、かなわないのは当たり前です。おまけに、そこへ、監督や脚本家のひいきが入りのですから、TV版では、キラの独断場と化してしまうのです。そりゃ、ファンが怒るのも、無理はありません。


パイロットがステラだと、わからないまま、ガイアガンダムとビームサーベルで切り結んでいたシンに、グフの両腕を切り落とされたハイネは、やつは、あのフリーダムだから、気をつけろと忠告します。しかし、シンはそれには耳を貸さずに、フリーダムに襲い掛かっていき、右手首を切り落とされ、さらには左手を破壊されて、畳み掛けるように、インパルスを追いかけてきたガイアが襲い掛かり、絶体絶命のピンチに陥りますが、

間にはいったグフが、インパルスをかばい、直撃を受け、墜落。
「ヴェステンフルス隊長!!」
シンの呼びかけに対して、
「だから、ハイネだって」
と、己のポリシーにこだわりを持ったセリフを最後に、グフは爆発し、ハイネは死んでしまいます。

アニメ版では、フリーダムに攻撃しようとしたガイアの前に何故か、現れて、攻撃の巻き添えを食らって、死亡という、情けないというより、ありえない最後でしたが、死ぬのが前提とはいえ、こっちは部下をかばって死亡ですから、比べるべくもありません。

先月の主役を食うのではないかというくらいの活躍ぶりといい、今月での、頼れる上官振りといい、もともと、アニメでは、数回だけの登場の予定のゲストキャラとしては、コミックス版では、二ヶ月にわたって、実質主役のような描かれ方ですから、このコミックス版においては、ゲストキャラとして、破格の書かれ方を去れておりますし、途中退場には変わりなくても、キャラの見せ方としては、成功していると思われます。

今月掲載分だけでも、通常の三倍、いや、それ以上に、ボンボン版ディスティニーは、アニメ以上に面白いと言っても、言い過ぎではないでしょう・・・・。
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by kwanp | 2005-04-16 15:36 | コミックス
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