こりゃ、やっぱり


http://www1.odn.ne.jp/cjt24200/yamada/index.html

ヤマカムさんところで、「マガジンを、女性ファンは買ってないのか?」と首を傾げておられましたが、それは単に、コミックス派もあるでしょうが、他に女性ファンの気を引く漫画が少ないからではないでしょうか?
男だったら、ジャンプ、サンデー、マガジンは定番の雑誌ですから、なんと無しに買っちゃうとか、私のように、レビューのために買うという人とかもいますから、買う人は少なくありませんが、女性ファンからすると、そうでなくても、週刊誌に掲載されている好きな作品一本のために、毎週雑誌を買うのは、きついというのもあるのではないでしょうか? 別にマガジンだけ読んでいれば、話は違うでしょうが、他にも雑誌は買っているでしょうし、女性ファンの場合、他にも買わなきゃいけないものも私ら、男のファンよりも多いし、それに加えて、女性の人というのは、若い人だったら、携帯の料金とかバカにならない人とかもいますから、好きな作品一本か二本のためだけに、マガジンを毎週買う(大体1000円くらいでしょうか?)よりも、その額をほかに買うほうに回して、400円のコミックスを買うほうが、効率的と考えてもおかしくないでしょう。
まあ、女性ファンというのは、世間のスポットがあたっている甲斐ないかは関係なく、面白いものをかぎ分ける嗅覚というのは、男のファン以上に鋭いところがあります反面、面白くないものには、振り向きもしないということもあり、マガジンの場合、それが顕著に表れている、ということでもあるのでしょう。

これがジャンプになると、話は違ってきまして、現段階のジャンプだと、ブリーチや、ミスターフルスイング、銀魂、アイシールド21、NARUTO、REBRN、テニスの王子様、GRAYMAN、DETHNOTEと女性ファンの気を引く作品も少なくありません。この中のどれかひとつだけなら、立ち読みで済ます人も多いでしょうが、何作かチェック入れていれば、毎週買おうという人も少なくありません。ここ数年、ジャンプ作品は、腐女子に左右されるようになったといわれておりますが、
そんなことは無いと思います。
今ほど、あからさまじゃなかっただけで、昔からこの層は少なからぬ勢力が存在して柄降ります(笑)
最近は、人気漫画やアニメ、ゲームなどは、DNAや宙出版、少し前だったらラポートからでてましたが、そもそも、星矢や翼が全盛のころはこれらの同人アンソロジー(女性向)がいち早く、大きな本屋などには置かれてましたからね。後は、アニパロや、ガンダム系の公認アンソロジー位だったと思います、あの時期は。その後から、火の玉とか、新声社とか、後発のDNAとかが出てきてましたからね(人くくりに簡単に言っているが、この間、20年もの開きがある)。
要するに、俗に言うジャンプ黄金期が終わって、ドラゴンボールやスラムダンクといった、看板作品が終わって、読むのを辞めた人も少なくないですし、根強く、ジャンプを買ってくれるファンがへって、この層が浮上してきただけなのではないでしょうか? 

http://blog.livedoor.jp/heta_kan/archives/19281838.html

ここのHPでも言われているように、「剣心」は黄金期の最後の作品ですし、剣心より、後に連載が始まった「封神演義」も、そこそこ、女性の人気が強い作品で、最初はこすっからい手を使って、あくどく勝ちを収めてきた主人公・太公望が、その影をひそめ、中盤13巻~14巻あたりから、いかにも正統派主人公みたいに振舞う場面が多くなってきたのも、無関係ではないと思われます。まあ、PS版「テイルズオブファンタジア」発売以前は、前も言ったかもしれませんが、腐女子サイトが圧倒的に多かった時期で、ネットでテイルズ関係のファンページは、8割方、この手のページだったこともあり、当時は、ネットにつないでいなかったこともあって、それらのHPを探して、テイルズ関係のネタを漁るしかなかった身なので、その関係で目にすることも尾買ったのですが、「封神」のやオイ人気というのはすさまじいものがありまして、連載が終了して、2001年か、その少し後あたりまでは、この人気がジャンプを支えていた一因はあったと思います。
ジャンプが、今のように、腐女子人気を、露骨に意識した作品を多く、送り出すようになるのも、その少し後ですし、今はサンデーに映った鈴木央さんのゴルフ漫画が一回打ち切られて、奇跡の復活を果たしたのも、ちょうど、このあたりでしたしね。
この時期の連載を見てみますと、「こち亀」は、ある時期から、オタクっぽい雰囲気が強くなって、惰性で買っている人も、まだまだ、少なくありませんが、レビュー系では、叩かれるか、黙殺される化していましたし、ジョジョは面白いのですが、ちょっと目を離したら、話がどうなったかわからなくなりますから、こっちはコミックスで話をチェックするという人も少なくないのではないでしょうか?
おまけに、和月氏が、剣心の次の作品として出した、「GUN BRAZ WEST」も半年で終わってしまうといった事態を迎えてしまうし。この時期、他に女性に人気があった作品といいますと、「シャーマンキング」くらいでしょう。連載開始当初から、女性ファンは結構付いてたみたいですし。
って、こう考えると、黄金期の作品が終わって、広く一般の支持を受けるような漫画が少なくなったから、同人腐女子の人気を引かないと生き残れなくなったのかもしれませんね。
そうなれば、どうして、女性に受けたかを研究するべきなんでしょうが、男というのは、皆、単純なものですし、人というのは楽をしたがる生き物で、そういった手間をかけて、研究するよりも、「美形キャラ出して、活躍させれば、受けるだろう」という考えに行き着きがちだったりします。
かくて、一部の漫画を除けば、男のファンからは、悪い意味で、ネタにされるか、叩かれるか、といった作品が続出したわけで、男のファンからの反応は微妙か、悪いかの作品が多くて、ますます、同人系の女性ファンの人気に頼らないといけなくなるという悪循環が生まれるのでしょうね。
つまり、女性に買ってもらえるようにするには、たいていの場合、男性ファンや、昔からのファンを切り捨てざるをえない結果に陥りやすいわけですので、買ってもらえることが、必ずしもいいとは限らないわけです。

ところが、少なくないカズの女性ファンが、週刊誌は立ち読みで済ませて、コミックスを買うというスタンスを取っていたら、逆に彼女らの声というのは、届きにくくなってしまうわけで、その一例が、サンデーで人気連載中の「金色のガッシュ」だったりします。
というのも、このガッシュ、女性陣に人気のキャラというのは、人気の高い、華麗なるビクトリーム様&レイラのコンビは勿論のこと、ブラゴ・シェリーの黒本組、グスタフ・バリーのコバルトブルー組を筆頭に、グラブ・コーラルQのバナローズ組、という風にサブキャラや、一回子っきりのゲストキャラに人気が集まる群雄割拠状態ですが、彼女らの声がサンデーやアニメ製作スタッフにとぢているかどうかは、はなはだ疑問で、アニメ版では一般でも受けが悪かった石版魔物編のラストで、原作では黒本組とココ・ゾフィスのそれまで、物語に影で、同時並行していたもう一つのエピソードに、一応の決着がついたのですが、アニメ版では、ここに、ガッシュたちが乱入してくるというアレンジが加えられるのですが、これは、女性ファンは勿論、一般ファンからも大顰蹙でした。因縁の対決に邪魔者たちがぞろぞろやってきて、ぶち壊しにしたのだから、当然ですね。
どうして、そうなったかは、これらのエピソードの放映時期が、ちょうどクリスマス商戦でして、、
第二回人気投票が行われた際には、主人公の赤本コンビは、黒本コンビの合計の5~6倍の票を獲得していまして、おまけにスポンサーはバンダイで、カード以外の商品はやはり、主人公がメインですから、この書き入れ時に主人公を目立たせないといけないというもくろみがあったのは確かでしょう。しかも、新年最初のエピソードが、人気魔物のビクトリーム様とベルギムメイン。スポンサーの思惑という者を嫌でも感じずに入られませんが、それはさておき、
年が明けた後に行われた、第三回人気投票では、新キャラのテッドが急浮上したほかは、ヴィクトリーム様、レイラが9・10位くらいで、後は、おなじみのメンバー、敷いて言えば、フォルゴレが15位にもはいっていないくらいでしょうか?。黒本組は、前回より少ない、600票を獲得しておりまして、その他、女性陣に人気のあるコバルトブルー組やら、バナローズ組といった面子は15位にも入っておりません。要するに、女性ファンで、人気投票募集のサンデーを買った人というのは、少ないのではないか、と思っても不思議ではない票数です。
さらにいうなら、これらのキャラの順位が低い理由のひとつとしては、人気が無いというよりかは、二回目と三回目の人気投票の間の話を考えると、無理もありません。なにしろ、15巻で「千通はがきを送ってきたら、ビクトリームを復活させてやる!!」といったら、三千通も送られてきて、本当に彼メインの話がかかれたわけですから、目に付く人気で、話が左右されるのもあながち無いとはいえません。おまけにスポンサーは、バンダイですしね。
というのも、石版魔物編が終わったあとは、単発のエピソードがいくつかと、急に正統派ヒロインっぽくかかれるようになって(8巻のスズメとガッシュにあるような、清麿が他の女の子と遊園地に出かけると聞いて、鬼の形相になるといった類の描写はかかれなくなった)、恋愛要素が浮上してきたり、ザグルゼムのかませ犬にされたコーラルQや、テッドにアース、ウマゴンのライバル出現といった新キャラのラッシュが目白押しであり、レギュラーキャラやバリーやブラゴといったライバルキャラの描写はされていないし、ファウードという新たな局面を迎えているわけで、その中で、恵やティオは、スポットがあたる話がかかれましたが、キャンチョメ・フォルゴレは出番はありましたが、キャンチョメは、ファウードの正体に気がついて、おびえて口をつぐむ、そして、それに対するフォルゴレの見せ場はなしときていますから、それが人気投票に反映されて言うのでしょうし、何より、三千通ものはがきがきたはずのビクトリーム様の票は402票で、あのときの8分の一のカズです。まあ、これは復活というファンにとっての直接的なメリットが絡んでいたということもあるのでしょうが、それに加えて、ビクトリームさまのファンというのは、女性、子供に多いというのもあるのでしょうね。女性が買わないのは、前述した理由からですが、子供の少ないお小遣いで、毎週サンデーを買うのは難しいですし、なにより、熱烈なガッシュファンの子供は、サンデーを買うお金があったら、カードを引きます(コミックスは買うでしょうけど)。これは、ガッシュに人気が出れば出るほど、この傾向に拍車はかかるはずで、熱烈なファンであればあるほど、その声はサンデー編集部に届かないという構図が出来上がっている恐れすらあるわけです。目に見えるハガキや、ウェブだけを信じていると、編集部や原作者は、そのうち、えらい目にあうという可能性も出てくると言えます。つまり、どの雑誌にも、こう言った潜在的なファンの声を読み取る能力が、今まで以上に求められているわけです。
まあ、買わないほうが悪いといわれれば、それまでですが。
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by kwanp | 2005-04-23 11:51 | コミックス
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