何があった、ハヤテ?

さて、早売りだかなんだかわからないのですが、昨晩、増刊ゲットしたので、ハヤテレビューです。
ちなみに、表紙は、畑センセが思っているほど、恥ずかしい表紙ではありません。
ハヤテとナギが、ピンクのリボンで、お互いの人差し指を結んで、背中あわせに立っているだけですから。買うのには、ちっとも恥ずかしくない表紙です。

増刊についていたポスターに、コミック発売時に店頭に張られていたポスターに描かれたアナザーストーリーの漫画がありますが、
ハヤテとタマが、パン屋からせしめてきたパンの耳を、自販機の前で寒そうにしていたナギにも分け与えようとしたら、なんとまあ、ナギは焚き火代わりにしてしまったと落ち。

何だかんだいって、骨のずいまで、久米田氏の影響は身についているんですね、畑センセ

その後の展開によっては、本当に借金を肩代わりしてくれるお嬢様なんていませんでしたなネロとパトラッシュエンディングやりそうな気がしてきました(汗)

さて、ゴールデンウィークなので、エーゲ海に遊びにきたハヤテたち。
例によって、「寒い海の遠洋漁業によく行っていた」と、さらりと、自分の不穏当な過去をさらりと流すように語るハヤテ。なんでも、マグロ漁船に乗ってたこともあったようです(笑) 完全な男社会なので、仕事が出来るというので、重宝されてたというよりかは、賭けマージャンでイカサマして他の人の給料せしめなくても、自分の給料とられないようにしていたりとか、腕力で船内しめていた可能性が捨てきれないのは何故でしょうか?
でも、「カイジ」の作者の人が書いたほうがうってつけになりそうな話になりそうですが(笑)

しかし、マリアさんはもとより、ハヤテも私服ですので、数少ない貴重なショットです。ひょっとすると、借金を返しきっている可能性も捨て切れません。まあ、今週のサンデーで、伊澄に買われてしまいましたが、このごたごたの結果、借金が帳消しになるということは、ナギと一緒になって、借金を帳消しにするというのを拒否しているハヤテの信条からしてありえませんから、
何か、チャンスが転がり込んできたか、あのペンダントが理由とも考えられますが、ろくでなしの両親か、未だに、何の情報も公開されていない兄貴によって、一億五千万を手にする機会が転がり込んできた、ということは、大いにありえそうです。
ノーマルエンドということで、まだ返していないことも考えられますが、初詣の時は、ハヤテは執事服ですから、リゾート地に遊びに行くので、私服を着せられたという線は可能性は低いような気がします。おまけにペンダントもしておりませんし(遊園地のときは、襟元まで隠れるタイプの服だったが、今回は基本はTシャツ)。マリアさんは、普通のメイドとは違うことが、すでに語られています。おまけに、正月の帝の家に出かけるときもメイド服のままです。三千院家の当主の家に行くことを考慮しても、どこへ出かけるときでも、メイド服を着ていることが多いようですから、場合によっては、彼女のみに何か変化があったのかもしれませんし。
何より、「お嬢様には大きなペット」とかいうべたなこだわりがあるわけですから、リゾート地の別荘でも、執事服を着ていた方がお嬢様のリゾートという感じがするという理由で、ハヤテに執事服、マリアさんにメイド服を着せていると絵になる可能性のほうがありそうです。

せっかくのリゾートなのに、ナギはVAIOのディスプレイの前にへばりついたまま、出かけようともせず、海が綺麗といえば、「ノートパソコンのクリアブラック結晶も綺麗だからいい」、「外行きましょうよ、外!! 青空の下ならテンション上がりますって」と誘っても、「暑いじゃん」と一刀両断。取り付く島もありません。
遠洋漁業以外で、初めて外国にきて、うれしくてたまらないハヤテの泣き落としで、しぶしぶ、外に遊びに行くことにします。


「魔法の国にきたみたい」とはしゃぐハヤテに、ナギがここに澄んでいたことを話しながら、時が止まったみたい、と語ります。どこに行っても引きこもっていたみたいですが(笑)
そんなナギに、ハヤテが「ちゃんと、お日様の下で遊ぶ子供にならないと」とたしなめます。
これはやはり、自分が、まともな子供時代を送りたくてもおくれなかったことも関係しているのでしょうね。
そんなハヤテを、意味ありげにじっと見つめるナギ。彼女が言うには、昔そんなことを、彼女にいったやつがいたそうですが、そいつは結局、約束を守れないウソツキだったとのことで、彼女の性格形成に、悪影響を及ぼした人間のようです。
などと昔のことを話していると、ナギの帽子が風にとばされて、それをキャッチして、着地すると、ナギの身長が幾分かちぢんで、子供になっていて、しかも、ハヤテのことを初対面だといって、「庶民」扱いする始末。

なんと、過去にとばされました(笑)

まあ、虎がしゃべったり、ハヤテが普通の人間のはずなのに、常人離れした頑丈さを誇るのを気にしている割には、身も蓋も無い過去への飛び方だと思います。なんでもアリの漫画でも唐突過ぎなくも無いですが、まあ、虎がしゃべることも、ハヤテの体が頑丈なことも、抵抗無く受け入れてきた身だ、よしとしましょう(笑)

せめて、はしごから落ちて、その衝撃で、過去へ飛んだ位の捻りは効かせて欲しいものですが(笑)

あっ、あれはパラレルワールドか(笑)

まあ、ハヤテは、道行く人に、今が何年の何月だか尋ねますが、外国なので、言葉がわからず、何の手がかりにもなりやしません(笑)

途方にくれているハヤテをよそに、ちびナギはとっとと、先先進んでいこうとします。

最初は、どうやったら帰れるか、という方法を探そうと考えてたハヤテですが、楽観的というか、状況に適応するのが早いというか、目の前のナギを、引きこもりがちな女の子ではなく、外で元気に遊ぶ、普通の女の子に出来る、と言うことに気が付き、それを実行することを決めます。

この4ヶ月間の間に、相当、色々あったことを思わせるセリフですね。きっと、ナギの性格で、色々ととばっちりを食らっていたのでしょう。
そうと決まれば話は早いとばかりに、ナギをエスコートしていますが、「デートしましょう」とか、「一流のレディはとか」、今までなら、天然でさらりといっていた言葉を意図的に使っているあたり、自分が、相手をその気にさせるのが上手いことに気がついたのか、それとも、ナギの扱い方に慣れてきたのか(笑)

どっかのお姫様に振り回されているうちに、すっかりアバウトになった某オーソンみたいですね(笑)

しかし、連載開始頃だったら、むしろ、こういうときにナギが何か仕掛けているはずなんですが、その気配は全くない。現在の週刊の展開を考えると、伊澄がまだ、ハヤテのことを好きならば、
ナギは、自分との仲を進展させるために、何か仕掛けてもよいはずなのだが、それがないということは、そっちの方は、完全に片がついていると見て、まちがいないかもしれない。

ちなみに、昔のナギがきていた服ですが、上着に心臓の位置で、ラインがクロスしていて、十字架みたいに見えるデザインなんですが、DESTINY ASTRAYのマディガンですか、元ねたは?

マディガンというのは、「DESTINY ASTARY」の主人公ジェスのボディーガードをやっているMS乗りで、乗るMSには、心臓の位置でクロスする十字架をあしらったペイントを、必ず施すのだそうですが、これは、SEED世界のある組織が、自分が決めた遺伝子デザインどおりに生まれなかった子供を捨てるというケースが、少なくない数ありまして、その組織はそういった子供に、工作員としての教育を施しているわけですが、この組織を抜けるのに、一対多数で、戦闘を行うのですが、マディガンは、Msでそれをやって、域の子他初めての人間なんだそうです。

そんなの、単なる偶然と片付けるのも簡単ですが、某所で指摘されている通り、畑センセはガンダムオタク。「DESTINY ASTRAY」をチェックしていてもおかしくは無いわけです。あくまで、可能性ですけどね。

ナギが色々な悪いやつに狙われているとか、ナギの正体に関わることを示唆しているのか、一応は、チェックして置いたほうがいいかもしれませんね。

ともあれ、彼女の感性自体は、そう変わっていないようで、ハヤテのセリフにあっさり、クラっときてしまい、ハヤテと一緒に出かけることになりましたが、

そこへナギをさらおうとするマフィアの集団

彼女の話によると、出かけようとすると、いつも、こういう連中が彼女をさらいに来るそうで、石油王の身内なら、身代金目当てにしろ、その他の理由にしろ、そういうことは珍しくないでしょう。
普通なら、彼女のような令嬢には、ボディガードが付いてるとか、三千院家は、変態ぞろいなので、「変態だが、強い」ボディガードが張り付いててもおかしくは無いと思うのですが、彼女の場合、昔はもうちょっと活発というか、おてんばな性格だったのではないでしょうか? 金持ちにはキース・ロイヤルとか、日本の某セバスとか、○ランクフルトの某セバスとか、某三原とか、某外井とか、怪しい特技に事欠かない、執事兼ボディーガードな人材に事欠かないような気がするんですが(笑)
昔は元気で明るかったが、わけあって、人を寄せ付けないようになったという設定は、この手のキャラにありがちなしろものですし。

ただ、このあたりの事情を考慮するなら、帝のナギに対する態度、たとえば、三千院家の敷地内遊園地では、ナギの身長より高くして、乗れなくなるような嫌がらせだが、これは、彼自身の性格で、人の嫌がることをするとか、妹ブームを口にするあたり、年下スキーで、ナギをそっち系の性格に育てようとして、失敗した腹いせかとも思ったが、外へ出かけると、必ず付けねらわれる環境下を考えると、孫がかわいいからといって、目の中に入れても痛くないくらいにかわいがっていたら、帝に言うことを聞かせるために、ナギをさらおうとする輩は後をたたないのではないか(実際、そうなっているみたいだが)? つまり、そういう相手に対して、ポーズではなく、本当に、嫌がらせをしたりして、あまり、かわいく思ってないんじゃないか、ナギを人質にとっても、大してメリットは無いと思わせるためのパフォーマンスなのではないか、という気もする。
ひょっとすると、日本の屋敷で、マリアと実質二人で暮らしていたのを、好きにしろとばかりに、そのままにしておいたのも、本気で孫娘をかわいく思っていないと思わせるためのポーズだったのかもしれない。

相手の事情も知らずに、相手を、自分が好ましいと思うような姿に変えようとするのは、やはり、よくないわけで、相手の事情をわかった上で、その相手を受け入れてこそ、いい関係は築けないと思いますから。
そして、「過去でも、未来でも、ぼくが貴方を守ります」とナギを抱えて逃げながら、言います。
このセリフ、私たちが知るだけでも、三回は言われていますが、如実にハヤテの信条の変化を語っています。

一回目は、天然で、自分の言葉が、意図せずに、相手の心の殻を開けてしまって、その自覚も無いまま、そして誤解を解かれることの無いまま、話は進んでいき、二度目は、親戚から命を狙われて、遺産を無くして放り出されるであろう少女への共感、というか同情で、恩義に報いようという心も強かったはずです。言ってみれば、非常事態の下で、それが出来るのは、自分だけという特異さも手伝っていたので、厳密に言えば、彼自身の意思とは言いがたいところが会った。しかし、今回のこのセリフは、(今の状況下だけかもしれませんが、)何の制約も無い中で、自分が元の時代に帰れることを優先してもいいはずなのに、それでも、完全に自分の意思で、ハヤテは、ナギを守ると約束したわけです。
本来の最終回がどうなるかはわかりませんが、過去に飛ぶとかいう状況でなしに、今の時間の中で、このセリフをいってほしいものです。

まあ、あとから考えると、この光景自体も遺産相続の揉め事が、ある程度、片がついていると見れるのではないだろうか? 遺産問題が片付いていなかったら、親戚が送り込んだ刺客相手から、ナギを守っているときにこのせりふを言えば、いいわけだし、そのほうが物語として映えるのだ。先行最終回であるが、同時に外伝で、一本の単独の話として、成立させないといけないのだから、そっちの方が、やりやすいだろうし、畑センセの場合、予定が必ずしも、その通りに消化できない傾向は、人一倍強い。ハヤテたちの関係の微妙な変化もその他のもろもろの要素も、描ききれるかわからないから、ノーマルエンドの最終回で、どういう展開があったか、わからないように書いておくに白、描ききれる要素は、さり気にでも書いておこうと思いたいのが人情である。
そう考えると、現代の時代での刺客相手にナギを守るというシチュエーションでないのも、ある程度、片がついているとの味方もあながち、はずれではないかもしれない。

この時期は、ナギもまだ、素直だったようで、ハヤテの言葉をすぐに信じています。

そして、星を見に行く前に、マフィアたちをやっつけようと決めたハヤテは、

公衆電話を見つけて、警察に通報して、やつらを捕まえてもらおうとします。

・・・・マフィアのやることですから、すでに警察のほうに根回しは住んでいて、ココで電話しても、自分たちの居場所を教えるだけのような気がするのですが(汗)

しかし、そう上手くはいかないようで、ゴミ箱に隠れていた、マフィアの一人が姿をあらわして、ナギに銃を向け、引き金を引きます。しかし、とっさの機転で、ナギの帽子を取り、それをマフィアのほうに投げつけて、銃の狙いをそらそうとするハヤテですが、帽子が銃弾をかすめ、彼自身も、直撃こそしませんでしたが、銃弾のごくごく近くにいたので、吹っ飛ばされてしまうのですが、持ち前の常人離れした戦闘能力で、あっさりとマフィアを撃退します。

なんか、最近では、身体能力だけでなく、戦闘能力も向上してきて、ますますフリーダm・・、ゲフンゲフン!!

マフィアも撃退して、やっと、一緒に星を見に行こうというナギですが、帽子が飛んだかと思ったら、ハヤテの姿はどこにも無く、帽子を掴んだハヤテは元の時代へ・・・・。
そんなハヤテに、「どこに行っていた」と声をかけてくるナギですが、彼女は、やはり、あのときの約束を信じているようで、かつて、星を見に行こうと約束した場所にきていたみたいです。

昔のナギも同じデザインの帽子をしていたようですが、この描写だと、このときの帽子はハヤテが持っていったまんまなので、同じデザインのを、新しく買ったということなのでしょうね。
銃弾のかすった帽子をナギにかぶせて、彼女と、一緒に星を見るハヤテですが、何気なく、あの時、ナギをかばった時に使った帽子を彼女にかぶせて、彼女がそれに気付いたかも、と思わせるあたり、芸が細かいですが、個人的には、彼女がひねくれた要因を一つ作ったということで、せっかくの話のよさを台無しとまでは行かなくても、半減しているような気がするので、やはり、三度目のあのセリフは過去に飛ぶとか言う裏技を使わずに、今の時代でやって欲しいものです。

ちなみに、ラストの夜のシーンで月が出ていないか、確認してみたところ、そういったコマは一切かかれておりませんでした。

しかし、最終回に、こういった実は夢落ちだったり、実は過去にかかわりがあった、とか、因縁を弄ってしまうあたり、やはり、夢落ちだった改蔵や、実は遺伝子を弄くられて、本来の姿とは違う姿になってたヒロインが、もとの姿で主人公の前に現れた、「ポカポカ」の最終回を久米田氏の影響を強く受けている人なのだな、と思わずにはいられない話しですね、良くも悪くも。個人的には、それをあまり、ダークな方面に伸ばさないで欲しいのですが、どうなることやら・・・・。

しかし最初、マリアさんで書こうとしたのもよくわかる話ですよね。過去に飛ぶなら、彼女がクリスマスのあの日に飛んで、そこで、あの出会いをどうこうしようという話は、ある意味、当然の話ですから。でも、ナギの場合だったら、過去に飛んでしまって、自らのポカで、あの出会いを台無しにしてしまって、しかも、伊澄や咲夜に借金を肩代わりされて、ハヤテが彼女ら、どちらかとくっついてしまうというポカをナチュナルにやってしまうような気もしますが(笑)

しかし、「一人さびしそうなお嬢様の遊び相手になって、ずっと一緒にとかいう約束をしたけど、その相手はどこかへいってしまって、そして、その少女は、わがままでひねくれた性格になってしまいました」

というコンセプトはよくある話ですが、畑センセの場合、あの事件のこともあって、今回の話、「ときメモ2」の伊集院メイの幼年期の設定と、性格と、ほとんど、まんまなのですよね(笑)
序盤の10数話ぐらいのネタというのは、コナミネタが、色濃くちりばめられていたのですが、今回の話、ずいぶん前から考えていたいたいですから。

しかし、今回、ハヤテがいなくなったことを一番心配したのは、やはり、マリアさんでしょうね。いやだって、見知らぬ地で、また、年下の美少女の気を引くようなことを素でやる可能性だって、あるわけですし、この4ヶ月の間に、自分が無自覚に、相手をその気にさせることをやっていたということがわかっても、気をつけたからって、どうにかなるものではないでしょう、こればかりは(笑)

ヘタしたら、SPとか動員したり、雇えるプロを雇って、ハヤテをしらみつぶしに探していたかもしれませんね(笑) 
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by kwanp | 2005-04-24 10:01 | コミックス
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