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少女マンガの描き方 80

月刊少女野崎くん第80号感想

最近できたかわいい喫茶店はカップルがいっぱい。

和気あいあいと話すカップル。

そんなお店のある一席。

喫茶店のドア

窓側の外から見えるおしゃれな席に

御子柴と一緒に帰っているはにわ顔の佐倉。

野崎くんがいた。


この店か? カップルの会話の参考にと入ったのだが、実際聞いてみると、みんな世間話ばっかりでガッカリだ。テレビがどうだの、先生がどうだの。



参考にするとか言っておきながら、自分のイメージとそぐわないと、それに見向きもしていないのですが、まあ、自分の持っている知識とか経験からしか、生まれませんから、そういうものかもしれませんね。
むしろ、そういう会話の方をしっかりと聞いておくというのは、すぐに役に立たなくても、いずれ、何らかの参考になるケースもありますから、とりあえずメモっておくのも手だと思いますが。

そこで、逆に俺が理想的なカップルの会話を実践しようと思うんだが、協力してくれないか?と野崎。

え!? カップル!? とドキッ、とする佐倉。

つまり、野崎が彼氏役、佐倉が彼女役をやるってことか?と御子柴。


普段、佐倉と一緒に買い物行ってるんですし、もっと、こういうシチュエーションでの会話を試行錯誤できそうな気もしますが、そこに思い至らないあたりが野崎か・・・。


そこは拘りないから、どっちが彼女役でもいい!!! ぬしろ、俺が彼女役でもいい!!! 好きに選べ!!と野崎。

無駄に自由度広げんなよ!!! めんどくせぇな!!!と御子柴。

どちらにせよ、残された椅子は一つってことだよ、みこりん、と佐倉。

なに「戦って勝つ!!!」みてぇな顔してんだよ!!! 譲るから、安心しろ!!!と御子柴。

御子柴が彼女役なら、マミコの反応を見ることができるから、野崎としては問題ないでしょうが、
真由と合コンに出た回のこともあるから、野崎と二人でカップルの会話なんて、御子柴は絶対にやりたくないでしょうからね。
合コンといえば、真由が番号聞き出して、かけてみたら、番号変えられていたというのは、当たり前の話ですが、
真由も進学したら、浪漫学園に入学する可能性高そうですよね・・・・・。

あれ? そういえば、佐倉って、好きな人がいるとか、言ってなかったか?と創刊号の恋愛相談の内容を思い出す野崎。

って、覚えていたのか・・・、というより、佐倉の好きな人が自分だと気が付いていないのに、好きな相手がいる女の子、あれこれ連れまわして、漫画づくりとかにも協力させていたって・・・・、ニブいにもほどがある・・・。

え!!? とドキッとする佐倉。

イメージ

実は好きな人がー、という佐倉。
頼もしい。君こそ彼女役だ!!!と野崎。


これは・・・、いるって言ったら、彼女役もらえるってこと・・・・!?と言ってから、いや待って、でも逆に勘違いさせる可能性も・・・・、と佐倉。

イメージ

じゃあ、佐倉に任せるのはやめておこう、と野崎。

どっち・・・!? どっちに賭けるの、私・・・!!!と佐倉。

私(佐倉)A

「いる」って方に1万

ひょこっと現れる佐倉A。

「いない」に1万。

ひょこっと現れる佐倉B。

いや・・・、賭けるっていったけど、そうじゃなくて・・・、と佐倉。

5万賭けてもいい、とB。

う・・、うん。そうか、それなら、と佐倉。

す・・・、好きな人はいない・・・けど、と佐倉。

野崎相手に下手な駆け引きは逆効果だし・・・・。

じゃあ、佐倉に頼んでもいいか? 彼女役、と野崎。

「!!!」
やったぁあーっ!!と万馬券を当てたかのようn浮かれっぷりの佐倉。

じゃあ、配役は俺が彼氏、佐倉が彼女で、と野崎。
わー、万馬券、と喜ぶ佐倉に、?と首をかしげる御子柴。

それで、御子柴が佐倉の守護霊役な、といいだす野崎。

は!!? しゅ、しゅご・・・!?と面食らう御子柴。


守護霊御子柴は代々佐倉家の人間を守ってきた良い霊だ。桜が困っていたら、助けてやってくれ、と野崎。

おー、と佐倉。

なるほど・・・、つまりアドバイザー役ってことか、それならまぁ・・・、と納得する御子柴。

だが、その声は佐倉には聞こえない。守護霊だから、と野崎。
くそ意味ねぇ!!!と御子柴。

アニメで野崎を演じていた中村さんは、今度のワーキングのアニメでは、主役の東田を演じるのですが、ヒロイン(声が戸松さん)が作るチョコ(緋室灯ほどではないにしろ、劇物)を食べて、人格が豹変しただけではなく、季節ものの聖職者の霊に遭遇することになってましたしねえ。


そうだ。彼氏彼女っつうなら、呼び方変えたらどうだ?と御子柴。
え!?と佐倉。

そうだな。それじゃあ・・・、とうなずいて、千代ちゃん、と佐倉を呼ぶ野崎。

「!!!」
千代ちゃん・・、千代ちゃん・・・、千代ちゃん・・・、わぁあああ、と感激のあまりもだえる佐倉。

よかったな、ちょっと距離が縮まって見えるぞ、とこそっと、話しかける御子柴。

ありがとうございます。御子柴さま・・・!!!と感無量の佐倉。

これは様付けしても無理はない・・・・。

あれっ・・・? なんか、俺だけ距離離れてねぇか・・・?と御子柴。


それじゃあ、私も呼ぶね・・・!!! うっ・・・、う、うめたろうくん!!! と顔をかぁあああと赤くして名前を呼ぶ佐倉。

「・・・・・・・」
黙り込む野崎。

お、おい、どうしたんだよ、難しい顔して・・・、と御子柴。

・・・・いや、俺達の名前、意外と渋いから、チェリーとプラムと呼び合ったらどうだろう?と野崎。

佐倉(チェリー) 梅太郎(プラム)


それでラブコメというより、バディものような(汗
まあ、下手な恋愛関係より長続きはするかもしれないけど・・・・。

佐倉も変換したら、桜の方がまず先に出ますからね。


なに、名案思いついたみてぇな顔してんだ、このアホ、と御子柴。

プラムくん!!!と佐倉。

お前もすぐ乗っかってくんな!!!と御子柴。

そんなわけで、お題「カップルの会話」

さて、千代ちゃん、早速注文をするとしようか、と野崎。

ハイ!!! 私はチーズケーキが食べたいです!! ばっ、と手を上げる佐倉。

そうかそうか。千代ちゃんはチーズケーキとモンブランで迷っているのか、と言い出す野崎。

えっ!? モンブラン?と佐倉。

なるほど・・・、これは少女マンガでよくあるアレだな、と

じゃあ、二つ頼んで半分こしよう、という鈴木。


え・・・、半分こ・・・? ドキンとするマミコ。

のイメージを思い浮かべ、

佐倉、守護霊サマからの助言だ。二種類頼んで、半分こしたらどうだ?と提案する御子柴。

御子柴さま。私はチーズケーキを丸々一個食べたいのです。邪魔しないで頂きたい!!!と言い切る佐倉。

言う事聞けよ!!!と御子柴。


野崎との仲が進展しない一因がよくわかりました。

まあ、恋愛に鈍感でないと、話が成り立たないってのはありまして、鈍感じゃなければ、すぐにくっついちゃいますから、それこそ、最近よく言ってる、物語における最善手をそう簡単に打たせてはいけない、という話にもつながりますし。

守護霊といえば、佐倉は会長、明佳の系統のキャラだということは何度も語っておりますが、明佳が出ている親指からロマンスでは、明佳の双子の姉妹で、主役の千愛とその兄である武は、ツボーズという妖精みたいなものから、マッサージに関する情報を教えられたりする描写がありましたが、明佳はこれ、見えていないという解釈もできます。

というのも、作中で明佳はマッサージのまの字にも触れていないからです。


ツボーズみたいなのが、存在するというような解釈の方が有力だと思いますが、こういう存在は、本人が持っている知識、技術、経験が最適化されて、情報を自在に引き出しやすいようにしているという解釈も可能ですので、マッサージをやっていない明佳には、その声は届かないはずです。

仮にツボーズが見えたとしても、彼女には理解できない情報をまくしたてているだけですから、ノイズと大差ありません。

そういう意味では、守護霊早坂が佐倉に見えないのは、恋愛に関する情報を理解する下地が出来上がっていない、もしくは致命的に欠如しているからかもしれません。

会長に関しては、ギャルゲの主人公などが、大したこともしていないのに、モテるのを身もふたもなく描いたのがフェロモン体質だと思っていますが、
明佳も千愛の名前を語って、男に貢がせて、飽きたらポイ、というk十をしていて、陽介の弟がその被害にあったため、復讐のために近づいたことで親指の物語は始まりますが、


明佳に男をとられた女の子たちは、彼女が騙っていた千愛の名前から、千愛に怒りをぶつける。
母親は、明佳の言い分をうのみにして、明佳の実態には気が付いていない。
明佳は短期集中連載版のラストで、取り巻きの男どもを、千愛に向かって、襲わせている。

二次創作なんかでよく見る、いやなハーレム系主人公の姿そのままにも解釈できる言動ですので、

明佳、会長、と主人公の突っ込みどころに対する身もふたもない解釈という共通項でつながっているともいえるわけです。

そして、佐倉は、今回の行動で見せた、主人公の標準装備の特技の一つであるフラグクラッシャーの能力を持ち合わせているのは明らかですからね。

しかし、佐倉は自分のこだわりゆえに恋愛フラグをつぶしてしまいましたが、会長の妹も、自分のこだわりゆえに、風紀部を追い詰める作戦をしくじってしまうということでしょうか?

まあ、会長の妹は鷹臣を辞職に追い込んで、真冬を追い詰めるための下準備をしており、今の時点では的確に敵を追い詰めているようにも見えますが、敵に的確な行動取らせ続けたら、たとえ、逆転する展開であっても、逆転がご都合主義な予定調和、もっといえば、種や仕掛けを隠すのが下手な手品とかみたいになってしまいますからね。

真冬を追い詰めるか、もう一つ先くらいで躓いてもらわないと、そろそろ厳しい気もしますしね。


結局、男二人で半分こしました。
おいしいな、実琴ちゃん、と野崎。
実琴ちゃん言うな、と御子柴。

いちごいるか?と野崎。
俺、栗の方がいいなぁ、と御子柴。

はっ、と気が付いて、

しまった!!! 彼女に見てもらわなきゃいけないのに、と後の祭りの佐倉。


野崎くんっ、これ!! これも食べて!!! 半分こしよう!!とケーキを出す佐倉。

え・・・? だが、それはお前の・・・、という野崎に、
いいから、いいから!と勧める佐倉。

佐倉・・・、と野崎。

そんなこと言って、本当は全部食べたいんだろう?大丈夫、取らないから、全部お食べ。俺の分も上げようなと生暖かい目で見る野崎。
母の瞳・・・!!! と佐倉。

いかん、理想的なカップルの会話をするつもりが脱線してしまった。もどそうもどそう、と我に返る野崎。
そういえば、野崎くんの理想って、どんな会話なの?と佐倉。

そうだな、最低限盛り上がりをひとつ作ってほしい、こう・・・、見開きになる感じの・・、とオーダーを出す野崎。
日常会話でえらいハードル高いな・・・!!!と佐倉。

そもそも、漫画には必要のない会話なんてないんだ・・・・。
一見、意味のない台詞も、後の展開の前ふりだったりする、と野崎。

物語というのは、

その人物がとるであろう行動×登場人物の数

彼らの持ち合えている能力

作中において、彼らを取り巻く環境 情勢、それらが彼らに与える影響

作中において、仕込むギミック

などなど、それらの要素がかみ合って、話が出来上がるわけですが、話において、優先しようとする都合ありきで話を作っちゃって、そういった要素を強引に無視して、話をつくったりするケースもありますが、こういう人たちが、話づくりに関して、知識とかをなにも持ち合わせていないか、というと、そうでもなく、それらを実際の話づくりに生かせていないケースてのも結構見受けられたりするんですよね。
そういう人は、話にギミック仕込んだりすることも少なくないのですが、それが面白さに結びつかないなんてことにもなりやすいですしね。

野崎も、自身でネタを考えさせると、シチュエーションありきで、箱が大人気とか、携帯がつながらない理由に、妖精だの、悪霊だの持ち出しますからね。


最近、由美子元気ないよねー、と女の子。
あー、そうねー、と黒髪の女の子。

悪魔の力が暴走して、苦しいのっ・・・!!!と由美子。

「由美子ーっ」

その事を踏まえて、さぁ、話をしようか、と野崎。

うつむいて黙ったままの佐倉と御子柴。


漫画のアシやってるとはいえ、高校生にそんなもの求めるな、というか、そんなコミュニケーション能力あったら、御子柴はもうちょい自分の立場フル活用して、高校生活エンジョイできてるよなあ・・・・・・。

なるほど・・・、確かにハードルが高かったな・・・・。すまなかった、と野崎。

もっと・・あれだ。バカップルの方向に舵を切っていこう・・・、なっ。

よし、まずはお互いの好きな所でも言っていくか、と野崎。

「!!!」
それなら・・・!!! 超簡単!! かばっと立ち上がる佐倉。


背が高くて・・・・・、
外見だけ好きな浅い女みたいだなぁ・・・、とじっと野崎を見る佐倉。


ガンガンオンラインで後追い連載中のダストボックス2・5のヒロインっぽいキャラは主人公の声が目当てで、結果として引きこもり状態に追いやったから、それに比べれば(汗 周りが濃すぎるせいで、常識人枠っぽく見えるけど、山田枠だしなあ・・・・。

佐倉?と野崎。

優しくて、ユーモアが・・・、
ありきたりだし・・・・、と佐倉。

佐倉・・・、ないなら、無理にとは・・・、と野崎。

そう・・・、私だけが知っている好きな所とは・・・、と佐倉。

長時間正座しても、足が痺れないところかな、と佐倉。

いと強し、野崎くん、と佐倉。


それって茶道とか、かるた大会とかだと、すげえ、かっこよく見えそうだなあ・・・・・・。

茶道部に突撃するネタとか、百人一首大会とかにネタのために参加したりしたら、野崎をおっかける女の子が増えるけど、その中の一人だけでも、興ざめしないで野崎を追いかけるってのは、佐倉からすれば、十分脅威だろうし。

絞り出して、それなのか・・・!!?と野崎。

それじゃあ、次は俺の番だな、と野崎。

「!!!」
うそ・・・!!! 野崎くんも言ってくれるの・・・・!?と驚く佐倉。

そうだな・・・、まずは頑張り屋なところがいいと思うぞ、と野崎。

「!!!」
ドキッ、とする佐倉。

それに努力家な所もな、と野崎。

「!!!」
ドキッ、とする佐倉。

いつも熱心だし、一生懸命だ、と野崎。

野崎くん・・・、と佐倉。

加えて、ガッツもある・・、と佐倉。

やだ・・、私の好きな所・・・、そんなにいっぱいあるの・・・?と佐倉。

結局、全部 根性あるとしか言ってねぇ・・・、と御子柴。


告白する前のエピソードで、野崎のストーカー一歩手前とか、散々書いていますが、ギャルゲの主人公なんかも、ヒロインとのフラグを立てるためにヒロインをことあるごとに追い掛け回しているわけですし、ギャルゲの先駆けともいえるときめきメモリアルなんかもそうですが、ヒロインを振り向かせるために、パラメーターを上げて、努力していますし、

センチメンタルグラフティなんかは、日本中駆け回って12人のヒロイン(一説によると、いま住んでいる東京でも、すでに彼女がいて13股がばれて、殺されたなんてのもある)を追いかけまわしているのですから、そら、気合がなければできないギャルゲなんてのもありますしね。

そもそも、大抵の女の子が野崎に幻滅して、そっぽを向く中、それでも野崎を追いかけまわしているのだから、そんなこと、ガッツがなければやってられませんわな。

まあ、佐倉がどれだけ物好きか、と言われれば、フルメタルパニックの短編第一話で宗介に告白しようとして、銃を突きつけられて失恋した女の子が、
それでも、思慕の念をすてずにことあるごとに宗介にアタックをかけ続け、銃を突きつけられたり、トラップにつかまったり、散々な目にあいながらも、
宗介追いかけまわして、あげくには、レナードにつかまったかなめを探すために旅立った宗介を追いかけるくらいには、物好きだとは思いますし。

今度のワーキングでも、中村さん演じる東田に恋する少女の役で小澤さんが出演しますが、こっちの方はかなり早い段階で、このまま恋してて、大丈夫かしら、と正気?とかえってましたが、佐倉だったら、最後までそのまま突っ走りそうではありそうですが。

でも、ラノベや少年向け作品の主人公のヒロインに対する言動って、この野崎の行動に近いところはありますよね。


はー(ハート)

今日は嬉しくて、眠れないかも、えへへうふへへ、と佐倉。

それにしても、佐倉は本当に好きな奴いないのか、と野崎。

えっ!? これは、ここらで少し思わせぶりな事を言うべき・・・!?と佐倉。

実はね・・・、と思わせぶりなことをいう佐倉。

それとも、小細工はやめるべきか・・・、と佐倉。

どうする!? 私!!!と己に問いかける佐倉。

ひょこ

冒険してみるのもロマンだよね、3連単なんかどう?と佐倉A。

だから、なんで新聞片手なの・・・!?と佐倉。

絶対、損しない方がいいよね。一点張りしよう、と佐倉。

あっ、こっちもダメそうだ、と佐倉。

ええと・・・、好きな人はいないです、と佐倉。

じゃあまた、何かあったら、協力してもらっていいか?と野崎。


「!!!」

ハレルヤーッ!!と喜ぶ佐倉。

いいよいいよ! 喜んで協力するよ!!  今日はどうだった? いいネタ浮かんだ?と佐倉。

ああ、おかげさまで。いいネタが浮かんだぞ、と野崎。

なんだろうな。どこが使われるんだろう。恥ずかしいけど、ワクワクしちゃう・・・・、と佐倉。



次はこういう話で行こうと思う!!と野崎が見せたものは・・・・、


鈴木くん・・・!? それは・・・、とマミコ。

ああ、俺の守護霊さ!という鈴木に寄り添う女性の霊。

守護霊の声は聞こえない設定でしたね・・・。さようなら、御子柴さま、と佐倉。

俺に当たんなよ!!!と御子柴。

佐倉の場合、野崎のハートをゲットしようとあれこれ奇行を繰り広げている所の方が漫画のモデルとして魅力的ではあるんでしょうけど、野崎がそこに気が付くわけはないし、佐倉もそんなところをモデルにしてほしいわけではないですからねえ・・・・。


今回の話は、以前言った、俺様ティーチャーの高坂の美しい発言を、野崎くんでやったら、という話でしょうね。

野崎の提案したシチュエーションに、佐倉が乗っかるも、自らの言動でぶち壊しにしてしまうわけですが、

やっぱり、会長の妹に協力しているのは高坂なのでしょうかね?

高坂が作戦を提案するも、会長の妹が墓穴を掘ってしまうということでしょうか?
まあ、黄山のバカさ加減を、ひいては真冬のアレっぷりをわかっているとは思えませんしねえ・・・・・。

少なくとも、金持ちの家に生まれ育って、周りはできる人間に囲まれているはずですから、
彼女の想定する反応って、そういう出来のいい人間の反応がベースになっているはずで、黄山のバカっぷりを理解したうえで、それをうまく誘導するような策を立てれるとは思えませんねえ。

黄山の制服を着て、黄山の連中をのした人物が彼女の変装なら、敵の考えを理解しようとして、あえて真似しているともとれるのですが・・・・・・、それで理解しきれるか、という疑問もありますし。

河内を利用したつもりで、利用され、さらには、策が空回りしてしまった高坂のアドバイスをどこまで理解できているのか、という疑問もありますが。

まあ、彼女が真冬といい勝負のバカだというなら、話は別ですが。

控えめに見えて、行動派。淡泊に見えて、苛烈。止まる気もないから、迷いもない。あの人は何をするのか、予想もできない人、というのが若菜の評価。

これって、子供ってことですよね・・・・・・・。
しかも、前述したようにまわりは出来のいい大人に囲まれていて、それに合わせて動いてくれるはず。


自由奔放に育てられた会長が忍者のいた中学校に来た時には、一般常識を全く学んでおらず、己の欲求の赴くままに行動して、周りを戸惑わせていたわけですが、父親に習い事等予定ぎっちりに詰め込まれて育ったとはいえ、教えてくれる人間は優秀なのをそろえていたはずだし、身の回りの世話をするメイドさんたちも同じように優秀なのを取り揃えていて、会長の妹にあわせて、行動するということをしていたはず。

会長の場合は、例のフェロモン体質があるから、以前にもいったように、自分以外の人間を同じ生き物と認識するのは難しいはずですが、
あの能力抜きにしたって、華房兄妹の立場なら、周りは出来のいい人間に囲まれていて、彼女(彼)の思うように動いてくれたはず。

つまり、そうでない連中が、自分の行動に自分の狙った通りに反応してくれるにはどうすればいいのか、ということを学習する機会なんて、早々あったとも思えないわけで、黄山の連中も筋金入りのバカみたいぞろいで、歌音編の後始末に野上が拍子抜けしたほどうまくって、逆に戸惑っていた描写もありましたからねえ。
会長の妹が黄山や真冬レベルのバカならともかく、そうでないなら、そのあたりで墓穴を掘ることになりそう。

今回の野崎くんだって佐倉が、前に相談した好きな人がいるという話を覚えていたことに対して、どう対処すればいいのか、と頭を抱えていましたが、野崎の性格が、ああいう無神経っぽい、たぶん、バスケとか、スポーツやってたので、そういう分野での相手の動きとかは、結構読める方だとは思うのですが、それを離れたうえで、人の気持ち、特に人一倍、女の子の気持ちとか、反応を読むのは苦手というか、難しいはず。

そのうえで、自分の望むシチュエーションを佐倉や御子柴に期待して、話を振っていたけど、そういうのを読み切れずに、佐倉はチーズケーキを食べたいというこだわりを優先しているわけで、会長の妹の協力者が高坂だとすれば、河内を使って文化祭で新聞沙汰を起こそうとして、失敗した経験を踏まえたアドバイスをしても、佐倉と同じ系統のキャラである会長の妹が、それに気が付かない、もしくは耳を貸さないで、目論見が失敗してしまうのかも。

これは会長の妹がわがままとか、頭が悪いというよりも、高坂の話のもって行き方がわかりにくいというのもあると思いますが、前述した会長の妹の環境、それに、会長の話のもっていきかたというのは、話す相手の価値観でわかるように話しているところがありますし、もしかしないでも、無意識にフェロモン能力使って、納得するように話を持って行っていたのかもしれませんが、これと比べたら、大抵の人間の説明はわかりづらい部類に入っちゃうから、比較対象が例外すぎて、相手が悪いとしか言いようがない。

去年も偽ウサちゃんマンの正体が会長だとわかる少し前に、佐倉が野崎から食べ物カツアゲしていたりと、いつにもまして、妙な行動取っていたのですが、今年もそのパターンなのでしょうかね?






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by kwanp | 2016-09-02 23:19 | コミックス
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