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少女漫画の描き方83

月刊少女野崎くん第83号感想

最近、マミコと鈴木の展開がパターン化してる気がするんです、と電話で剣と話す野崎。

誤解→すれ違い→解決のイメージ。


まあ・・・、恋愛漫画ですからね・・・。こればっかりは・・、と剣。

そこで、一つの大きなテーマを作ってみようと思うのですが・・・、どうですかね?と野崎。

今から!!?と突っ込む剣。


実際、何も考えずに話を描くタイプの作家さんは存在します。
ただ、そういうタイプの中には描いているうちに
頭の中で情報とかこれまでの話の流れとかがうまい具合に混ぜ合わさって、話が形成されていくので、それまでの話の展開の中で納得できる内容が出来上がるケースが存在するので、何も考えずにいきあったりばったりな人ばっかりではないのですよね、

ですが、その傾向を承知の上でも、斜め上にぶっ飛んだ展開持ち出してくる作家さんもいますからね。

まあ、恋愛漫画にせよ、バトル漫画にせよ、マンネリというか、同じことの繰り返しですが、こういうマンネリ打破は、ある程度パターン知り尽くしたうえでやらないと、失敗するのが目に見えている、というのも、またよくあるパターンでして。

野崎の場合は、パターン自覚していないタイプでしょうし。

ジャンプ漫画でもバトル展開にしない、ってのが上手い作家さんみたいなイメージがありますが、バトル漫画があれだけ多いのは、パッと見た感じ話が分かりやすい、ってのがありますから。
バトル漫画に頼らないで話を作ろうとすると、その分、作り手は頭使って、バトルに頼らないで話が回っていくような話を作らないといけないですし、かといって、銀魂みたいに、安易なパワーインフレにたよらないで話を作るのって、誰でもできるわけではないですからね。

安易にまねしようとすると、ひどい目にあいます、あれは。


マンネリ打破をやるなら、少なくともパターンはある程度つかんでおかないといけません。

パターンを知っているからこそ、パターン崩しもできるわけで


野崎は知らないわけじゃないだろうけど、パターンをはっきりと認識しているわけじゃあなさそう。


実は鈴木はロボットで、モデルとなった本物は冷凍保存されているんです! その鈴木が目を覚ましたことでマミコの前には二人の鈴木が! !!と自信満々に言う野崎。

ちょっと待ってください。伏線もなく、突然、そんな事されると・・・、と剣。

伏線なら、この辺使えばいいんじゃないですかね。特に何描くか決まってないし・・・、と野崎が持ち出したのは・・・、

マミコにはいつか話したいことがあるんだ・・・、と鈴木。

鈴木くん・・・?とマミコ。

何のあてもなく書いたのかよ、これ・・・!!!と剣。

何も考えてないいきあたりばったりの作り手ほど、こういうことするっていう印象が強い気が・・・。

それっぽい場面とそれっぽい場面のつぎはぎで、場面から場面の話の流れがつながっていないとかね。

CDドラマでは、鈴木は若松と同じ浪川さんですからね。ロボットの方はCDドラマ版の鈴木の方でしょうか。アニメだと宮野さんですが、
宮野さんが刹那を演じていて、俺がガンダムだ、というセリフに、お前の仲間にガンダム自身だったやつがいるんだよなあ、という突っ込みがよく入っていましたからねえ・・・・。

浪川さん、ガンダムに出るたびに扱いが悪くなっていってたよなあ・・・・。


結局、突然のSF展開についていけないとボツになりました・・・、。残念、とがっかりする野崎。
まぁなぁ、日常生活で突然、非日常なことが起こったら、ついていけねぇだろ、普通、と木の枝を折る堀。

そこへ・・・、


いた・・・、と現れる男子生徒。

え・・・?と野崎。


見つけた・・・。見つけたぜ・・・。
お前こそ、弟の敵・・・・!!! 覚悟しろ、外道が!!!と木の枝を構える男子生徒。


えぇ・・!? なんだ、この人・・・・!!! ついていけん!!!と戸惑う野崎。

おいおい、馬鹿な男だぜ。兄弟もろとも、俺が掻っ切ってくれよう、と木の枝を構える堀。

でもなんか、隣の人は並走してる・・・!!!と驚く野崎。

今日は演劇部の即興劇(エチュード)デーだから、出会い頭に皆がアドリブ仕掛けてくるんだよ。ワンシーン演じきったら、次に行く、と説明する堀。


おじゃましましたー、と次に行く演劇部員。


なんなんですか、そのゲリラコントみたいなの。演劇部おかしい、と野崎。

確か、後輩に度胸をつけさせるために始めたとかなんとか・・、と堀が説明しているところへ、


助けてください!!とやってくる亜麻色の髪の一年生の女の子。


これはまた人気が出そうなビジュアルしてますね。


また来た!!! びくっとする野崎。


あっ、えぇと、む・・・村に悪い人がやってきて・・・、あの・・、それで・・・、えぇと・・・、ぶ・・・部長ぉー、としどろもどろになる亜麻色の髪の女の子。


あぁ・・・、なるほど、こういう子の為に皆が付き合っているのか、優しいな、演劇部と納得する野崎。


チッ、何を言っているのか、要領を得ん田舎娘だな・・。馬の餌にするぞ、と切り返す堀。

この部長、鬼だ、と野崎。


ああー、上手く出来ないー、と亜麻色の髪の一年生の女の子。


もっと優しくしてあげてもいいのでは・・・? 一年生でしょう? と野崎。

ちゃんと設定に乗ってやったんだけどな。通りすがりの役人。じゃあ、野崎が付き合ってやれよ、と堀。


はぁ・・・、と野崎。


野崎「ふおふおふお、お困りのようじゃなー」
亜麻色の髪の一年生の女の子「あっ、あなたは・・・!?」
びくっとなるい亜麻色の髪の一年の女の子。


世界一の魔法使いじゃよー、お前の望みをかなえてやろうー、と野崎。


世界一の魔法使いというとサンダルを思い出すのは私だけではないはず。
というか、緑の髪の凄腕魔法使いは変な名前ばっかりという印象がある。

えっ!? えぇと・・・、私・・、私は・・・、と何を望めばいいのかわからない亜麻色の髪の一年の女の子。

なぁに、今一番欲しい物をいえばいいんじゃよー、と野崎。

じゃっ、じゃあ、えぇと、えぇと・・・、

もっと、演技が上手くて、頼りになる練習相手が欲しいです!!!と亜麻色の髪の一年の女の子。

この女も鬼だ・・・・!!! と野崎。


いや、どうすればいいのかわからないのに、いま望んでいるものを言え、とか言われたら、そりゃ、そういう願いが出てくるよなあ。

即興劇とか、三題噺とか、持っている引き出しから話を作るわけですから、一年の子がどういう引き出しを持っているのか、ということを自覚させていって、そこからどういうネタを振っていけばいいのか、という風に持っていけばいいのですが、自分ではわかっているつもりでも、他人に教えるとなると話は別なところがありますからね。

長嶋元監督の感覚で語ったのを大抵の選手が理解できないのは有名な話ですし。

まさか、バスケをやっていた時も、若松とか後輩に教えるのって、こういう感じだったんじゃないだろうなあ・・・。

ま・・・、まぁ、お前はほら、話を作る方が本職だし・・・。あっ、そうだ、お題出して来いよ、なっ、とフォローを入れる堀。

お題・・・?と野崎。

ああ、適当に設定言えば、皆乗ってくるから、と堀。

可愛い兎の兄弟は、町に人参を買いに行きます、とお題です、というプラカードを持って、ざっ、と現れ、お題を振る野崎。

おっ、お兄ちゃん、お腹減ったぴょーん!!と弟兎の役をする男子部員。
しょうがねぇ、お買い物に行くぴょーん、と兄兎の役をする男子部員。


養豚場の豚に惚れたピーターは、必死にブタ語を話そうとする、とお題を振る野崎。

え!?とお戸惑いつつも・・・・、ぶ・・・、ブー、とピーターの役をこなそうとする男子部員。
ぶ・・・、ブー!!!と豚の役になろうとする女子部員。

ブブーッブヒー、と話す二人。


俺の言葉に皆が従う・・・、まるで、本物の魔法使いのようですね・・・。ふふふ・・・、とほくそ笑む野崎。

お前も十分鬼だと思うぜ、いい感じに言うな、と堀。


そういえば、この感じで「恋しよ(はーと)」のお題を出したら、アドリブで面白い展開になるのだろうか・・・、とふと思い立つ野崎。

些細な事ですれ違ってしまった鈴木とマミコ。とうとう二人はケンカをしてしまって・・・、とお題を振る野崎。


鈴木くん!!! あの女はなんなのよ!!!ypとつめよるマミコ役の女の子。

あ・・・、いや、そこまで激しくは・・・、と野崎。

お前にも男が三人いるじゃねぇか!!!と鈴木役の男。

あの・・・、もっと可愛らしいケンカで・・、と野崎。

くそっ、もう許せない!!!とどんっ、と鈴木を突き飛ばすマミコ役の女の子。

きゃー、と聞こえる悲鳴。

あ・・・ああああ・・・、殺してしまった・・・。殺してしまったーっ!!!とわああああああ、と泣き叫ぶマミコ役の女の子。

悲惨な結末・・・! と唖然とする野崎。

読者の反応というか、二次創作とかだと、ありそうないじられ方ですよねえ。
前述の何も考えていないで話を作るタイプとかだと、自分でこう見てほしいイメージと実際に出来上がったキャラクターの姿に乖離が激しく、無理やりそう見せようとして、いびつになってしまうなんてのは、よくある話で、二次創作では、実際に見えるイメージを誇張されますし。


あれ? 何してるの、鹿島くんと佐倉。
今から、堀先輩に告白しに行ってくる、と鹿島。

え・・・、ええっ!!?と驚く佐倉。

姫・・・、苦しい胸の内を聞いてくださいませんか・・・? しかし、これは罪深き告白・・・、と鹿島。

あ・・・なんだ。お芝居か・・・。びっくりしたー、とほっと胸をなでおろす佐倉。

何を言っても「許す」と・・・、そう約束して下さいませんか・・・・、と鹿島。
ええわかりました、許しましょう、と堀。
姫・・・!と鹿島。

先週、部室の備品を壊したのは私です。ごめんなさい、姫、と鹿島。

本当に告白だった。

へぇー、野崎くんはお題出して回ってるんですかー、楽しそー!と佐倉。

佐倉もやりたかったら、参加していいぞ、お題、と鹿島をはたいた堀が言う。


タイミング見計らうだけじゃ、ダメなんですよね。
こういうので失敗する人というのは、タイミングを見計らうだけで、他に何もしていないというか、小細工を弄しすぎているとか、こざかしいのが、
相手に見え見えになっているのが多いのですよね。



タイミングは重要ですが、それだけでうまくいくわけではありません。

備品を壊したことを許してもらうためにも、演技に力を入れなきゃいけないのに、それがなかったってのが、堀の怒りに拍車をかけていた可能性は高いと思います。備品を壊したことを許してもらうための真剣勝負なのに、それをやらなかったのが堀の怒りを買ったのだと思います。

本来なら、前のノーパン発言もそうだったけど、シチュエーションで胡坐をかいていることが多い、と書くべきなんでしょうが、前回の発言からすると、わかってて、そうでなくても、感覚的にこれやってるみたいですからねえ。

アンケートの設問に、作中の時間の経過云々がありましたが、堀が卒業したら、鹿島が堀の家とか、大学にまでやってきて、殴ってくれとかやりそうな気がするのは私だけじゃないでしょうね。




うーん、お題って言っても何出せばいいか・・・・、と佐倉。

ついに想いが通じ合ったノザキとサクラ・・・。ノザキは彼女に永遠の愛を誓うのです、とお題を振る佐倉。

サクラ・・・、結婚してくれ!!!とノザキ役の男の子。
うれしい、ノザキくん、というサクラ役の女の子だが・・・、

うっ、ゴホゴホ、とせき込む。

サクラ・・・! サクラ・・・・!?とノザキ役の男の子。

「サクラーッ!!!」
そして、俺はサクラの亡骸に永遠の愛を誓うのだった・・・。

野崎が死んじゃうパターンだと、ウェブ版ワーキングにも、宮越が、自分で宮越チョコを食べて、バレンチヌス様のところに行ってしまい、東田もチョコを食べて追いかけ、東田に恋する?永田は置いてきぼりという場面がアニメでもやりましたが、ある意味では、サクラが死んで、永遠の愛を誓うノザキというネタは、ウェブ版ワーキングの永田よりかは、扱いがいい方ではないか、という気がしないでもない・・・。


ゴーバスターズのVシネマでも、99万9999人目で、プラカードを下げて、エンター似の不思議コメディの世界にいそうな神様のところにいたって、ネタがありましたしね。


あの話じゃ、Jは特命と動物、二つの世界の戦隊のメンバーを掛け持ちしていたのですが、野崎だと、複数の平行世界の野崎の立ち位置を一人でやるってことになりそうですが、そうなると、平行世界の数だけ、佐倉が野崎を狙って、ほかの佐倉とバトルを繰り広げることになるわけで・・・・。

それとも、そういった平行世界の数だけの佐倉のアプローチを、野崎がことごとくかわしまくるのでしょうか。
椿作品の残念イケメンの集合体ですから、それくらいのことは余裕でやってのけても、全然驚きませんけど。

バッドエンド・・・!!!

唖然とする佐倉。


なんですぐ死んじゃうんですか!!!と物申す野崎と佐倉。

そりゃまぁ、区切りがつけやすいからかな・・・。ハイ、死んだ。次ー、みたいな・・・、と堀。


まあ、高校生ですし、区切りをうまくつけられなくて、だらだら7続いてしまうなんてことは十分ありえそうです。

授業の間の休憩が10分、昼休みが4~50分。その間に次々来る演劇部員の即興劇に付き合って対応しなきゃいけませんから、上手いこと、区切りをつけれる、

ハイ、死んだー、を多用したくもなりますか。


アニメなら、5分間というか、実質三分弱のアニメが歓迎されるのもわかりますが、次から次へと降られるネタを、きっちりと対応してしめるっていうのは、難しそうですからね。

CDドラマで真冬を演じた喜多さんが主役を演じているバーナード嬢も三分アニメですが、このアニメで今気になっているのが、三浦しをんさんの「船を編む」に言及するエピソードを放送するか、ということ。

舟を編むも、アニメ化されていますからね。

作中では自称バーナード嬢こと読みやすかったとかいってましたが、何年も少女小説雑誌でBL漫画に関するエッセイ書いているのですから、とっつきのいい文章かけるのも、当たり前のような気はします。

どれぐらいとっつきがいいかというと、男でも抵抗なく読めますからね。

男でいうなら、御子柴が己のオタク趣味、特にギャルゲーについて、オタク趣味に興味のない女の子に熱く語って、それでドン引かれない・・・・・・、


それができる時点で御子柴じゃねえだろって、つっこみはおいといて、


それくらいのことだと思いますから。


さわ子も作中では、真冬でもいいそうなセリフとかいってますし、図書室に入り浸るのも、クラスになじめていないみたいなこと書かれていましたが、
真冬がぐれなくても、そんな感じの子に育っていそうですからね。


なんですか、それ!!!と佐倉。

漫画スクールだったら、

「背伸びしたいのはわかりますが、読者の気持ちを考えましょう」

って、言われますからね!!!と野崎。

少ロマ漫画スクール
ストーリー評

「背伸びしたいのはわかりますが、読者の気持ちを考えましょう」

佳作
「愛と死のダンス」

お・・、おう、そうか・・・、悪かった、と気圧される堀。

そうだ! この前、漫画で読んだんですけど、呪いで二人の手がくっついちゃうって展開はどうですか? お芝居もしやすそうだし、と佐倉。

お。いいじゃねぇか。なぁ、野崎、と堀。

ストーリーに既存作家の影響が見られます。オリジナリティのあるお話づくりを頑張ろう!
あと一歩じゃ、と漫画スクールのマスコットキャラ、ロマンス先生。

既存作家の影響を受けるのは当たり前の話で、それこそ、冨野監督とか、手塚先生の影響受けない人とか、そうそうおらんだろうって気もしますが、
問題はその影響があからさますぎるというか、まんまってことでしょうね。
オリジナリティのある話って、そういったあんま影響受けた話とか書きながらの積み重ねの果てにあるわけで、他と別、逆のこととかやってたら、それでオリジナリティある話をかけるわけではないので、影響受けまくりな話をとことん書いてみるというのも、一つの手ですね。

そういう意味じゃあ、野崎もまんまトレースしたようなマッチョな肉体を鈴木で書いたりしていたので、強烈な存在感の作家が出てきたら、それに振り回されそうな危険なところはありますよねえ・・・・・・。


小林女史も、このシチュエーション結構使いまわしてたような・・・・・。

くっそ、面倒くせぇな!!!と堀。

っていうか、それなら、お前ら二人でやればいいじゃねぇか、鈴木とマミコと堀。

私たちじゃ、華がないじゃないですか!!! 主役なんて無理!!!と佐倉。
なんか、野崎ごとディスってんぞ、大丈夫か?と堀。

いや、影の薄いメインヒロインって、結構いるような。

うたわれしもののエルルゥだって、06年にアニメ化されるまで、影の薄いメインヒロインに過ぎなかったし。

それぬきにしても、佐倉の場合、追いかけている男の子の身辺にいつの間にか潜る込んでいるストーカーとか、おおまかな現状を取り上げたら、2時間物のドラマだったら、敵役か、あやしそうだけど、犯人じゃないミスリード要因みたいな役回りですからね。

計算ずくで、意図的に潜り込めたら、ヤバいですが、あくまで結果的、それも告白が失敗しての結果的ですし、俺様ティーチャーでも、真冬は鷹臣に振り回された挙句に、ヤンキーの道に入ってしまったようなことを真冬が言ってましたし、真冬の母親も、それで鷹臣のことを快く思っていない風でしたが、
実際は、けったいな子供に付きまとわれた鷹臣が根負けした結果、遊んでやってたようなもので、むしろ、彼の方が被害者ではあり、佐倉も野崎の鈍さに振り回されているので、被害者といえば被害者ではありますけど。

要は役回り、設定がどうではなく、見せ方が大事ということで、どれだけ、主人公、ヒロインっぽい役回り、設定を持つキャラでも、見せ方が下手だったら、それを活かせず、台無しにしてしまうなんてこともありうるわけです。


ストーカー一歩手前の佐倉と、残念イケメンの集合体野崎、この二人の恋愛を2~3分でうまいこと演じて見せろって、かなりの無茶ぶりですよね、実際。
そりゃ、たいていの人は死なせる方向に持ってこざるを得ませんわ。


いや・・、佐倉。考えてみてくれ。二人で演じる。即ち、二人しか存在しない世界・・・。
つまり、比べる相手がいないんじゃないか?と野崎。

確かに・・・!!!と佐倉。

それじゃあ・・、と佐倉。

鈴木くん・・、私・・・・・、と話しかけようとする佐倉だが・・・、

ちょっと待ったー!!! 僕はしがない当て馬さ。彼女を賭けて、勝負しないか、色男、と乱入する鹿島。


野崎・佐倉「二人の世界に入ってこないで!!!」


えっ・・・、ご、ごめん・・・・!! と鹿島。

というか、この二人に割って入れる奴はそうそういないんじゃ(汗


もう二人でやって下さい!!! 鈴木が鹿島で、マミコが先輩!!と野崎。


え・・・? 何すればいいんですか・・・・? 鈴木・・・?と鹿島。
何か、新鮮な展開が見たいんだと、と堀。


なるほど・・・、それはアドリブ魂が燃えますね・・・・、と鹿島。
なんだ、珍しくやる気か? 付き合うぜ、と堀。


お・・・? もしかして、名作ができるのか?と野崎。

マミコ・・、僕は・・・、と鹿島が言いかけたところへ、


見つけた・・・!!! お前こそ、弟の敵・・・!!!という男子生徒と、
許さない!!! 私を捨てるなんて、許さない・・・!!!という女子部員。


「「死んでしまったーっ!!!」」

地面に倒れる鹿島(鈴木)と堀(マミコ)。

夢野先生の次回作にご期待下さい。

唖然とする野崎と佐倉。


剣さん・・・・、俺わかりました。結局、いつもどおりが一番だということに、と電話で剣と話す野崎。
はぁ・・・、あの何かあったんですか・・・?と剣。

え・・・? 俺のプライベートに興味がおありで・・・?と目を輝かせる野崎。

いえ・・、今回のネームの盛り上がりを見ていると、なんというか、こう・・・・、と剣。


鈴木「マミコを傷つけてしまった!!!」
マミコ「大丈夫よ、鈴木くん」

くすっと笑うマミコ。

マミコ「私・・・、生きてるから・・・。生きていれば、大丈夫・・・!」
鈴木「そうだね…。僕らは生きている・・・」

「「絶対に死にたくない・・・・」」

抱き合う二人。

何かあったんですか?と剣。


そりゃ、何かあったと思わなあ・・・・・。

何かあったのか、といえば、アンケートの結果が発表され、美術部のおさげの子が2位になってて、謎の二位とか書かれていましたが、あの容姿で、ヒロインと同じ部活で、その中でひときわ変な子、というだけでも、注目される要素満載という気はします。

それに野崎くんに、登場する女の子の中では、需要が足りていない感のあるおとなしくて、変な子(しいて言えば、ゆかりがそれですが、パンチは足りていないと印象がありますし)。椿作品だと出てくる女の子皆、アグレッシブですので。

それだけではなく、彼女が登場した19号は2012年7月で、俺様ティーチャー14巻が出た8月に、彼女のリクエストまんまのことを真冬が鷹臣にやっています。

さらにいうなら、さかのぼって2012年4月に出た野崎くん一巻のカバー下のおまけコミックスで、堀と鹿島の出会いを描いたおまけ漫画があり、それが三姫と了をほうふつとさせる内容でしたから、あのリクエストつながりで、花とゆめですでに読んでいた人には、19号の時点で、コミックス派でも、その翌月にはおさげの子=真冬と思わせるだけの要因にはなっていると思います。

作者の別作品の主人公の別の可能性を感じさせるキャラというのは、モブであっても、注目される理由としては大きいかと。


今回の話って、フラグが足りずにバッドエンドみたいなネタが多かったですが、俺様ティーチャーでも、真冬が新任教師を黄山の番犬と勘違いするという展開になってましたが、これはお約束というか、最適解にあっさりとたどり着いちゃいけないみちなところはありますから、ともかく、
ただの担任がこんな動きするかよ、と鷹臣の攻撃をかわすことをしており、只者ではないみたいですが。

鷹臣も、総番長でかなり強いうえに、影でいろいろと暗躍しているみたいなことをしていたみたいなので、場数は踏んでいたのですから、それをかわす人間が只者ではない、と思わざるを得ませんが、真冬と互角に渡り合えた忍者は、いまでこそ会長の腹心みたいなことをしていますが一般家庭出身のハイスペック残念イケメンでしたし、限定条件付きの状況だったとはいえ、真冬を負かしたこともあるあやべんも一般家庭の出ですからねえ。

ただもので鷹臣とやりあえる人間いても不思議じゃない気もしますが。

まあ、女の子の扱いが得意だったアッキーに、小毬が得体のしれない存在に見えたことがありましたが、何のことはない、ただ、アッキーが扱ったことのないタイプだっただけ、という落ちがありましたが、元総番長でやくざとも渡り合ったりしていた鷹臣の発想では読めない人間、やたらハイスペック行動力のあるお人よしとかいうオチだったりするだけかもしれませんが。

すくなくとも、こういう手合いとはやりあったこともないでしょうし、敵に回したとしも、味方でもこういう相手はななめ上どころじゃないことをやってのける場合がありますので。
実際、KYと言われて、真冬たちをきりきり舞いさせていた忍者ですら、消耗させられているわけですし。


ビデオカメラにしても、

驚く忍者に、
僕はね、黄山の生徒にお灸をすえに来たんだ、ほら、カメラで証拠を押さえれば、そこの悪い人(忍者と一緒にいた黄山の番犬)を警察に突き出すこともできるからね。
・・・まさか、その悪い人と由井くんが一緒に襲ってくるなんて。先生、びっくりしました。
明日は学校でお説教だよ、由井くん、と自分の行動を説明しておりました。

というわけで、読んでいる側からしたら、白々しい嘘を並べ立てているように見えますけど、彼のこれまでの行動って、善意で行動しているという解釈でも、行けるものが多いのですよね。

理事長側の刺客だったら、一つ前の話で黄山はあれているから、そんなもので隠し撮りしても何の効果もない、みたいなことを言ってたように、忍者を助けに来た真冬たちの姿を隠し撮りして、ということを狙っていて、それを隠すためのあからさまな言い訳、というのが真っ先に思い浮かびますが、
ハイスペックなお人よしなら、忍者を助けるためにそれくらい本気で思って、本気で実行しそうです。

たとえて言うなら、山田桐生とか、小川星人とか、ああいう感じでしょうか。

真冬にビビッた鷹臣がこういう手合いの発想をよめて、ペースに乗せられずにやっていける気はしません、というか、大抵の人間は難しいでしょう、それ。

ってことは、そのうち、野崎くんでも、結月がかなわない、太刀打ちできないトラブルメーカーが出てくるって事でしょうか?

敵だったら、撃退して終わりなわけですから、ある意味気は楽ではあるのですが・・・・・・・・。そうじゃないだろうしなあ。


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by kwanp | 2016-12-03 23:21 | コミックス
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