少女マンガの描き方 85

月刊少女野崎くん 第85号感想

少女ロマンス編集部

そういえばさー、ちょっと大人向けの雑誌作るかもって噂知ってる?と女性の編集員。


えっ、大人向け!?と剣。

そしたら、少女誌の作家さんにもお願いするかも、って・・・、と女性の編集部員。

大人向けを!!?と剣。

考え直した方がいいかと・・・、十代の作家さんもいますし・・・、と


月ロマ作家の大人向け

とりあえず、脱げばいのよね・・・、鈴木くん、と服を脱ぐマミコのイメージを思い浮かべながら、渋面になる剣。


あー、違う違う。大人向けっていうのは、大人の読者さん向けに作るってことで・・、ほら、仕事で疲れたときにイケメンがチヤホヤしてくれるっていいでしょ? 癒されるー(はあと)、と女性編集者。


なるほど・・、ちやほや・・・、と、

おかえり(はあと)、ここから二人の時間だね・・・(はあと) 夕飯はフルコースだよ、と料理を作っている鈴木。


ほら、あーん、もう照れないで、と鈴木。

君のことが好きだよ、君は? ほら早く(はあと)ほらほら早く(はあと)と鈴木。


考え直した方がいいかと・・・、疲れている人に何て苦行を・・、と剣。


何を想像したの?と女性編集員。

大人向けというと、前野みたいなこと想像するのも無理ありませんが、かつて読者だった少年少女をターゲットにした雑誌というなら、選択肢としては無茶なものではないかも。

恋しよ、が老若男女問わず支持されている作品だったら、夢野咲子にもお呼びがかかる理由はあるかな。

ケーブルテレビでキッズステーションとかアニマックスとかカートゥーンネットワークとかは、ラインナップは80年代、90年代のラインナップで、カートゥーンはスレイヤーズ、NEXTとか、NINKU延々放送しているとか、テッカマンブレードとか、ミスター味っ子とか、放送していて、銀魂ステーションで、土方がキッズステーションってな、大人の視聴者も結構いるのな、と言ってたけど、どっちかというと、そっちの年齢層メインの気もするし。

大体、それじゃあ、今とあまり変わらないのでは・・・・。わざわざ新雑誌作らなくても・・・、と剣。

女性編集者「わかってないなー、宮前くん。いつまでも10代の気分じゃいられないのよ。


若いときはね、ちょっと強引な男の子にトキメくものだけど・・・・」


イメージ

俺の言う事聞けよ、とイケメン。

親父に言ったら、てめえの家はすぐ潰れるぜ。社長令息だからな、とイケメン。

そんなぁ・・・!!と途方に暮れる女の子。

初期のころの俺様~の早坂と真冬も、こんな感じで早坂に連れまわされていた真冬とか、周囲には思われていたようですからね。


女性編集者「大人になってみると・・・」


はあー!? 社長っつっても、てめぇの親父が偉いってだけだろ!!! こちとら、金稼いでんだよ、坊ちゃんよぉ!!!とOL?

・・・なるほど、反発心が生まれるんですね・・・・、と剣。


ううん、そう言われて涙ぐむ姿が見たいの、と女性編集者。

そんなこと・・・・、言われても・・・、と涙ぐむイケメン。

大人の思考って、汚いなぁ・・・・・、と剣。

女性編集者「だからね、結城先生の、この江藤くんとかも・・
・・」

ビフォアー
俺を・・・、俺を選びなよ。君を守る剣になるから、と江藤。

アフター
お願い・・・!!! 俺を選んでよ!! 君の馬にもなるし、車になるし、犬にもなるから・・・!!!と江藤。

割とドン引きじゃないですか、これと剣。

じゃあ、「恋しよ」の鈴木くんだったら?とお菓子を食べるお団子頭の女性編集者。

そうだなぁ、鈴木くんは何でもできるから、ダメな子になってほしいかな、と女性編集者。

え、それだと、鈴木の魅力がなくなるのでは・・・、と戸惑う健。


女性編集者「えー、ほらこんな感じで・・・」


・・・どうしよう・・・・・、掃除をしていたはずなのに、

部屋がぐちゃぐちゃに・・・、と荒れ放題の自室を見渡し、途方に暮れる鈴木。

勉強はできるけど・・・、すごく情けないよ・・・、と鈴木。

いやー、これは・・・、と言いかけて、あれ・・? オリジナルより、キャラが深くねぇか・・・・?と剣。

マミコー、と叫ぶオリジナル鈴木のイメージ。


こういうみんなのアイドルとか、高嶺の花が実は・・、みたいな残念な部分を持っているというのはよくある話ですし、こういうキャラは人間味がないとか言われがちなので、こういう残念属性をつける場合が多いですね。

「俺様~」の忍者もその口で、能力は結構高いのに・・・、ですからね。

まあ、物語やそこに登場するキャラを生みの親が、一番よく知っていて、魅力を最大限に引き出せるとは限りませんし、時には生みの親が最大の障害になってしまうこともあります。
典型的な例として、サムライトルーパーメッセージで新作OVAとかいいながら、30分近くのうち20分以上がTV版、OVAの映像に合わせて、トルーパーたちが延々語るだけの内容でして、二次創作の方がよpっぽどこう語りたかったのでは?ということが伝わりましたからね。

ガンダムSEEDDESTINYでも、ボンボン版とかスパロボが出るたびに、これぞ原作とか言われてますからね。

鈴木みたいなキャラは下手に人間味持たせると(野崎ができるかどうかは別にして)、他の作品だと、主役食っちゃうケースになります。

主人公って、大抵は何の変哲もない、どこにでもいる普通の少年(少女)というのが多いですから、その作品に合わせた匙加減は必須と言わざるを得ません。

一番やりやすいのは周りを落とすやり方も、露骨すぎると主人公にマイナスイメージ持たれてしまうのが落ちですし。

もっとも、普通の主人公といっても、特にバトル漫画だと、最終的にはその普通が保つのが難しくなってしまいますので、下手に普通や最弱を強調した話づくりはやめておいた方が無難かもしれません。

この鈴木だと、そこまで危惧する必要はないかと思いますし、世話好きの女の子なら、ツボな人もいるはずでしょうし。

というか、野崎がこれなら、佐倉もどれだけアピールできたことか、とも思いますが、ストーカーすれすれなので、なにかしら、自らせっかくのチャンスを台無しにしてしまうことをやってくれそうな気もしないでもない(汗

バレンタインの場合は、手作りアピールするより、あまり売り場で見かけないタイプの売り物のチョコレートを見つけてきて、渡すとか、そういうてもあるかもしれませんが。

原作の要素を忠実に広い、別の角度からの味方によるアナザーストーリーが浮かび上がるなんて例もありますからね。


でも、趣味ってそんなに変わるもんなんですかね・・・? 歳とるtってだけで、と首をかしげる剣。


年を取ると考え方も変わりますし、知識が増えることで解釈とかも変わってきますからね。
何年か前に感想書いた作品でも解釈がだいぶ加わったり変わったりするケースもありますし。

もー、宮前くんは柔軟性ないなー。よっぽどこだわりがなければ、変わっていくもんだよ、と前野。

前野さんも、女の子の好み変わったりしました?とお団子頭の編集部員。

うん、高校生の時とかは、子供だからさー、

「胸の大きい年上のお姉さんとか言っててさー、と前野。

先生とレッスンする?と胸の大きい女教師のイメージ。

「あはははは、すごいありがちー!!! 男子高校生っぽい~!!」
「それで、今は? どうなったんですか?」

若くて、胸の大きい子、ときっぱりと言い放つ前野。

ブレねぇな、こいつ・・・・、と剣。

胸の大きい子が好きというのであれば、ブレないでしょうし、前野の年齢で年上好きとかいってると、アラサーとかそれ以上になりますからね。

前野も姉がいる弟ですが、まさか、胸の大きい年上のお姉さんを地で行くタイプで、しかも、職業教師とかいうのじゃないでしょうね。
年上に懲りた男の人が、年下とかロリコンに走るのもよくある話といえば、よくある話。

前野の姉とかいうと、前野以上のあれっぽい性格をまず想像してしまいますし、姉持ちの弟というと、椿作品ではよくできた弟みたいなキャラが目立つので、下手すりゃ、前野が前野家で一番の常識人みたいなことになっているのかも・・・(汗


そういえば、都センセーにも、昔聞いたことあったなー、好みのタイプ!と前野。

あー、都さん高校生からいたもんね、と女性編集者。

よろしくおねがいします、と高校時代のゆかり。

それで、JKゆかりちゃんは何て?と御団子頭の女子編集者。

前野「えっとねー、確か・・・・・」

JKゆかり「散弾銃とメリーゴーランドが上手に描ける人がいいです」

・・・・って、言ってた、と前野。

何描いてたんだ、あの人・・・!!! と剣。


じゃあ、今は取り調べ室がうまく描ける人かなー。刑事モノ描いてるし、と女性編集者。

宇宙の小惑星かもしれませんね、SFも描いてるし、と御団子頭の女子編集者。

ちなみに、SF志望の作家さんがファンタジー描いているというのはよくある話です。


前野「あっ、ちょうどこの前、今だったらどう?って話になったんだけど・・・・」

マンガに関係のない人でしょうか・・・・。仕事とプライベートは分けたい、とゆかり。

何があったんだ・・・、あの人・・・!!?と剣。

どう見ても原因は前野と思えてしまうのですが・・・・・。おのれ狸、おのれ狸なあの兎が背後に見えてしまいます。


あれ? 都さんもこれから編集部で打ち合わせですか? 一緒ですね、とばったりビルの入り口で鉢合わせする野崎。
そうなの。一緒ね、とゆかり。

開く自動ドア。


編集部への道のり(会社によって違います)

パターン1

まずは受付

(客)お約束していた〇〇です。
(受付) 今担当者に電話しますねー。

同じ名前の人物が二人いたので、フルネームが思い出してもらえなかったがために、ポエミィ荻原さんの名前をだしたら、即座にどっちかわかって取り次いでもらえた話を思い出すが、やはり人間、存在感や個性は、ほどほどでいいですよねえ。

ゲスト用の通行証をもらう。


エレベーターで目的の階まで。


あ、下の階は少年マンガだ、と客。


入り口でカードを使って入室。

到着!!


パターン2


担当さんが下まで迎えに来てくれる。

じゃあ、上まで行きましょうか、と迎えに来る剣。

はい!!!と野崎。


パターン3

編集部についても担当が見つからない。

ゆかり「あの‥、前野さんは」
ゆかり「え? トイレ?」
ゆかり「あ、コーヒーを飲みに行ったんですか?」
ゆかり「え!? 下の階にいる!!?」
編集部をうろうろして、前野の居場所を聞いてわるゆかり。

忙しい人に用のある人は良くある話ですが、前野の場合、落ち着きがないというか、一か所にじっとしていられないだけ、という気がしてしまいます。

夢野さんはなんだか、老け・・・、大人っぽいから、大人向けの話も描けそうだよねー、と女性編集者。


会社モノとかですか?と野崎。


そーそー!働く女性主人公で!と女性編集者。


じゃあ、ヒーローはこんな感じで…、野崎が描いたのは・・・・、


俺のために働けよ?と俺様なイケメン。
日本一の大企業の社長。26の若さで成功したイケメン。


あー、なんだかんだでやっぱり権力持ちはいいよねー!! 偉そうでも許すー!と女性編集者。

そして、出張先で出会う様々な男たち。


お前・・・、あの男の女なんだって?と主人公に壁ドンする日本№2のライバル会社の社長。


お前を買ってやるよ、と金を手に売る貿易会社社長の成金。

今晩飲みに行きませんか?と世界に進出する飲食店グループ社長。


日本の財力が、今、ここに、とたくさんの会社社長に取り囲まれる主人公。


ラブコメじゃなければ、釣りバカとか、こち亀とかで、こうなっていますよね。そうでなくても、主人公の周り、その作品のジャンルでトップクラスの人が集まるなんてことになりやすいですし。


ポリフォニカの場合は、シェアワールドですが、世界の核心に近づくような話がほとんどで、あざの耕平さんのダンサリエルシリーズやメンバー構成が動物園としかいいようがないTRPGリプレイくらいでしたからねえ、人間と精霊が共存する世界の日常を描いた話ってのは。


なんかこう・・・、規模が大きいですね・・・、アリっちゃあ、アリですが・・・、と女性編集者。

というか、この人達、ちゃんと働いてるんですか?と突っ込みを入れる剣。

まあ、まんがタイムファミリーでファミリーものを書いている作者の描いていた某執事コメディなんかでも、その周囲の名だたる人間が顔をそろえて茶飲み話みたいなことをしていることはよくありましたけど、一応、仕事している?描写はあったし、使用人4人で大きな屋敷を支えているという現実離れした設定ながらも、常人にはいろいろな意味で務まらない職場という説得力は終始見せており、最終的には、使用人たちもその職場で働き続けた結果、人間離れしたハイスペックぶりを身に着けてしまった、という落ちが付いていましたっけ。

彼らの上司でもある主役の執事とそろって、その舞台となる都市で三巨頭みたいな扱いをされている年齢不詳というか、明らかに人間じゃないキャラクター(作中では闇の側のお人みたいな扱いをされている)も、これまた明らかに人間じゃあなさそうな双子の使用人がいて、これまた有能ですが、一応、この人らにも執事がいるのですが、この人はこの人で、突き抜けたバカで、主の闇っぽい部分に遭遇しても、かけらも気が付かないという常人が真似しては絶対にダメなことを無自覚にやってのけていられる人間ですからねえ。これは見たとき、すげえ、と本気で思ってしまった。


終始、働いている描写を描かなくても、仕事の合間のことです、と思わせておけばいいわけですからね。

ふ・・・、剣さん、これはあくまでイメージ。普段はちゃんと働いているんですよ、こんな風に!!!と野崎。


ハイ、社長だ。どちら様だね?と電話をとる社長。

この会社、直で社長につながんの!!? 秘書やとえよ!!!と剣。


実際に№1企業でこれやったら、電話応対だけで一日終わっちゃいますし、それでもさばききれないはず。それでもかかってきた電話全部ではないはずですので、人によっては、一日中、待たされたなんて人も出てくるはずですので、こういう描写ができない、とはいいませんが、納得させるための仕掛けは必要かと。
№1企業のカリスマ社長がじつはお飾りで、別の人間の手腕でここまでなっているから、こういう電話応対に直接出ているとかね。


そして、時には仕事で失敗して、落ち込む社長・・・・、と野崎。

社長!とブランコに乗って、落ち込んでいる社長に声をかける主人公。
君か、と社長。

いつもはえらそうなのに、社長・・・・、と主人公。

「そうそう! そういうのって、ときめくよねー」

ふふ、さっきの電話聞いたろう・・・・、お客様に怒られてしまって・・・な・・・、

と自嘲気味に言う社長。


クレーム窓口作れよ!!!と剣。


というか、クレーム対応でこの社長みたいな態度とってたら、相手の怒りに火に油を注ぐようなものですからね。


都さんは普段から大人の話も描いているから、大丈夫そうですね・・・、と野崎。
そうねぇ・・・、ちょうど今、描いているのも会社モノだし・・、とゆかり。


課長!! どうして、私の企画書が、課長の名前になっているんですか!!?とOL。

僕は君にアドバイスをしてやった。つまり、その企画書は僕が考えたと言えるね・・・・、と課長。

それだけか? なら、席に戻れ。僕はこれから、会議があるのでね・・・・、とタヌキを連れて、会議に向かう課長。

あの・・・・っ、タヌキ親父め!!!と机をたたきつけるOl。


もしかして・・・、これはギャグなのか・・・!!?と剣。


まあ、タヌキが、その会社の座敷童みたいな存在なら、その加護を受けているうちはこの課長が部下のアイディア盗んでも出世するのだけど、そのかごを失ったら・・・・、みたいな感じも出来なくはないかと。でもって、最終回では、課長が失脚して、アイディアを盗まれたこともわかって、ちゃんと評価されたこのOLがバリバリ働いていたある日、自分の傍らに、課長が連れていたあのタヌキがいることに気が付いて・・・・、タヌキのうつろな目がOLをじっと見つめているところで終わる、とか?


夢野センセー! やっぱり社会人を描きたいなら、身近な大人を参考にしないと! 僕なんてどうです? 働いている所見せてあげます!と自信満々の前野。

反面教師という言葉しか出てこないんですが・・・。

この盛り上がりいいですね! 僕のアドバイスのおかげかな!と言い出す前野。

え!?と困惑するゆかり。

ここも僕の案ですよね!yと前野。

え!?とゆかり。

ここのタヌキはかわいいです、と前野。

もうここまで考えちゃったら、共同制作みたいなものですよねー。原作・前野蜜也にしちゃいますー? なんちゃってー。あと、表紙にたぬき足してください、と原作者のサインを描く前野。

野崎「この・・・・・・・っ」
剣「たぬき野郎が!!!」


これ、冗談めかして言ってるのかもしれませんが、こういうタイプはそういうので、相手の怒りを誘発してしまうなんてこと、珍しくありませんからねえ。


とにかく、夢野さんは今書いているものに集中してください。となりのブースに話しかけない、と剣。


見た感じ、話しかけたというより、女性編集者の方から、話しかけてきたような印象を受けるのですが・・・・。


でも・・、大人向け・・・、と野崎。

あのですね、少女漫画は若い感性も必要なんです。いまの夢野さんにしか描けないものを描いていきましょう、と諭す剣。


野崎くらいの年齢だと、大人向けとか大人の鑑賞にも耐える作品っていうのは、ハイレベルの証みたいな憧れは持ってしまいがちですが、少年少女向けでずっと現役でいられるものを描く、という方がハードル高いですし、そこに、ギャグで、となると、さらにハードルが高くなってしまいますからね。


複雑で難解に思えるような話はある意味描きやすいんです。
それらの要素を含ませたうえで、誰が見ても、意味が分かるようにするのが難しいのです。


他の学園モノ描いている高校生作家なら、高校卒業した後も、今の感覚保つのって、存外難しいとか言うところですが、野崎が思いつく話は最初はたいていひどくて、手探りで面白い話にするのはどうすればいいのかを模索しているから、高校卒業しても大して変わらない部分もあるかな、というか、コミックスの描き下ろし4コマの大久保と寒川の妹の制服デート(大久保は高校卒業しています)みたいな感じのことを恋しよが続く限り、やっていそうですが、他の作品には、高校生の子供がいる夫婦で、旦那を着せ替え人形にして、いろいろコスプレさせてたり、火星人刑事とかは、30代の現役女子高生ですからね。

現実でも吸血鬼扱いされる荒木氏みたいなケースもありますからね。

10年以上前でしたか、その年の荒木氏の写真がやけに若々しいので驚かれたのですが、種を明かせばなんてことない、20年位前(今から30年ぐらい前)の写真を使ていただけのことでしたが、ほかの人がこれやれば、一発でばれてしまいますから、通用している時点でとんでもない話なんですよね、これ(汗

そう思うと、野崎と佐倉が、高校卒業後も、制服姿であれこれやっている姿は、まだかわいいレベルなのかもしれませんね。

剣さん・・・、とじーんとくる野崎。


はいっ、俺がんばります!!!と野崎。


剣「・・・・・・・・・・」


・・・・・とはいえ・・・・・、


どういうことなの・・・・!? 鈴木くん!!!と困惑するマミコ。
鈴木?と鈴木?
まんまとだまされたな、マミコ、パサと前髪をかき分ける鈴木?

マミコ「!!!」
うそ・・・、そんな・・・、とマミコ。

マミコ「大原くん!?」

そう分け目を変えていたのさ、と大原。

何て事っ・・・!!!とマミコ。

こいつらもう少し、頭良くなんねぇかな、と原稿を見ながら、心の中で突っ込みを入れる剣。

はんこ絵みたいに髪型違うだけのキャラ描いている作者の作品だったら、フェイントでも通用しますかね・・・・。


まあ、ハイスペックなキャラをやたら出している作品だと、話の展開上、何かしらの行動取らせざるを得ないとしても、そのキャラの能力とかだと、それくらいのこと、気づくだろう、とか、そこまでピンチに陥るか? みたいな白々しい展開で、ピンチに陥ったり、取り返しのつかない状況に追い込まれたりするわけですが、そういう書き手は、キャラの動かし方というか、誘導の仕方が下手というか、見せたいシーンとかに、キャラがその流れに向けて、動かされていない場合が多いし、こいつがいれば、なんとかなるんじゃないか、とか、この話って、あのキャラにスポットが当たる話だよね、とかいう場合でも、そのキャラが出てこない理由がおもいっきりおざなり、というか、無理があったりとかしますから。



結局、大人向け雑誌創刊は保留だってな。考え直したのか、と剣。


かつて愛読者だった少年少女を再び読者にするという目的でも、作品によっては続編なんか書かない方がよかったんや、みたいなケースもありますから、そこいらへんの見極めが難しいってのも、ありますよね。


あっ、そういえばさー。この前の話ね! 前に宮前くんは「自立した女の人」がタイプって言ってたけど、昔はどうだったの?無難に「シュミの合う子」とかー?と前野。


昔か・・・、と呟いて、高校時代を思い出す剣。


黒板に日直 前野 松川と書かれている。

一人で日誌を書いている松川。


あのさ・・・、宮前・・・。私さ・・・、皆の前では言いにくいんだけどさ・・・、私・・・、前野のこと大嫌いなんだ・・・・・、と松川。


日誌の表紙には二人でやろうと書かれている。


そうか・・・、俺もだよ、と高校時代の剣。


まぁ・・・、趣味の合う人だったな、としみじみとつぶやく剣。

やっぱりー!? 宮前くんって、本当普通の好みだよねー!! あはははは、と笑う前野。

前野みたいなタイプって、パッと見印象いいから、周囲の受けは悪くはなかったりしますからね。
身近な人間とか、松川みたいにその被害を受けている人間とかは、その実態をいやというほど思い知らされているので、そうでもないけど、かといって、それを周りにわかってもらいにくいということはありますから。
前野がアレとはよく言われますが、それは前野が男だからで、女だったら、たぶん、ここまで言われてないでしょうし。

前野が出てきた話ですが、前回は十和だったし、今のところ、姉のいる弟キャラにスポットがあたっている話ばっかりですね、今年は。

一応俺様ティーチャーも

新任教師の実家の住所が真冬の住んでいる地域であったことがわかり、夏休みに風紀部の面々で調べに行くことになったわけですが、新任教師の住所が西校の区域だったということがわかったところですが、


身のこなしで、鷹臣の正体に気が付いたので、学校側が鷹臣のこと、調べていたか、、過去に因縁があったか、という事なんでしょうけど、前者だと、やくざとやりあってたりしますが、鷹臣の方も簡単に尻尾をつかまれるようなことはしていないので、こっちから知るというのは難し宗なので、過去に因縁ですが、鷹臣の攻撃をかわすような人間ですから、過去にやりあったことがあるなら、覚えていてもおかしくはないはずですが、鷹臣の方は覚えていない様子。


当時のあの地域にはそんな猛者がごろごろ転がっていたというなら、それもありなのかもしれませんが、能力とその人間が結びつかないというのであれば、覚えていなくても不思議ではない。


その条件を満たす存在と言ったら、西校番長が真っ先に思い浮かぶ。

桜田にしたって、決して弱かったわけではありませんからね。

15巻のおまけ四コマで、桜田の側近が当時の鷹臣のことを思い出していて、当時の西校番長が鷹臣に足蹴にされていたので、その人物が新任教師か、ウェブ版ワーキングの店長みたいに助っ人的な立場で、前に出なかったから鷹臣が知らなかったか。

何やら、真冬とも因縁ありげな言動をほのめかしておりましたが、鷹臣が引っ越す直前に何かあったと見た方がいいですが、
当時、総番長の後をついて回っていた小学生の女の子ですから、無理やり引っ張りまわされていた被害者みたいに見ますよねえ・・・・、真冬のことを。
それで、真冬のことを気にかけていたけど、なかなか声をかける機会がなかった、tって落ちもあるのかもしれませんが。

当時の真冬を覚えている可能性は高そうですよね。総番長の後をちょこちょこついて行って、なぐられてもなぐられても、ついていく。

そんな子供、印象強いはずですからね。

前に風紀部は悪役扱いしやすいと語りましたが、喧嘩ばっかりしていたヤンキー、彼女を寝取りまくった女たらし、生徒会の裏切り者、OBには元番長の中に、一応表向きは普通の女の子である真冬が一人ですから、巻き込まれたいたいけな女子生徒という見方も可能ですからね。最初の頃はクラスメートも早坂に無理やり連れまわされていたかわいそうな子だと心配していたくらいですし。

実態を知っていると、むしろ中心人物なんですが、自分の正体隠すのが目的なので、今のところはうまくいっているのも、それはお金持ちの生徒も多い緑が丘だからで、早坂と出会った舞苑に、早坂と真冬が知り合いだということを知られて、番長と早坂と一緒に並んでいることを想像したら、絶対に普通の女子高生じゃない、とか断言されてて、たいていの人はそう思うよなあ、と同感ですから。

鷹臣が引っ越す直前に何かあって、新任教師もそれについて、何か知っているみたいでしたが、もし、ハイスペックな善人という説が当たっているなら、ここあたりのことがきっかけでこういう風になったのかも。

能力高い人でも、人が好かったりすると、ここぞというときに決断が鈍る(人がいいから、非常の決断とかはできない)なんてことも往々にしてありますので、それまでは人一倍とか人はいいけど、あくまで常人レベル。
そのことがあってから、身近な人間とかに何かあったら、ためらわずに助けるために行動する、といえば、聞こえはいいかもしれませんが、助けるためなら、一直線に突き進むようなタイプに変わったのかも。

たとえば、真冬でバーナード嬢みたいな話をやると、高校デビューで読書家キャラを装おうとして、失敗した元ヤンの女の子、になってしまいますなあ・・・。

ただ、黄山の番犬が出てきたころに、もし、自分たちのすぐそばに、黄山に喧嘩を売るような人が潜んでいたら怖いみたいなことを女子生徒が言ってたので、タイミングを見計らって、真冬の正体をバラすみたいな展開はあるかもしれません。

風紀部でも、アッキーや忍者は真冬の正体を知っていますから。忍者は真冬の地元で夏休みの間、もぐりこんでいたのを真冬も知っているのだから、
気づかれたことに気づいていますよねえ・・・・・。

新任教師は真冬の地元ということは、真冬のことえらい気にかけていたけど、その後も地元にいたなら、真冬がどうなっていたか、は知っていたはずですが、鷹臣同様、地元を離れていたなら、彼の中では、当時の総番長に引っ張りまわされていたいたいけな女の子のまま、なんでしょうねえ、たぶん(汗


それでも、あの鷹臣に殴られても殴られても後ろをついて回っていたわけで、記憶には残るはな、そんな女の子。

黄山の番犬の正体に気が付いて、真冬が誰かにも気が付いた、ということかな。


真冬が新任教師のお気に入りを自称していた子に襲われた時も、血相変えて、すっ飛んできてましたが、真冬に、犯人が彼のお気に入りだった子だという子の名前を聞いても、何それ、みたいな反応返されて、この人はおかしい、と真冬が言ってましたが、
顔と名前を一致させない、そういうことが苦手な人間は確かにいますし、そういう顔と名前で憶えない人の中には、骨格やら、身のこなしで憶えている人もいるらしいですからねえ。


田中くんはいつもけだるげでも、本来の地味モードになって、羽を伸ばしている白石の正体を見破ったときに、胸の大きさ云々言ってましたが、これも体格とか、身のこなしで人を識別している例と言えますからね。


すぐに真冬に気が付かなかったのも、今の真冬が子供のころの真冬のことをフリーダムとか言ってたように、鷹臣以外の人間の真冬に対する印象が違っているのかもしれませんが、鷹臣の後をついて行ってた頃と今では、踏んできた場数が違うはずですから、経験値の違いが身のこなしに現れていて、真冬が鷹臣の後をついて行ってた女の子だとは気が付かなかった、というのかもしれませんが。

野崎くんでも、鹿島が女の子をお姫様という理由の一つに名前を忘れていたり、とっさに思い出せなくても誤魔化せる、みたいなのがあり、鹿島は一応、成績はいいみたいなことは語られておりましたから。

「二年の女の子だよね、僕も授業を受け持っている子だ」

と新任教師は言ってて、仲良しということを聞かれて、しらを切られたと真冬は思っていますが、授業を受け持っているクラスなら、名簿には目を通して、名前を覚えるくらいはしますが、それと顔を一致させているか、は別の話なので、顔と一致させていないというのも、一応、成り立つ話ではありそうです。


新任教師が、鷹臣が引っ越しするあたりで、何かあったことに関係しているみたいですが、そのころの真冬が、新任教師みたいな人間を、ある意味鷹臣よりも、好ましく思っていたかもしれない、ということですが、鷹臣の引っ越しするあたりというのは、緑が丘乗っ取りがあって、それを取り返そうと決意したころで、結構ピリピリしていた時期だったとは思います。
そんな時に、真冬みたいな人間にちょろちょろされたら、いつも以上に「イラっときて、というのはあっても不思議じゃあないでしょう。


そういう時に、優しくしてくれた人に好感を持ったりするのもありでしょうね。


ひょっとして、新任教師も姉のいる弟で、ワーキングの小鳥遊みたいに、姉がいる反動で、小さい子にやさしくするようになってたとか?


ともあれ、その何か、の時に彼は動けなくて、それをずっと後悔していたということでしょうかね?


その新任教師が緑が丘の教師に採用されたことについては、教員募集で偶然来たくらいまではありそう。
採用するのは理事長とか学校側ですが、理事長や会長の妹に思惑があったとしても、新任教師がその思惑に気が付かないで、ただ、教師として、ふるまって行動するだけで、刺客の役割果たすってのはありうる話ですからね。
すぐには真冬が総番長の後をついて回っていた女の子だと気が付かなかったみたいですから、会長みたいに、渡す情報を制限しているようですし。

鷹臣の正体に気が付いてから、真冬に優しくしだしたので、それまでは真冬だとは気が付かなかったので、グルじゃないか、会長もやっていたように、渡す情報をかなり制限していた(その方が、相手の予測しない行動をとって、引っ掻き回してくれる確率が高そうだから)のかもしれませんし。


その場合、どれだけ気を付けていても、それによるとばっちりが自らにも及び、それがシャレにならないダメージを与えるなんてのも、これまたよくある話ではあるのですが。

そういう事態になっても大したことがないと高をくくっていても、おかしくはないか・・・・・。


今の時点で、夏休みになっても何もしていないのですが、会長も生徒会メンバーを刺客として、差し向けるようになったのは夏休み明け以降からだったよなあ。忍者は独断で真冬たちに勝負を挑んで返り討ちになっただけだし。

文化祭あたりで、鷹臣が築いてきたイメージをぶち壊しにする算段でもつけているのでしょうかね。


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by kwanp | 2017-02-26 23:31 | コミックス
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