少女マンガの描き方 89

月刊少女野崎くん 第89号感想

佐倉、テスト前だし、放課後、一緒に勉強しないか?と野崎。

え!? うっ、うん!!! する!!!といきなりの申し出に戸惑いながらもうなずく佐倉。


野崎くんと一緒にテスト勉強かぁ・・・ (はぁと)。 あさやかでいいから、何か起こらないかなぁ・・・(はぁと)。

あ・・・!! と野崎と手が触れあって、ドキッ、とする後継を期待して、なんてなんてー!と佐倉。


ちなみに今回、テスト期間とネーム期間が丸被りしてしまった為、マミコと鈴木もテスト勉強することになっている、とリアル流用を説明する野崎。

試験ちゃんと受けさせうれるとは・・・。剣はまだ常識的な部類だと思いますが、
漫画編集だと試験とか追試で十分とかいってネームを優先させるようなイメージありそうですからね。

まあ、前野の時と違って、剣がしっかりしているから、原稿が遅れてしまうなんて結果になったりしているけーうもありましたけど、そのくちでしょうか?

たびたび、引用する
「だって愛だろう」では編集者の姉が弟をホテルに缶詰めにして
、原稿を書かせ、試験は追試で十分とかやってましたからねえ。
まあ、高校生にそんなことやってるとわかったら、叩かれるってのもありますからやらないとは思いますが、たぶん。


鈴木くん、教えて(はぁと)とマミコ。
いいよ、おいで、マミコ、と鈴木。

見開き2ページの見開きにできそうなハプニングをガンガン起こしていってくれ!!! 大ゴマに耐えうる素敵エピソードを頼む!!!と野崎。
ハードル高っけぇ!!!と佐倉。

てんぱってるのか、野崎、自分が飛んでもないこと口走ってるのに気が付いていない模様。


放課後
それで、俺も呼ばれたのはいいんだけどよ・・・、この場合、誰が鈴木で誰がマミコなんだ? 三人いるし、一人は友人役か・・・?と御子柴。


御子柴、俺達には無限の可能性がある。言うなれば、誰しもが鈴木であり、そして、同時にマミコなんだ・・・・、と野崎。

お前、せっぱ詰まるといつもより、いい加減になるよな・・・、と御子柴。

リアルタイムでここ一年くらい思い出したかのように佐倉に好きな他の男がいるということをいうようになりましたし、喫茶店では、これからも頼むみたいなことを言ってましたので、協力を頼むこと自体はともかく、自分以外の男が好きとか思っている相手に、恋愛漫画で、試験勉強で関係が進むか、進まないかみたいなシチュエーション、好きな相手じゃない自分にバンバン起こせって、無茶言ってるけど、この間の美術部の回のラストの佐倉の言葉にかいしんの一撃くらって、ドキッとしていたから、無意識に佐倉を意識しているってことなんでしょうかね?

まぁ、下手に役決められねぇ方が気楽でいいか・・、と高をくくっている御子柴が、

ガシャン!

「うおっ!!! 筆箱が!!!」
筆箱を落とす。

これはマミコとして落としたのか? それとも鈴木としてか? それによって、拾い方も違うからな、とペンを拾う野崎。

多分、野崎は無意識に御子柴にマミコのモデルは自分だと気が付かれないようにふるまう言動はしみついているはず。
佐倉が漫画を手伝うようになるまでの一年間の間に、野崎の漫画を手伝っていたのは御子柴と堀ですから、御子柴にモデルだと気がつかれて、自然なリアクションが望めなくなるというのは、何より避けたいはずです。
こういう切羽詰まった状況でも、無意識のうちに御子柴にマミコのモデルが自分だと気が付かれないようにふるまう行動が身についているくらいには。

いつも以上に面倒くせぇな、こいつ!!!と御子柴。

それにしても、野崎くんのノートきれいだねー。コピーさせてほしいー!ときちんと書かれた野崎のノートを見て言う佐倉。

「・・・・・」
ノートか・・、と野崎。


イメージ

わー、鈴木くんすごーい(はぁと)、とマミコ。
いやぁ、それほどでも・・、と鈴木。

鈴木のノートに使えるか・・・・?と考える野崎だが、

いや、鈴木のノートがキレイだからって、何を今更・・・・・、といった所だな・・、と思いとどまる野崎。


でも、作品によってはそこまで想像する人いますよ。


佐倉のノートは・・、と野崎が手に取ったノートには


最初は「ウトウトしてる」ところから、途中何度かガクガクしてるところになっていき、「多分、ここで寝た」ところで、ノートの書き込みが途切れている。


イメージ

やだ・・、鈴木くん、眠かったの?とマミコ。
いやっ、マミコとのデートの計画立ててたら、寝不足で・・・、あっ、と鈴木。
えっ・・!?とドキッ、とするマミコ。


いいノートだな・・・、とデジカメでノートを撮影する野崎。

ちょっ、やめて!!! カメラ撮らないで!!!と佐倉。

でもよ、逆に言えば、この状況って、お前にとってはやりたい放題なんじゃね?と佐倉。

これ、教えて・・、と野崎にベタベタする佐倉。


ハッ・・、そうか!!! 少女漫画ネタにかこつければ・・・!! と佐倉。


スッ・・、と佐倉が手に取ったのは、


あれ・・・? それは俺のシャープペン・・・、と野崎。


ほら、よく、
「勉強会でお互いのペン入違っちゃった!」って、ネタがあるでしょう? それです、と佐倉。

野崎くんには私のをどうぞ、と佐倉。

なるほど、それか。了解した、と納得する佐倉。


教科書や辞書もよくあるよね、と教科書や辞書をズズズズ・・、と持っていこうとする佐倉。


明佳だ。明佳がいる・・・。まあ、男に貢がせて、飽きたらポイじゃないから、まだかわいいレベルかもしれないけど・・・。


なるほど、じゃあ、これを、と教科書を渡す野崎。


あとは、消しゴムとか、定規とか、ネクタイとか・・、と野崎をちらちらとみる佐倉。

なんで、イチャイチャよりも物欲なんだ!? この女、と御子柴。


野崎が佐倉が野崎以外の男が好きだと思っていると認識しているはずですから、イチャイチャしても、結局、本命のための練習台だと思って、イチャイチャしているうちに、なんて期待は抱きにくいですから、野崎の持っているものをゲットして、確実な目先の幸せを手に入れようとしている、ということにしておきましょうか・・・・・・・・・・・・。

夏は佐倉がおかしくなる季節ですが、まだ(この話が配信されたのが)6月ですしね。

美術部の回のエピソードはあくまで、思わぬ会心の一撃が決まって、野崎の防御力を貫通したん、というレアケースですし、佐倉はかいしんの一撃が決まったとは気が付いていないようですから。


「あっれー、御子柴くんだー!! 何してんのー?」
「テスト勉強ー?」
きゃいきゃい、と女の子二人が、教室に入ってくる。

え!? お、おう、まぁな!!!とびくっ、と取り繕う御子柴。

佐倉と野崎はネクタイを交換している。


なるほど・・、鈴木を囲むモブの登場か・・、とメモる野崎。

えー、見せて、見せてー、と、キャッキャッ、という女の子たち。


さすが御子柴。鈴木だったら、そういうのも確かに必要だな・・・、と野崎。


これはこの公式使えば、すぐ解けるよ、と前髪を真ん中で分けている方の女の子。

え!? そうなのか!?と御子柴。


もー、御子柴くん、信じなよー。この子、数学は学年3位だしー。マジうけるー。私、化学なら5位ー。あははははー、ともう片方の子。

モブの方がハイスペックすぎる・・・!!!と野崎。


そこは、御子柴の会話とモブの二人の会話入れ替えるとかで対応できますね。
鹿島は学年上位みたいなことは言ってましたが、メインキャラで成績とかで上位みたいな設定のキャラって、あまりでないですからね。

そういえば岡本さん、少し前に一挙放送されたミスティックフォースではイエローで、しかも、オタクキャラでしたが、これは野崎くん、アニメ化以前からですので完全な偶然だったりします。
ウェブ版ワーキングのアニメなどは、中村さん演じる主人公がビート・Jスタッグで、ヒロインがキャンデリラでしたから、ちょっと気を抜くと

こういうスペックの高いキャラって、あまり出しすぎると、スペック以外で語れる部分がないキャラだってでてきますし、唯一完結している親指でも、ツボーズとか、無音みたいな能力を持ったキャラがマッサージバトルしてましたが、最終的にそういう要素は物語の決め手にはなりませんでしたから。
スペックが高いキャラばっかり出して、それに見合ったハードルを用意しないと、話が茶番みたいに見えてしまうっていうデメリットもあり、ハイスペックさに見合わない低いハードルを飛び終えて、ハッピーエンドを迎えても、茶番に見えてしまう危険性がありますから、茶番に見えないようにピンチを設定し、それを乗り越える道筋を納得させないといけませんからね。

それに、スペックが高いキャラばっかり出している作品の中には、主人公、大して、何もしていないってのもありますし、それなのになぜか、主人公がすごいみたいに持ち上げられるケースもありますが、あまり好意的ではない、もしくは敵対しているハイスペックなキャラとか出して、それに主人公が勝つ、もしくは、主人公の方が魅力的、みたいなことを納得させて描くのって、難しいですからね。

少なくとも野崎くんにおいて、女心が分かり的確なアドバイスをくれるキャラを出し・・・・、まあ、野崎と佐倉なら、大丈夫そうな気がしないでもないですが、ラブコメの展開的に。


今更だけどよ・・・。そもそも俺らが集まって、勉強会になるのか・・・?と御子柴(中の中)。

いやほらっ!! 各自得意教科はあるし!! ねっ!!!と佐倉。


勉強ができることと、教えるのが上手いことは別ですから。


そうだ!! 野崎くんは、現代文が得意だよね!!と佐倉。

マジかよ、俺論文苦手だぜ・・・。すがげぇな、と御子柴。


そうか?と大したことでもないように言い、論文は作者の意見がハッキリ書いてあるから、面白いぞ。まぁ、作者の存在感ゼロの俺達漫画家とは、少し違う人種だがな、と野崎。



だから、作中で必要以上に作者の思想を前面にだしたりすると、くどくなってしまいますから、やるなら、くどくならないように工夫を凝らさないといけないのですよね。


漫画とか小説とか、物書きが描くものって、総じて、作品自体が思想の現れみたいなものなので、たとえば、荒川宏さんの百姓貴族は、鋼の錬金術師とか銀の匙とかで語られていることの土台があるってわかりますからね。

例えてみるなら、こんな感じだ、と野崎。

マミコ「鈴木くん」

さぁ、そろそろ盛り上がりだ。

鈴木「マミコ・・・」

一般的に見て、良い流れだといえるだろう。


鈴木「待って・・、いてくれ・・・」

このシーンでは、大部分の読者がときめくはずである。余談だが、このマミコはうまく描けた。私は絵が上手い。


お前、本当は論文嫌いだろ、と御子柴。

アニメだと、物語シリーズのオーディオコメンタリーみたいなやり方ですが、登場人物にその時の心情語らせるとかいう手もありますが、
野崎が即興でそういう真似ができるとも思えませんからね。
それに語れるものを持っていたとしても、見ている人間に、わかりやすく興味を持ってもらえるように語るのって、難しいですからね。
根っこがある種のオタク作家である野崎には、かなりハードルが高いです。


反対に物語分はわかりにくいよね。え、あの子こんなこと考えてたの・・?みたいな、と佐倉。

そういう時は漫画にしてみると、わかりやすいぞ、と野崎。


『主人公A君と親友Bくんはささいなことで仲違いしてしまう』

野崎くん!!! A君もB君もおじさんだよ!!!と佐倉。A君もB君も美少年風。


おじさん描いても楽しくないからな。若くした、と野崎。

野崎がおじさん魅力的に描けないだけなんじゃあ・・・・。おじっさんが描けるかけないじゃなくて、面白い話が書ければ、いいわけです
から、背景同様、おじさんが描けないことを、意識させないようにすればいいだけの話ですが。

まあ、野崎くんでは、野崎の両親、佐倉の父親、教師数名が出てきてますが、親指ではセリフだけ、とか顔が出てこないとかもあり、俺様でも、会長の母親が出てきましたが、顔は出てきてない、とか、理事長は2~3回出てきましたが、後から知った緑が丘乗っ取りを子なった人物には見えなかった、という印象がありましたからね。
高校生にしてやられたのに、反撃も行っておらず、何年も何もリアクションをとっていませんので、見ようによっては得体のしれない人物ともとれるわけですからね。

まあ、自分がだますのはともかく、騙されるのは耐性が付いていないだけかもしれませんが。

まあ、そのためか、緑が丘乗っ取りや、華房家の家庭の事情などは、会長一人の口から語られているので、この時点で全面的に信用するのはまずい気もしますが。
緑が丘乗っ取りに関しては、鷹臣も語っていましたが、彼は完全に後から知ったケースですし、前面に出された下記勝たされておりませんが、会長はフェロモン能力持っていますし、表だって、それをバンバン使っていないぶん、逆に使い方心得ているのではないか、と思わせる部分ありますし、しかも、忍者が、アッキーや番長を退部させたときに明らかなように、真冬が喧嘩で前の学校を退学になっスケ番だとかいう基本的な情報を渡していないとかありますし。
こういう能力を持った子供がいるから、それを利用して、緑が丘乗っ取りを企んだという想像は、思い浮かべやすいってのもあるのでしょうけど。
暴走してると思わせる描写もあったりはするんですが、それだって、そういう能力を使わないで、勝負するのを納得させるための小細工だという見方もでき、味方にすら、渡す情報を選んでいるという部分もこれと同じ理屈でやっているのでしょう。

露骨な能力の使い方もそういう使い方しかできない、と思わせるための演技とも取れ、たとえば、忍者に緑が丘乗っ取りを説明した時のような場面で、自分に都合のいいように話を誘導するために、使うなんて使い方もあるはずで、ゲームを面白くするためには、派手には使わないけど、面白くする方向に誘導するためには、ささやかに使うという考え方はあると思うのですよね。
ので、相手が納得しそうな形で話をして、誘導するくらいの事はするんじゃないか、と思うので、会長の話は警戒しておいた方がいいかもしれません。



『数年経ち、その溝は広がっていく』

B君とすれ違うA君。その後ろ姿を見送り、トイレで頭を抱えて悩むA君。

いや、ここまで、お互いの事気にしてないよ!!! もっとあっさりしてたよ!!、と佐倉。

すれ違いは丁寧に描くべきだろう。任せろ、と野崎。

『そして和解・・・』

ずっと・・、謝りたかったんだ・・・、とA君。
俺も君のいない日々は苦しかった・・・、とb君。

「「そう・・・、本当は君の事・・・」」

抱き合う二人。

野崎くん!!!と佐倉。

この漫画はおそらくは野崎が一人で描いた漫画であるから、こうなっちゃったのでしょうね。野崎は基本、知識はあるオタク作家ですが、他にないネタを意識しすぎて、それが面白さに直結しない。
待ち合わせで出かけた回で、携帯が通じなくなるのに妖精をいきなり持ち出すように、最初に、話の都合でそれをしなければいけないというシチュエーションがあって、それありきで話を作っていくので、本来なら、その人物なら取らない行動とか、作中に出てくる人物や設定でどうにかなりそうなのに、なぜか、それをしない、とか、突っ込みどころ満載な話になってしまうことが多いですからね。
野崎は高坂ベースに、椿作品の残念イケメンの要素を凝縮した残念イケメンの究極体(現時点)と常々言っておりますが、高坂もマニュアルを考えなしに引用して、机上の空論で動いていますから、知識や理屈があるけど、それが空回りしがちな部分が似ていると思ったからなんですよね。今回の漫画だって、テスト勉強のために、内容を分かりやすく説明するためのものなのに、余計なエピソードを追加している時点で本末転倒ですからね。
そもそも、プロの作家が描いた代物で、余計な描写付け足した代物を見せられたら、印象に残るのは当たり前、しかもテスト前ですから、こんがらがることは必至。基本野崎だけですと、たぶん、そこまで気が付いていないから、こういう代物を平然と他人に見せられる。
やるなら、もっと派手にぶっ飛んだ描写を入れて、これは別物で現物見ないと、という風に誘導した方が、まだ被害は少なかったかも。

描いていく中で、剣や佐倉、堀が野崎の描いた話にダメ出しをしていって、修正されていくから、面白い話になっているし、投稿時代は、背景が描けないことがばれないように工夫を凝らしていた(でも、たぶん編集部にはばれていたと思う)や前野が担当の時などは、その時々の理由はあったけど、話づくりをするために、あれこれと考えて、話を作り上げていた、ということがあったので、面白い話が出来上がっていたのですが、それがなかったら、この漫画のような作品になってしまうという夢野咲子の素の実力ともいえる作品という気がする。


どうしよう・・・。余計なエピソードを植え付けられてしまった・・、ドーナッツ屋行ったのって、原作だっけ?と頭を抱える佐倉。

良くも悪くもインパクトのあるネタは印象に残りますが、一応プロの作家が描いているから、なおのことたちが悪い。小太刀右京さんも、マクロスFのノベライズを書こうとして、スパロボLの設定を混同していたとかいう話をしていましたし。

ガンダムSEEDDESTINYのように、突き抜けてひどい作品が見ている人間に与える精神的ダメージというのは、大きく、それを覆すのは容易ではありませんからね、一次創作でも、二次創作でも。
場合によっては、特定のジャンルにおいて、マネしてはいけない、という反面教師扱いにもなりますからね。


これで、ちゃんと作品の説明できていたら、作品を分かりやすく説明する類の漫画としては、上出来だったはずなんですよね。

創作だよ、と答え、なんか、勉強前より悪化してねぇか・・・・・・・・・?と御子柴。


なんだ、佐倉。疲れたのか?ちょっと休憩しに行くか。ジュースでもおごろう、と教室を出る野崎たち。
おー、とついていく御子柴達。

あっれー?とガラッと入ってくる何者か。

野崎の奴、テスト勉強やってたのかー。俺も混ぜて欲しかったー、と前髪を
真ん中にわけた男子生徒。

お、しかも現文じゃん。俺、この話わかんなくてさー。もっと、わかりやすい説明とか、とざんばらっぽい髪を染めている男子生徒。


「!!!」
「こっ・・・・、これは・・・!!!」
彼らが見つけたのは・・・、


『現代文 A氏とB氏の友情 わかりやすい説明マンガ』





おっ、まゆまゆのブログが更新されている!! 相変わらず、うめぇな!! 疲れが一気に吹き飛ぶぜ! と御子柴。


それを聞いて、疲れが吹き飛ぶ・・・、と野崎。


野崎「そうだな、一緒に勉強しなくても、マミコのブログを見て、頑張る」


マミコのブログを見ると、元気になるよ!と鈴木のイメージを思い浮かべる。

というのもいいかもしれんな・・・・、と野崎。

ほらほら、見ろよ、野崎ー。うまいだろー!!と御子柴。

お色気満載の柔道イラストが。

マミコが・・・っ!!! マミコがネットリテラシーの低い女になってしまったーっ!!! うおおおおおー、と野崎。

というか、鈴木の発言(マミコのブログを見ると、元気になるよ!)ももはやセクハラー!!!と野崎。

マミコが描きそうなブログ内容に変換できたら、やってるんでしょうけど、野崎にはそういうイメージの返還はむりっぽいか。


そうだ!!!マミコが鈴木に個人的に送るというなら、どうだ!!!と野崎。

鈴木くん、ガンバ!とマミコ、とお色気写真を送るマミコ。

プライバシー的には大丈夫!!!と野崎。

いや、そんなん個人的に送ってくる女嫌だろ・・・。痴女かよ・・・、と御子柴。

ロボガのバランがM2じゃあるまいし・・・。

そんな写真なんかより、かわいい一言の方がときめくもんだぜ! 男は意外とロマンチストなんだからな!と御子柴。

そこへ、ポーンという音が。


おっと、メールだ、と御子柴。

マミコさん、テスト大変ですね。がんばって下さい。まゆまゆという文章にブログに乗せてない絵が添付されたメールを見て、ほらな・・・・、やっぱり、まゆまゆはわかってるぜ・・・・・! かわいい一言にときめくよな・・・、といいつつ、画像保存しとこ、と御子柴。

帰り道

結局、野崎くん、何かネタは浮かんだの?と佐倉。


恋愛ネタなんて、なかっただろ。大丈夫か、と御子柴。


ううむ、そうだな、だが、それより、といって、こうやって、皆でわいわい過ごして、一緒に帰る。この時間の方が、恋愛ネタ(そんなもの)より、ずっと貴重で愛おしいぞ、と野崎。


野崎くん・・、と佐倉。
野崎・・・・、と御子柴。


『っていう話を書いた。』


「また一緒に集まりたいな・・」

「ああ・・・」
「そうだな・・・」
男子二人。

うん・・・!とリボンを付けた女の子。

今、この時をずっと忘れないよう。星にのせて。


そういうネタかよ!!! くそっ!!と御子柴。


さぁて、テストの採点でもするかな、と現文教師。


二年A組 佐倉


問一 A君とB君は仲が良いとあるが、どれくらい仲が良いか、答えよ


二人でドーナッツ屋に行って並ぶくらい


そんなことしてねぇ・・・!!!と教師。


2年B組 戸塚


問三 仲たがいしている二人の感情を説明しなさい。


すれ違うだけで胸が痛み、息が出来なくなる程の絶望感。


そこまで激しい感情はねぇよ!!!と教師。


2年B組 田山


問六 仲直りした二人の気持ちを六文字で答えよ。


もう離さない


絶句する教師。


本編にまじめに応えようとしている時点で、まだ、ましな部類の答えなんですよね、これらって。

野崎の説明漫画にかけていた視点って、この現文教師がこの話を通して、何を言いたかったか、を説明しないといけないわけで、それがだめなら、余計な描写を加えず、内容をそのまま漫画にしていれば、まだ、テスト勉強のために、わかりやすく内容を説明するための漫画、としての役割は果たせていた、と思います。

とはいえ、前述したタイプのオタク作家なので、内容をそのまま、漫画にしたら、芸がないとか、そういうことを考えたのかもしれませんね。
でも、こういうのって、描いている間に、関連知識がどんどん引っ張り出されるので、なれてないと、こういう事をやってしまうのもあるかもしれませんね。

戸塚と田山が、あのマンガをコピーして、持ち帰り、それを彼らの兄弟姉妹がみたとして、恋しy、読んでいたとしても、夢野咲子の漫画だと気が付かない可能性の方が高いですよね。

俺様ティーチャーでも、一年次の一学期の期末テストで、頭に知識を詰め込みまくって、暗記していた真冬ですが、暗記だけではどうにもならない現文で、感情移入しろ、という忍者のアドバイスに読者の数だけ・・、私だけの・・、とか言い出す真冬に、そんな創造性求められてねーよと突っ込みを入れる早坂だが、
忍者も真冬も思い思いのイメージを持ち出すありさまなのを必死で軌道修正しようとする早坂。

感情移入すべきは国語教師だ、という結論にたどり着く忍者に、もっと素直に勉強しろよ、と早坂が突っ込みを入れてましたが、野崎の場合は、そういう突っ込みを入れられる人間が今回は不在。
一歩間違えれば、試験期間中に国語教師をストーキングするような話になりかねませんが、

まさか、この漫画を描く前に、国語教師をストーキングしていたというのでしょうか(汗)? そうだとしたら、佐倉が気が付かないうちに国語教師をストーキングしていた、ということに。
さすがに、佐倉ともども、国語教師をストーキングする話あんんて、色々な意味で書けませんが、それでも、自分の事が好きで、つけまわしていた、という事だけはかなりの確率で気が付かなそうですよね、野崎は。

今回もコミックス発売に合わせた花とゆめ掲載の俺様ティーチャー。コミックス版CDドラマ付き限定版ですが、高坂、今回も出番なしでした。

今回の新キャストは、会長 村瀬歩さん
河内 柿原徹也さん、小毬=悠木碧さん

悠木さんは、Aチャンネルのトオルやら、男子高校生の日常のりんごちゃんやら、演じている人ですが、最近だと、妖怪ウォッチの未空イナホを演じていますよね。
ちなみに、アニメ版田中くんで、莉乃を演じている人だったりします。
田中くんに莉乃が登場したのが、14年春。公式ファンブックに没になった真由妹バージョンが出てきたのが、14年夏で、完全に偶然でしょうけど。

まあ、莉乃っぽいなあと思ってはいましたが、莉乃演じた人が小毬になるとは思いませんでした。
となると、高坂は中村さんかな、とか、本気で期待してしまいそうです。

まあ、小毬と真由の場合、野崎くんで、佐倉が、野崎が実家に帰って、ショック状態、野崎の家に行くと真由がいた、みたいな、ネタをやった直後に、俺様ティーチャーで、小毬が女子寮の寮長みたいなことが明らかにされたり、と結構、露骨にネタの連動やってたりしますけど、これほど露骨なネタはそうなさそう。

河内は河内で、柿原さんは、鬼灯の冷徹で、獄卒の唐瓜やっているのですが、野崎=高坂だとすると、鬼灯をこき使う唐瓜なんて、妙な光景に。
しかも、偽ウサちゃんマン編では、真冬巻き込んで、騒動起こしているという(真冬は、お香さんと声同じ)。

今回の話は、事実に大きなウソを混ぜ込み、混乱させるということでしょうけど、俺様ティーチャーでも、真冬たちが情報交換するのですが、真冬たちが見つけた序列表を、反乱後ではないか、と指摘する忍者。
新任教師が反乱を起こされた番長だった・・・・、まあ、真冬を助けるために、東校とやりあったのですから、ロリコンには付き合いきれねえと反旗を翻すのも、わからなくはないですが。

桜田の側近も、余所者とは言え、西校関係者があまり語りたくないことを話すのですから、事実を全部話すとは思いにくいので、ある程度、ウソを含んで説明した可能性はありそうですよね。

たとえば、反乱を起こしたナンバー2なんて、いなかった、とか。

実力主義を標榜している連中なんですから、多少納得いかなくても、全校を相手取って、勝利した時点でそいつが番長。
いなくなったとしてお、そいつ相手に善戦した奴とか、いくらでも決める方法はあるわけですから、マスコット制に変わるにしても、理由が弱い気がします。
西校で実力主義自体、しっくりこない話ですから。

実力主義を標榜する連中が実力主義を捨てるとしたら、実力主義で、受け入れがたい事態になってしまった、というようなことがあれば、捨てる理由としてはありそうですが、それは鷹臣とか、全校を相手取って勝ったナンバー2にやられた、とかではないでしょう。
これらは、一応、実力主義の結果ですからね、多少なりとも感情的に納得いかないにしても、実力主義としては、受け入れられない話ではないはず。

実力主義で受け入れがたい事態で、思いつきやすいといえば、会長でしょうかね。
子供が訳の分からん力で、西校の連中を、それもおもちゃで遊ぶかのように、同士討ちをさせるとか、そういうことさせて、面白がってるなんて光景は悪夢そのものですし、口をつぐむのも無理のない話です。年が離れている桜田の側近がこれを知っていたら、反乱を起こした№なんて、作り話でお茶を濁したとしてもおかしな話ではないと思いますし。
会長は中学時代かなりフリーダムでしたから、それ以前ともなるとさらにフリーダムだった可能性が高いはずです。
中学の時ですら、ごっそり常識が欠如したような行動取っていたのですから、それ以前ともなると・・・(汗)

おそらく、鷹臣の地元にやってきた理由としては、緑が丘乗っ取りで、権利書を守り抜いた鷹臣に興味を持った、という事でしょうかね。

序列表は、何も変わっていなかった。ひょっとしたら、その事件で善戦した新任教師の株が上がったけど、本人は番長になるのを拒んだとかで、ふと見ると序列が変わり、ナンバー2が番長になっていたみたいな怪談が出来上がったのかもしれませんが。

ひょっとしたら、この時に真冬も会長にあっていて、何らかの記憶装操作を受けていたから、この時期の記憶がなかったのかも。
大勢の人間をそのフェロモンに充てて、自分の虜にできるわけですが、一個人に向けてやった場合、それくらいできるんじゃないか、って気もしまうからね。

序列に関して指摘した忍者も、会長が、自分に対して情報操作を行っていること自体、気が付いていないみたいですから。
鷹臣からどの程度情報、新任教師に関しての心当たりとかを、教えられていても、真冬に妙な先入観を持たせないためにあえて、知らないふりをしているのかもしれませんが(やまびこの術でそういう前例ありますし、裏切って、それやってるわけじゃないから、そういう意味では、多少心が痛むにしても、やらない理由にはならないか)。

会長に一番長く接していたのも、忍者や若菜ですが、忍者は会長しか見えていなかったとはいえ、会長を冷静に見ていたわけではないし、何度も言及している、会長の情報操作(これに関しては、鷹臣の意向に沿って動いている今、どうこう言える立場じゃなくなったかもしれないですが)も、冷静に分析すれば、気が付くレベルのものなのに(会長は理事長の息子だから、その気になれば、真冬が前の学校を退学になったスケ番だという情報を知っていてもおかしくなく、それを今まで自分に知らせなかった、とか、気が付くチャンスはいくらでもあった)、気が付いていない、もしくは気が付かないふりをしているのか?

まあ、やまびこの術で風紀部潜入自体、忍者が先走っただけですので、いおうとしたけど、耳を貸さなかったとか言われたら、それまでなんですし、会長もそれで疑問をもたれ、結果、自分に本気で立ち向かってくるようになったとしても、彼の望む展開ではあるのだと思いますが。

現時点で、鷹臣を辞職に追い込んだ会長の妹ですが、それ以降は何もしかけてくる気配はない。
少なくとも理事長は土地の権利書を手にした場合は、かなり高い率で緑が丘を廃校にするつもりだと思う。
となると、彼女が動くとすれば、文化祭を狙ってだろうし、黄山の番犬が会長の妹か、新任教師なのでは、と思ったのも、真冬に成りすまして(一応、埼玉統一したスケ番だし)、近隣のヤンキー相手に喧嘩を売って、結局は不良の集まる緑が丘でしかなかった、ということを世間にアピールして、鷹臣のやってきたイメージアップをぶち壊しにするためだと思ったからだが、鷹臣が目を光らせているから、黄山は抑えられている、とすれば、動かすとしたら、他に鷹臣に恨みを持っている連中・・・、緑が丘の生徒を巻き込んで悪さをした奴ら、は早い段階で鷹臣が抑えただろうから、中高生のころや、大学時代に鷹臣に恨みを持ってた連中を使うのでしょうかね?

ここに会長が絡んでいたとすれば、七年前の西校番長グループの連中が出てきそうなものですが。
一応、私の推測が当たっていればの話ですが、当時の実力主義からすれば会長も西校番長の資格ありますからね。

会長の妹に協力しているのも、たぶん、高坂で、5年前の再現を狙うつもりなら。一年の時の失敗の経験をもとに、計画を成功させるつもりと、真冬が忍者編の少し前に、自分なら頭のいい奴は前面に出さずに、傍に置くという効率的な手段をやっているのかもしれませんが。



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by kwanp | 2017-07-18 23:01
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