少女マンガの描き方 90

月刊少女野崎くん 第90号感想

私たちとヒトナツの恋しよ!と書かれた、

浮き輪を持った水玉のビキニを着たロングヘアの女の子と

もぉ!! エッチな目で見てるでしょっ!!

といっている顔の部分に穴の開いた黒いビキニの子、チェックのビキニを着たおさげの子が持っているビーチボールにk穴が開いている顔出し看板に入って顔を出す野崎と鹿島。

ただし、

「入る穴逆じゃね!!?」「何で二人とも無駄にキメ顔してんだよ!!!」
と、御子柴が突っ込み入れているように、野崎が顔を出しているのが黒いビキニの女の子の方、鹿島はビーチボールの方に顔を出している。


もしかしたら・・・、理想の女も鹿島なのかもしれねぇ・・、と堀。

87号と違って、女の理想が理想の女になってます。

・・と先輩が気づいてから、ちょっと経った現在、




先輩が疲れている・・・。

ど・・・、どうしたんですか・・・?と野崎。
ああ・・・、鹿島によ・・・、しょちゅう会うと、こう・・・、とぐったりしている堀。

はっ、もしかして・・・、意識しちゃって、大騒ぎなんですか先輩!!!と野崎。


おいっ、その一つ前の話で、佐倉の言葉にドキッとしたけど、佐倉に好きな男がいると勘違いしたままなので、ちくっとしただけの男。
その案違いをしたままでも、佐倉の言葉にくらっときたのだから、佐倉にあの言葉を向けられる男はどんなのか、とk、気にならないのだろうか?
とはいえ、その気になったとして、すんなりいくとは限らないのがこの手の話。

イメージ

今までなんとも思ってなかったのに、・・、と女の子。

?、と男の子。


ここはねー、と勉強を教える男の子。

ああ、そんなに近づかないで!!!とドギマギする女の子。


ドキドキしすぎて、疲れちゃうよぉー、と女の子。



どうにか、マイナス面見つけて、理想から遠ざけられないもんかと・・・、粗探ししてて疲れる・・、と堀。

そりゃ、ことあるごとに自分に女装勧めてくる女はさすがに、と言いたいけど、それでも好感度微妙に上がってるからなあ。
それもあるでしょうけど、それを認めてしまったら最後、自分も佐倉みたいにおかしく? なってしまって、自分の演劇に対する取り組み方も変化してしまうのが怖いという事なのでしょうかね?

すぐ近くに恋は人をおかしくするという実例(佐倉)を目の当たりにしているので、ああなちゃったうえに、歯止めが聞かなくなって、自分の中の演劇に関する何かが得体のしれない代物になってしまうかもしれない恐怖という事かな?
部長としても基本的に公平であるわけですし、鹿島の事はお気に入りだけど、公平であるというスタンスを台無しにするほどではないはずですし。

野崎が好きということに関しての佐倉の行動力も結構あれですからね。おまけに夏はより佐倉がおかしくなる季節。

それを目の当たりにして、女の理想は鹿島という事実に気が付いたとして、他に恋する人間の実例がいない以上、ああはなりたくない、と抵抗しようとするのは無理からぬ話だと思うのデす。

佐倉は、野崎に対して、漫画の上では意見を言って待ったをかけれているけど、それだって、野崎が桜の気持ちに気が付いていないという現状があるからでしょうし。
野崎が受け入れたら、それが変わらないという保証はどこにもないはずですし。

なんで、全力で抗ってんですか、先輩・・・。
もう諦めましょうよ・・・、と野崎。
え? それで疲れてるってことは、もしかして、見つけられなかったんですか? マイナス面、と野崎。

野崎も自分の作品のネタに直接関係ないと、結構無責任に野次馬やってるなあ。

まあ、堀が自分の気持ちに気が付いて、鹿島に戸惑っているのを見て、素直に自分の気持ちを認めてしまえよ、というのは無理からぬ反応なのは確かですが、自分の気持ちに気が付いて、それを受け入れられない、と抵抗する気持ちがどこから来るのか、というのも、堀も表現者なのですし、それに向き合って、なぜ、抵抗するのか、ということを自ら掘り下げていくというのも、必要だと思うのですよね。
たとえ、999人が受け入れちゃえよ、という声だったとしても。

野崎の場合は、何度も言ってるように、知識の多いオタク作家タイプで、こういうタイプは、そういうところに無頓着なところがある人ってのもいたりするのですよね、なまじ知識が豊富だから。

ちなみに、俺様の忍者も若菜編でたとえ話で、真冬を追いかけて、というような推測を口にされたことがありますが、忍者が知ったら、全力で否定しそうですよねえ。
さすがに忍者編の時に生徒会に戻ったときには、事情を一応は説明したとは思うので、そういう誤解は持たれてはいないはずなんですが、

2年の夏休みと3年の夏休みは真冬の地元に押しかけて行ったりしているから、誤解される材料は一応そろってるはずなんですが、かけらもそういう方向にイメージがわかないのも確かなんですよね。

まあ、堀と鹿島の場合はまだいいとして、今年初めにドラマになったホクサイとメシさえあれば、の前身で「~さえあれば」の八年後の物語、「ホクサイと飯」では、ある意味、前野よりひどい印象を受ける担当に、恋愛感情を錯覚しかけるというエピソードがあり、勘違いでよかったという落ちだったのだけど、それでフラグが成立するっていうのも話としてはありですが、さすがに、あれとくっついちゃえよ、とけしかけるには、ちょっと、な担当っぽかったからなあ・・・・。こういうケースもあるから、自分がすんなり受け入れていい感情なのかどうか、って見極めるというのも大事だと思うのですよね。

ちなみに主人公の漫画家ブン(26歳)が漫画そっちのけで食事を作るマンガなのですが、不思議と漫画家マンガしているという作品で、作中では、アシスタントを餌付けしていたりするけど、野崎の場合、佐倉はすでに餌付けされているようなものだし、十和もそうなtってる。
将来入ってくるアシスタントをそうする可能性もあるはず。
それ以外のビックリ要素の方が大きくて、それに戸惑っているうちに気が付けば餌付けされているという感じかもしれませんね。

家庭的なスキルのレベルがすごく高いので、それを活かした家庭料理的なマンガとか描けば、うまくいくかもしれませんが、問題は、料理をおいしく見えるように描けるか、ということなんですよね。

光れメシスタントという漫画でも、メシスタントに満場一致でなってしまった主人公に料理漫画描けばいいじゃんという意見に対して、主人公が言ってたように一番の問題点なのですよね。
野崎がこれをクリア出来たら、家事関係に関する知識と実践から、野崎が最初に思い付くいつものパターンに比べれば、ひどくないはずですから、ぼろも出にくくはなるはず。


堀「あるにはあるんだけど、今更だしなぁ・・・。よくサボるとか、テキトーとか・・・。

新しく見つけた所って言ったら、教師の言う事、あまり聞かないとか・・・・」

鹿島ー、これをー、と提出物を渡そうとする教師。
おっとぉ、私は忙しいので、失礼しますよ、先生ーと逃げる鹿島。


堀「まぁ、俺から言えば聞くんだけど」


堀「男女の扱いに差があるとか・・・」


おみやげだよー。女の子はこれで、と箱に入ったお菓子を左手に、男どもはコレね。量あるし、とビニール袋に入った食べ物を右手に持っていう鹿島。

ひどい、でもありがとう!!と男子。

堀「まぁ、俺は一番いい土産(やつ)もらったけど」

これはそれほど、ひどくはない方かも。
この年頃の男どもへの土産だと、両優先で用意するってのはあながち間違いってわけではないと思いますし。

でも、どれもそんなにマイナスにはならねぇんだよ!!! どう思う!!?と堀。

この人、天然なのかな!!?と野崎。

おい、すぐ近くにいる同級生の女の子に熱烈に思いを寄せられているのに全然気が付かないも同然の高校生漫画家。

最近さ・・・、堀先輩が私を見る目が変わった気がする・・・、と鹿島。

御子柴「え!!?」

もしかして、女と意識されるように・・・? とちらっ、ちらっ、と鹿島を見る堀を思い浮かべ、どっ、どんな目にあったんだ!!?と尋ねる御子柴。


姑が嫁を見る目・・、と答える嫁(鹿島)。


いや、女だけどよ・・、と御子柴。

いやいや、普通だったら、先輩が鹿島を女として、見るようになり、それにつられて、鹿島も先輩を男として・・・、と突っ込みを入れる御子柴。

あくまで、そういうのは参考というか、目安に過ぎないですから、そういうのは。


そこへ、

鹿島「あっ」

ピロロロローとベルが鳴る。


堀先輩からだ!と鹿島。


携帯の画面には、

お義母さんという表示が。


堀先輩(あっち)も女扱・・・・・!!!と御子柴。

おかしいな・・・、もっとこう男女を意識するようになるかと思ったんだけど・・、おかあさんって、と御子柴。
ああ・・・、俺も動揺する先輩は見てみたかったな・・・、つまらない、と野崎。

直接、自分のネタに関係なくても、自分のデータベースにないケースを観察するというのは、決して、悪いことではないのですが、若松と結月の仲が進展したら、自分の描く作品に影響するとかで、仲が進展するのを阻止しようとしていた野崎にわかる話ではないかもしれませんね。

・・・そうだ、プールにでも連れて行くか・・・?と野崎。

プール!!? なぜ!!?と御子柴。

漫画だったら、こうなる、と野崎。


イメージ

他の奴にそんな薄着見せたくない!!とロングヘアの子に言う男の子。

こいつ・・、もしかして、着やせするタイプだったのか!? 惚れ直したぜ!!!と水着姿の女の子を見て言う男の子。


こういうのは、
親しい相手の気が付かなかった一面を見て、別の魅力に気が付くからであって、そうでない相手が意外な一面見せたからと言って、目の色変えてもマイナスでしかないですからね。

とはいえ、佐倉がイメチェンで、リボンとって、おしゃれをしたとして・・・・、
まさか、佐倉本人だと認識されないなんて落ちはないですよね?

金色のガッシュでも、ファウード編にでてきたバニキスギーゴーがゼオンにファウードの主導権を奪われ、魔界に送還された後、再登場した時には、柱に閉じ込められていましたが、

あれって、ぶっちゃけ、バニキスがリオウの中にいて、被り物芸人みたいな感じだったので、バニキス単体だとしっくりこないから、柱に閉じ込めたんじゃないか、と本気で思えるようなケースもありますからね。
ちなみに、ガッシュ対ゼオンの対決の際、この男、身動きが取れないまま、二人の激戦の真っただ中にいました。
毎回、柱のどこかにバニキスが描かれていないか、探していましたが、結局描かれなかったのは、それおw直接イメージさせないためだったのかもしれませんね。

まあ、ビーンズ文庫で10年位前にやってたスカーレットクロスという作品では、巨乳好きだの、脚フェチだの、色物神父がわんさと出てましたが(注:これ少女小説です)、こういう色物神父どもみたいなのが、プールで今まで身近にいて、きがつかなかった相手が自分のストライクゾーンだと気が付いて、気が付いて、ドギマギする・・・、

ダストボックス2・5ですか、それ?

荒れに出てくる小川日歌里も、主人公の声が目当てだから、そういう意味では色物神父どもと大差ありませんね。
声優業界が舞台とか、日歌里の兄貴の小川星人がフリーダム過ぎて、相対的に妹がまともに見えてるけど、実際、妹は妹で・・、というべきでしょうが、一部除いて、高津作品って、ヒロインそんなのばっかりだったなあ。

男性恐怖症と称して、男を殴るとか、同僚や上司に暴力をふるうメシマズ女とか、無法地帯みたいな状況をギャグとして、ある程度うまく処理できるセンスは、つくづくすごいですよね。
これって、処理に失敗したらひたすら不快なだけですし。

ちなみに、堀の暴力描写を不快にしないためにどうすればいいのか、他の似たような暴力表現を用いている作品を参考にして推測してみた結果・・・・・・、

妖怪変化扱いにすればいい、という一つの答えが出たのですが、それって、幼少時の真冬ですよねえ。
たしかに、多数の男を従えてたし、モテモテ表現もイケルイケル・・・・・・。
まあ、少し前に会長が妖怪でも驚かないみたいなことを言いましたし、仮にそうだった場合、相対する立場である真冬が妖怪でもおかしくはないんですよね。

自分の正体を忘れて、人間だと思い込んで、成長したのが今の真冬・・・、とか言ったところで、多少なりともありそう、とか思えてしまうのがまた(汗 友情に飢えてるような態度を見せているけど、妖怪でも、やたら人懐っこいのとかいるからなあ・・・。

しかし、佐倉の場合、野崎が気が付かない意外な魅力とか言っても・・・・、

ストーカー同然の一面・・・・・・・・・。

前にも言いましたが、何食わぬ顔で、ストーカー対象の相手の身近に潜り込んでいるストーカーとか、状況証拠だけは整ってんですよね。
まあ、用意周到に潜り込んだとかじゃなく、告白が玉砕した結果でしかないのですが。

まあ、前にも言ったように、ストーカーヒロインなんて珍しくなくなりましたし、観察力をいかして、野崎の漫画にあれこれ意見をしているっぽいですから、大丈夫でしょう。それに野崎は椿作品における残念イケメンの究極体(現時点)ですから、佐倉くらいじゃないと、ついていけそうにないような気も(汗


なっ、なるほど!!!と御子柴。

じゃあ、プールに行けば、先輩も、という御子柴だが・・・、

えぇと、そんな薄着・・、と水着の鹿島に言いかけて、まぁ、別に普通か、と堀。
脱いでも・・、うん・・、別にまぁ・・・、うん・・、そうね・・・、と堀。


いかん!!! 俺の中の先輩が限界を訴えてる・・・・!!!と御子柴。


あくまでケースバイケースだから、こういうべたな展開が必ずしも適用できるとは限らないわけですからね。

とりあえず鉢合わせしてみた。

あははははー、きゃーきゃー、という声が飛び交うプール。

野崎と堀、御子柴と鹿島でばったりと?

おい野崎!!! なんで鹿島もいるんだよ!!!プールの写真撮りに来たんじゃねぇのかよ!!と問いただす堀。


いやいやいや、プールの写真撮りに行くなら、妹連れていくとか、佐倉連れて行った方がカムフラージュになります。佐倉をとっているふりをして、プールの資料写真を撮るとかやればいいわけですが、妹は兄が夢野咲子だとは気が付いていないですし、佐倉に関してはまだ、彼女には好きな人がいると勘違いしているのですが、その割には、あれこれ、付き合わせているので、遠慮しても今更、という気がするのは私だけでしょうか?
そういえば、バレンタインのツイッター企画の時も野崎、御子柴、鹿島で日光に行って、真冬、早坂、忍者とニアミスしておりましたが、あの時も、日光に佐倉連れて行かなかったのは、そこいらへんの配慮からでしょうかね?

ただ単に予定がかみ合わなかったとかそういう事実が明らかになっても、さして驚かない自信はありますが。

御子柴は今回もツイッターとかで鹿島と一緒にプールに来ているとか呟いてるのでしょうかね?

やだなぁ、先輩。偶然ですよ、偶然、としらばっくれながら、それより、鹿島を見て、どう思います?と野崎。

は!? 鹿島!!?と堀が振り返ると、


あのーおひとりですかー?と声を開けてくるちょっとウェーブかかってるっぽいセミロングで亜麻色の髪の水玉柄のビキニの子と隣にいるポニーテールの子。

かき氷一緒に食べませんかー、と声をかけてくる前髪ぱっつんでセミロングの子に、花柄のワンピースタイプの水着を見ているツインテール、もしくはサイドポニテの女の子。
すみませーん、私たちと一緒にビーチボールで、亜麻色でチェック柄の水着を着たことロングヘアで花柄の水着を着た子とビキニを着て、おさげっぽい髪型の子の、後姿だけしか見えない三人に囲まれる鹿島。


さすが、鹿島だぜ・・・。一度に三組か・・・、と感心する堀。

惚れ直してる!!!と御子柴。
でも、そうじゃない!!!と野崎。



さてはこいつら・・・、俺を動揺させて、楽しもうとしてたな・・・、とギャーギャーギャ-と言い争う野崎と御子柴を見て、見当をつける堀。

バレてる。

野崎も御子柴もこういう小細工はうまい方じゃないし、鹿島と御子柴と鉢合わせしている時点で今更、ですからね。
高坂も、三年前(当時)の不祥事の再現、とあっさりと目的を河内に看破されてましたよね。

仮にも演劇部だぞ、俺は。もし、そうだとしても、簡単に顔に出すかよ、といいつつ、・・しかし、後輩の期待をあっさり裏切るのもアレだよな・・、と堀。


ポーカーフェイスのつもりでもやってることは鹿島に関しては、本心バレバレのような気が・・。

しょうがねぇ、ちょっと乗ってやるか・・、と思い直して、くっ、くそ、こんなん聞いてねぇぞ!!! おっ、おおお、俺は帰るからなっ!!!と動揺する人演技中の堀。

死亡フラグの台詞じゃあ、それ・・・?

あっ、すっ、すみません。これは、その・・・、と野崎。
俺らはそんあんじゃ・・・、帰らないで・・・、とおろおろおろおろおろする野崎と御子柴。


い・・・、いや、今のは動揺してる感じで・・・・。あーくそっ!!!自信なくすなぁ!!!と堀。

おかしいな・・・。堀先輩は自覚したら、特別扱いしちゃうタイプだと思ったのに・・。普段、しない分、特に、とひそひそと話す御子柴。

それを聞いて、

特別扱い・・・!!? 鹿島をか・・・!!? なんて難しい演技課題だ・・・・!!! とすっかりお題気分の堀。

しかし、今度こそ・・・!!!と堀が意気込んだ結果は・・・、


二人はひとつずつ。鹿島は三つな、とソフトクリームを持ってくる堀。
鹿島だけ、トリプルな!と鹿島だけ、三段重ねのアイスクリーム、野崎と堀には、アイスクリーム一個の扱いの違い。

鹿島にだけ、かき氷もやるぞ!と堀。

寒い・・・!!! とガタガタガタと震える鹿島。
お前、先輩に何やらかしたんだよ、鹿島・・・!!!と突っ込みを入れる御子柴。

基本的に、鹿島の事は気に入ってるけど、そういう意識しての特別扱いはやっていなくて、基本的に公平な人ではあるけど、こういう人ほど、公平であろうとするあまり、一人一人に対する匙加減みたいなものは下手なところがあって、極端な行動に走ってしまうなんてこともありますよね。

でも久しぶりに会った親戚が、何か食べるか、とかいって、食べ物勧めてくるとか、食べに連れて行ってくれるときとか、こんな感じの事ありますよね。

もしかしたら、先輩は不器用なのかもしれない、と野崎。

え・・、何だよ、突然、と御子柴。
少女漫画を描いている俺にはわかるんだ、といって、そう!!! 先輩は、優しくしようとしても空回ってしまう不器用キャラだったん
だ!!!と野崎。


くそっ、優しくしてぇのに、俺って奴は・・・、とこういうのでうs!!というイメージ。

それをふまえて、先輩を見てみろ!!!と野崎。

いやいや、結果として、面白い話が出来上がるけど、最初に思い付いたお話ほとんどひどい内容じゃないですか。
何度も言っている野崎のようなタイプのオタク作家って、一番の特徴は、自分が描いたことを読者に納得、共感させることが下手なのですよね。
思いつくことが作中の余蘊ひどい内容でも、そいつを受け入れさせる書き方をするのもありなのですが、それができないってことは、自分以外の相手がそれを納得するにはどうすればいいのか、という視点が欠けているわけですからね。


何だよ、くっつくなよ!!とがっしぃ、とくっついてくる鹿島を払いのけようとする堀。
めちゃくちゃ寒いんですよ!! あー、あったかーいあったかーい!!! と堀にしがみつく鹿島。


もしかしたら、先輩は計算高いのかもしれない、と野崎。
どっちなんだよ、と御子柴。


いや、ストレート、というか、考えずに行動した結果、計算づくのように見えてるだけです。

はっ、そうだ。ここで甘やかしてやればいいんじゃないか!!?と気が付く堀。
あー、さむーい、と鹿島。

甘やかし甘やかし・・・、と己に言い聞かせるようにいい、お・・、おー、と鹿島を見る堀。

そして、鹿島はかわいいなー、とわしゃわしゃわしゃ、と撫でる。


すっ、と座り込んでわん!という鹿島(飼い犬)。

「・・・・・・・・・」」

即興劇じゃねぇよ!!!と突っ込みを入れる堀(飼い主)。


鹿島! ビーチボールで遊ぼうぜ!!とビーチボール片手に堀。

ちっ、しゃあねぇな。付き合ってやるよ、政行!と友人Aの演技の鹿島。


鹿島、ボート乗らねぇか!? 俺が押してやるぞ、と堀。
えー、ボートかぁー。日焼けしちゃいそうだしなー。遊はパスー、とギャルBの演技の鹿島。

鹿島、昼飯食いに行こうぜ!!! おごって、やるぞ!と堀。
わーい、お兄ちゃん。僕、ラーメン食べたーい!と弟Cの演技の鹿島。


優しくすると何かの役だと思うみたいで・・・・、と頭を抱える堀。

お兄ちゃん、どこー、と鹿島。

鹿島・・・、お前って奴は・・・・!!!とじわっと涙ぐむ御子柴。

いやだって、先輩が演技してるから、私も乗っからなくちゃと思って・・・・。一人エチュードデーなのかなって、と鹿島。
演技?、と御子柴。

あー、ちょっと見ててね。説明するから、と鹿島。


鹿島ー!! ちょっと来いよー! と呼ぶ堀。
今行くよ、ハニー、と鹿島。


ここまでやって、


これが演技ね、と鹿島。
お・・・、おう、とあっけにとられる御子柴。


野崎、ほら塩分もとっとけよ、と飲み物を渡す堀。
あれは素、と鹿島。


鹿島、流れるプール行こうぜ!と堀。
あれは演技、と鹿島。


野崎ー! スライダー行こうぜ!!と堀。
あれは素、と鹿島。


かしまー、と呼んでくる堀。

あれは・・・、と声を震わせて、言葉が途切れる鹿島。

もういい!! もう言わなくてもいいから!!! わかったから!!!と御子柴。


いや、もともと堀にかまってもらうため、という部分があるにしても部活サボったりしているから、当然といえば当然の帰結で、鹿島に同情の余地はどこにもないような。
毎日部活行ってりゃあ、もうちょっと好感度も違っていたかもしれませんが、ギャルゲーによっては、毎日いかない方がフラグを立てやすい作品もあるみたいですからね。
それとも、鹿島主人公の乙女ゲーからすると、堀は毎日部活に行ってたら、堀エンディング間違いなしで、ラスボス扱い・・・、ほかのキャラをクリアするときには、あえて、好感度を上げないように行動しないといけないキャラ、って、それダメじゃん!!

結局、ずっと演技で返されるとは・・・。
理想がどうとか関係なく、鹿島にはもう少し優しくしよう、と頭を抱える堀。

少なくとも、暴力は控えた方がいいのじゃないかと。

あっ、堀先輩帰りなんですけど、と声をかけてくる鹿島。


ぐいっ、とあたまを抑える堀。

わっ、と鹿島。


おー、よしよし。お前はすごいぞー。かっこいいぞー。かわいい後輩だぞー、と鹿島の頭をなでる堀。

とか言って・・・、という鹿島だが、堀の表情を見て、
「!!!」
驚く。


・・・というわけで私にはわかったんだ。一見、適当そうに見えたあのセリフが本心からのものであり、堀先輩は、私の事を恰好よく、可愛い後輩だと思っているということを・・・・、と鹿島。

うおおおおおお、「おめでとうー!!」 
「よかったー、鹿島ー!!!」
ありがとう!! 本人公認のかわいい後輩だよ!!!」
ひゃっはーっ、と口々に祝福する演劇部員。

堀「・・・・・」

そこへ、

あっ、堀先輩!と野崎が声をかけてきて、この前のプールをネタに、漫画を描いてみたんですけど、どうでしょう!! と見せたのは

どうだ、マミコ寒いだろう、と男。
ひどい・・・・!!!と震えるマミコ。


ソフトクリームやアイスクリーム。


私にこんなものを食べさせて・・・っ、何をする気なの!!?とマミコ。

鈴木以外の男から食い物御馳走してもらって、何の疑いもなく食べるなよ(汗

こうやって抱きしめるためさ、とぐいっ、と引き寄せる男。


あっ・・・、あったかい・・・・!!! とマミコ。

なんて・・、なんて計算高いの、この男・・・!!!とマミコ。

先輩からヒントをもらったんだ、と野崎。

ひゃー、すごいですね、先輩、と佐倉。
先輩・・・?と野崎が声をかけるが、


「・・・・・・・・・・・・・・」

原稿を見たまま、呆然とする堀。

堀先輩は頭痛で早退しました。

 
野崎が佐倉の言葉にドキッとした、次の回に堀が、鹿島を女の理想のタイプだと気が付かされる、とかやってて、話が動き始めた感じですが、連載も6周年ですが、俺様だと6周年目というと、忍者編が終わって、夏休みに入ったころで、なぜか、真冬の地元に転がり込んでいた忍者。

会長からアドバイス受けて、早坂気にかけていたんじゃないのかよ!?と忍者が真冬の地元に転がり込んでいるのが分かったときには、思わず突っ込みを入れてました。

今にして思えば、彼自身は忍者(本物)の末裔でもなんでもなく、一介の高校生ですから、金持ちの家を詳細に調べ上げるなんて、至難の業なんですよね。
クラスの連絡網なんて、最近はないようですし。
高校の場合、全校生徒の連絡先が書いてあるのを渡される場合もあるので、時代が違えば、野崎の家の近くを佐倉がよくうろうろしているという、ある意味シャレにならない光景もありえたわけです。

ともあれ、少女マンガで、主人公の周りにいるイケメンの一人が、主人公の地元に転がり込んできた、これって、他の作品だと、主人公の事が気になって追いかけてきた、とかいうパターンのはずなのに、その可能性がかけらも頭をよぎらなかったのですよね。

会長第一とか、忍者の事が好きな若菜がいるとか、そういう設定があっても、それが上手く描写できていない場合だってあるわけですから、そういう設定がちゃんと描写されていて、説得力を持っているという事でもあるんですけどね。

ともあれ、6年目のころには、忍者が会長のスパイじゃなくなり、仲間になったっていうのは、予測できた流れではありましたが、話の中では大きな流れだったと思いますからね。
その翌年の7周年目には、早坂が過去を乗り越えた、というところですからね。
八年目は夏は佐倉がおかしくなるを印象付けた、偽ウサちゃんマン騒動で偽ウサちゃんマンの正体が会長で、真冬が協力する羽目になって、チーム裏切り者結成と、このころから月一連載に変更になりました。

話が進むきっかけの出来事なのかもしれませんが、一方で、キッズステーションで、9月21日23時時から、毎週木曜日放送されることが決定しておりますから、何かしら、動きみたいなのがあるんじゃないか、とか思えてしまいますよね。
3度目のアニメが決まった少し後に、ファミリー劇場でグルグル(94)が今年初めに連日放送されておりましたし、宣伝みたいな意味合いで、ケーブルテレビで放送されるのって、よくあることですからね。
野崎くんと同じ時期に放送されてたばらかもんも、はんだくんが放送された時には、また放送されておりましたし。

ともあれ、野崎にできないことを堀に代わりにやらせるというのも、この作品における定番パターンなので、それで、堀にも鹿島を意識させて、野崎と佐倉ではまともに期待できない、関係の進展のドキドキを描くことをやろうとしているのかもしれませんが。
今回の話は、佐倉が野崎のハートを射止めるのには、まだまだ先は長いってことを痛感させられる話でしたね。


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by kwanp | 2017-09-04 22:00 | コミックス
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