芸が細かいわ、容赦は無いわ

まあ、ハヤテ一巻が出たときほどではないですが、気がつけば、レビューばっかりやっているような(笑) 

というわけで、いつもなら14日なのですが、今月は15日が日曜日なので、発売日が1日繰り上がって、今日が発売日のボンボンの「SEEDDESTINY」レビューです。

前回の戦闘で深手を負ったミネルバは、マルマラ海ポートタルキウスに停泊、タンホイザー発射直前に攻撃を受けたために、ダメージが大きすぎ、応急修理をして、装甲だけでも確保して、しのごうとします。近場の港に停泊しているために、修理できる施設のあるザフトの軍港などに泊まれなかったのがいたいところです。

そのミネルバの艦内では、ヨウランとヴィーノが、トイレに行こうとすると、そこには、シンが、黙々とトイレ掃除をしているではないですか。

アニメ版とは異なる展開ですが、ハイネはシンをかばって、ガイアの攻撃の前に倒れました。
妹が落とした携帯を取りに言った、僅かな行動が、自分と家族の生死を分けて、自分だけ生き残った。
あんな悲しい思いを二度と味遭わないために力が欲しくて、ザフトへ渡り、エリートの赤服を着ることが出来る立場にまでなって、力をえたはずなのに、現に自分の力が足りなくて、ハイネを死なせてしまった。

本当にこれ以上、同じ思いを味わいたくはないから、今度こそ、力をえて、強くなってフリーダムも連合も、自分たちを裏切ったザフトも倒してみせる。

シンが戦う理由として、ハイネの死が新たなる動機付けとなっているわけで、前々回、前回に、主役を張っただけではなく、今回も、ある意味、陰の主役となっていると言っても過言ではないでしょう、ハイネは。

そのハイネが、前回の戦闘の出撃前に言いつけたペナルティ、トイレ掃除三回を実行することで、自分の戦う理由とかを思い返して、そして決意を新たにしているのでしょう。

同じ頃、エーゲ海では連合とオーブがまた、なにやら、ミネルバを攻め落とすための作戦を考えていたようですが、内容はかなり、オーブに不利なようで、トダカ一佐達は、気に食わない顔をしております。
今の現状は、かつてのオーブの理念から、かけ離れたものではありますが、そのオーブの理念は、国を、そして、そこに住む人々を守るためのものです。そして、ウズミの代では、その理念だけでは国を守りきれなかった。その時点で、中立を貫くにはどうすればいいのか、と考えをめぐらせなければいけないのですが、カガリの代でも、ウズミと全く同じレベルにとどまっているわけで、その挙句、オーブの理念は正しいから、皆従えと叫ぶだけ。そりゃあ、前の連合の侵攻で、家族を亡くした人間が、「奇麗事はアスハのお家芸だな」と怒りたくなるのも無理はありません。その中立主義を信じたあげく、死んでいった人間にも責任はあるかもしれませんが、逆に、その中立主義を信じて、ついてくる人間には、オーブはその命と財産を守る義務があるのですが、どうも、権利を主張する、つまり、中立主義が正しかったことばかり、主張して、挙句の果てにそれを唱えて、その志半ばに倒れていった人間の死を悲しんでいるだけだったのですから、シンがバカな子供のようにかかれていますが、普通、連合が侵攻してきた戦いで家族を亡くした人間は、怒るのも無理はないでしょうね。
言ってみれば、連合のオーブ侵攻は、オーブにとっては、ある種のトラウマになっているわけで、それを克服しようとしないで、あっさりと連合に靡いた、今のオーブに対してと、それを変えることが出来ない、自分に対してだと思いますが、ただ、彼らが指示するカガリも、トラウマを克服しないという点においては、同レベルではないかと思われます。
というのも、中立主義を唱えるのはいいのですが、そのやり方は、ウズイの時代、そのまんま、連合の侵攻で、そのやり方では、国を守ることは出来ないのはウズミの時代に証明済みです。
それを踏まえたうえで、中立主義を、どう展開していくべきか、のビジョンが必要なのですが、彼女にはそれがなく、父親のやり方をただただ、守っているのみ、シンの家族や、数多くの人々にお義性によって得た経験を、ちっとも活かしていない訳で、シンがカガリを許せないのも、自分の家族の死を、無駄死にになるわけですから。ところがそれに気がつかずに、自分たちの中立主義は正しいの一点張りで叫ぶだけ。そりゃ、シンが怒るのも無理はありません。
つまり、トダカ一佐は、似たような指導者が二人いるとして、それを自らの好き嫌いだけで、どっちに従うか、選んでいるに過ぎないわけですから、それは、軍人失格とか言われてもおかしくはないでしょうね・・・・。

そして、数日後、クレタ島沖で、連合とオーブが攻めてきて、フォースインパルスで出撃したシンを始とする、ミネルバパイロット、シン、レイ、アスラン、ルナマリアの四人は出撃します。
今回の出撃では、空を飛べないザクは、空中用の支援メカ・グゥルに乗っており、なおかつ、ルナマリアの機体には、接近戦用のスラッシュウィザード(イザークのザクがつけているウィザード)が。 どうやら、ガナーウィザードを使用していても、撃墜率が上がらないルナマリアの適正を考えて、装備を変更したようです。妥当な判断といえば、妥当な判断ですが(笑)

ハイネの弔い合戦とばかりに、連合もフリーダムも、オーブも全て、俺が倒してやると言わんばかりに燃えているシンがアスランの制止も聞かずに、先走って、次々と敵機を落としていきますが、あたりを見渡しても、ダガーLやウィンダム、そして、M1アストレイと、オーブの最新鋭機、ムラサメの姿が見えないことに気がついたアスランは、これが罠だと気がつき、あわてて、ミネルバへ戻ろうとします。

いつもなら、空を飛べないレイとルナマリアの機体は、ミネルバで、艦の安全を守っていなければいけないのですが、なまじ、装備が充実していることが、災いしたのかもしれませんね・・・。

しかし、罠だと気がついたときにはすでに遅く、ミネルバは、ムラサメのミサイル攻撃を告ぎ内Gと受ける羽目になり、慌てて、戻ろうとしたシンは、海中に潜んでいた、アウルのアビスに足止めを食らうことになります。

その間にも、ムラサメによる集中攻撃はつづき、ブリッジに、ミサイルが直撃するか、と思われた、そのとき、またもや、フリーダムが現れて、ミネルバのブリッジにあたるはずだったミサイルを
そして、フォースシルエットを装着したままで、アビスに翻弄されていたインパルスでしたが、種割れを起こしたシンが、フォースシルエットを切り離し、海上へ上がろうとします。
当然、それを見逃そうとはしないアビス。

そして、遠隔操作で動くフォースシルエットが、後方からアビスに体当たり!!

インパルスを追うのを阻止されてしまいました。

ええっと、これって、海中の中ですよね? 空中戦用の装備が、海中でこんな芸当ができるとは、さすがはザフト脅威のメカニズム・・・・・、と思いましたが、ニュートロンジャマーキャンセラーに比べたら、かわいいものですよね、これは(笑)

海上に上がったインパルスはブラストシルエットに換装し、追いついたアビスを迎え撃ちます。
アビスはビームランスを振り上げて、インパルスに切りかかりますが、インパルスは、腰を落として、あっさりと回避。そして、カウンターとばかりに、ジャベリンをアビスのコクピットへ直撃させて、アビスを撃墜させました。

近くにいたステラがそれを見て、「アウル!!」と叫ぶと、敵討ち、とばかりにインパルスに向かっていきます。
それを見ていた、キラのフリーダムは、インパルスとガイアを無力化しようと、銃口を向けますが、その間に割ってはいるアスラン。

思いもかけない人物がザフトに戻っていることを驚くキラ(ボンボン版では、この時点で、キラ達は、そのことを知らなかった) そして、デュランダルが戦いを亡くそうとしていて、自分はその手伝いをすることが、今、自分のやるべきことだと語り、その上で、キラのやっていることは、ただ、戦場を混乱させるだけだと言って、下がらせようとします。

しかし、キラのほうは、ラクス(本物)が殺されそうになったことを持ち出して、アスランを戸惑わせ、それに対して、詳しく語ることなく、

ボンボン版で出番の少ない腹いせとばかりに、フルバーストで、セイバーを撃墜します。 

・・・・・・・・アニメでは、ビームサーベルで、急所をはずされていたのに、全く容赦がありません。逆にいえば、出番が少ないだけに両軍の脅威として、しっかりとかかれていると言ってもいいわけです。

でも、これで生きているんだから、アスランも只者じゃねえ(汗)

そして、同じ頃、種割れしたシンに、追い詰められ、止めを刺される一歩手前の状態のガイア。最後の一撃と、ジャベリンを振り上げた、そのとき、ガイアの避けた部分から見えるコクピット部からは、見覚えのある、ステラの顔が。
「何で、キミが?」と余りのことに、最後の一撃を加えないまま、呆然と立ち尽くすインパルスというシーンで、今月は終わりですが、先月号でシンとステラの出会いと、23話のフリーダム乱入、そして、ハイネの死、今月でようやく、ガイアのパイロットがステラとわかったところまできたわけですが、アニメとの差残り、4~5ヶ月でどうするのか、気になるところです。おまけに、スティングがいないで、ステラの見ている前で、シンがアウルを殺したのですから、ステラが、シンにいい感情を抱かないのは、目に見えていますしね。となると、来月は、ステラをミネルバに連れて行く~ディスティニー登場、ガイア出現、フリーダム大破というコンボを一気に行う腹積もりなのでしょうか、そうだとすれば、かなりかっとんでいる話になりそうですが、どうまとめるのか、非常に楽しみですね・・・・・。それとも、アニメが終わっても、数ヶ月延長して、最後まで、しっかり書くという手に出るやもしれませんね。そっちの方が面白くなりそうですし(笑)
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by kwanp | 2005-05-14 00:31 | コミックス
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