まあ、結果的にというヤツですが

前にワタルはサキに調教されているのでは?
と書きましたが、マア、今週の話を見ていると、ワタルと言うのはサキのドジで、肝心なときにはフォローを入れているのではないか、という気がするのですよね。毎回、フォローを入れるようなことは、まあ、やっていないみたいですが。
しかも、彼女はワタル付きのメイドですが、これが、微妙なところでして、一応、橘グループは、不況で大ダメージを受けていますが、一応、ワタルはそこの後とりで、しかも、三千院家の跡取娘と婚約が決まっている。口の悪い言い方をすれば、売約済み商品です(笑)
つまり、素人考えですが、跡取には、不況でグループががたがただからと、三千院家の跡取娘に相応しいほどに、ワタルを育て上げる必要があるわけでして、身の回りの人間も、えりすぐりの人間を(可能な範囲で)置いていることが予想できます。現に、まだ、作中に登場していませんが、ワタルの執事の一条などは、執事としては、ハヤテにとっては、存在意義のある人だそうで、第六話では、ハヤテと戦う予定だった人ということは、変態でも、三千院家の執事長というからには、仕事の方は、ひとかどの人間でしょうから、ハヤテが執事として相応しいか、試すには、執事としての条件を満たしている人物なのは確かでしょう。
クラウスのメガネにかなっているということは、変態である可能性も否定できませんが(笑) サキが最初に出てきた時に、ハヤテのタイを直して、「執事として恥ずかしくないように」とかいってましたが、この人が、執事として、範にするべき人(と、サキには映っている)と認識されているかもしれません。

ワタルハァハァなヤツとか、グレミオみたいなおばさん男という可能性がありそうですけどね(笑)

つまり、サキの執事として、あるべき姿というのは、この人物を基に作られたイメージであるわけで、しかも、ハヤテに対する態度から察するに、この人物、そこそこ、ワタルやサキと年が離れていると見て、間違いないでしょう。年頃の男に対する反応を見るに、クラウスほどではないにせよ、年の離れた人物で、年の離れた兄とか、父親くらいに感じるような年代だから、ギリギリ、20代後半、30~40代あたりで、ぱっと見、ギラギラしていない人物で、本場で学んだか何かで、執事のスタイルに忠実であろうという人(使用人同士の恋愛沙汰などもってのほか(これは本当らしいとか、主人に忠誠を誓うので、生涯独身など)あたりではないかと。
ただ、風向きが悪くなったら、人は離れていくのも事実で、手っ取り早いのが人員削減。まあ、サキなどは、その対象になりやすいのを、ワタルが気に入ってるメイドだからとか、あるいは、縁故採用とか、他に行く当てがないとかいう理由で、残っていると思われます。
なのに、そんなハヤテに執事としての資質を試すのに、うってつけと思われる人物なら、他の家から声がかかってきてもおかしくないのに、橘家に残っているあたり、なにかを感じずにはいられませんが、それはまた、別の機会に推測するとしましょう。
つまり、理由があれこれ推測できますが、ワタルの近くにおいておくメイドは、普通なら、マリアさんみたいな人を置くのが普通だと思うのです。まあ、ワタルは、役回り的には、嫌なやつ系のキャラですが、悪い人間ではないし、今週のようなことも、迷わずに出来るところもあるようで、伊済に対しての態度は論外(好きな相手には、いいところを見せようというのが、人の常ですから)ですが、案外、ナギの場合も、漫画のことがなかったらか、それとも、ワタルに、女性を見る目があれば、もうちょっと、けんか腰な関係よりかはましになってたかもしれないですね。
サキのことから推測できる材料だけでも、作中で、かかれないだけで、案外、人に対する面倒見も悪くないのではないか、と思うのですよね。もっとも、

橘家のメイドの中では、サキが一番、仕事が出来る部類にはいるんじゃないか、という怖い可能性も捨て切れませんが(笑)

種ガンの最終回で、議長が撃たれたら、ジェネシス放り出して、さっさとトンズラしたザフト軍の中では、虎が優秀な指揮官の部類にはいるとか、ナタルとアズラエルが銃を振り回して暴れていたのに、誰も止めずに、とっとと逃げ出すとか、そんな例もありますから、結論を出すには早いかもしれませんね・・・。

でまあ、ワタルが伊澄を好きなのは、男は、自分の母親に似た女性を好きになるという話もありますから、ぱっと見、母親に似ているのではないかと(あるいは、好みが父親と似ているのかもしれませんが)。といっても、金持ちのお嬢様には大きなペットとか地下鉄の一件から察するに、金持ちの奥さんで、10代で結婚して、子供まで生んだ女性に、畑センセがステレオタイプなイメージ、この場合、おっとりしていて、浮世離れ、悪く言えば、世間知らずなお嬢様のまま、年を取った人間というキャラ付けをするのは、ありえなくもないのです。
まあ、何で、ワタルが伊澄をすきかということに関しては理由は明かされていないので、現段階では、ぱっと見のおっとり振りにくらっと来たか、何か、優しくされたか、そんなところではないかと思われます。

咲夜も、伊澄も複数の執事を置いていますが、対照的に、ナギは性格的、境遇的な理由から、ワタルは経済的な理由から、それぞれ一人しか置いておりません。
でっ、サキはポンコツメイドなわけで、ワタルの身の回りでも、色々ポカをやっているのは容易に想像がつくわけで、性格上か、それとも、自分のことは自分で出来るように、という教育上の理由からか、多分、先のぽんこつの尻拭いも少なからずやっているのは、容易に想像が出来るわけです。多分、サキみたいなタイプや、本当に母親と似たようなタイプなら、上手く対応できると思うのですが、関西人、わがままで意地っ張りで、感情に流されやすい、おっとりで天然だけど、鋭いと、周りには、ぱっと見、対応できる手合いは降りません(笑) 
普通なら、母親や姉妹、近所の女のこを参考に、女性の扱いを学習するものですが、表面上の性格(女なら、もっとおしとやかにしろとか言ってましたしね)や、個人的なこだわりにうるさいあまり、ワタルはそれが出来ていないようですから、それを何とかしない限り、サキみたいなタイプには、ちゃんと対応できるけど、他のタイプの女性の機嫌を損ねやすい傾向から抜け出せないわけで、結果的に、先から見て、「立派になって」とサキのようなタイプに頼もしく見えるほど、他のタイプの女性には縁遠くなっているみたいで、そこのところを指して、サキに調教されているのではないか、と言うわけです、ワタルは。おまけに、前述のようにメイドがサキしかいないわけですから、女性の扱いやら、対応やらを学ぶ対象が限定されるわけで、ナギや伊澄の場合は、マリアさんや、過保護で過激な執事たちが、咲夜は巻田と国枝の二人がついているわけですから、ワタルの僅かなノウハウも出る幕が無いわけで、ますます、サキやそれに似たタイプにしか、そのノウハウを活かせない、という無限ループが出来上がるわけです。

で、仮にそうだとしても、この話のやっかいなところは、サキが自分好みのタイプ(仕事が出来るか、上を目指そうと努力を怠らなくて、なおかつ、優しい)に仕立てているのを自覚していないところにありまして、つまり、ワタルが伊澄のことに限らず、ナギのことでもそうですが、女性を見る目を身に付けないとこの悪循環はずっと続いてしまうでしょうけどね。
第一、あの年頃で、普通のデザインならともかく、あんないかにも、サキ柄のパジャマとか、サキの名前が書かれた布団とかを大人しく使ってるわけがありませんし、多分、最初は反対したのでしょうが、結局、使ってるあたり、手綱を握られているとしか思えませんからねえ・・。
そういう意味では、全ての事情を知りつつも、ハヤテの天然に対処できなくて(まあ、普通はね)、なし崩し的に状況に任せざるをえないマリアさんとか、積極的な用でいて、肝心なところで、消極的なパティナギとか、堂々告白しても、ボケた反応をされてしまう伊澄と比べると、自覚なしとはいえ、しっかり、ワタルを自分好みに育てているわけですし、増刊の番外編でハヤテがやったことも似ているかもしれませんが、あれは過去に飛んで、刷り込みを与えたわけですが、サキの場合は、長い時間をかけて、それを成し遂げていますし、ある意味では、ハヤテを上回るわけです。あくまで結果的に、ですが(笑)
しかも、恋愛感情があって、この結果なら、自覚が無くても、さもありなんと思いますが、それに発展しやすくても、現段階では、長年お世話をしているとか、温かく見守るとか、そういうたぐいの感情が近いですし。それで、真面目にお世話をすれば、するほど、出来上がるのは、自分好みのタイプという構図が、厄介で性質が悪いと思うのですよね(笑)
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by kwanp | 2005-05-21 12:02 | コミックス
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