ある意味、同じかも

シン擁護派とキラ擁護派があっちこっちで論戦を繰り広げているわけですが、
私もシン擁護派なので、これに関して、とやかく言えた義理じゃないかもしれませんが、
キラがシンファンに嫌われてもおかしくはないでしょう。
そもそもキラは前作から、友人の婚約者を二度寝取ったり、命令違反をしたり、殺したくないとかいいながら、砂漠の虎の乗っていたラゴウのコクピット付近を攻撃するなど、あれこれ、やりたい放題やっても、何のお咎めもなしといった感じで、作中、えらくえこひいきされており、
しかも、今作では、「オーブの理念は、戦うことにあらず」と戦場に出て、戦いを止めろと説くカガリの傍らで、連合やオーブのMSを攻撃し、無力化しているわけですが、この機体、ザフトから奪った機体で、しかも、ユニウスセブン停戦条約違反の機体で、核エンジンを搭載しております。
つまり、自分たち(1国の一部の意見)を主張する傍ら、皆が守らないといけないルールをしっかりと破っているわけです。しかも、オーブは、連合の侵攻を受けたのですが、領土線を開戦以前に戻すというユニウスセブン停戦条約の項目のおかげで、オーブ自信の独立を回復できた、という恩恵を受け取っているにもかかわらず、です。
この上で、オーブの中立の理念を口にして、しかも、それは正しいと言い切っているわけですから、この点だけでも、彼らのやっていることが、二色に分かれようとする時代の中で、その流れを食い止めようとする良心的なものとは決して言い切れないわけです。しかも、公衆の面前にフリ-ダムをさらしているので、結婚式場の一件は、まだ言い訳が聞くかもしれませんが、戦場で、これをやったら、言い逃れなど出来ません。
ユニウスセブン停戦条約は、DESTINYの1年位前に締結された条約で、オーブは、その恩恵で独立を回復できた可能性が高い。それなのに、ニュートロンジャマーキャンセラーを搭載した機体を隠し持ち、改修を行っていた。これで、オーブの理念を口にして、中立を唱えても、誰も耳を貸すわけがありません。作中のように、オーブの軍事行動をとめるにしても、ユニウスセブン停戦条約に触れない形で、ニュートロンジャマーキャンセラーを搭載しないで、23話や28話のような両軍を蹂躙するMSが、技術立国であり、監督や脚本の贔屓を受けているキラ側の人間や、モルゲンレーテに作れないとは言わせませんよ。
自分らに都合の悪い決まりは守らないで、自分たちに都合のいい決まりは守れといい、一度、国を脱して、すでに国の最高指導者ではないのに、軍人達にそれに従えと声高に唱える。
これで、中立国として、信用されるわけがありません。
南米独立を容認しなかった連合が、「切り裂きエド」を筆頭に発行してくる南米軍を相手に戦争を行っていたわけですが、同じ、連合の勢力化にあったはずのオーブは、戦力は、カガリを守るために、宇宙に言ってるわけことも考えると、そんあことの出来る体力は、戦後、なかったはずです。おまけに、領土線を開戦前にするということで、表面上、自治は回復できるこの条約をオーブが受けないはずはないのです。でなければ、連合がそれを理由に、自国の領土に組み込むはずですから。仮に結んでいなくて、独立を保てたとしても、ニュートロンジャマーキャンセラーや、ミラージュコロイドといった禁止項目に入っている代物を、堂々ともてる国を中立と見なすわけはありません。結局、中立というスタンスを保つためにも、条約を結ばざるをえないわけです、オーブは。
しかも、作中では、その行動が正しいように書かれているわけです。そして、そのキラに近い、アスランやカガリも、その恩恵を受けているわけで、そのあおりを受けて、シンは、単なる馬鹿とか、周りが見えていない子供のようにかかれるわけです。
それに友人はいる、恋人はいる、周りには、自分のことを理解して、その行動を支持してくれている人はいる、そして、乗る機体は規格外で、高性能。
対してシンは、フリーダムとカラミティの戦闘で家族を失った、そして、その原因の一因となったカガリやアスランを怒りをぶちまけても、相手がキラよりの人間だから、考え無しにあっちが言いようにかかれるし、おまけに、その取り巻きの一人が、上官としてやってきて、口やかましいことをいう割には、行動や結果が伴わない。挙句の果てにキラや、カガリが戦場にしゃしゃり出て、シンはキラの足元には及ばないような書き方をされる。一度踏みつけにされた人間に、またもや踏みつけにされるし、しかも、その踏み付けにされた相手は、自分のやっていることは正しい、と己の行為を省みもしない。踏みつけにされた側から見れば、これで、相手の言い分を聞けるわけがない。
ついでに言うなら、物分りの悪いガキみたいなかかれ方をしているシンは、キラよりも感情移入しやすいわけですし、おまけに、作中では、カガリやアスランとの言い争いでも、結局、カガリやアスランに軍配が上がってしまうわけで、正しいことを言ってる、やっているのに、周りはそうは見てくれない。これを言うなら、世界が戦争で二つに分かれたために、それをとめようと行動するキラも、同じではないか、という声が出てきそうですが、恋人とか、双子の姉とか、アークエンジェルのクルーとか、意を汲んでくれる人らが身近にいるわけですから。シンには、腹に一物あるとはいえ、レイが、ステラを連れ出すまで、そんな人間すらいなかった。
誰だって、正しいことを言ってる、やってるのに、周りが理解してくれないばかりか、悪者にされた、なんて経験は一度はあるはずです、どんな小さなことでも。
現状で、これだけ差がついていれば、十分、シン、そして、彼に肩入れするファンの側から見れば、いい感情をもてない相手と思ってもおかしくはないでしょう。特に監督、脚本に贔屓されてるから、何をやっても許されてることもあるわけですし。
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by kwanp | 2005-06-20 17:45 | アニメ
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