ちょっと残念だな、とかおもったり

日曜の朝4時からやっている、エウレカセブンの再放送が視聴率は悪いこともあって、7月再編のあおりを食らって、なくなるのだそうです。
まあ、本題が見え出したものの、なにやら、ホランド(&タルホ)やエウレカの曰くつきの過去とか、レントン視点で、なかなか、見えにくい物語とかが不評を読んでいるのだそうですが、
私自身は、一部で言われているエウレカ萌えのヒロイン(笑)のレントンのエウレカのために奮戦している姿とか、レントンの兄貴分ムーンドギーとか、この二人のやり取りとか、そのあたりを中心に楽しんでいたりする。まあ、本筋はまだ見えていないわけですし、ところ、仏教用語を元にした専門用語を入り混じっているわけだが、月光号の一癖も二癖もある面々の中で、ミソッカス扱いされながらも、好きな女のこのために頑張ろうとするレントンの姿だけで、おなかいっぱいなので(笑)
大体、好きになった相手のために、なりふりかまわず、突っ走っている年頃の少年が、物事の全体像なんて、読み取れることなんて、早々無いわけですしね。まあ、それがいいほうにも、悪い方にも転がりやすい諸刃の剣みたいなところがあるわけですけど。
ボードに乗って、軍に反旗を翻したいわくありげな集団など、一風変わった世界観は、好き嫌いが分かれやすいので、今くらいのペースでゆっくりと語られていくのがちょうど良いのではないかと思う。個人的に、入れ込んでいる作品に土壇場で失望させられるケースは珍しくは無いので、最後まで、評価をさっさとつけないでいるつもりではあるが。
まあ、日曜七時に、すでに人気を博している「怪傑ゾロリ」があって、そっちに視聴率が行っているということもあるのですが、日曜朝の時間帯に、ああいう難解か、それっぽい作品は、そぐわないのは、ちょっと考えればわかること。どれだけ、先にやっていようと、面白ければ、後先は関係なく、ファン、とりわけ、子供は面白いほうを見て、それを正直に面白いというわけです。
まあ、よく、「わかりやすい作品は、見ている人間を馬鹿にしている、読み手はそんなに馬鹿じゃない」といわれますが、半分くらいは当たっていると思いますが、私は完全には頷けません。
なぜなら、作り手は、その作品を作る上で、必要な知識などを盛っていて、それを動員して、つくるから、何もかも簡単なように思えますが、読者や視聴者の作品の題材になってるものへの認識や知識はまちまちで、中には、その作品を書くために必要な知識などに関して、何も知らない人間もいて、作者が認識しているレベルから、遠い人間の方が多いのです。そして、そういった人間は、必ずしも、その人の書いた作品を見なくても、いいわけです。そして、見たものに対して、何の制約もなしに正直な感想を述べるわけで、作者からすれば、ちょっと調べりゃわかることが読者はわからない場合だって、珍しくは無い。しかし、その作品が面白くなければ、そんな気は起こらないし、見たからといって、必ず、それについて知らなければいけないという義務は無いわけです。最近は、あれこれ、ファンが知っているのが当たり前になってますが、知っていることを当たり前として、話を作ると、「知ってるから大丈夫だろう?」という甘えが生じてしまって、作品がつまらなくなると思うのですよね。
医学生や料理人の卵に、ベテランと同じことやれと要求しても、出来ないのは、当然ですから、最初のうちは、作り手や書き手が、わかるように語っていかないといけない。でも、馬鹿じゃないから、丁寧に説明して、興味を持たせることに成功すれば、頼まれずとも、作品のことをもっとよく知ろうと、知識を身に付けてくれるし、作品の意図についても、あれこれ、考えをめぐらせてくれるのだが、複雑で難解な作品というのは、最初から、あれこれ、作品のモチーフに使われている題材やら、作品内の言動に関して、神経を張り巡らせ、何が伏線になっているのかわからないので、くまなくチェックして、それを解釈しないといけないという作品も少なくないわけで、
最初から、あれこれ、チェックしたり、考察したりして、応えを導き出すのを前提に、話を見ろとか、いわれているのも同然で、しかも、大抵は番組の終盤まで、それに付き合わないといけない。アニメ以外なら、ライトのベルやゲームなら、もっと長い期間、続かないといけない。
面白くも無いと思う作品に、そこまで根気良く、最後まで付き合う馬鹿も、早々いないでしょう。
結局、難解な作品が読まれないのは、書いている方にも責任はあるのだという気はします。
見ている人間は馬鹿じゃない、これは確かですが、それと同時に、この作品で作り手が知っている事に関して、全く知らないという前提からスタートして、それをわかってもらうくらいがちょうどいいのかもしれませんね。
TV番組というのは、スポンサーに金を出してもらって、それを制作費にするわけですが、つまり言ってみれば、30~60分のCMですが、言ってみれば、投資家から金を出してもらって、それで会社を経営するのと、形式的に近いわけですよ、大まかに言えば。
でっ、あれこれ、多機能な使い方の難しい商品だけ、でーんとつくって、取り説や何のレクチャーもなしに、「さあ、これについて、理解を深めろ」と言ってるのに等しいわけ、しかも値段はバカ高い。それをただ、売りつけるだけで、売れるわけが無いのと同じ訳で、まずは、手にとってもらうための努力は、作り手には必要だと、私は思うわけですよ。
だから、エウレカセブンは、そこいらヘンの配慮が、少し足りなかったのかもしれませんね、あの時間帯では。そもそも、あの時間帯に、スタッフのやりたいこと&書きたい要素を先走らせすぎると、ろくなことは無い、というのは、スーパー戦隊と平成ライダーで、証明済みなんですけどね・・・・(苦笑)
[PR]
by kwanp | 2005-06-28 17:19 | アニメ
<< どうやら、 徒然なるままに響鬼7 >>