用意周到って・・・(汗)

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そもそも、最初はアスランに目をつけていましたが、結局、フリーダム相手に17分割され、挙句、「キラーァー、キラーァー!!」で、感情的に行動して、フリーダムを倒したシンに殴りかかってますからねえ・・・。
インパルスのパイロットをシンにしたのは、確かにデュランダルですが、劇中では、その理由は明かされていないので、今の段階では、シンを手ごまにしようとしたという可能性は濃厚ですが、断言できるものではありませんし。

そもそも、インド洋の基地破壊は、基本的に命令は下ってませんでしたが、あの時点で、基地を守るためのMSがすべて、ミネルバを打つために出払っていましたし(小説2巻での、MSを全部出撃させたネオの言い草が、これまたろくでもないのですが)、基地を守るためにおいていったガイアも、単独行動でミネルバに行ってましたから、インパルスが基地を破壊しようとするのに、障害となる要素はないのでしたら、基地を破壊するのは、別段、間違った行動ではないと思うのですが。
むしろ、インパルスが、生身の人間を攻撃する、この事態を招いたのは、ネオの責任が大きいわけです。まあ、この作品だったら、量産型MSが数機いたところで、インパルスにはかなわなかったかもしれませんが(汗) しかも、ファントムベインは、遊撃隊的組織だから、必要な装備や手勢は現地で調達する、そんな気軽さがいい、とかいって、現地の事情など、全く考慮せずに、全部のMSを貸せと言い放って、しかも、警備においておいたガイアはとっととどこかへ行ってしまう。ジブリールに、当てにならない手下呼ばわりされるわけです・・・。
おまけに、作中では、連合、とりわけ、大西洋連合の地域の住民への圧政が、強調してかかれてます(小説においては、そういう人間ばかりではない善良な人間もいるみたいなかかれ方はされてますが)。
ロゴスの存在を告げたときには、シン以外の他のパイロットもいましたし、そもそも、このときの会話では、シンをインパルスのパイロットに任命したのは、デュランダルなのに、それに付いてはスルーしてた気配すらあったのですが。だいいち、この頃には、まだ、アスランの方が重視されていたのか、その後、アスランと別室で会話したりしてましたしね。

ハイネは、アニメ版ではフリーダムに攻撃しようとして、後ろから切りかかってきたガイアに気がつかずに、真っ二つにされてましたし、ステラも、シンが独断で返したわけですからねえ。まあ、ラクスとキラをつついて、彼らがああいう行動に出るのを予測していた、というのでしたら、当たっているかもしれませんが、別にはハイネやステラ(レイの方から、研究所でステラをつれてきたという報告は受けてたでしょうから、シンの性格を考えれば、ああいう行動に出るのは、容易に予測がつきやすい)だけでなく、他にも犠牲者は出てますし(タンホイザー攻撃の際など)、あくまで、別の目的のついでに、シンを自分の手ごまにしようとしている(それも、アスランが17分割された後からですから)方が正しいでしょう。
そもそも、シンがカガリにいかってるのは、オーブが、理念ばかりを優先して、連合に無茶な戦いを挑んだことや、ウズミ以下の首脳陣が、敗戦の責任を取らずに、国が連合に落ちる前に、全員自害したことなど、国が国民を守れなかったことや、しかも、カガリは、モルゲンレーテのスタッフや、M1アストレイ、フリーダムジャスティス、アークエンジェルに、守られて、脱出しているわけで、それで、国を守りきれなかった、しかも、戦後はユニウスセブン停戦条約のおかげで、独立の体面が保てたわけですから、オーブの中立主義では、何も出来なかった、とののしられても不思議ではないでしょう。しかも、南米は、英雄エドの主導のもと、自分たちの力で独立を取り戻したという、同じような境遇にありながら、思いっきり違う比較対照があるわけですから、オーブの中立主義が、オーブ陥落前よりも低く見られるのも無理はないですし、挙句の果て、今度は、連合と手を組むから、元国民としては、怒るのは当然でしょう。そんな奴らを信じていたのかって、期待していた分だけ、失望は大きいですし。
カガリのほかにも、ガンダムを奪った連中や、ブレイク・ザ・ワールド事件を起こした連中にも怒ってますし、後述しますが、インド洋の死闘でも、彼がバーサークした原因は、吉の軍人が、現地の人間を銃で脅して、強制労働させて、しかも、言うことを聞かないと銃殺するといった行為であって、彼の怒りは、力を持った人間が、力をもたない人間を痛めつけると判断したケースがほとんどなのだ。

第一、自己正当化はキラやカガリのほうでしょう、むしろ。おまけにキラは何をしていいのかわからない、とか言いつつ行動していますが、世界を二分する陣営のどちらにも属さずに、己の考えで行動するということで、ヒイロたちと同じように見る人もいるでしょうが、キラ達は、ヤキンドゥーエ以降、オーブで隠遁していて、何もしていませんし、行動を起こしたのだって、ラクスが狙われたからで、しかも、そいつらが乗っていたMSがザフトの新型アッシュ。
・・・・DESTINY ASTRAYでは、ギガフロート(民間の移動港で、マスドライバーも装備している)を狙う、ザフトのMSに乗った脱走兵(と思しき連中)、いざ、捕まえてみると、実はコーディネーターの傭兵で、連合に依頼されて、ザフトの仕業に見せようとしたケースもありますから、これと比べると、フリーダム復活の際には、それを確かめもせずに、ぶった切って、ザフトは信用できない、でカガリをつれて、オーブを脱走ですから。
しかも、その後も戦争をとメモせずに、オーブが関わっている戦闘にのみ、介入して、その場で、戦いを止めろと叫んで、しかも、懲りずに二回やってるわけですから、これを自己正当化といわずして、なんと言うのですか・・・。
すくなくとも、ヒイロ達は、混乱の火種になりそうなものは片っ端から消していってましたし(OVAエンドレスワルツ、コミックス版バトルフィールドオブパシフィスト、CDドラマ・ブラインドターゲット等にそれらの一部始終が書かれている)、唯一、主役メンバーの中で、答えの出なかった五飛でさえ、その答えを模索する目的とあわせて、地球圏に新たな混乱をもたらそうとしていた連中を相手に戦っていましたから。
それに、ガンダムは最後の手段として使っていましたし、エンドレスワルツのラストシーンでは、ガンダムのように不用意に強力な力は必要がないということで、自爆させてますから。
ついでにいうと、あの世界で、戦争の火種を未然に防ぐ事を役割としていた、平和維持組織プリベンターも、MSなどの強力な平気を使わず、また、トレーズの遺産といわれたトールギスⅢも、限られた人間しか使いこなせないとはいえ、それをみだりに使用するコトハしなかった。
そして、暴走したときにも「おれたちの暴走はおれたちが互いに止める」といってますし。
つまり、対処療法的にブレイク・ザ・ワールドのような事件を未然に防ぐなどの、行動を行わず、
個人的な理由でのみ動いて、しかも、比類なき強力な力を振り回し、もっともらしい多義名文だけ掲げて、気分次第で戦場に乱入する。これを自己正当化といわずして、なんというのですか? ラクス達の前面にたって戦うキラのほうが、よっぽど、この記事で言うところの、ダークサイドに転びやすいと思うのですがねえ・・・。
ついでにうと、ユニウスセブン停戦条約は、確かに連合とザフトが結んでいるもので、それを結んでいないラクスに守らねばならない義務はありませんが、その理屈を口にして、地球に対して、核攻撃を行った人物が、宇宙世紀の世界のガンダムの中にいたりします。

クラックスドゥガチ

彼の場合は、地球に対する憎悪が強いから、こういうことを、平然とやったのじゃないか、という指摘も来ると思いますが、自分が、直接結んでいないからといって、禁止されている武器を持ち出して、それを戦場に投入する、しかも、世界的の守らないといけないルールを無視して、自分の感情や考えだけを前面に突出させて、という点では、両者に全くの違いはありません。
思想が正しければ、それをやっていいという人もいるかもしれませんが、宇宙世紀のガンダムでは、核を使用禁止にした南極条約を批准してもアクシズ落としをやろうとしたシャアや、バグを作って、それで大量殺戮をやったカロッゾ、地球ローラー作戦とかいって、車輪つきの戦艦で、世界各地の町を踏み潰したザンスカールといったように、思想的には、地球を怪我す連中を地球から追い出すという、考え自体は間違っていなくても、そのやり方が、強引、もしくは、人道面で大いに問題がある連中は、ガンダムの世界だけでも、枚挙に暇がない。それにこれらの兵器は、核を禁止した南極条約を守っていても、こういう事をしでかす連中が出てくるのだから、ドゥガチは勿論、世界を混乱のウズから守るという目的のためとはいえ、条約を守っていないラクスのやってることが、危険であるか、ということ示唆する見本としても、十分なものであろう。
戦いをとめるためならば、危険な代物を使ってもいいというのは、すくなくとも、戦争においては、その考えがどういうものかは、実際の歴史を学べば、そんな言葉はまやかしだということはよくわかるはずだ(歴史を知っている者には、原子爆弾が戦いをとめるために必要であったという戦勝国側の理屈を、なんの抵抗もなく鵜呑みに出来る日本人は、そうそういないでろうし、核兵器がその後、招いた事態を考えれば、大げさではないだろう)、イザというとき、自分たちが暴走したときのことを考えずに、こういうことをやっている。しかも、アークエンジェルや、エターナルの連中は、キラやらクス、カガリを絶対視していて、彼らに意見でき、もし、それが間違っていても、とめることが出来る人間すらいない。これで、暴走しないと言っても、普通、誰も信用しないと思うのですが・・・・・。
シンが、暴走したとしても、用済みになれば、デュランダルやレイに始末することが出来ますが(下手をすれば、そんなときのために、ディスティニーに自爆装置をつけている可能性すらある)、キラやラクスが暴走しても、それをとめるのは用意ではないのは、23話や28話で明らかですし、エンジェルダウン作戦にしても、シンのインパルスがなければ、どれだけ甚大な被害を出していたのか、わかったものではないですしね。
そもそも、ユニウスセブン停戦条約で、ニュートロンジャマーキャンセラーとミラージュコロイドが禁止されたのだって、戦争終盤での連合が核ミサイル持ち出してきたのと、ジェネシスのような兵器がミラージュコロイドで、姿を隠していたからで、つまり、これらは、そういった、一歩間違えれば、人類が滅亡すどころか、地球にすら、甚大な被害を与える危険を、再び現実のものにしないためという願いをこめられたものですが、ラクス達は、平和のためとかいいながら、これを無視して、前述のようなことを行って、条約を無視している。連合ザフトが結んでいるだけ、という屁理屈で、すり抜けられて良いものではない。
つまり、シンとキラを比較対照にしない時点で、この記事は、相当胡散臭いわけですよ。

特別扱いに関しては、増長といったって、アスランに対して、喧嘩売るような発言したくらいで、
他のクルーや知り合いたちには、そんなそぶりを見せていませんから。
グフの追撃にしたって、事情を聞かされず、有無を言わさず、追撃の任務を与えられ、しかも、戦いを終わらせるためなら、どんな敵とだって戦うという決意を利用されたとはいえ、そのことを、真正面から受け止めて、苦しんでいますし、これに関しては、その後の行動、つまり、苦しみから逃れるために、自己正当化して、暴走するような行為に走ったり、それでも、一人でも、戦いによる犠牲を無くすために、血塗られた手で、誰かを守るために戦うか、とかいった、この一件がどう影響するかによって、判断するべきで、今の段階では論じるべき材料ではないでしょう。第一、アスランはキラは悪くないといってますが、彼がああいった時点で、フリーダムにタンホイザー破壊されて、その際に数人死人が出ている。つまり、同じ船のクルーを殺した奴をかばうという点に関して、ハイネを殺して、多数のザフトの人間を攻撃したステラを助けたシンと、アスランは、全くの同罪であり、しかも、フリーダムに17分割された後は、たいした戦功も立てずに、キラやアークエンジェルは悪くないと言い放っているわけで、しかも、そいつがフェイス、腕が立ち、人格も優れた議長直属の部隊の一員・・・、特別扱いにおいては、むしろ、アスランのほうが、悪目立ちするのですよね、普通に考えれば・・・。
そもそも、アスラン脱走の件にかんしても、ミーアが、「やばいのよー、まずいのよー」と言って、アスランに助言したところへ、保安部の人間がやってきたので、よく考えもせずに、結論を出して、脱走したというわけですが、

http://homepage3.nifty.com/nanashi-yakata/seed/SEED2_47.html

実際には、こんな感じだったのではないか、と思われますし、ラクスに関しても、仮に、デュランダルのやったことだとしても、彼女のやってることは、前の戦いでさえ、どの陣営にも属さずに、戦場に首を突っ込んで、混乱を招くという類のもので、今は英雄視されてますが、下手をすれば、取り返しのつかないことになってもおかしくはない(現にそうなりつつある)。
物の本質を鋭く見抜く人間がいれば、彼女の危険性は明らかですからね。取り返しのつかないことになる前に、消そうとしてもおかしくはないでしょう。政治的にえらい人間なら。
そもそも、ラクスのやってることも、十分危険なのだが、そっちには触れずに、デュランダルの危険性だけを指摘し、その操り糸に絡まったシンを、ダースベイダーに見立てて、というのは、かならずしも正しくはないことは、この件だけでも明らかでしょう。
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by kwanp | 2005-07-09 13:08 | アニメ
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