まあ、どの口が言うのやら・・・・・

のっけから、黒い三連星がバズーカで、ザフトのMSを蹴散らすのですが、
「オラオラ、さがれ、さがるんだよ」
「そういうんなら、足撃つなよ」

まるっきり、悪役の会話です。

まあ、彼らはラクス至上主義ですが、戦い振りから見るに、軍でももてあましていたのを、ラクスに拾われたのでは? と思いたくなるような戦い振りのような気が。

「ジブリールはどこだ」というカガリですが、それだったら、ウナトを抑えろよ、と思うのですが。
ユウナが知らなかったことで、切り捨てられたという見方もあるようですが、どう転んでも、デュランダルはオーブを攻撃したでしょうし、下手をすれば、宇宙にいるロゴスの息がかかった大西洋連合の一部勢力が、オーブを狙う可能性もあり、下手をすれば、両軍の戦場が、オーブになっている可能性も否定は出来ません。
それを考えれば、まだ、味方してくれる可能性がある、ジブリールとその手勢と手を結ぶのは、
無理もないかもしれません。
いずれの場合も、セイラン家がただで済むとは思えませんし、あるいは、自分一人の責任だと言うことで、ユウナは、手ごまに過ぎなかったということへの体裁を取り繕うためだったのかもしれませんね。

戦闘のさなか、弾薬を使い果たしたのか、アークエンジェルへ帰還する、ネオのスカイグラスパー。
その際に、過去の記憶がよみがえる訳ですが、これで、本人だとは断言できないのですよね。
確か、クローンにも、潜在的に記憶がコピーされていて、同じ状況におかれたら、それに従って、無意識に同じ行動をとるという説があったはずですから。
だから、記憶がある=ムウ本人とはなりませんし、前作のボスのクルーゼもムウの父親のコピーとして生み出されている。意図せずにして、記憶をもったクローンを生み出していても、あの世界なら、あながち、おかしい話ではないと思うのですよね・・・・。

ディスティニーと、Sフリーダムが切り結んでいるところへ、アスランがインフィニットジャスティスに乗って、シンの前に颯爽と現れるわけですが、シンは、自分が倒したはずの相手が生きていたことに、当然ながら、動揺します。

そして、その隙を逃さずに畳み掛けるように攻撃するアスラン。

戦いを終わらせるには、ロゴスを、ジブリールを匿うオーブを討たないといけない。本当にそれで正しいと思っているのか!?

・・・・・・・・・・・・・・・と。

「キラ、キラ」ほざいて、ミネルバの中で、居場所を失った挙句、たいした根拠もなしに、「議長の本音はこれか」と勝手に理解して、逆切れして、新型MS奪って、しかも、同僚巻き添えにして、連れ出して、脱走した男が、今更、何がいえるというのか。
まあ、議長の口車に乗せられて、フェイスになって、第二の祖国と戦って、挙句の果てがだるま扱いで、大事な友人と仲間が、(自業自得とは言え)ザフトが総力をあげて、攻撃して、フリーダムを破壊されて、挙句の果てに、「自分には利用価値はない」と切り捨てられ(?)たことをもって、「お前も、同じように利用されているだけ」というにしても、すでに信用失っている人間の言葉に、耳を貸す人間は、そう、いないでしょう。それがどんなに正しいことでも。やるなら、コクピットハッチあけて、戦闘の意思がないことをアピールして、討たれてもかまわないくらいの意気込みはみせるべきだと思いますけどね。
頭ごなしに、「お前は間違っている」とか言われても、反感買うだけなんですけど・・・・・。
大体、ユウナにカガリに対する優位を見せ付けられて、焦ったのが、ザフト復隊の一因だった人間がなにをいっているのやら。
大体、戦火でなくなった家族や友人のことも忘れて、オーブでは、親友もいて、恋人もいて、悠悠自適の隠遁生活をしていたやつが、いいように利用されて、議長の駒にされてた人間が、
戦火の中、家族を失って、その悲しみと痛みから立ち上がって、ザフトに渡って、赤服になった人間の痛みをわかるわけないし、同じ利用される立場にしても、アスランは帰るところがいつもあったが、シンには帰るところがない。どちらの方が、手を差し伸べられて、それをありがたいと思うかはいうまでもないだろう。
結局、アスランのセリフは、シンに訴えかけているようでいて、その実、自分の意見が正しいと言うことをいっているだけ。しかも、ラクスと違って、それを正しいと思わせるような巧妙さがないので、感情に訴えかけるけど、説得力はない。
説得とは、相手の立場を理解しつつ、その中から、自分の言葉に耳を傾けて、最後には、自分の提案を飲んでもらうための行動であって、議長に利用されたという共通点しかないわけで、議長の招待に関しても、完全な憶測で、証拠はない。
少なくとも、説得は攻撃する気満々でやることではないだろう。
シンが、デストロイに乗ったステラを説得したときは、攻撃する意思は無かったですしね。
攻撃するなら、完全に、ディスティニーが行動不能になるまでにして、アークエンジェルへ拉致するくらいの事をしないと、無理だと思うのだが、シン相手には。
それでなければ、攻撃する意思が無いことをアピールして、「オーブを攻撃するなら、おれを討ってからにしろ」と言うくらいの行動はとった方がいい(まあ、シンなら、殺る気満々で攻撃してくるだろうけど。
結局、戦場での相手への説得の掛け金は、自分の命だが、インフィニットジャスティスで、中途半端に攻撃しているアスランからは、それは感じられないような気がする。ギャンブルで言うなら、肝心なときでの、持ち金の一点賭け。これが出来ないから、アスランは人を説得することが出来ないのではないか、と思われる。
シンやレイの「何をいってるんだ、あんたは」「裏切り者の癖に」というのは、反応としては、当然でしょう・・・・。

後、ユウナの扱いも何とかならなかったのか、という気もするけど・・・。袋叩きにされた挙句、無抵抗で殴られて、あげく、MSの下敷きって。しかも、殴った側に非がないかといえば、そうでもないし(テロリストと行動をともにしている時点でねえ・・・)。ある意味、この作品の最大の犠牲者かもしれませんな・・・・。邪魔者は消して、カガリとアスランは結ばれるわけだから、不憫としか言いようがない・・・。

後、アスランの「自分が何を撃っているのかわかっているのか」は、オーブではなくキラをさしていってるようにしか見えないし、落下していくインフィニットジャスティスをキャッチするのも、病室でのやり取りも、ホモ展開のそれにしか見えない(苦笑)
ついでにいうなら、けが人を戦場へ送り出すなよ、といいたいところだが、ラクス越しに、キラのせりふを聞いて、それで、エンドルフィンが分泌されて、痛みを感じなかったんじゃないか?
と言う風に思えて仕方ないんだが(笑) 

ちなみに、MS戦では、アスランがディスティニーの右腕を切り落としたが、これは彼の純然たる実力ではない。まあ、インフィニットジャスティスの初陣と言うことで、強く描かれていることと、シンの心理的動揺に付け込んだ結果だが、「戦場で、卑怯もクソもあるか」といえば、それまでだが、これは結果的な話であり、彼は、相手の心理を、巧みに突いて、そこに勝機を見出すタイプの戦士ではなく、「議長は、何か企んでいる(根拠なし)。そして、キラやラクスは正しい(根拠なし)。さらに言うなら、その彼らと一緒に戦っている自分は正しい。そして、議長を倒して、世界に平和を」と言った具合の心理で動いているわけで、言ってみれば、開き直り&桁違いの高性能新型機にのっている。おまけに相手は、心理的に動揺している。
脱走したときにアスランがやられたのが、立場を変えて、逆になっただけに過ぎなかったりする。

ルナマリアがインパルスで、ジブリールが乗ったと思しきシャトルを追いかけるのですが、悠長に合体描写を入れてる暇はないと思うのですが(汗) 彼女が邪魔だと言われたのは、対Sフリーダム戦においてであり、艦の護衛はできると思うのですけど・・・・・。
それで間に合ったら、それこそ、話がつづかないのでしょうから、無理もないかもしれませんが(苦笑)

そして、旗艦がやられて、指揮権を手にしたミネルバは、これ以上の戦闘は不利ということで撤退を。

しかも、その後、ほとんど、シンの描写は無くて、オーブ・アークエンジェル側のみ(汗)

しかし、黒い三連星が機体から降りてうる描写がありましたが、どう贔屓目に見ても、連行されてるようにしか見えないんですけど(笑)

というか、アークエンジェルに着艦した方がいいのではないでしょうか、一応、エターナル所属なわけですから。

しかし、アスランが帰還後に、格納庫での大騒ぎですが、戦闘が終わって、エンドルフィンも持たなかったのか、アスラン出血。しかし、ちょっと考えれば、こうなることがわかっているのに、今更、大騒ぎするなよ(笑)

撤退後の報告で、これ以上は消耗戦になるとの事を説明するタリアに、オーブとは他の交渉手段を使ったほうがいいかな、というデュランダルですが、これで、優勢で終わっていれば、交渉も有利に進んだかもしれませんが、アカツキに乗ったカガリ、Sフリーダムの加勢によって、戦況は大きく変わったわけでして、彼の真意はどうあるかはともかくとして、オーブは、技術力は勿論のこと、一番厄介なのは、カガリマンセーで、そのためなら、どんなことでもしかねないところがあるわけですから、戦闘が不利に終わったことで、交渉が、イーブンになってしまった感も否めませんからねえ。しかし、ラクスの演説は、プラントの人間にのみ有効なわけだが、現在のところ、議長の演説で、世界が議長の行動を指示しているから、その影響で、ミーア、つまり議長とともにいるラクスの説得力が増すということなんでしょうね。
議長の陰謀云々を別にしても、ロゴスとジブリールを何とかするために、あの手この手で、ジブリールを捕まえることは、悪いことではないと思いますし。戦闘開始の経緯が、○ラン戦争を髣髴とはさせていたのも確かですが・・・・。
しかし、本物のラクスが出てきて、ミーアの今後が、ユウナの末路もありますから、不安ですね(汗) ラクスの名を騙ったのは、確かに問題だったかもしれませんが、本物は、地下に身を潜めて、武装蜂起の準備をしていたわけで、平和のために、地道に活動していたわけではありませんし、タイミングのいいところで、美味しいところだけ取っていくというのは、やはり、平和のために動いている人間のすることじゃないと思うのですが・・・・。これで、平和のために地道に活動してきたというなら、まだ、その苦労が報われるときが来たというのなら、まだ、納得できるのですが・・・・・。
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by kwanp | 2005-08-13 20:02 | アニメ
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