議長黒いなあ(笑)

少し遅くなりましたが、ボンボン版「ガンダムSEED DESTINY」今月号のレビューです。

のっけから、インパルス対フリーダムのぶつかり合いが見開きで書かれる、今回の話。
そう、先月号で、やむをえないとはいえ、ステラを殺したキラに対して、怒りの炎を燃やすシンは、そのまま、フリーダムに戦いを挑みます。

当然、艦長の制止にも耳を貸さずに戦い続けます。 TV版でもそうでしたが、彼はこれでどんな処罰がまっていようとも、目の前のフリーダムだけは倒さずにはいられないのでしょう。
自分が何に変えても、守らないといけない相手なのに、自分の力が及ばないために殺されてしまったんですから。シンは知らなかったとはいえ、デストロイの攻撃兵器はエネルギーカットや、発射停止が出来なかった状態なので、あのままだったら、シンは、餌食になっていたわけですが、フリーダムの機動力を考えると、強引に安全なところへ引っ張ることも出来たはずですし、機転の効かせようもあったのでは、と思っていましたが、

Sフリーダム登場の際の機体の性能に頼りまくった戦いぶりを見ると、とっさの機転を働かすと言う機能が退化しまくってたんじゃないか?

と本気で思えてきて、しょうがない。

フリーダムで適当に飛び回って、いざとなったら、フルバースト。大抵はこの戦法で片がつくわけですから、そりゃ、考えて戦闘すると言う能力が落ちてもしょうがないわけですが、もしかすると、機体によっては、ステラは死なずに済んだんじゃないか? という気がしてならないのですが(汗)

まあ、おそらく、ボンボン版を書いている高山さんも、あそこで、デストロイにビームサーベルを刺すというような書き方をやらなくても、ハイネのときのように、別の死なせ方を書く手もあったと思うのです。実際、ボンボン版とアニメ版では、扱いが違うガンダムキャラというのは珍しくもありませんでして、ガンダムZZでは、最初のほうでさらわれるリィナが夏ごろまで、一緒に行動していて、シャアにさらわれましたし(笑) ガンダムWでは、ゼクスはリーブラ撃沈の後も、装束不明にはなりませんでしたし、ガンダムXでは、オルバ兄弟はしっかりと生きていて、その後もガロードにちょっかいを出し続けている事をにおわせる描写があったりしましたから(笑)

どうも、不殺を口にしながら、実はしっかりと、相手を殺していてもおかしくはなかったり、直接手を下さないだけで、宇宙戦艦を航行不能にして、下手すれば、大気圏に突入しかねなかったり、武器をもつ手やカメラアイを壊すのですが、これだって、他の敵には、殺してくれと言ってるようなものですから、そのあたりの偽善を言外ににおわすために、あえて書いたのではないか、と思いますから。

ボンボン編集部は、20年以上ガンダムと付き合ってきたわけですから、バンダイや、アニメスタッフ以上に、ガンダムのことを良く知っている人々の部類に入ると思いますし。
そういう意味では、SEEDに関しても、バンダイやサンライズよりも厳しく見れるのかもしれませんね・・・。

シンとキラの戦いを止め様と、アスランは、母艦がやられて、ミネルバに着艦したバビに乗り込んで出撃します。アニメ版と違って、こちのアスランは、積極的に行動していますねえ。

「やめるんだ、こんなばかげたことは。お前とキラが戦う理由なんてないはずだ」

と、二人の間に割って入り、アスランは二人の目的は同じと叫びますが、
確かに、戦いを終わらせると言う目的は同じだと思いますが、キラはミネルバのタンホイザーを攻撃しましたが、あれで、数人の使者が出てますし、戦場で戦っているmsを変に無力化しているせいで、他の機体に攻撃されて、志望すると言う事態を招いているのは、ハイネの一件でもあきらかですし、ザフトに対して、散々、攻撃を行っております。ハイネだって、シンをステラの攻撃からかばって死にましたが、アレだって、武装が生きていれば(4連装ビームガンは斬りおとされていた)、何とかなったかもしれないのですから、キラにも責任はあるわけです。
シンがザフトの軍人である以上、キラを討つ理由は、十分に存在するわけです。目的が同じでも、無差別破壊攻撃(フリーダム)と、標的狙いのピンポイント攻撃では、もたらす被害と結果が全然違ってきます。利害が一致しない限りは、手を組む必然性は存在しないのです。
ましてや、目の前でステラを殺されて、頭に血が上っている人間に正論が通用するとでも?
戦いをとめるなら、インパルスをコクピット以外は使えない状態にして、強制的に持ち帰るしかないのです。
ましてや、説得が成功したことのない、アスランだと、なおさらです。

しかも、アスランが二人を止めている最中に議長から、新たな命令が来て、それに驚くタリア。

アスランを跳ね除け、戦闘を再開するシン。
アスランも「これ以上、軍規を犯すと、おまえは」と呼びかけます。そう、現時点では、デストロイが現れたので、緊急措置として、出撃を許されただけで、シンは、まだ、軍規違反の罪状で、処分を待っている身の上ですが、そもそも、その原因となった行動は、ステラを助けるためで、目の前にステラを殺した相手がいるのですから、たとえ、極刑が待っていたとしても、シンは、おめおめと引き下がるわけには行かないのです。

フリーダムに切りかかるインパルス。

切り落とされるフリーダムの左腕と、インパルスの頭部。しかし、シンは、ひるまずにフリーダムに、インパルスをしがみつかせ、バルカンで攻撃します。
そして、ひるんだ隙にコアスプレンダーとレッグフライヤーを分離させ、フォースシルエットを破壊、ミネルバにチェストフライヤーとフォース&ソードシルエットの射出を要請します。
そして、射出されるチェストフライヤーとフォース&ソードシルエット。
「何故、射出する!?」と驚くアスランですが、

貴方の理屈も、十分、不可解です。

驚くアスランにタリアから通信が入り、フリーダムとアークエンジェル攻撃命令が下ったことを告げられます。

って、方針転換早いよ議長(笑)!!

フリーダムがデストロイと戦っていたときは、フリーダムは、陣営に関係なく、戦闘行為そのものを敵対視すると誘導しておいて、デストロイがなくなったとたんに、今度はフリーダムを攻撃目標にするとは(笑)

アスランの叫びもむなしく、命令は実行に移されます。

そして、どこからともなく出てくるザフト軍、MS部隊(笑)

ドッキングを完了したシンも、エクスカリバーを等身の刃のない部分を背中あわせにして、両刃で、フリーダムを貫こうとしますが、フリーダムは、刀身の真ん中にビームサーベルを当てて、まpっぷたつに割きますが、インパルスが突っ込む勢いで、そのまま、エクスカリバーのフリーダムの両手を切り落とし、そのまま、海面に落下して、爆発を起こすフリーダム・・・・、むなしく響く、アスランの叫び・・・・・・

って、核爆発起こしているのでは?

まあ、スイッチを切っているから、大丈夫と言う描写がありましたが、それでも、汚染ひどいだろ(汗)

まあ、アメリカの映画でも、核の直撃受けても、主人公がぴんぴんしているということを書いていますし、ラクスのユニウスセブン停戦条約は連合とザフトが結んだもの、新たなる脅威に備えて、核エンジン搭載のMSを作るという行動とは、、知らないがゆえにこのようなことが言える、かけるという意味では同じかもしれませんね。

そして、ジブラルタル基地では、あの戦いの後、議長の演説をうけて、ザフト全軍と、ロゴスに反旗を翻した連合の軍勢が集結。デュランダルの演説で、世界が、打倒ロゴスにむけて、動き出したことを、かいつまんでかかれてますが、南米、ヨーロッパ、アフリカ、と大西洋連合に首根っこ抑えられいた地域などが、この演説で、勢いを得て、ロゴスに対して半期を記されたことが書かれているのは、芸が細かいと思われます。

そして、ロゴスの残党が、アイスランドのヘブンズベースに集結したことを説明しつつ、降伏勧告を出して、様子を見るというやり取りが交わされます。

そして、ミネルバの甲板では、シンとルナが一緒にいて、どこかしら、元気のないシン(当然、ステラのことが理由でしょう)を、ルナが元気付けるという光景がかかれてますが、7月号のエピソードといい、前々から、ステラがいなくなった後は、シンとルナが、くっつくようなことが事前に知らされていたわけですが、アニメのように唐突ではなく、しっかりとそうなってもおかしくないような伏線が書かれています。
まあ、TV版と違って、ルナがアスランにモーションをかけていた時期は、ハイネがらみのエピソードや、ハイネの死後、闘志を燃やすシン、そして、ステラの一件と、ルナ&アスランにページを割く余裕など無かったことも(そんな気もなかったでしょうし)幸いしているわけです。
ついでにいうと、ネビュラ勲章という言葉を出して、シンの罪状が許されていることを間接的に書いています。

そして、アスランとともに第七倉庫へ呼び出されるシン。
倉庫で、アスランと険悪な雰囲気で顔をあわせるシンという風に、短いこまで、現在の二人の関係をよく描写しております。

デュランダルからディスティニーガンダムとレジェンドガンダムを、「これが君たちの機体だ」と見せられ、完熟訓練に入ってもらいたいという命令を伝えられるのですが、「ロゴスなんて、おれがぶっ潰す」という闘志に燃えるシンと違い、アスランは、シンの前ではいえない話があるのか、その二人で話がしたいと、歯切れの悪い言い方をします。
シンを見て、二人でということは、キラとアークエンジェルのこともあるのでしょうが、ラクスがらみでもあるのでしょうね。

そして、数日後、ディスティニーの完熟訓練をしているシンのところへ、ヨウラン&ヴィーノ、ルナが顔を出します。整備班コンビはメンテの下見ですが、ルナは、シンのことが心配半分、新型に興味があるのが半分といったところでしょうか。

そして、どうだ、と聞かれて、得意げに、この機体はすごい。そして、この機体が、フリーダムと戦ったときにこの機体があれば、と苦笑交じりに言っているのですが、レジェンドのほうに、アスランの姿がないことに訝しげな顔をするルナ。
シンの話によると、この数日、一度も顔を出していないそうで、それって、はっきり言って、命令違反なんですけど。
よく数日も、誰も騒がなかったものです。

そして、格納庫に血相を変えてやってきて、ディスティニーを発進させろと言うレイ。彼の話によると、スパイがグフをうばって逃走したという話ですが、そのスパイと言うのが、アスランだというのです。

というところで、今月は終わりですが、ストーリーの掲載ペースからすると、Sdガンダムフォースのように、じっくりと話を最後まで書くようです。
まあ、そのほうが読んでいるほうとしても、面白く書かれた話をより長く楽しめるので、大歓迎ですけどね。
来月は、シン・レイ対アスランですが、その戦いの顛末と、シン&ルナがどうかかれるか、非常に気になるところですね・・・。
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by kwanp | 2005-08-15 17:56 | コミックス
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