やっぱり、主役はシンでしょう

ラスト一回前というのは、もうちょっと、全体的に燃える展開だと思うものなんですが・・

のっけから、不必要に強力な兵器を持つべきではないと、愉快な発言をかますラクス。
レクイエムのことをいっているのだと思いますが、

ニュートロンジャマーキャンセラーを否定したユニウスセブン停戦条約に反して、ニュートロンジャマーキャンセラー搭載したSフリーダムと∞ジャスティス作ってたのはどこのだれでしたっけ?

しかも、連合とザフトが勝手に結んだものだとか、なんとか言ってませんでしたっけ?

こう言う人間が、レクイエムのことを破壊すると言っても、自分が持っていないものを相手が持っていて、それで力を得られるのが嫌だから、破壊するという風にしか、思えないんですけど・・・。

白服の艦長が言ってるようにテロリスト出しかないんですけどね、キラ達は。
ディスティニープランが実行されたら、どう考えても彼ら、今の地位を失うでしょうしね・・・。

レイの「彼らは言葉を聞かないのですから」というのは、そのものズバリのような気がします。

実は今、オモチャ屋で、1000円でたたき売りされていたスパロボDをやっているのですが、
この話に出てくるリリーナ様ときたら、ロジャースミスを伴っているとはいえ、ザンスカールと休戦協定を結ぶわ、和平のためにズール皇帝(地球を木っ端微塵にしようとしてた人)とも対話の場を持とうとするわ、と何が何でも、話し合いによる解決を臨もうとして、身一つで、敵陣へ乗り込んで、交渉の場を持とうとします。
まあ、結局ズール皇帝相手に話が通じるわけもなく、戦いになるわけですが、話し合いによって、少しでも犠牲を小さくしようとする、そして、常に、己を、ヘタをすれば殺されかねない場所に、自ら先陣を切って乗り込んでいくその姿が、いかにすごいかを昔以上に認識させられますね・・・・。

ラクスたちは、その逆をやっていて、しかも、自分たちが正しいんだ、ということを、常にアピールしながら、それをやっているわけですから、何度も言うように胡散臭いことこの上ない。

考えてみれば、形は違うだけで、シンもレイも同じなんですよね、他人の勝手な都合で、自分の大事なものを奪われたって言うのは。シンの場合、それは家族やステラで、そして、レイの場合は、命や希望未来で。
そして、そんな不完全な身体に自分が生んだ連中が、夢の象徴として、生み出したキラはというと、強力な力を持ちながらも、それでやりたいことがあるわけではなく、しかも、どうすればいいのかもわからないで、とりあえず、自分の周りの人間に危害が及べば、その力を、身の回りの人間を守るためだけに、振り回し、それだけならまだ良いが、自分が気に入らないことにだけは、首をつっ込んで、それを邪魔しようとする。
そして、自分は正しいということだけを、しっかりとアピールして、己の正当性を主張することだけは忘れない。友人の婚約者を寝取るのだけは一人前。

そりゃ、自分がそんなやつの踏み台にされて、短い命と不完全な身体を抱えて、生まれてきたと知ったら、そりゃ、怒りたくなる罠・・・・・・

そして、メイリンに対して、「その命に価値はない」といいたくなるのも、道理だわなあ。
未来や希望や命が、レイに比べたらふんだんにあるというのに、その結果が、アスランと一緒に、アークエンジェルへの逃亡。
そりゃあ、「ふざけんな!!」と怒りたくなるのも無理はない。
脱走したアスランを追いかけたときに、シンに言った言葉は、シンに行くなと叫ぶ、必死の叫びだったのかと今更になって気がつきましたよ・・・・・。
レイからしてみれば、ステラの一件で、「こいつなら、信じられる」と思える様になった相手で、多分、デュランダル議長やクルーゼ以外で、信用できると思った相手だと思うわけで、そんな相手がアスランのたわごとに心を動かされて、寝返ったら、そりゃ、たまらんだろうなあ・・・。
あれはシンを悪の道へといざなう悪魔のささやきではなくて、せっかく見つけた信頼できる相手を失いたくはない慟哭だったんですね・・・・・。
「お前は優しすぎる」という言葉も、オーブでの戦いのときに、シンに対して、言ったこともやったことも、あるいは、シンを守るためのなりふりかまわぬ行動だったんだな、と今だったら、思えるのかもしれない。

ともあれ、レイもカナードと同じ、キラの犠牲者なんですよねえ。
カナードも失敗作といわれて、そして、それがために虐げられていて。プレアの命をかけた説得があったからこそ、立ち直れたわけで。
カナードは己の存在意義を証明するためにキラを倒そうとしたわけですが、レイは、己の存在意義を証明するために、戦うわけですが、これも議長が、自分が全てをかけるに値する相手だと思ったからで、議長はカナードにとってのプレアみたいなもので、議長のために戦ったレイが、命の火が消える前に、シンに全てをたくそうとするわけで、それを払いのけれる人間は、村内多くはないでしょうし、払いのけた人間が強いかといえば、重さを知ってもなお、己の信じる見とを求めて、ならともかく、何も知らないで払いのけるのは、ただの無知や傲慢な行為でしかないわけですしね・・・。
おまけにシンは、大事な人間に去られることで、己の進む道を決める男な訳ですから、レイから、大事なものを託されたら、その重さを真正面から受け止めて、それを背負って進むことを選んでしまう。
その相手の死が、生き方を決めてしまう、その相手が大事だったから、そのことを知っているからだと思います。

しかし、アスランヤ、ラクスにとってのミーアの死は、その生き方を変えるほど、重いものとは思えないし、涙を流しているほど、彼らにとってh、ミーアの死は重いとは思えない。

しかし、黒い3連星(偽)のセリフは、まんま、狂信者ですが、もしかして、ドムトルーパーのキットの発売が前倒しされたのって、パイロットの狂信者ぶりを見て、キット、三つもそろえようと思う人間が減っちゃうことを危惧して、早めに出したんじゃないでしょうか(汗)

しかも、イザークはキラタチと一緒に行動することを選ぶし・・・・。

あんたがアスランを叩きのめさないで、だれがアスランの腐った根性をたたきなおすというんだ!?

まあ、達磨にされて以降のアスランの戦いぶりは、相手の心理的動揺に付け込んで、攻撃するという類のものですから、根が正直で、熱血街道一直線のイザークには、っ微動ダニダメージを与えられるような言葉は思い浮かばないでしょうしね・・・。

しかし、ディアッカ、おまえ、絶対にミリアリアのこと意識しての行動だろう、レクイエムの破壊を選んだのは・・・・。

前作では、イザークはアスランに一歩リードされたり、キラにコケにされながらも、ザフトで自分の信じる道を進むことで、成長したと思っていたのですし、そもそも、議長に恩を感じていたのに、ディスティニープラン発動で、いっきに掌返しますか・・。
普通は、それでも、議長に恩はあるといって、自分のいる陣営を変えずに戦い続けるものですし、かえるにしても、何かしらドラマが必要だと思うのですが・・・。まあ、残り2話で、そんなドラマを脚本がかけるとは思えませんしね・・・・。

それを考えると、タリア艦長や、シンの決意は、救われた気分になりましたよ。
たとえ、自分たちの陣営のやっていることが正しくなくても、己の信じたものを、最後まで準じる人間もいないとね・・・。だれだって、正しいところにいたいわけですが、間違わずにいられ続けるなんて事は、まずありえないわけで。
でも、最終的には、それすらも、アークエンジェルの踏み台にされてしまうかと思えば、それはそれで、納得のいかないものがありますが・・・・。

しかも、エターナルを攻撃するルナに、メイリンが「何で戦うの」とか、「何でラクス様が本物か(以下略)とあるわけですが、アークエンジェルやエターナルは、戦場に乱入してきて、事態を混乱させるわけですから、普通、討たれて当然ですしね。それにそもそも、ラクスのために、ザフトは戦争しているわけじゃないと思うのですが。あくまで、ラクスは、歌姫で、それがカリスマみたいなものを持っているだけなんですから・・・・・。
大体、皆が苦しんでいるときに、のほほんと高みの見物をしているやつが本物であるからといって、それを信用したり、あがめたりしなければいけない道理はないでしょう、普通は・・・・。

しかも、ネオはアークエンジェルをかばうことで、記憶を取り戻すし・・・・、もういいです、メロドラマモドキな話は・・・・・。

レイの「もっと信じてやれ、彼女は強いという言葉」「お前が救ってやることだ、あの国は」は、シンの家族やステラの時のようにはならないという、彼なりに元気付けている言葉にしか聞こえません。でも、前回の遺言や、今回の発現がなかったら、今ごろ、この発言も、シンを操っているようにしか思えなかったかもしれませんね・・・。第一、オーブはカガリが実権を取り戻したことで、軍事独裁政権に変わりましたから、自分のやったことを棚に上げて、無抵抗の人間を殴りつけるような人間と、その命令にナンの疑いも持たずに従っている軍人が率いる国になってしまっていて、しかも、二年前に国を焼いた時以上の危機を招いているのですから、国民だったものとしては、許せるような話ではないでしょうしね・・・・。それならば、いっそ、自分がそんなやつを・・・・・、と思うのも、無理はないかもしれませんね・・・。

結局、どういう結果になろうとも、少なくとも、レイとシンのつながりの強さだけは変えられないと信じたいものですね。

しかし、ここで、ネオジェネシスなんてものを出してくるか、おい・・・と思いますが、結局のところ、この戦い、ユニウスセブン停戦条約を破ったもの同士の同じ穴の狢の戦いであって、前作のブルーコスモスがウラで糸を引いていた連合と、パトリック・ザラ率いるザフトが核ミサイルとジェネシスで打ち合ったのと大差ないわけですね。
パトリック・ザラがデュランダルに。アズラエルがラクスに変わっただけで。
しかも、ラクスの場合は、カリスマがあるから、彼女の思想に賛同する人間が、軍人を核にして、ぞろぞろ出てくるわけで。それが桁違いの性能の核搭載MSを振り回して、連合ザフトのMSを蹴散らすなんて、十分、悪夢ですからねえ。
しかも、彼女らは、平和をクチにしながら、武力を振り回すだけで、話し合いによる交渉の場を持とうとしない。ましてや、リリーナ様と違って、身一つで敵陣に乗り込むというのは、アスランくらいじゃなかったですかね・・・・。

そこまで考えなくても、「ココで消えていただこう、ラクスクライン」とか、「キラ・ヤマト、お前の存在は許されないといった言葉は、同感だと思った人は、結構いるでしょうねえ、間違いなく(笑)

予告のシンは、悪役みたいに描かれているわ、ディスティニーとインパルスがぶつかり合うような予告カットはあるわ、予告では、最後にフリーダムとか言われているし。
最後までやりたい放題だな・・・。やはりどう考えても、スタッフ一同、同罪だろ、この作品・・。
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by kwanp | 2005-09-25 00:38 | アニメ
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