どっちかというとねえ・・・

http://www.ne.jp/asahi/cna100/store/news/051007/051007.htm

http://www.ne.jp/asahi/cna100/store/news/050924/050924.htm

「サンデーの低年齢化路線? 知るかよ、そんなこと」と自分のHPで、愉快な宣言をしている椎名氏ですが、最近の展開見ていると、実質、その路線に従っているように見えるのですけどね。クチではあいいながら、サンデーの路線にへつらっているとかそういうんじゃなくて、お色気シーンで、椎名氏が叫んでいた45号の話にしたって、お色気シーンは、あの話の構成上、必要なシーンだと思うし(笑) あの話で言いたかったのは、皆本と谷崎とのスタンスの違いであって、結局は、谷崎は、ぶちきれた梅枝にしっぺ返しを喰らっていて、オヤジのあほな欲望通りに育つ女の子なんていなくて、そんな欲望で、育てたところで、欲望は欲望に逆襲される。
別の見方をすれば、ECMの回でやってた、機械で、超能力者の力を押さえ込むというやり方と、谷崎のやってることは全く同じですしね。谷崎の場合は、自分の理想どおりに育てることで、強力な超能力者の力を押さえ込んでいるわけで、結局、谷崎にとっては、いいことでも、それはいびつなことでしかないわけだ。結局、ECMのエピソードと同じく、限度が来て梅枝はああなってしまったわけですし。結局、萌えキャラ云々は別として、大人に取っての都合のいい子供なんて言うのは、存在しないわけですからね。
実をいうと、萌えキャラを登場させて、それを落とすという話の書き方はゴルゴ31さんところで、の書かれていたので、初めて気がついたわけで、こっちの解釈のほうにしか頭が回らなかったというのは、ここだけの話だが、私的には梅枝は、最初のほうは、萌えキャラには思えなくて、ワイルドキャットのほうが好みだということもあるが(笑) 
実際、皆本のやり方というのは、見守りつつも、いざとなれば、体を張って、チルドレンたちを守っているわけですし、エリートで、しかも、倫理観も高い。モラルと技量が、揃って高い人間など、そうそういるわけでもないし、しかも、チルドレンのことを守ろうとしている。
大人から見ても、こうなりたかった、という願望が込められているキャラではあるし、チルドレンたちに振り回されることを考えると、普通の人間とある意味大佐が無い(笑)
そもそも、短編連載のときのラストで見せられた予知夢を考えると、人道上の問題を無視すれば、最悪の未来を回避する効率的なやり方のようにも思えるが、別の見方をすれば、結局は、自分たちで育てておいて、自分が手におえなくなったり都合が悪くなったりすれば、切り捨てる、そういうやり方の裏返しでしかない。
切り捨てる、とまではいかなくても、谷崎のやり方も、これとも本質的には代わりが無いわけだ。子供のやらかしたことの尻拭いは、大人の役割でもあるのだしね。
皆本達のやり方は、見守りながらも、彼女らが間違おうとすれば、全力を持って、これを止めて、正そうとする。責任のある大人としての態度を通しているわけだが、それが上っ面のことばだけで終わっていないのは、まあ、子供をもつ親としての経験から来るモノじゃないかと思う。
だって、子供や、介護が必要なじいさんが育てる側や介護する側にとって、都合のいいように動いてくれるわけないじゃん(笑)
椎名氏は、「今回は軽くお色気路線(笑)」なんて言ってるけど、とても、それだけには見えないんですけどね(苦笑) 
まして、兵部の存在は、その思想と対をなすわけで、チルドレンや皆本を、あの手この手で堕落させようという彼のやり方は、この話の悪役としては、うってつけなわけで、兵部からチルドレンたちを守って、彼らの心が捻じ曲がらないように道を示すのって、子供から見ても、信頼のできる大人像だと思うわけで、ある意味、サンデーの低年齢化路線を体現しているように思えるのですけどね(笑)

しかし、女の子で、エロオヤジという薫のキャラだが、これはこれで、珍しいですよね。
普通は、この手のキャラは、表面上、窓辺で本を読んでいそうなおとなしめなキャラとか、表面上取り繕って、相手の警戒心緩めさせるやり方してますから(笑)
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by kwanp | 2005-10-10 15:11 | コミックス
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