皆が皆ねえ(笑)

さて、今週のハヤテ感想にまいりましょうか。
今回のタイトルは、ダイハード3のサブタイトルに、スターウォーズの「エピソード~~」を一緒くたにしたのだと思いますが、スターウォーズ、最初は全9作の予定が、6作になったわけですが、これは後三作分で、残りのエピソードがまとまらなかったということもあるんでしょうね(笑)
ノベライズで20冊も出ていますし。ちなみに、レイアは、ハン・ソロと結婚するわけですが、その子供の一人にアナキンと名づけるのですが、どうも、アナキンの名を持つものは、余り良くない結末を迎えるジンクスが出来つつあるようですねえ、この物語では。

ちなみに、全米ヒット№1というふれこみは、一回でも、全米上映映画で一位を取れば、名乗れるのだそうです。

それはさておき、侵入者は、あっさりとクラウスたちに取り押さえられますが、変態と背景ぞろいとはいえ、一応、技量は高いわけですから、そんじょそこらの相手がかなうわけもありません。

しかし、はじめて、執事マンガらしい描写がでたと思ったよ、この作品。

ハヤテは、客観的に見れば、愛人を執事見習にしているに過ぎませんから、論外として、氷室も野々原も、そこそこ毛並みはいいですが、結局は若造ですからねえ(笑)
まあ、これはボディガードの仕事ちゃうか、という気もしますが、まあ、ハヤテ以外の執事が(直接かかれていないとはいえ、)、その力の片鱗を見せたこと自体に、意味がありますからね、このシーンは。

そもそも、狂言誘拐以降の話は、同年代の執事がいるとはいえ、学園モノでありますし、氷室も野々原も、顔見世に出ただけで、桂妹がピックアップされて、ハヤテと急接近みたいなエピソードやら、どこぞの核エンジン搭載MSでないと、まともに戦えないテロリストが、新型機に乗ったような、ヒロインとライバル対決みたいな話が、ほとんどですし、そもそも、ハヤテは、執事見習でしかないわけですし、熟練の執事は、変態なだけならともかく、出番がほとんどありませんでしたから。
それでも、狂言誘拐までは、伊澄やワタルといった新キャラの顔見せ要素もありましたし、舞台が三千院家とその周辺で済んでいたので、ハヤテが最強振りを誇っていても、お嬢のわがままに振り回されたり、不幸が降りかかってきたりして、そのあたりのことを余すところなく、書かれていたので、さほどは気にならずに済んだのだと思います。
学校編になってからは、不幸ぶりは、桂姉がらみしかありませんでしたし、その桂姉の出番も少ないし、マリアさんの計らいで、学校に入ってからは、不幸は完全に影をひそめて、しかも女性キャラに取り囲まれて、ごく一部とはいえ、優秀な人間が集まるわけですから、ハヤテがかなう相手ばっかりじゃないのに、小手先の手段で、スマートに勝つわと、妙に味気ないわ(某太公望のせこさを見習ってほしいものです)のオンパレードで、このマンガのウリである、流血ぶりはおろか、そこそこ技術と知識はあるものの、執事の服を着ているだけのコスプレ高校生にすぎないやつが、女の子にデレデレするラブコメでして、執事物とは言いがたかったわけですしね、実際。
そして、学校編以降は、話が進むにつれて、その違和感が大きくなって、しっくりこなかった一因でしょうし。

狂言誘拐までは、執事モノとしての描写が無くても、舞台や、命を助けてもらったお嬢のために奔走するという描写の方がメインだったから、さほど、気にならなかったのですが、学校で、他の執事も出てきたのに、基本的な執事キャラが出てきてませんでしたから、いくら、氷室のような、主を上手く操って、上手い汁を吸おうとしたり、野々原のような戦闘能力に長けたスパルタタイプを取り揃えても、ステレオタイプの執事キャラである、仕事が有能で、主のことを踏まえていて、しかも、一歩下がって、主を立てる(欲を言えば、心配性なじいやキャラである方が、色々と話のネタになりやすいのですが)タイプがいないで、主との距離を上手くとっているキャラがほとんどでしたし、執事のほうが主導権を握っていて、ハヤテ以外は、主のわがままに振り回されるといった例は、精々、ハヤテを雇うときのクラウスの6話から8話あたりの、ハヤテに対する態度くらいなモノでしたしねえ。だから、話のネタになりやすいゴタゴタもおきにくいし、ハヤテや、桂妹といった一部のヒロインがクローズアップされるために、他のキャラに出番が回ってこないわけですが、他のキャラが妙に大人しいのと、ハヤテに、流血がらみの不幸が付いて回らないために、これまた、トントン拍子に話が上手く進み、只でさえ、都合のいい設定の上に成り立っているこのマンガが、話に説得力を感じなくなって、物足りなくなるわけです。
しかも、そのために、執事として、ハヤテの手本になるべき、氷室や野々原にスポットがあたらないものですから、一流の執事になるというハヤテの目標よりも、桂妹との間柄のほうばかり目立ちますし、しかも必殺技は、お手軽に身に付けようという必殺技使いの風上にも置けない言動までするわけですから、しかも、今の段階では、同じ執事の立場から、その間違いを正す人間もいないわけですから、執事のコスプレをした貧相な少年しか、出てきていないわけですから、執事コメディというのは、有名無実でしかなかったわけですよ。

だからこそ、今週のクラウスたちの活躍のシーンは、欠かせないわけですし、そうでもしないと、この漫画、そろそろやばかったわけですしね、実際。

まあ、シージャック犯の正体は、三千院の財産目当ての人間に雇われたチンピラのようですが、金が無いのか、それともハヤテを侮っているのか?

まあ、知れ渡っているといっても、まだ三週間弱ですから、様子見のために適当な相手を放り込んでいるのでしょうし、そもそも、少ない投資で、おおきな利益が、金持ちのモットーですから、遺産以上の額を使って、ハヤテを倒しても、仕方ありませんからね。
まあ、ハヤテ以上の力量の持ち主の方が、クラウスたちの活躍も、映えたとは思いますけど。

まあ、あの、サルに取り付かれている写真からすると、写真の入手経路は白皇学院関係でしょうが、警備関係者からに流出したのか、それとも、理事長が三千院の財産を狙う立場にあるのか?

もっとも、仕込みの可能性も否定は、まだ、否定し切れませんしね。仕込みの主は、おそらくはクラウスあたり。お嬢に拾われて、大恩ある身で、しかも、学校まで、行かせてもらっているのに、お嬢そっちのけで、女の子にでれでれしているし、新年になってからの家出は、いずれもハヤテが原因な訳ですし、ナギやその近くの人間はまだしも、仕事で屋敷を空けることが多い倉うすからすれば、ナギがハヤテがらみで、洒落にならない騒動を起こしているわけですから、このまま、ハヤテと関わっていけば、ろくなことにならないと見てもおかしくは無いわけですよ。
とはいえ、お嬢は、口で言っても、大人しく聞くような相手ではない。ハヤテに口で叱っても、自覚してやっているわけではないので、すぐには改まりにくい。おまけに親戚筋で、本当に心配している人間がいたとしても、ナギはハヤテに懐いているし、しかも、ハヤテは、常人離れした動体視力に、知識や技術を持っていて、しかも怪しげなツテまである。
うかつに手を出せる相手ではないのですよ。
だからこそ、ハヤテの能力の限界超えそうな状況を作り出して、そこで、ハヤテをピンチに陥らせて、お灸を据えようとした。しかもお誂え向きに、ナギが、咲夜の船で、旅行するなんて個と言い出したわけですから、そのスケジュールを掴んでいるクラウスなら、容易に、人を介して雇った人間を、船に潜ませるということは可能ですしね。
まあ、あくまで、そういう見方もできるといった可能性の話に過ぎませんが。

咲夜が、「かっこつけても、ミスは消えない」というシーンですが、単にクラウスたちのことをとがめる言葉というよりも、クラウスたちの悪巧みを見抜いて、あるいは、「なんで、そんな面白そうな話に、1枚かませなかった」という言外で責める言葉でもあったかもしれませんね・・。


でまあ、シージャック犯は悪あがきとばかりに船を爆破しまして、ハヤテが爆弾のことに詳しいのは、どうせ、過去のバイトの経験で知ってたと思いますので、これは、後で調べてみるとして。爆発に巻き込まれて流血した上に、伊澄を助けるために、船内に浸水してきた海水の中に飛び込む羽目になるのですが、常人離れした体と身体能力の持ち主なのに、どこぞのスーパーコーディネーターのように楽をしすぎですから、ちょうどいいでしょう。この手のキャラが待ったりしている話を延々と見せられて、物足りなかったところですし。

でまあ、ハヤテと伊澄の前に鮫が現れるわけですが、鮫が自分よりも体長が長い生き物は襲わないという話も聞いたことがありますが、着ている物を脱いで、足にくくりつけて、退治するという手もあったかもしれませんが、ハヤテの姿を見れば、伊澄がやるとか言い出しかねませんから、言わなかった可能性もありますがね・・・。
そういう展開になったらなったデ、助けに来たナギを怒らせて、これまた面白い状況になってくれ・・・、いや、何でもありません(笑)

助けに来たナギが、鮫に襲われそうになって、やむを得ずといった状況で、自分の力を使おうとする伊澄ですが、ハヤテが助けに入って、事なきを得ます。
まあ、ナギは、ヘタに賢いだけに、どこぞのペット執事と違って、飴玉で気をそらすなんて芸当が使えませんからねえ(笑) でもまあ、最近は結界師でも、限が自分の異形の力をフルに解放するというエピソードがありましたが、あれだって、ずっと、限の正体を見ても、良守達が受け入れるという土壌を、エピソードを積み重ねてきて書いたわけですから、登場時から、ほのかにほのめかす程度だったのが、旧校舎の一件で、一気に作中でも明らかにされつつあるわけですが、正体隠すなら正体隠すなりの工夫しろよという気はします。
天然の割には、聡くて、物事をしっかりと見ているわけですし、できれば知られたくない一面な訳なんですから、どういう状況でも、知恵をしぼって、正体を隠し続けたほうが、とうとうばれたときのように、効果的だと思うのですが・・・。ハヤテが、直面した事態を切り抜けるのも、とってつけたような感が強いですしね、最近・・・・。
時間の経過が遅い割には、こういった積み重ねに関しては、みょうに急ぐのは、焦る気持ちは無理ないかもしれませんが、話しの完成度を損ねるだけなんですけどね・・・。
時間の進み具合に対して、「早く、話を進めろ」という意見は、おそらくは、時間の経過が遅い割には、細かいところまでしっかりしていないことで、納得させられない部分もあると思いますし。

でまあ、クラウスに助けられたわけですが、クラウスがいつに泣くシリアスな態度にときめくという落ちですが、まさか、クラウス×ハヤテな落ちで終わるとは思いませんでしたよ(笑)

てっきり、マリアさんあたりが機転を効かせて、という展開になると思ってたものですから・・、出てきませんでしたしねえ(笑)。

しかし、今週初めて、クラウス見て、気に入った人が、年頃の女の子のベッドの下から現れるというこいつの変態的に見える言動見たら、どういう反応するか、気になるところですね・・。

ともあれ、今週の話は、最近描かれている、ハヤテメインの話より今回のような脇役にスポットが当てられた話のほうが、個人的には好きだったりしますねえ。こういった脇役が、動きやすい話だったら、女性人気が増える可能性もあったりしますから。
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by kwanp | 2005-10-12 14:35 | コミックス
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