ある意味、似たようなものだと思うけど・・・

さて、ハヤテの首と賞金がかかったマラソン大会ですが、ハヤテはともかく、当のナギはというと、

生ける屍と化しています。

それでもなんとか、ナギをその気にさせて、特訓を続けるハヤテですが マラソン自由型は、自由の名のもとに、何でもありで、ナギに、「フリーダムと名の付くものはやりたい放題」と、

「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」、というか、負債をほのめかすような台詞を言わせているわけですが、

負債に関して怒った作画監督のブログの記事が削除されたりして、この手の発言はやばいわけですが、やるなら、もうちょっと派手に、ネタをいじって欲しい気がしますけどね(苦笑)、やばいネタであればあるほど・・・。
最近、弄るにしても、安全なネタにしか手を出さないような・・・・・・・・。

それはさておき、ある意味、最近のハヤテもタイプ的には、同じところに分類されるのですよね、大分、マシとはいえ。

というのも、主人公のスペックが高かったりするわりには、たいした強敵が出ない、でたとしても、それによって、生じたピンチを、なんの捻りも無くかいくぐる、あっさりと、強力な武器にたよって、強敵をやっつける、しかも、何かあるとめそめそしたり、すぐ、近くにいる女の人(の好意に)すがったり、無茶な自己正当化こそしていませんけどね。

不遇な主人公ということや、お馬鹿な行動で、スポットがあたるシン・アスカですが、連合のオーブ侵攻で、家族を失って、プラントに渡った彼ですが、二年でザフトレッドになったり、ネビュラ勲章を、二度も授与したり、月基地での戦いや、ザフトや連合を攻撃して、戦力に甚大な被害を与えていたフリーダムを倒したりと、キラやアークエンジェル一味の活躍のほうにスポットがあたっていましたが、一応、スーパーエースとして、目覚しい活躍はしているのです。
ま、これも、キラやアスランを引き立てるための要素だったのかもしれませんが、でも、家族や、好きな女の子を失って、同じような悲劇を繰り返さないために戦いを終わらせる、そのために立ち上がって、戦える人間なんて、そうそういませんし、彼が怒りを向けるのは、自分の欲望のために、弱い人たちを痛めつけたり虐げたりする連中であって(カガリが実権を取り戻す際の行動はどう見ても、独裁者のそれでしょう)、Dプランや、レイたちの言葉に従ったのも、それが弱い人々を守ることにつながると信じていたからです。
ですが、仮にステラが死ななくて、作中で彼に覆い被さった不幸要素がほとんどなくなったとしたら、はたして、シンが今ほど、支持を集めたかは疑問ですけどね。
スペックの高いキャラを主人公に持っていく場合、何かしらのデメリット、たとえば、スパロボの「α」のゼンガー・ゾンボルトは、自分が守ろうとした相手を、結果的に守れなかったりするケースがほとんどで、それがゆえに、一人、虎口の道を行くことを選んでいたり、某世界一の魔法使いは、常に人形を片手に抱えて、腹話術で会話する変態ですし(笑) ジューダスは、己の正体を隠すのに、変な仮面を被るセンスの持ち主だし、パタリロ・ド・マリネール八世は、つぶれ大福というように、高い能力には、何かしら、それを台無しにするデメリットがあってこそ、キャラとして、成り立つわけですし、ウルトラマンも、完全無欠の超人では面白くないから、三分間の制限時間が付いたわけですからね。そういう意味では、嫁の脚本が、結果的にそうさせたとはいえ、シンは、スペックの高いキャラに、不幸要素でバランスを取っていたわけです。逆に、キラは、スペックが高いけど、何のデメリットもないし、しかも、負債補正と呼ばれる世界の法則が味方しているので、最終回でも無傷でしたしね・・・。

そういえば、ハヤテが久しぶりに流血したのって、あの最終回の後でしたっけ、確か?

まあ、話を元に戻しますが、やたらめったら、スペックが高いキャラでも、ハヤテは、見習とはいえ、一応、執事ですから、ガッシュのアースのように徹頭徹尾、忠義の塊みたいなやつだったら、主に見捨てられたら、この世の終わりという顔をしても、おかしくは無いわけですが、ハヤテの場合は、アピール上手なやつですからね、本当に、「お嬢様がどう思っていようと・・・」と劇中にあるセリフのように思っていれば、人間、どういう状況にあろうと、どっしりと構えているものであるし、そういう人間は人に見られないところで、泣くものだ。マリアさんに、学校に行きたいかどうかを尋ねられたときの未練たらたらな態度を露骨に見せるなど、伊澄の家に売り飛ばされたときもそうだが、結構、自分の悲惨な状況を、自然にアピールするのが上手いような気がするのだが・・・。
ついでにいうと、二回目のときのお風呂ネタでも、マリアに裸を見られているわけだが、そのときにも、めそめそしたり、タマのせいで、壊れたお風呂を直して、いいところをみせようとしていたりするわけですが、なんだかんだいって、マリアさんにいいところをみせて、株を上げたりしているように、この男は、ここぞというところで、自分を一番、アピールしたい相手にアピールしたりするのが上手いのではないか。

大体、こいつが泣くのは、自分のために泣くシーンしかないじゃないですか。

正直だという見方もあるでしょうが、それだったら、人のために盛大に泣くシーンのひとつもないとおかしいでしょう。
しかも、新学期になって、学校に行くのを嫌がってたナギに、ウソをついて、学校に行く気にさせたりするように、必要とあれば、平気でウソをつくが、ウソをつくタイミングが上手いというか、学校に行かない子にウソをついて学校に行かせる気にしても、それくらいなら、と思わせているわけだし。

なおかつ、ギルバートとの再戦で、三千院家で、だれが一番えらいのかも、しっかりと見抜いていて、その力関係をしっかりと、利用しているし、しかも、状況が状況なので、大抵の人間は、それを不自然というか、相手にうまく利用されたとは、だれも思わない。
何度か指摘している、自分を、一番、必要としている人間を見抜いて、その人間に必要とされるというのも、人間を見る目がしっかりとしていなければいけないし、なおかつ、自分が、その相手にとって、一番役に立つことを、その相手に認識させることが出来なければいけないわけですからね。

第一、この間のタイ・タニック号沈没以前は、三千院家敷地内の遊園地の乗り物にぼろぼろにされたくらいで、その後から、ハヤテが最強キャラと化して、亭々の敵はあっさり撃退できるようになりましたし。
まあ、それはいいとしても、売り飛ばされて、狂言誘拐騒動がおき前後から、ハヤテの場合、己の部分が強く出てますからね。
ナギに売り飛ばされたといってはめそめそし、編入試験に落ちたといっては、めそめそし、いずれも、人が見てるあたりでめそめそしているのが、引っかかるわけですし、今回の話だって、五大行事の賞金総額が一億五千万で、それを獲得できれば、借金が返せると意気込んでいますが、今回は2人一組ででるわけですから、賞金は、折半が基本です(笑)
五大行事の賞金総額ですから、妥当に考えると、今回の賞金は3千万円。つまりは、優勝しても1千5百万円。もし、五大行事全てが、2人一組であるなら、ハヤテが全てに優勝しても、7千五百万円になるわけですが、お嬢にとっては、小遣い銭にしかならないわけですが、それにしたって、チームを組んでいる以上、取り分は均等に分けるのが基本ですから、40年勤務が20年勤務になるだけですし、そもそも、お嬢の意思も確認せずに(見たところ、必殺技のときみたいに言っていないみたいですし)、それで、優勝させようというあたり、恩を感じえちゃっているというより、仮に折半となったとしても、自分の欲望のためにお嬢を利用するということには変わりないわけですから、お嬢と結婚して、借金を返すという、ハヤテが嫌がっている手段と、本質的には大差ないわけです。好意的に解釈して、お嬢に変なプレッシャーを与えないために黙っていても、ハヤテが賞金を受け取って、それで借金をいくらかでも、返すのであれば、大差はありません。
氷室のように、あからさまに、とまでは行かなくても、そういう己のために主を利用しようというスタンスであれば、ともかく、恩義だの、お嬢をよくするためだのといった、錦の御旗振り回しながら、実際、やっている行動が己のためというスタンスが、回が進むごとに目立ってきているような気はしますね、最近・・・・。

まあ、学校編以降は、忠義というよりも、マリアさんのため、言ってみれば、己のために、一流の執事になるという部分にばかりウェイトが向いているわけですからねえ。
まあ、これが、お嬢のために一流の執事になるということに気が付く、伏線であるかのうせいもあるので、今はとやかくはいいませんし(・・・・その可能性も低そうですが)、まだ一ヶ月ちょっとですからね、心構えがわかっていないのは無理も無いかもしれませんけど。
ただ、天然というよりかは、最近のハヤテは、天然の不利をしていて、上手いこと立ち回っている演技派に思えてしまう部分が多いわけですから・・・・。

大体、人をいい方向へ行って欲しいという行動に、自分の借金返済という下心を絡ませる自体が、邪ま出しかないと思うのだが。

お嬢が、賞金総額一億五千万円ということを知って、どういう反応を見せるかが気になるところです。大体、自分を優勝させるのが、自分のために頑張ってくれているからこそ、ナギがその気になるのであって、借金返済のために利用されたと知ったら(お嬢が自分から言い出したのならともかく)、かえって、心を閉ざしてしまっても、無理は無いのだが。
お嬢にスポーツをやらせるようにして、自分も賞金ゲットで借金返済って、必殺技をお手軽に身につけようという根性がここにも表れてきているような気が・・・。

コレでひと悶着無かったら、ウソですし、理由はともあれ、ナギのためというよりも借金返済のためでもあるということは、前述したように、ナギを自分の欲望のために利用したことには変わりありません。
それを、自他ともに認めるマリアさんが、見過ごすはずは無いとおもうのですけどねえ・・・。
それを考慮に入れても、ナギをその気にさせて、運動させることのメリットのほうがでかいと踏んだのかもしれませんが、やはり、納得のいかない最終回を見て、慌てて、反面教師にした可能性もありえそうですね・・・。

カラオケの話は、いいとこなしのヒロインが、一般人相手に勝ち誇っているわけですから、Sフリーダム初登場のときの、「三分間でリックドム12機を」の倍を、2分間でというのと大差ないわけですし。

桂妹や、マリアさん相手に勝ち誇れるネタがあるなら、ともかくねえ・・・・・・。

しかし、ラストのナギを励ますハヤテの台詞は、どう見ても、女を騙す、詐欺師のそれに見えて仕方が無いのですが、賞金の話が絡んでいるだけに・・・・・。
[PR]
by kwanp | 2005-10-26 15:07 | コミックス
<< ひょっとして、これは・・・・ 徒然なるままに響鬼24 >>