まあ、バックステージ見たときは・・・

「何、もっともらしい理由つけて、手を抜いてんだか」とあきれたが、この内容なら、一蹴に縮めたのはわからなくもない。まあ、だからといって、これまでより、好印象がもてる内容だともいえないわけですが。

というわけで、水曜恒例のハヤテ感想ですが、サブタイトルは名犬ジョリーですが、表紙のようにぼろぼろになって、何度でも立ち上がってないとおもうのは、私だけでしょうか?

でっ、先週、あれだけ、引っ張っておいて、結局、金で解決するクラウスですが、

どうあってもバトルシーンを、描くつもりはないようですね。

まあ、おそらくは、サンデーのマンガでは、熱いバトル漫画がひしめいているのと、自分が久米田氏のポジションに納まっているので、まっとうなバトルマンガでは、生き残れないと判断したようですが、「ときめもファンド」事件で、羹(あつもの)に懲りて、膾をふいている状態(パピヨンマスクのネタの使い方が、いい証拠)では、久米田氏の後釜をねらって、同じようにストーリーおいてきぼり、しかも、一話完結の薀蓄漫画をやったところで、安全なネタしか手を出さない、生ぬるい内容では、とっとと、読者に飽きられますからね。
久米田氏には、毒が合ったし、しかも、とことん、ネガティブな人ですが、みたところ、畑センセは名作劇場マニアで、どちらかというと、ポジティブよりの人ですから、むしろ、今のサンデーの主流の、熱いバトル漫画とか、名作劇場ガンダムの照合が定着している、∀ガンダムあたりののりで書くのが、一番うってつけなんですよね・・・・。
そういう裏の事情を抜きにしてみれば、クラウスの金で解決するというのは、この場合、ヒムロという人間の攻略法としては、この上ないわけですから、相手を倒す、一番の攻略法を効果的に使うというのは、やり方としては合理的ではある。おまけに、そんな方法をお嬢やハヤテの前でやるのも、この場合、努力や、己の才覚を駆使して、一位になるという目的のマラソン大会で、結局、ナギのやる気を激しくそぐものであることには変わりないので、マリアさんやサキに、中途半端に馬鹿な扮装をさせて、ハヤテを先にいそがせたのも、妥当な判断だろう。もっとも、そういう裏表の使い分けは、何らかの形で、子供は見抜くものであり、大人の欲望というものに、ある意味、敏感なナギが、いつまでも気がつかないわけはないと思うのですがね。まあ、変にバトルをやらせるよりかは、よその家のメイドに怪我を負わせないという意味でも、この判断は妥当ではある。
ただ、最近、ハヤテに都合のいい展開しか描かない、このマンガだと、ハヤテ以外のキャラを描く手間を惜しんでいるように見えるので、なんでも金で解決するというのは、もとからいい印象を与えないが、なお、いい印象をもたれない危険性はある諸刃のつるぎだということだけは言っておこう。

一方、ハヤテは野々原と一戦交えています。
ハヤテは、「あなたも、このマラソンに?」などと、すっとぼけた問いをしておりますが、
体育会系でもひときわ厳しい、武道系で、しかも教育熱心な、この男が、こんな厳しい試練が満載で、己の才覚をフルに活用して、勝てといわんばかりの、このマラソンをスルーするわけがないでしょう(笑)

「負けるわけにはいかないんだ」とか言ってますが、戦闘シーンをほとんど描かないで、そんな意気込みだけ描かれても、ちっとも、心に響きません(笑)

おまけに、オチとばかりに、ぼっちゃんが紳士にあるまじき一言を口にしたために、そっちに注意がいってしまって、当然といえば当然とばかりに、ハヤテたちには、先を急がれてしまいます(笑)

大体、第1部では、1日に、「コレだけの事件が起こるかいっ!1」と突っ込みを入れたくなるほど、盛りだくさんのボリュームだったのに、第二部では、スピーディーに勧めることを優先して(それでも、大して、話は進んでおりませんし、むしろ、物足りないくらいですが)、はしょれるところははしょっていますし、桂妹をクローズアップしたせいで、同じ土俵に、同じ年代の執事たちがいて、さまざまな執事道があるのに、それをロクに描かないで、単に超人だとか(超人でも、色々いると思うのですが)、必殺技が使えて、当然みたいなことを言ってますが、その必殺技だって、ビデオやマニュアルを見ただけで、お手軽に身に付けようとしていル訳ですし、私がそれに委員翔を持っていないのは、散々言ってきたわけですが、どうせ、だれも、このマンガにリアルな執事者とか、リアリティを求めてないんですから、ハヤテが、見たアニメや、マンガの必殺技を片っ端から習得しても、それでも、何か違うと頭を抱えることくらいやっても、だれも、突っ込みいれないと思うのですけどねえ・・・・。

大体、某ゲームでは、二重の極みを習得する幼女だっているんですからねえ(笑)

それはさておき、ようすrに、常人離れした力を持つ執事たちの中では、ハヤテはその前提条件を満たして、同じ土俵に立ったばかりの人間なのですから、白皇で、さまざまな執事とぶつからせて、ハヤテなりの一流の執事像を見出させることをさせるべきなんですよね、学校編では。
それなのに、桂妹や、それとの仲が良くなることばかり、かかれているわけですから、

まさか、執事ものをロクに見ていないとか、研究し切れていないので、桂妹をクローズアップするので、ごまかしているんじゃ? と思えなくもないですが(笑)

だって、メイドさんは、マリアさんとか、サキのようなステレオタイプのメイドがいるのに、執事となると、とたんにハヤテ以外の執事のイメージが、前面に出ませんし、必殺技云々だって、剣道の一回こっきり。他の執事も出てこないんじゃ、そういう疑いを持ちたくもなりますよ。目先の受けに張っているような印象を、第二部では感じていたのも、うちきりはそう遠くないなと感じていた一因だったりするのですが。
第三部でちゃんと描いてくれるというのであれば、話は別ですが(笑)

でまあ、そんな彼らの前にノックダウン寸前の凸を抱えた桂妹が立ちはだかり、ハヤテに抱えてもらって、ゴールするお嬢の痛いところを突く訳ですが、お嬢が、全コース完走することを優先させたら、まあ、彼女らの優勝は全くありえないわけで、つまり、自分の首を引き換えにして、彼女を乾燥させることを選ばないといけないわけですが、借金返済に目がくらんでいるH状態では、それもママならないでしょう。
そういう意味でも、ハヤテは、三千院家の親戚どもと大差ないわけです、現段階では。

で、桂姉をひきつけている間にお嬢を完走させる作戦に出でるわけで、桂妹が苦手な高いところに誘い込んで、手も足も出せなくするのは上手い手ですし、畑センセも、完璧な女の子の完璧じゃないところを描きたかったとかいってますが、やはり、たった数コマで、あっさり、つり橋に誘い込んで、無力化するというのは、捻りがなさすぎですよ・・・・。このあたりで、もうちょっと、桂妹との戦いの中の、駆け引きを描いてくれれば、桂妹をクローズアップしていた第二部の印象も良くなったのですが・・・・。
ともあれ、バックステージで、前後編といったので、引っ込みがつかなくなったのか(別にそんなこと気にする読者は少ないと思うのですが)、バトルシーンを削ったのは、マイナスな気はします。というのも、ヒムロ、野々原と執事たちとのバトルを描いて、しかも、それでぼろぼろになったハヤテが、桂妹を、心理的に追い込んで、つり橋に誘導するという芸当をやってくれれば、賞金目当てでも、コレもありか」と思えましたし、バックステージでは、鮫との戦いで、ダメージを負っていたというハンデを持っていた風にかかれていますが、

ほうっ・・・、クリスマスに車に轢かれて、大量出血した翌日には、執事として、勤務を始めて、ロボット相手に感電して、虎と格闘して、新年には、刀を持った屈強の男たちと戦って、欠陥品の遊園地のアトラクションで、ジェットコースターから振り落とされたりしても(その後、同じ日に、爆発に巻き込まれたり、タマを取り押さえている)、生きている男が、数日前に鮫に襲われたダメージが後を引いて、それがハンデにねえ・・・・。

それって、

三千院家のぬるま湯暮らしで、体がなまっているだけでしょう・・・・・。

大体、第二部になってから、マリアさんの口添えで、合格できたまではともかく、その後はハヤテと桂妹との、急接近っぽい話やら、お手軽に必殺技を見ぬつけようとしたり、挙句の果てに、あわよくば、借金返済とお嬢の更正を一挙にやろうなんて、虫のいいことを考えるわと、盛り上がりに欠ける第1部のラストでは、まだ、「何があろうとも、お嬢のために」という、お嬢の価値観では、こないと判断されたはずのハヤテが、助けに駆けつけるという行動を見せてくれたのに、第二部では、それすら、最後には、自分の欲望のほうを優先するわけですからねえ・・・。
ハヤテが、強くなれる要素はどこにもなかったわけですし。なのに、中途半端に、「お嬢をよくするために」とか、お題目だけは、大層なことを口にしているわけですから、萎えるわけですよ、私は。

まあ、これで、人としての弱さを表現しているとは思いますが、それを克服するためというよりかは、言い訳に使っているようにしか、見えませんから。桂妹がお嬢に言った言葉は、そのまま、ハヤテにも当てはまると思いますから。大体、普段、主人公として優遇されているんですから、こう言うときぐらい、ぼろぼろになるまで戦って、その底力を見せるくらいはしても撥はあたらないでしょう。
人をいい方向へ導くのが、耳障りのいい言葉だけで出来ないのは、「フリーダムの名をもつものはやりたい放題」の某こうもりやロウの行動を見ていれば、わかるでしょうに。
やつは、もっともらしいことを言っていますが、相手の視点にたって考えるということはせずに、自分が正しいことだけを押し付けていますからねえ・・・。

でまあ、レースのほうは、冒頭で、谷底へおちたはずの桂姉が、不屈の闘志で這い上がってきたのか、さっさと優勝を決めて、見事、借金執事はクビに(笑)

まあ、こんな展開で、お嬢とハヤテが優勝していたら、それこそ、アクセスがどれだけ減ろうが、今週で、感想書くのをやめて、これまでのハヤテの感想その他も、全削除するところでしたが(言っておきますが、コレは本気で、そう考えていましたし)。

まあ、この後、ハヤテがどうなるか、次週でかかれるわけですが、第二部で怠けていたし、あまつさえ、自分の借金返済にお嬢を利用したことをやっているわけですから、その分の報いは、しっかり受けてくれたら、それこそ、見直すんですけどね、この作品を。
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by kwanp | 2005-11-09 14:50 | コミックス
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