結局のところ・・・

何度読み返しても、ハヤテが黙ったまま、借金返済を優先させた行動にしックリ来るものがないわけだが、kusaさんのいうように、確かに借金のを返さないといけないプレッシャーは大層なものだし、おぼろげながら大金だということは理解できる。
だが、プレステ感覚で遊園地を所有していたり、5000万のストールを当たり前のように、身に付けていたり、22億円の船を作ったりと、お嬢や、伊澄、咲夜のように、ハヤテの金銭感覚からは大金になる金額のお金を平気でポンポン使っていく描写はチラホラ見受けられるが、白皇学園転入前後のやり取りで、学費をナギが出すということを最後にして以来、ハヤテにとって、重いものであるお金というエピソードはかかれずに、一流の執事になるために、必殺技を身に付けるという行動に出て、しばらく後に、ワタルが、サキに振袖を買うエピソードがあったが、庶民に近い感覚の持ち主のワタルでさえ、20万もの振袖をぽんと変える行動を、躊躇もせずに取れるわけで、やはり、庶民とは違う感覚の持ち主だ、という気がする。
そのギャップをハヤテに痛感させるエピソードが無かったわけだが、まあ、このあたりは、つい咲き金読み始めたばかりの人間でなければ、コミックスを、読み返していれば、補えるものかもしれないが。
まあ、それを置いても、作中時間で、一ヶ月ちょっと。お嬢に拾ってもらって、その恩の大きさを、十分に痛感できていられる時間だと思う。賞金の額を聞いて、恩を返そうという行動に出るのは、改めて考えれば、納得できるとは思う。だが、お嬢にしてみれば、小遣い銭に毛が生えた程度のお金であって、それを返してもらったところで、それで満足するわけが無い。
勿論、ハヤテには、それが分かるはずも無く、借金を返せるという喜びで、いっぱいだが、結局、今のところは、この価値観のズレを、マラソン大会のエピソードでは書かれていないわけだし、そもそも、マラソン大会のエピソードでは、あらためて、読み返すと、ハヤテの行動にしっくりこないものを感じるのだ。
それは、すなわち、ハヤテが口を滑らせることだ。賞金総額を聞いて、あれだけ、浮かれているのだから、これまでのエピソードで、折に触れ、やってきた、うっかり口を滑らせるという行動を、今回、全くとっていないのだ。必殺技のときも、桂妹との約束をうっかりと口にして、お嬢の怒りを買っているし、売り飛ばされたときも、伊澄が出てきたときも、浮かれきったときや安心したときに、ぽろっと、口を滑らせて、お嬢の気持ちには全く、気がつかずにそれをやっている。
やる気にはなっているが、気分が浮かれているのだから、ぽろっと口を、お嬢やマリアさんの前で漏らしてもおかしくない、大会の日が近づけば、近づくほど、その率は高いだろうし、お嬢のトレーニングと、どうやって、お嬢を走らせつつ勝つかということに、考えが集中していて、口を滑らせる隙が生まれてくると思うのだが、このエピソードの間中、ついぞ、お目にかかることは無かった。あるいは、戻ってきたときとか、他の五大行事の時にでも、うっかりともらすのかもしれないが、間があいたら、覚えている人の数は少なくなるような気はする。
別にお嬢に直接言わなくても、他の人間の前で、口を滑らせるだけでも、ハヤテが見当違いのことで必死になっていることを強調できたと思うし。そこまでしなくても、ハヤテが、どれだけ、浮かれているかが描かれていれば、納得できたと思うのだが、ハヤテが、お嬢を上手いことのせたり、さらには、お嬢が、体力の限界に達したところを見計らって、お姫様抱っこで、ショートカットということが描かれていて、しかも、それをスマートにやったり、お嬢をその気にさせるといったことを、内面的なことを余り書かずに話が進んだのが、見ようによっては、お嬢を利用しているという風に見えたのだと思う。
それを踏まえても、その後の、三連戦をばっさりと切り落としているわけで、しかも、それを切り抜けるのに、知恵を振り絞ったり、必死に小細工したり、という描写は余り無いわけで、これまた、必死さが伝わりにくくなって、その傾向はさらに加速するし、最後になって、ようやく、自分が本末絵Tン問うなことをやっていることに気が付いたが、淡々と話が進んだだけに、それすら、わざとらしく感じたのだと思うし、桂姉のゴールインに喝采すら送ったほどだ。
この時点以降は、クビの一件が大きくクローズアップされて、意識の違いを明らかにするどころではなかったが、三千院家を後にする次のエピソードでは、自分を負かした相手を金の亡者呼ばわりしているし、やはり、個人的には、頷けない展開ではあるなあ・・・。
第三部が終わるころには、何らかのフォローがあるのかもしれないが。

そういえば、来週、何か、発表があるそうですが、まさか、ゲーム化じゃないでしょうね(笑)
よくよく考えると、ハヤテはニュートラルというより、キラやアスランっぽい(某SEEDESTINY占いでは、本当にキラとでて、お嬢はカガリだった)、とはおもっていたが、そこそこ有能、程ほどに善人、女性キャラの間をふらふらしている、作品内のキャラの密度が主人公とヒロインのほかには、特に男性キャラが、余り目立っていないなど、ギャルゲー作品を実際にマンガにしたような部分があるしなあ・・・。
それなら、ハヤテが、どっちつかずだったり、最近の虫のいい行動も納得ができる。ギャルゲー、エロゲーだと、主人公が法律みたいなところがありますから・・・。ということは、最近の展開は、初回プレイでも可能な、メッセージスキップでも取り入れたとか言うんじゃないでしょうね。
なにより、最近は、少し前まで、バックステージで盛んに言っていた、ギャルゲー的にいえば、「~~な展開」とかいうものの言い方を露骨にしなくなってますからね。 たしか、肝試しイベント以降、見かけない気が・・・。
そうじゃなければ、カードダス、・・・・・・・・・をやるには、パロディネタが多すぎて、権利的にやばいネタもありそうですから、それは可能性的に。まあ、最近の流れだと、たいがい、商品展開は、アニメ化してから、という傾向が強いわけですが、「わかつきめぐみの宝船ワールド」は、「SO WHAT」連載二回目で、CD企画が持ち上がった(まあ、中身はわかつき作品のイメージアルバムだが)こともある作品もありますから。それに比べたら、アニメ化しないで、何かの企画が持ち上がることも不思議じゃないでしょうね。
アニメ化するんなら、マンガのほうで、不足しがちな執事分を補充する話の書き方して欲しいところですが。
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by kwanp | 2005-11-23 21:04 | コミックス
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