目に見えて・・・

今年の春に創刊されたウンポコ。
「暴れん坊本屋さん」が有名になったのだが、まあ、コミックス派がほとんどだろうから、どうせ、雑誌まで見る人間は、そうそういまい。
ちなみに、今回の「暴本」には、30過ぎた男が少女漫画を買うなんて、と人目が気になるようなことを描いていたが、そんなもん、単なる自意識過剰である。
このあたりに関しても、ウチの趣旨からして、思うところはありますが、今回所趣旨ではないので、それはさておき、この雑誌、回をますごとに、メジャー化を意識しているのか、目玉作品のひとつ「あなたの街のいきているのか、死んでいるのか、分からない店探訪します」では、声優の岩田光央さんが面子に加わり、ヤヴァい店に慣れてきたレギュラー陣の味覚に、「マテや、コラ」と突っ込みを入れる一幕などは、なかなか、笑えるものがある。まあ、初回の中華料理屋が強烈過ぎて、筆者からして、「あれを越える店があったら、即座に通報することにしている」と公言しているくらいですからねえ(笑)
世間は広いとはいえ、そんな店が早々、あるわけも無く、三回目などは、生きていると分かっている店の取材に、人が群がってくる始末。
ともあれ、死んでいると分かっている店も、初回での中華料理屋のハードルが高いために、物足りなさを感じてしまいのだが、準レギュラーを勤めてくれる人物が新規参入というのは、ある意味では、てこ入れになりやすいと思う。

人とはなれる生き物なのだ。三ヶ月に一度の取材でも、回を重ねれば、経験を嫌でもつんでしまわざるを得ない。要するに、死んでいる店に対して、嫌な話だが、免疫がついてしまっている。
だから、思っていたほど、たいしたことはないと、主観で判断してしまってもおかしくはないのだ。だから、こう言ったことに慣れていなくて、なおかつ、レギュラー陣に的確なツッコミを入れてくれる人材というのは、この上なく、死んでいる店になれつつある、作者も、読み手にも、いい刺激となって、作品のてこ入れになると言えるのだ。

とはいえ、私が個人的に楽しみにしている「佐藤君の柔軟生活」が今回休みなのは痛かった。

ちなみに、今回は桑田乃梨子さんが執筆陣に加わったこともあり、メジャー化を意識していないといわれたら、どう考えてもうそだろう。
そのうち、彼女と仲がいい、阿部川キネ子さんとか連れてくるんじゃないだろうなあ(笑)

しかし、メジャー路線を意識するなら、海藍氏を連れてくればいいんじゃないか、と言う気はする。同じように、まんがタイム系でかいている胡西晶さんが書いているのを考えると、ありえない話ではない気がするが。
氏は、原稿に対して、とことん拘る人間なので、今年の夏には、商業誌撤退を考えていて、ファンの間で騒ぎになったのですが、三ヶ月に一冊出る雑誌なら、クオリティに拘りつつ、締め切りも守れるという条件が満たせると思うのだが、一番のネックは、ウンポコやウイングス系の雑誌は、基本的に、おっきなお兄さんご用達の雑誌ではないので、出てくるキャラは野郎ばかりになると言うことだが(笑) 話題になっているのも、つだみきよさんとか、影木栄貴さんとか、男子校の女装美人(マリ見ての逆パターンみたいなのが受けているのだろう)とか、性転換で、ハーレム状態とか、野郎受けの要素を何らかの形で含んでいる作品が受けていることがおおいですしねえ。「かりん増血記」をかいている甲斐氏も、ドラゴンマガジンに紹介されたのは、女学生が、人の魂を宿っている剣を振り回すと言う作品だったわけですし。
つまり、一時的な受けを狙って、トリコロみたいな作品を描いていると、雑誌の寿命をみぢめかねないという危険性があるので、引き入れないのは賢明かもしれませんね、現時点では。

ともあれ、メジャー化を意識している節がある、この雑誌、こんどは、ひらのあゆさんの作品も載るのだとか。
・・・・・・・本当に海藍氏、を呼んで来るのをやりかねないよ、この雑誌(笑)
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by kwanp | 2006-01-02 16:32 | コミックス
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